2024/08/11

パソコン・ネット関連機器 ⑩

  日記ブログの方に書いた記事。 私的な、パソコン・ネット関連機器の変遷史です。 日記からの移植なので、日付が付いている次第。 このシリーズは、今回で終わり。 




【2023/11/09 木】
  パソコン・ネット関連機器の変遷史。 最後は、デジカメです。



≪写真1左≫
  オリンパスの、「CAMEDIA C-2」。 2001年10月に、「ワットマン」で、34500円で買いました。 たっか! でも、当時は、そのくらいしたのです。 ズーム機でないから、これでも、安かった方。

  2001年10月に、亀のホーム・ページ、≪換水録≫を立ち上げ、写真が要るというので、デジカメを買ったのです。 マクロ撮影をするから、その性能だけは、拘りました。 最短撮影距離10センチですから、今思うと、大した事はないですけど。 写りは、「肉眼で見たまんま、撮れる」という地味な感じでした。 200万画素。

  電池は、単三アルカリか、ニッケル水素充電池が、2本。 最初は、充電池を使っていたんですが、瞬く間に、メモリー効果が出て、一回の充電で、2枚くらいしか撮れなくなりました。 そのせいもあり、外に持ち出す事は、ありませんでした。

  2004年4月に、母に譲ったのですが、母は使いこなせなくて、死蔵。 2009年3月に、返してもらって、しばらく使いましたが、スマート・メディアの容量が少な過ぎたのと、乾電池のもちが悪かったので、すぐに、使わなくなりました。 その後、自室で死蔵。 2017年3月に、リサイクル・ボックスに入れて、処分しました。

≪写真1右≫
  バンダイの、「FSTYLE mini」。 2002年6月に、清水町のパソコン・ショップ、「O.Aナガシマ」で、1980円で買いました。 30万画素の、トイ・カメラです。 「C-2」を、家用にしていたので、外出に持ち出せるカメラが欲しかったのです。

  ひどい写りでしたが、値段を考えると、そんなものでしょう。 結構、あちこち、持って行きました。 フラッシュを使わなければ、単四電池2本で済んだので、軽いのは、ありがたかったです。 外出用に、他のカメラを買ってからは、死蔵。 その後、パソコンを換えたら、カメラのソフトをインストールできなくなってしまい、使用不能に。 2017年3月に、リサイクル・ボックスに入れて、処分しました。

≪写真2左≫
  日立の、「i.mega HDC-2」。 2004年4月に、沼津の大岡にあった、「ヤベ電器」で、10000円で買いました。 その店は、今は、ハード・オフになっています。

  母用に買ったのですが、操作にコツが必要な上、屋内で撮影すると、暗くなってしまい、とても、母に渡せないので、自分で使う事にしました。 外出用カメラのメインにしていた頃もあります。 2010年の岩手応援の時にも、持って行きました。 死蔵していた期間もあり。 私が仕事をやめてからは、月に一度、折自でポタリングに行く時だけ、このカメラを使っています。

  200万画素ですが、それは、カタログを飾る為の数値で、実質100万画素。 固定焦点なので、最短撮影距離よりも離れていれば、ピンボケが起こらない気楽さがあります。 AEロックが可能で、明るさの調節ができます。 使い方次第では、中の下くらいの写真なら、撮れるカメラです。

  今でも使っているわけだから、随分と、長持ちした事になります。 時計はとっくに壊れて、日時データは記録できなくなりました。 もはや、モニターも薄くなったり、写らなくなったり。 でも、撮影は、まだ、できるのです。 単三乾電池2本ですが、非常にもちがよくて、200枚以上、楽に撮れるのも、捨て難い魅力。

≪写真2右≫
  キャノンの、「PowerShot A60」。 2004年5月に、清水町のショッピング・センター、「エスポット」で、14800円で買いました。 ちと、ややこしい話になりますが、母用に買った、「HDC-2」が、性能的に、母に渡せなかったので、私が使っていた、「C-2」を母に譲り、代わりに、私のメイン機として、この、「PowerShot A60」を買ったという流れです。

  200万画素。 「さすが、キャノン!」という、画質で、今見返しても、このカメラで撮った写真には、目を持って行かれます。 撮影者の腕なんか関係なく、シャッターを押せば、カメラが勝手に、いい写真にしてしまう感あり。

  惜しむらく、単三乾電池が4本も必要で、アルカリを買っていたのでは、お金がたまらないので、ニッケル水素充電池を使っていたら、またまた、メモリー効果の嵐。 外に持ち出せませんでした。 2007年8月以降、腹を括って、アルカリ電池を使い、外で使うようになったのですが、酷使が祟ったのか、2009年3月に撮影不能になり、引退させました。

  とはいえ、このカメラが、今まで私が買った中で、最も良く写るカメラだったのは、否定できません。 「さすが、キャノン!」と、繰り返しておきます。 2016年4月に、リサイクル・ボックスに入れて、処分しました。

≪写真3左≫
  オリンパスの、「CAMEDIA X200」。 2004年5月、沼津市大岡のハード・オフで、中古を、17850円で買ったもの。 父にやる為だったのですが、家に帰って、調べてみたら、壊れていて、まともな操作ができません。 「中古の電子機器とは、こういうものか・・・」と、思い知りました。 前の持ち主の立場で考えると、カメラなんて、壊れてなければ、売ったりしないわけだ。 店は、良心的で、返品に応じてくれました。

≪写真3右≫
  キャノンの、「PowerShot A310」。 2004年5月、「X200」を返品した、その足で、沼津市大岡の西友へ行き、20790円で、これを買いました。 どうしても、父に、デジカメを買ってやりたかったのです。

  すぐに、父に渡してしまったので、どんなカメラだったのか、よく分かりません。 父は、ほんの数枚、撮っただけで、興味を失ったらしく、死蔵。 10年くらい経ってから、私が回収したのですが、長期間使っていなかったせいか、壊れていました。 2016年4月に、リサイクル・ボックスに入れて、処分しました。

≪写真4左≫
  ペンタックスの高倍率ズーム機、「X70」。 2009年10月、「カメラのキタムラ」で、23800円で買いました。 元展示デモ機が、アウトレット・コーナーに移されていたもの。 定価は、40000円。

  「PowerShot A60」が壊れた後、半年くらい、「C-2」を使っていたのですが、その頃、野鳥の撮影に凝り始め、新しいカメラが欲しく成りました。 デジスコでは、高過ぎるので、高倍率ズーム機に妥協して、これを買ったのです。 買った当初は、外に持ち出して、野鳥撮影をしていましたが、その内、飽きてしまい、家の中と、庭の敷地内だけで使うようになりました。 これを外出に持って行くとなると、ケースが必要なので、何かと面倒。 抵抗があるのです。

  諸元を書いておきますと、1200万画素、光学24倍ズーム、広角端26ミリ(35ミリ判換算)、開放F値2.8~5.0、マクロ最短1センチ、ISO感度50~6400、SD(HC)カード、マニュアル・フォーカス、マニュアル露出可能、連写最高11コマ/秒、バッテリー撮影可能枚数170枚、全備重量410グラム。 液晶モニターは、2.7インチ。

  高倍率ズーム機なので、機能・性能的には、お釣りが来ます。 何の不満もありません。 12メガでは、サイズが大き過ぎるので、3メガで撮っています。 写りは、「PowerShot A60」ほどではないですが、私が使ったデジカメとしては、それに次ぐくらいのレベル。 1センチ・マクロもできますし、庭の花を撮るには、充分です。 たぶん、家用にしている分には、まだまだ、もつでしょう。

  バッテリーは、附属品で付いて来た物を、まだ、使っています。 外に持ち出していた頃、予備に、互換バッテリーを買って、使っていましたが、そちらの方が、先に、使えなくなりました。 純正品は強いな。

≪写真4右≫
  フジフィルムの、「FinePix JX550」。 2012年8月に、沼津のノジマで、6980円で買いました。 その頃が、コンパクト・デジカメが、最も安かった時期なのでは?

  「HDC-2」が、曇天に弱いので、普通に撮れる外出用のカメラが欲しくて、買ったもの。 買ってすぐに、最後の野宿バイク旅行、「房総・鹿島灘ツーリング」へ持って行きました。 期待通りの、写りでした。

  ごくありふれた、沈胴式ズームのコンパクト・デジカメで、5倍ズームの1600万画素。 外寸は、94.0×56.6×21.3ミリ。 重量は、113グラム。 隅をなだらかに丸めてあって、角張ってないので、ポケットに、スルリと入って行きます。 シャツの胸ポケットに入れると、少し、下へ引っ張られますが、肩が凝る程ではありません。 液晶モニターは、2.7インチで、≪X70≫と同じ。

  その後、北海道応援、岩手異動、沖縄旅行、北海道旅行など、遠出を始め、引退後の、香貫山運動登山、プチ・ツーリングにも、持って行き、大変、よく働いてくれています。 一度、落として、暗い所で、露出が狂うようになってしまったのですが、マニュアル露出で、対応しています。

  写りは、「X70」に次ぐくらいですかね。 画像サイズは、小さくして、撮っています。 16メガなんて、私にとっては、全く無意味なので。 バッテリーは、付属品をそのまま使い続けています。 もう、11年も経ったのですが、別段、衰えは感じられません。 リチウム・イオンは、大した発明だったんですなあ。



  以上です。 カメラは、家の中で使っている分には、いつまでも、もちますが、外出に持って行くと、その内、必ず、壊れますねえ。 特に、落下は、致命的。 値段が高いカメラは、外に持ち出すものではありませんな。 もっとも、今では、スマホ全盛になってしまって、デジカメを別に持っている人は、少数派になってしまいましたが。