2025/11/30

EN125-2Aでプチ・ツーリング (74)

  週に一度、「スズキ(大長江集団) EN125-2A・鋭爽」で出かけている、プチ・ツーリングの記録の、74回目です。 その月の最終週に、前月に行った分を出しています。 今回は、2025年10月分。





【函南町桑原・かんなみ仏の里美術館付近】

  2025年10月6日。 車での買い出しから帰った後、バイクで出かけ、函南町・桑原にある、「かんなみ 仏の里美術館」付近へ行って来ました。 ここにある事は、前から知っていましたが、目的地にしたのは、初めて。 ただし、中に入ったわけではありません。 道路から、建物の写真を撮っただけ。 入らない理由は、有料である事もありますが、それより何より、仏像に興味がないからです。

≪写真1≫
  「かんなみ 仏の里美術館」を、南側のT字路から見上げました。 当地の有名なお寺にあった仏像群が、函南町に寄贈され、それを収める為に造られた施設のようです。 ホーム・ページがあるので、詳しい事は、そちらを参照あれ。

≪写真2≫
  T字路南の路肩に停めた、EN125-2A・鋭爽。 交通量が少ない割に、道路の幅が広いので、バイクはもちろん、車であっても、不安なく停められます。 ただし、美術館に入るのなら、中の駐車場に入れた方がいいです。

≪写真3≫
  帰りに見かけた、谷あいの風景。 月並みな形容ですが、日本の原風景ですなあ。

≪写真4≫
  行きに見かけて、帰りに撮影した、八重の芙蓉。 色は白ですが、赤い色素をもっているようで、萎んだ花殻は、赤くなっていました。




【函南町大竹・宗時神社】

  2025年10月13日。 函南町・大竹・にある、「宗時神社」へ行って来ました。 ネット地図で見つけた所。 北条宗時と狩野茂光の墓があるとの事。 北条宗時は、政子や義時の兄で、頼朝の旗揚げ後、真っ先に死んでしまう人。

  函南駅の西側に位置する、高台の上にあります。 坂が急で、一番近いところからでは危なっかしかったので、少し駅寄りに向かい、傾斜の弱い道から上がって、逆方向から辿り着きました。

≪写真1左≫
  路肩が広がっている場所があったのですが、こんな注意書きが。

「駐車禁止 宗時神社参拝者に限り利用下さい」

  つまり、私は、停めてもいいわけだ。

≪写真1右≫
  他の参拝者が車で来たら、邪魔になると思い、なるべく、隅の方に停めました。 ここも坂になっています。 必ず、前が高くなる向きで、サイド・スタンドをかけます

≪写真2左≫
  境内へは、徒歩で階段を登って行きます。

≪写真2右≫
  境内にあった唯一の建物。 神社という名前になっていますが、これは、社殿ではないようです。 どうやら、墓が祭祀対象になっている、特殊な神社のようです。 

≪写真3左上≫
  見難いですが、これが、墓。 大きい方が、北条宗時のもので、小さい方が、狩野茂光のものらしいです。

≪写真3≫
  石造物群の全景。 墓は、この中にあります。 向かって右の方にある石碑は、昭和19年(1944年)に建てられた、「北条宗時 狩野茂光 碑」。 ところが、裏側には、「祈願 大東亜戦勝」とあり、そういう目的の石碑だった事が分かります。

≪写真4左≫
  石燈籠。 シンプルなタイプ。 笠が、妙に小さい。

≪写真4中≫
  QRコードで、案内動画が見られるようです。 こういう時代か。

≪写真4右≫
  手水というよりは、ただの流し。 高台の上ですが、ここより高い所に住宅地があるので、水が引いてあっても、不思議ではありません。

≪写真5左≫
  咲いていた、黄色い花。 1センチ以下の、小さな花です。 家に帰ってから、大きな画面で写真を見たら、片食み(カタバミ)でした。

≪写真5右≫
  南西方向の眺望。 なぜ、ここに墓を作ったのか分からなかったのですが、もしかしたら、ここから、北条氏の根拠地、韮山の守山が見えるのでは? ちなみに、墓を作ったのは、宗時の父親の、北条時政だとの事。



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函南町間宮・田方自動車学校】

  2025年10月24日。 函南町・間宮にある、「田方自動車学校」へ行って来ました。 ネット地図で見つけました。 国道136号線と、伊豆中央道が交わる交差点から、少し東へ引っ込んだ所にあります。 この辺りは、函南町で最も商業施設が集まっている所です。

≪写真1≫
  南東に、正門があります。 中心的な建物。 教習所としては、平均的なサイズですな。 縦の看板には、「T.D.S. 静岡県公安委員会指定 田方自動車学校」とあります。 私が、大二輪の教習を受けた、沼津市の「東部自動車学校」も、英語にして、頭文字を取れば、「T.D.S. 」になりますが、検索すると、田方の方しか出て来ないから、登録商標になっているのかも知れません。

≪写真2≫
  北西側から、コースを見ました。 いつもながら、平地の視点で、教習所のコース写真を撮るのは、難しいです。 坂道発進をやる小山は、写っていませんが、西の端にありました。

≪写真3≫
  普通免許の教習車は、マツダの3代目アクセラ・セダンのようです。 私は、3代目アクセラ・セダンと、現行のマツダ3・セダンの見分けがつかないのですが、ネット情報によると、3代目アクセラには、ベスト・セラーの教習車があるのに対し、マツダ3には、ないようなので。

≪写真4左≫
  大型や、二輪も教えているようです。 ホーム・ページで調べたら、大二輪も。 今は、どこの教習所でも、そうなのかも知れませんが。

  教習用バイクを、遠くから撮りました。 この2台は、ガタイ的に見て、大型のようですが、私が最新のバイクに興味がないせいで、車種が全く分かりません。

  迷える教習生達に、老爺心から告ぐ。 教習用バイクが、どんなにカッコ良く見えても、うまく乗れるとは限らんのだぞ。 特に、バランス感覚が悪くて、一本橋を、速度に関係なく、渡り終えた事が一度もないなどという人は、二輪そのものを諦めた方がいいかも知れません。 こればっかりは、体質だから、練習して、どうなるというものでもないです。

  高校が鉄道・バス通学で、自転車にも、ほとんど乗った事がないという人は、バイクなんて、危ない危ない。 死ぬ為に、お金を払い、努力しているようなもの。 何とか免許を取っても、自分のバイクで公道を走り始めて、何日もしない内に、あの世行き、という例もあります。 もちろん、教習所の責任ではないです。

≪写真4右≫
  これは、教習所の北東にある、資源ステーションに停めた、私のバイク、EN125-2A・鋭爽。 教習所に、125ccで乗り付けても、大二輪はもちろん、中免の教習生にも馬鹿にされそうですな。 とはいえ、私は、大二輪の免許は持っていても、大きいのに乗りたいなどとは、つゆほども思いません。 重いから。 歳も歳ですし、鋭爽が最後の一台になる事は、もう決まっています。 極力、大事に乗らなければ。

  この日は、ドス曇りで、家を出た時には、多めのポツポツ雨まで降っていたのですが、日程の都合があって、なかば ヤケクソで出かけました。 大平トンネルを抜けたら、東側は降っておらず、家に帰るまで、何とか、もちました。 帰ってから、濡れタオルで、塗装面とプラスチック面を、油ウエスで、メッキ部品を拭いておきました。


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【函南町上沢・函南町文化センター】

  2025年10月29日。 バイクで、函南町・上沢にある、「函南町文化センター」へ行って来ました。 静岡県内の石碑のリストがあるのですが、その中に、「狩野川台風記念碑」が、「函南町中央公民館」にあると出ていました。 ネットで調べてみたら、施設の名前が変わって、今は、「函南町文化センター」になっているとの事。 地図を暗記して、出かけて行ったというわけ。

≪写真1≫
  行ってみたら、前にも来た事がある所でした。 帰ってから、日記を調べたら、2017年2月26日に、折自で来ていたのです。 このブログの日替わり写真にも、2017年3月31日付けで、「6506 ≪函南町立図書館を見に行く≫」として、紹介してありました。 その時は、図書館を見に行ったのですが、そのすぐ隣が、文化センターで、そちらの写真も撮ったのでした。

  記憶はあったのですが、名前を忘れていて、同じ所だとは思わなかったんですな。 まあ、ツーリングの方が主目的だから、バイクで来たのが初めてなら、問題ないか。

  この写真は、西から見た様子。 こちら側に、正門があります。

≪写真2≫
  南から見ました。 中央に、正面出入口があります。 手前は、広い駐車場になっています。

≪写真3左≫
  「定礎 昭和61年3月吉日」。 1986年です。 この種の施設の建物としては、まだまだ、新しい内。

  1986年は、私が、3年間のひきこもりを脱して、働き始めた年。 普通免許を取って、車を買い、乗り始めた年。 ワープロを買った年。 何かと、思い出が多いです。 この建物は、その頃に出来たんですなあ。

≪写真3右≫
  北側。 窓がない大きな壁面は、何となく、シュールですな。

≪写真4≫
  すぐに西側を南北に通っている、伊豆縦貫自動車道。 この辺りは無料区間ですが、私は車でもバイクでも、一度も走った事がありません。

≪写真5左≫
  駐車場の端で繁茂していた、宿根朝顔。 普通の朝顔は、もう、花が終わっている季節ですが、宿根は、かなり寒くなっても、咲いています。

≪写真5右≫
  駐車場に停めた、EN125-2A・鋭爽。 西側に、駐輪場があるのですが、東側から敷地に入ったので、気づかず、すいていたのをいい事に、駐車場に停めました。

  バイクを下りて、建物の周りを一周してみましたが、「狩野川台風記念碑」は、見当たりませんでした。 まさか、屋内にあるんですかね? 石碑だから、そんな事はないと思うのですが。




  今回は、ここまで。 10月は、終活の書類処分や、井戸水ポンプ異常の原因究明など、イレギュラーでやる事が多く、プチ・ツーリングは、楽しみというより、負担になってしまいました。 やはり、趣味は、他にやる事がない時に、心のゆとりを持って取り組むものですな。