土肥金山
連休はいつもそうですが、出かけたくなくても、どこかしら出かけないと、後々その年の事が記憶に残らなくて、味気ないものです。 というわけで、今年の夏も形ばかりですが、出かける事にしました。 そういう時に目的地として手頃なのが、伊豆半島です。 いやあ、本当に観光地の近くに住んでいて幸いでした。
今回の目的地は、土肥の『土肥金山』と、天城の『いのしし村』です。 市町村合併のせいで、土肥も天城も、同じ伊豆市になってしまいましたが、旅行者の感覚では全然違う所です。 恐らく、住民の方々は、もっと違うと思っている事でしょう。
まずは、沼津から海岸線伝いに南下して、土肥へ。 伊豆の西海岸の道は、グネグネ折れ曲がっている上に、高低が激しく、お世辞にも走り易い道路とは言えませんが、道なりに走っていけば確実に到着するので、その点は気楽です。 静浦、西浦、大瀬崎、井田、戸田と進んでいきます。 戸田までは、今年の五月に来ているので、この辺は別に語る事はありません。 戸田から土肥までは直ぐです。 土肥は戸田より一回り大きい町で、都市的な生活をするのにほぼ充分な体裁を備えています。
土肥金山には、15年位前にも一度来ているのですが、その頃は、坑道跡をちょっと見せるくらいの軽い見学場所でした。 その後、大規模に整備されて、土肥最大の観光スポットに生まれ変わったそうで、一度見てみようと思っていたのです。 特に、三菱マテリアルという会社が、ギネス記録を狙って作った世界最大250キロの金塊が展示されているという話は県内ニュースで何度も流れており、一見の価値ありと期待して行きました。
以下、写真でご案内。
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土肥金山の入り口。
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駐車場は大変広い上に、無料です。 確実に停められます。
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土肥金山の門ですが、最近作ったものです。 昔の施設は坑道以外、何も残ってません。
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門番の人形。 年中無休、24時間立ちっ放し。
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坑道の入り口。 猛烈に暑い日でしたが、中に入ると寒気がするほど涼しかったです。
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坑道の壁沿いには、解説の為の 『からくり絵図』 が幾つか並んでいました。 土肥金山は1965年まで掘っていたのですが、展示の内容は江戸時代の物になっています。
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『からくり絵図』 の中に、一体だけ白い物があったので、よくよく見てみたら、全身カビに覆われているのでした。 なぜ、こやつだけ?
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坑道の奥にある神社。 これも最近になって整備されたもの。 15年前に来た時には、もっと素朴な社でした。 狭い坑道に、こんなに大きな神社があったのでは、仕事の邪魔で仕方ないです。
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坑夫の人形。 スピーカーで会話まで流しています。 人形が好きだねえ、最近の観光地は。
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送風機係の人形。 そんなに深くないんですが、それでも酸素不足で死ぬものがあったらしく、送風機は必需品だったようです。 一日中これを回し続けるのは、地獄ですな。
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休憩時間に寛いでいる人形。 怖いわ。
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水掛け地蔵がありました。 しかし、これも最近作られたもの。 坑道のまん中にこんなのがあったら、邪魔で仕事になりません。
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外へ出ると、ムッとする暑さです。 あっさり出て来てしまいましたが、そういえば、垂直坑道がありませんでした。 15年前に来た時は、確かにあったんですが。 観光客が歩き易いように、埋めてしまったのかも知れません。
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ふと気付くと、山の上にも人形が! 雨ざらしでは傷みも早い事でしょう。
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資料館の中。 土肥金山の歴史や、金に関する知識が、模型や歴史的遺物で解説されています。 これは千両箱ですが、意外に小さかったです。 千両箱には、いろんなサイズがあったのだとか。
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出た! 250キロの金塊! 時価4億2250万円!
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うーむ、よく光る。 穴から手を入れると触る事が出来ますが、触感はただの金属です。
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みんな触り捲ります。 もし金塊が生きていたら、くすぐったくて笑い死にしてるでしょう。
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お土産物も金色づくし。
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池の鯉も金色。 これは洒落ですな。
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坑夫の像も金色。 これは悪乗りでしょう。
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観光地によくある、後ろから顔を出す仮装パネル。 こういう所で写真を撮っている家族連れの姿は微笑ましいですな。
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一方、こちらは、砂金取りの体験コーナー。 金の亡者に見えます。
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土肥の海岸。 海水浴客がかなりいました。
というわけで、土肥を後にしたわけですが、今回はここまでにしましょう。 『いのしし村』 は次回に回します。 写真の加工で、疲れきってしまいました。
今回の目的地は、土肥の『土肥金山』と、天城の『いのしし村』です。 市町村合併のせいで、土肥も天城も、同じ伊豆市になってしまいましたが、旅行者の感覚では全然違う所です。 恐らく、住民の方々は、もっと違うと思っている事でしょう。
まずは、沼津から海岸線伝いに南下して、土肥へ。 伊豆の西海岸の道は、グネグネ折れ曲がっている上に、高低が激しく、お世辞にも走り易い道路とは言えませんが、道なりに走っていけば確実に到着するので、その点は気楽です。 静浦、西浦、大瀬崎、井田、戸田と進んでいきます。 戸田までは、今年の五月に来ているので、この辺は別に語る事はありません。 戸田から土肥までは直ぐです。 土肥は戸田より一回り大きい町で、都市的な生活をするのにほぼ充分な体裁を備えています。
土肥金山には、15年位前にも一度来ているのですが、その頃は、坑道跡をちょっと見せるくらいの軽い見学場所でした。 その後、大規模に整備されて、土肥最大の観光スポットに生まれ変わったそうで、一度見てみようと思っていたのです。 特に、三菱マテリアルという会社が、ギネス記録を狙って作った世界最大250キロの金塊が展示されているという話は県内ニュースで何度も流れており、一見の価値ありと期待して行きました。
以下、写真でご案内。
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土肥金山の入り口。
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駐車場は大変広い上に、無料です。 確実に停められます。
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土肥金山の門ですが、最近作ったものです。 昔の施設は坑道以外、何も残ってません。
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門番の人形。 年中無休、24時間立ちっ放し。
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坑道の入り口。 猛烈に暑い日でしたが、中に入ると寒気がするほど涼しかったです。
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坑道の壁沿いには、解説の為の 『からくり絵図』 が幾つか並んでいました。 土肥金山は1965年まで掘っていたのですが、展示の内容は江戸時代の物になっています。
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『からくり絵図』 の中に、一体だけ白い物があったので、よくよく見てみたら、全身カビに覆われているのでした。 なぜ、こやつだけ?
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坑道の奥にある神社。 これも最近になって整備されたもの。 15年前に来た時には、もっと素朴な社でした。 狭い坑道に、こんなに大きな神社があったのでは、仕事の邪魔で仕方ないです。
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坑夫の人形。 スピーカーで会話まで流しています。 人形が好きだねえ、最近の観光地は。
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送風機係の人形。 そんなに深くないんですが、それでも酸素不足で死ぬものがあったらしく、送風機は必需品だったようです。 一日中これを回し続けるのは、地獄ですな。
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休憩時間に寛いでいる人形。 怖いわ。
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水掛け地蔵がありました。 しかし、これも最近作られたもの。 坑道のまん中にこんなのがあったら、邪魔で仕事になりません。
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外へ出ると、ムッとする暑さです。 あっさり出て来てしまいましたが、そういえば、垂直坑道がありませんでした。 15年前に来た時は、確かにあったんですが。 観光客が歩き易いように、埋めてしまったのかも知れません。
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ふと気付くと、山の上にも人形が! 雨ざらしでは傷みも早い事でしょう。
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資料館の中。 土肥金山の歴史や、金に関する知識が、模型や歴史的遺物で解説されています。 これは千両箱ですが、意外に小さかったです。 千両箱には、いろんなサイズがあったのだとか。
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出た! 250キロの金塊! 時価4億2250万円!
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うーむ、よく光る。 穴から手を入れると触る事が出来ますが、触感はただの金属です。
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みんな触り捲ります。 もし金塊が生きていたら、くすぐったくて笑い死にしてるでしょう。
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お土産物も金色づくし。
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池の鯉も金色。 これは洒落ですな。
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坑夫の像も金色。 これは悪乗りでしょう。
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観光地によくある、後ろから顔を出す仮装パネル。 こういう所で写真を撮っている家族連れの姿は微笑ましいですな。
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一方、こちらは、砂金取りの体験コーナー。 金の亡者に見えます。
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土肥の海岸。 海水浴客がかなりいました。
というわけで、土肥を後にしたわけですが、今回はここまでにしましょう。 『いのしし村』 は次回に回します。 写真の加工で、疲れきってしまいました。
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