2024/09/08

セルボ・モード補修 (36)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 前回 出したのは、昨年、2023年の10月15日でした。 その後、記事数にして、9本溜まっています。 今回、4本、来月の第二週に、5本出します。





【ワックスがけ / ヘッド・ライト磨き / 排気管汚れとり / タイヤ空気圧】

  2023年11月12日。 セルボ・モードの、定期整備をしました。

≪写真1≫
  まずは、ワックスがけ。 霧吹きで塗らして、濡らしたスポンジで、半ネリ・ワックスをかけ、すぐに、乾いたタオルで拭きとっています。

  すでに、塗装の劣化は、どうにもならない段階に来ていますが、半年に一度のワックスがけのお陰か、まだ、錆は出ていません。 カー・ポートがあって、雨が当らないのも、効いていると思います。

≪写真2≫
  ヘッド・ライトの黄ばみを、コンパウンドで取り除きました。 右側は、取りきれませんが、どうやら、レンズの内側が黄ばんでいる模様。 磨きようがないです。 左側は、一度、交換しているので、もっと、綺麗です。

≪写真3左≫
  排気管(マフラー・テール・カバー)の汚れ。 どうしても、下に垂れ痕が付きます。

≪写真3右≫
  ティッシュで拭いたら、とれました。 前回までは、ペイントうすめ液をつけていましたが、そんな物を使わなくても、とれるようです。

≪写真4≫
  タイヤの空気圧も見ました。 規定が、1.8のところ、軒並み、1.4に減っていました。 自転車用空気入れで、補充。 5月には、減っておらず、足しませんでしたが、夏場に減るんですかね?




【オイル交換】

  2023年11月20日の午後、車のオイル交換をしました。 ホーム・センターのカーマへ行って、オイルを買って来て、エンジンが暖まっている内に、オイル交換作業に取りかかりました。

≪写真1≫
  庭敷き用の緑パネルと、コンクリート・ブロックで、カー・ステップを組み、前輪を載せて、エンジン下に潜れるようにしました。

≪写真2≫
  オイル・パンの下に、新聞紙、ビニール袋を敷き、その上に、オイル・バットを置きます。 春に作った、廃油飛び出し防止装置を立てました。

≪写真3左≫
  奥は、フィラー・キャップ。 その手前は、17ミリのコンビネーション・レンチ。 手前は、左から、ドレン・ボルト。 使用済みドレン・ワッシャー。 未使用ドレン・ワッシャー。

≪写真3右≫
  廃油を落としているところ。 廃油飛び出し防止装置は、ほぼ、所期の機能を発揮しました。 この廃油の色を見れば分かると思いますが、まだ、透明度が残っています。 半年に一度の交換では、頻度が高過ぎるのです。 半年では、200キロくらいしか乗らないのだから、汚れようがないわけだ。 資源の無駄なので、次からは、一年間隔にしようと思っています。

≪写真4左≫
  カーマで買って来た、「カーマ・オリジナル・エンジン・オイル 10W-30 4L」。 税込み、2178円。 一番安いのを探したら、これになったのです。

≪写真4右≫
  廃油飛び出し防止装置のお陰で、エンジン下のコンクリート面に、廃油を零さずに済みました。

≪写真5左≫
  ところが、車の後ろで、廃油の処理をしていたら、三滴、零してしまいました。 中性洗剤溶液に束子を浸してこすり、雑巾で吸い取った直後の様子。 乾けば、廃油の浸みはなくなっています。

≪写真5右≫
  レイアウトの都合上、ここに持って来ましたが、オイル交換中。 コンクリート・ブロックのハーフを、輪止め代わりに、後輪の後ろに咬ませておきました。 サイド・ブレーキの引き忘れというポカをやった時に、車が後ろに下がってしまうのを、これが防いでくれます。 車が後ろに傾いているので、前に動くという事はないです。




【バッテリー液量の確認】

  2024年1月3日。 外掃除の後、車のフードを開け、バッテリーの液量を確認しました。 この冬になってから、早朝に、かかりが悪くなって来たからです。 バッテリー自体が、すでに、寿命だと思いますが、その前に、電解液を足して、復帰するなら、安く上がります。

≪写真上≫
  バッテリーは、パナソニックの、「40B19L」。 メーカー指定は、一般地、「28B17L」、寒冷地、「38B20L」ですが、すでに、そういう品は、売っていません。 車を中古で買った時から、このバッテリーが付いていたから、これで、問題ないんでしょう。 新品が、アマゾンで、4000円ちょっとで買えます。

  メンテ・フリーではなく、キャップがあって、電解液を足せるタイプです。 上限線と、下限線が、ありますが、液がどこまで入っているかは、外からでは、分かり難いです。

≪写真中≫
  で、ヨーグルト台紙の厚紙を、幅8ミリくらいの短冊に切りました。 これの端を、バッテリーの下限線に当てて、天面で折り曲げてから、キャップを外し、中に挿し込んでみました。

≪写真下左≫
  液槽は、6箇所ありますが、概ね、このくらい、入っていました。 下限線と上限線の中間くらいで、量的に、問題なし。 つまり、電解液を足しても、意味はないわけだ。 それが分かっただけでも、この確認作業をした甲斐がありました。 バッテリーを買い換えるか、このまま、騙し騙し、使い続けるか、の二択になったわけです。

≪写真下右≫
  亡き父が買って、物置にしまってあった、電解液。 2リットルで、280円とあります。 もう一本、同じ物がありました。 いつ買った物かは、不明。 精製水なので、歳月が経っても使えると思って出したのですが、出番はなく、また、しまいました。




【バッテリーに電解液を補充】

  1月末、また、車のエンジンが、かかり難くなり、チャージャーでかけなければならなくなりました。 車を使うたびに、エンジン・フードを開けるのは手間なので、対策を取る事にし、1月31日に、電解液を、バッテリーに足し、チャージャーで、充電しました。 

≪写真上≫
  右から、父の遺品の、電解液。 2リットルで、280円。 いつ買った物か分かりませんが、ただの精製水なので、消費期限もありますまい。

  中央は、茶碗蒸しが入っていた、カップ。 中を洗い、水気を取ってから、電解液を一時出しするのに、使いました。

  左は、プリンターの詰め替えインク補充用の、注入器。 20mlごとに、目盛りが入っていて、便利なので、使う事にしました。

≪写真中左≫
  バッテリーの天面には、6ヵ所、電解液の注入口があります。 キャップは、五円玉で、緩めました。 十円玉でも、いけます。 工具などで、硬貨で回すようになっているネジは、少ないながら、存在します。

≪写真中右≫
  注入器で、1ヵ所当たり、60mlずつ、追加。 そのつど、厚紙の短冊を下ろし、液量を確認しました。

  追加するのは、精製水ですが、バッテリー内に入っているのは、希硫酸なので、手に着かないように、注意して、やりました。

≪写真下≫
  電解液の追加後、チャージャーで、3時間、充電しました。 実は、充電を受け付けないほど、バッテリーが劣化しているのですが、一応、電解液の使用説明書きに従った次第。




  今回は、ここまで。

  バッテリーは、前々回の冬まで、気にもしなかったのですが、前回は、やられました。 2016年に、車を中古で買った時に、新品のバッテリーに積み換えてあったかどうかは、不明。 もし、新品だったとしても、前回の冬までに、7年半経っていたわけだから、そろそろ、交換時期と言われても、不思議はありません。

  ちなみに、暖かくなってからは、普通にかかるようになりました。 気温の問題なんですよ。 7月の車検も、そのまま、通りましたし。 次の冬は、いよいよ、交換になる可能性が高いですが、もし、チャージャー始動で乗り切れるなら、乗り切ってしまうかも知れません。