観念的文章
勢いでブログを作ったはいいけれど、運営方法の研究をほとんどしていなかったので、どうしたものかと、今頃になって思案投げ首しています。
自分自身がよそのブログを見て回って、面白いと思う所の特徴というと、やはり内容の濃さでしょうか。 前にも書きましたが、ただの日記のような所は、どうにも興味が湧きません。 内容を吟味してある所は、やはり断然面白いです。 その代わり、ネタを探すのには苦労するでしょう。 週に二回程度の更新でも、かなりきついはずです。
犬も歩けば棒に当たるくらいですから、どんな人でも数日に一回くらいは非日常的な出来事に遭遇するものですが、同じ事象を見ていても、観察眼がある人と無い人とでは、捉え方が全然違うんですな。 ブログの場合、サイトと違って、他のコンテンツが無いので、作者の観察力の違いがよりはっきり出てしまいます。 つまらないブログというのは、もう、とことんつまらないです。 読み手がどんな事を面白いと感じるかについて全く考えていないと思しき所も多く、そんな所を読み続けるのは拷問に近いです。
文章が下手という人もいます。 私は普段、新聞や本など、プロの書いた文を多く読んでいるので、たまにド下手な文章を読むと、ムカムカして来ます。 長文を全く使わず、箇条書き風というか、ちょっとしたメモ風の文を繋げて文章にしている人がいますが、あれは携帯メールの作法なんでしょうか? 恐らく、携帯メールレベルの文しか書いた事がないのだと思われます。 文が書ける人は、「文章なんて、誰でも書けるのが当然」 と思い込んでいますが、実際には、「読めるけど、書けない」 という人は非常に多いです。 そういう人が、サイトやブログを作ってしまうと、悲惨な結果になるんですな。 携帯メールレベルの文で他人の興味を引こうと思ったら、内容が漫才のネタくらい面白くなければ、マイナス分を取り戻せないでしょう。
ブログで割と強いのは、写真です。 これが入っているのといないのとでは大違い。 写真で文章の内容を補足しているとか、その写真に対する感想を伸べる形で文が書かれているとか、相関関係があるものが最も面白く、関係が薄くなるほどつまらなくなります。 写真撮影の腕の違いは、それほど響きませんが、うまい人の場合、やはり、コメントで誉められている事が多いです。 センスが無い人というのもいるもので、いくら素人写真とはいえ、他人に見せるのですから、最低限、水平くらいは取った方がいいです。 文章の内容と全く関係無い写真を添えてある所もありますが、まあ、何も無いよりはマシかも知れません。 市販の素材ソフトから取った写真でも、無いよりはいいです。 それほどまでに写真の無いブログは味気ないのです。
訪問者のコメントの扱いですが、やはり返事は打った方がいいでしょう。 ブログの場合、コメントは一行でも失礼に当たらないので、返事も一行で済む事があり、その点はサイトの掲示板より気楽です。 でもそれは、裏返せば欠点にもなります。 掲示板と違って、突っ込んだ話ができないんですな。 古い話題を再度取り上げるのも、訪問者側からは出来ません。 掲示板の場合、最新コメントのあったスレッドが一番上に引き上げられるタイプの物が多いですが、ブログのコメントは記事にくっついているので、古い記事につけたコメントは埋没してしまいます。 『最近のコメント』 をサイドバーに表示するサービスがありますが、あの機能はあった方がいいでしょう。 コメントを無視されるのは、理由はどうあれ、あまり気分のいいものではありません。
しかし・・・・自分でやるとなると、文章の内容に合った写真を用意するのは手間ですねえ。 というか、こんな観念的な文章に合った写真なんて存在しないでしょう。 どうしたもんかな? 全く無いよりはマシだから、動物写真か風景写真でも載せましょうか。 でも、その為にサイズの大きい写真を作るのは面倒臭いなあ。 まあ、アクセス数狙いで作ったわけじゃないから、どうでもいいか。 取り敢えず、画像を載せられるかどうか、手持ちの写真で実験してみます。
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