錆との戦い⑫ 【父自 後編】
父自レストア記事の後編です。 忘れもしない、2月13日の夜から、翌14日の昼前にかけて、沼津市近辺は、台風並みの暴風雨に見舞われまして、レストア中の父自は、バラバラで、プレハブ離屋や、物置に入れてあったから、被害がなかったんですが、先にレストアを済ませ、カー・ポート下の自転車置場に置いてあった旧母自の方が、横殴りの雨風で、ずぶ濡れになりました。 そのせいで・・・、いや、続きは、以下の日記でお読みください。
≪2016/02/14 (日)≫
夜来、暴風雨。 午前中一杯、荒れ狂いました。 外に出られないので、自室で、前籠部品のプラスチックを削る作業していましたが、説明がややこしくなるので、詳しい事は、割愛。 いずれ、写真で、説明します。
雨は、昼頃に上がって、晴れて来たので、旧母自を見に行ったら、なんと、透明錆どめを塗った所が、錆びたり、白化したりしているじゃありませんか! 驚くべき事に、この透明錆どめは、防水ではなかったのです。 横殴りの雨で、溶けてしまったのです。
これは、とんでもない大椿事にして、青天の霹靂でして、私の錆取り計画は、この透明錆どめが上塗りにもなるという事を前提に組まれていたので、目論見の半分は、無残に瓦解してしまった事になります。 こんな恐ろしい落とし穴を、嘗て経験しただろうか? いいや、経験したはずがない。 一ヵ月に及ぶ、錆との戦いは、戦線の半分が崩壊したも同然です。
旧母自は、私が使っている自転車だから、まあ、おいおい、対策を考えるとして、組み立て寸前になっている父自の方を、そのまま組むわけには行かなくなりました。 とりあえず、シルバーで塗ってもおかしくない部品は、油性シルバーで上塗りし、荷台やスタンドといった、金属光沢が必要な所は、透明錆どめの上から、油性のクリヤーを塗って、様子を見てみようと考えています。
それでも、錆びるようなら、もう、諦めるか、スタンドと荷台だけ買い換えるしかありません。 買い換えても、自転車の置き場所が変わらない限り、また、錆びて来るわけですけど・・・。 それにしても、透明錆どめが非防水とは、おったまげた。 室内専用なんすかね? そんなのアリか?
午後、犬の墓参りに行った帰りに、近所のホーム・センターに寄り、車用のクリヤーを買って来ました。
≪2016/02/15 (月)≫
透明錆どめが、雨で溶けてしまう事が判明したせいで、予定が狂い、今日一日かけて、父自の部品を、油性のペンキやクリヤーで、上塗りしていました。 クリヤーの方は、透明錆どめの上に、透明なクリヤーを塗ったわけで、見えないので、塗り残しがある恐れがありますが、今後、錆びて来たら、そこを直すという方式で対応しようと思います。
クリヤーは、缶スプレー・タイプしか売っていないのですが、スプレーすると、すぐに使い切ってしまうので、器に少しずつ吹き出して、筆で塗りました。 120ml入りですから、手塗りすれば、かなりの面積を塗れるはず。 スプレーだからと言って、吹き付けなければいけないという決まりはないわけですな。
家にあったペンキ、「トタン・シルバー」は、塗ると、亜鉛メッキ風に見えるので、大変、好都合なのですが、乾きが遅いのが、難点。 とても、今日の明日で組み立てはできないので、明日一日乾かして、明後日、組み立てようと思っています。
ダイソーで買って来てあった、新しい英式バルブのチューブを開封し、後輪のチューブを、交換しました。 前輪側は、新しいチューブと、12日に届いた新しいタイヤを着けました。 前から付いていた古いタイヤは、ホイールよりも、僅かながら径が大きいようで、簡単に外れました。 取り付けも割とスムーズに行き、シルバーに塗ったばかりのスポークには触らずにできました。
≪2016/02/16 (火)≫
今日は、父自の本体と部品を、外に出して、乾燥させただけ。 布団も、13日ぶりに干しました。 朝から、昼過ぎまで、穏やかな晴れで、物を干すには、うってつけの天気でした。 午後3時頃から、風が出て来たので、プレハブ離屋に取り込み。
トタン・シルバーは、ようやく、手で触っても、つかない程度に乾きましたが、下地の透明錆どめが、硬化しきれないせいもあるのか、なんとなく、ぶよぶよしています。 しかし、いつまでも、待っていられないので、明日には、組み立てるつもり。
計算してみたら、今年の年初から、今現在までに、旧母自と父自のレストアに、8400円くらい使っている事が分かり、少なからず、たじろぎました。 円高時代なら、新品の自転車が一台買える金額ではありませんか。 二台直したわけだから、損はしていませんが、何となく、無駄遣いをしているだけのような気もします。
明日、父自が終わったら、旧母自の透明錆どめの防水処置をするのに、三日間くらい。 それも、今週中には、片付くでしょう。 自転車のレストアが終わってしまうと、また、やる事がなくなります。 登山ダイエットの生活に戻るのか・・・。 その内、暖かくなって来るでしょうから、そうなればまた、別の過ごし方が出てくると思いますが。
引退生活というのは、自分の手も見分けられない、濃い霧の中を歩いているような、危うさがあります。
≪2016/02/17 (水)≫
一日かけて、父自の組み立てを行ないました。 朝から風が強くて、とても、屋外で作業する気にならなかったので、プレハブ離屋の中を片付けて、空間を捻り出し、中でやりました。
ついこないだ、旧母自を組み立てたばかりなので、手順は大体、承知しています。 まず、後ろ泥除けなんですよ。 なぜというに、それだけは、本体を上下引っ繰り返さないと、ボルトを締められないからです。 次に、後輪を入れ、後輪車軸に共締めする部品を着けて行き、スタンドが機能する程度に車軸ボルトを締め付ければ、自転車が自立するので、作業が楽になります。
前輪と、前輪車軸に共締めする部品を着け、前ブレーキ・ユニットを調整しながら締め、チェーンとチェーン・カバーを着けるところまでやれば、もう、難しい部品はありません。 ちなみに、クランクは、抜く時には、面倒ですが、着ける時は、簡単です。 ハンドルやサドルを地味に取り着けて行き、ワイヤーを取り回して締めます。
ところが、思わぬ所に伏兵が・・・。 後ろブレーキの、ワイヤーどめナットが見当たらないのです。 「ダルマ」と呼ばれる部品。 錆どめやペンキを塗った記憶がないので、たぶん、錆びていなかったのだと思うのですが、それならば、後ろブレーキ・ユニットに付けてありそうなものなのに、それがないのです。
いや、焦った焦った。 プレハブ離屋の中はもちろん、庭の地面まで、後輪を持って歩いた所を、這い蹲って捜し回りました。 断続的に、一時間くらい捜したら、玉砂利の中に落ちていました。 どうして、そこに落ちたのか、全く覚えがありません。 小指の先ほどの大きさですから、見つかったのが奇跡のようです。 いやあ、あって良かった。
組み終わり、キズが着いてしまった塗装面を修正して、3時半頃、終了。 それが完全に乾くまで、二日くらいかかるので、まだ、父に引渡しはできませんが、とりあえず、父自のレストアは終わりました。 先週の月曜から始めたから、9日かかった事になります。 塗装部分の塗り斑が目立ちますが、まずまず、綺麗になりました。 これで、錆どめの上にクリヤーを塗った所が錆びて来なければ、いいのですがね。
≪2016/02/18(木)≫
父自の前ブレーキ・ユニットに、556をさし、念の為、荷台とスタンドに、もう一層、クリヤーを塗り重ね、父自の方はおしまい。 父が見に来ましたが、感想はなし。 父自のレストアは、父に頼まれたわけではなく、私がやりたくてやったので、別に、礼を期待する筋合いもないわけだ。
引き続き、旧母自を、再度解体し、暴風雨で錆びてしまった部品を外しました。 もう、うんざり・・・。 錆びたといっても、うっすら錆色になっただけなので、酸や金ブラシは必要ありません。 コンパウンドで錆を落としてから、透明錆どめを塗り直しました。 明日まで乾燥させたら、その上から、クリヤーを塗る予定です。
前輪スポークは、トタン・シルバーで塗ってしまおうと思っています。 父自の方で、割と綺麗に仕上がったので、それに味を占めたというわけです。 ボロ隠しに過ぎないといえば、言えるのですが・・・。
≪2016/02/19(金)≫
昨日、再度解体した旧母自ですが、思ったより早く、錆対策が済んだので、今日の内に、組み立てる事ができました。 透明錆どめで仕上げてあった部分の内、前輪スポークはトタン・シルバーで塗り、他の所は、クリヤーを重ね塗りしました。 明日は雨との予報ですが、シルバーは、とても乾ききらないので、旧母自をプレハブ離屋に入れておきました。
これで、父自と旧母自は、一通り、レストアが済んだ事になります。 ところが、まだ終わりません。 数日前に、母自の馬蹄錠がひどく錆びているのを、綺麗にするかしないか、母に訊いたら、「やらなくていい」との返事だったので、そのつもりでいたのも束の間、その翌日になったら、「やってくれ」と言い出しました。 で、明日か、明後日、それをやるつもり。 まあ、馬蹄錠だけなら、一日でできると思います。
日記は以上です。 父自のレストアの後に続けて、暴風雨で錆びてしまった、旧母自の再処理もしたので、日記は、そこまで、出しておきました。 最後に出て来た、母自(電動アシスト車)については、また、記事を改めて書きます。
いやはや、とにかく、暴風雨と透明錆どめには、やられちまいましたぜ。 顔色真っ青になり、その日の内に、大慌てで買って来たクリヤーが、↓これです。
SOFT99の「ペイント ボデーペン チビ缶 クリアー」という製品。 製品名では、「クリアー」になっていますが、「クリヤー」でも、変わりますまい。 日記にある通り、120ml入りの少量タイプで、スプレーしたら、あっという間に使い切ってしまいますから、器に吹き出して、筆で、透明錆どめの上から、手塗りし、コートしました。 父自と、旧母自の二台分、何とか、これ一本で賄えました。
一応、水は弾きますが、湿度を遮断する事はできず、雨が続くと、クリヤーのコートの下で、透明錆どめが白化して来ます。 だけど、透明錆どめが溶けない限り、錆が出て来る事はないようです。 なんだか、危なっかしい対策でして、我が家の自転車の場合、雨の日は乗らないから、問題ないのですが、通勤や通学に使っていて、雨の中でも乗らなければならない人には、お薦めできません。 そもそも、このクリヤーは、車のメタリック塗装に艶を出す為のもので、錆どめのコートは、完全に用途外ですし。
値段は、近所のホーム・センターで、598円でしたが、後でアマゾンで調べたら、458円で売っていて、愕然! 追い討ちをかけるように、近所の100円ショップで、108円のクリヤーを発見し、目眩で倒れそうになりました。 もっとも、それは、水性でしたから、雨でどうなるかは、使ってみないと分かりませんけど。
ダイソーで買って来た、英式バルブのチューブというのは、↓これです。
サイズは、私が行った店には、26インチ用しかありませんでした。 他の店舗では、27インチ用や24インチ用があるのかも知れませんが、未確認。 324円商品ですが、ホーム・センターだと、一つ980円くらいしますから、こちらの方が、遥かに安いです。
父自には元々、米式バルブのチューブが付いていたのですが、ここ2年ばかり、ゆっくりと空気が抜ける症状が続いていて、乗る度に空気を入れなければならないとなると、それでなくても出不精になっている父が、ますます家から出なくなってしまうので、どうにかしなければと思っていたのです。
米式は、空気圧を測れるメリットもありますが、軽快車では、あまり意味がありません。 英式の方が、虫ゴムを交換するだけで、メンテできるから、ずっと扱い易いです。 一つ、324円なら、勿体なさも知れているので、前後とも換える事にし、二つ買いました。
新しく買った、プラスチックの前籠は、↓これ。
「OGK まえ用バスケット FB-002 グレー」、アマゾンで、1100円。 自転車の籠は、倒しさえしなければ、プラスチック製の方が、ずっと丈夫です。 それより何より、錆びないところが良い。 旧母自に付いているのと同じのを探したら、これが近かったんですが、届いた現物を見たら、こちらの方が、少し大きめでした。
≪2016/02/14 (日)≫
夜来、暴風雨。 午前中一杯、荒れ狂いました。 外に出られないので、自室で、前籠部品のプラスチックを削る作業していましたが、説明がややこしくなるので、詳しい事は、割愛。 いずれ、写真で、説明します。
雨は、昼頃に上がって、晴れて来たので、旧母自を見に行ったら、なんと、透明錆どめを塗った所が、錆びたり、白化したりしているじゃありませんか! 驚くべき事に、この透明錆どめは、防水ではなかったのです。 横殴りの雨で、溶けてしまったのです。
これは、とんでもない大椿事にして、青天の霹靂でして、私の錆取り計画は、この透明錆どめが上塗りにもなるという事を前提に組まれていたので、目論見の半分は、無残に瓦解してしまった事になります。 こんな恐ろしい落とし穴を、嘗て経験しただろうか? いいや、経験したはずがない。 一ヵ月に及ぶ、錆との戦いは、戦線の半分が崩壊したも同然です。
旧母自は、私が使っている自転車だから、まあ、おいおい、対策を考えるとして、組み立て寸前になっている父自の方を、そのまま組むわけには行かなくなりました。 とりあえず、シルバーで塗ってもおかしくない部品は、油性シルバーで上塗りし、荷台やスタンドといった、金属光沢が必要な所は、透明錆どめの上から、油性のクリヤーを塗って、様子を見てみようと考えています。
それでも、錆びるようなら、もう、諦めるか、スタンドと荷台だけ買い換えるしかありません。 買い換えても、自転車の置き場所が変わらない限り、また、錆びて来るわけですけど・・・。 それにしても、透明錆どめが非防水とは、おったまげた。 室内専用なんすかね? そんなのアリか?
午後、犬の墓参りに行った帰りに、近所のホーム・センターに寄り、車用のクリヤーを買って来ました。
≪2016/02/15 (月)≫
透明錆どめが、雨で溶けてしまう事が判明したせいで、予定が狂い、今日一日かけて、父自の部品を、油性のペンキやクリヤーで、上塗りしていました。 クリヤーの方は、透明錆どめの上に、透明なクリヤーを塗ったわけで、見えないので、塗り残しがある恐れがありますが、今後、錆びて来たら、そこを直すという方式で対応しようと思います。
クリヤーは、缶スプレー・タイプしか売っていないのですが、スプレーすると、すぐに使い切ってしまうので、器に少しずつ吹き出して、筆で塗りました。 120ml入りですから、手塗りすれば、かなりの面積を塗れるはず。 スプレーだからと言って、吹き付けなければいけないという決まりはないわけですな。
家にあったペンキ、「トタン・シルバー」は、塗ると、亜鉛メッキ風に見えるので、大変、好都合なのですが、乾きが遅いのが、難点。 とても、今日の明日で組み立てはできないので、明日一日乾かして、明後日、組み立てようと思っています。
ダイソーで買って来てあった、新しい英式バルブのチューブを開封し、後輪のチューブを、交換しました。 前輪側は、新しいチューブと、12日に届いた新しいタイヤを着けました。 前から付いていた古いタイヤは、ホイールよりも、僅かながら径が大きいようで、簡単に外れました。 取り付けも割とスムーズに行き、シルバーに塗ったばかりのスポークには触らずにできました。
≪2016/02/16 (火)≫
今日は、父自の本体と部品を、外に出して、乾燥させただけ。 布団も、13日ぶりに干しました。 朝から、昼過ぎまで、穏やかな晴れで、物を干すには、うってつけの天気でした。 午後3時頃から、風が出て来たので、プレハブ離屋に取り込み。
トタン・シルバーは、ようやく、手で触っても、つかない程度に乾きましたが、下地の透明錆どめが、硬化しきれないせいもあるのか、なんとなく、ぶよぶよしています。 しかし、いつまでも、待っていられないので、明日には、組み立てるつもり。
計算してみたら、今年の年初から、今現在までに、旧母自と父自のレストアに、8400円くらい使っている事が分かり、少なからず、たじろぎました。 円高時代なら、新品の自転車が一台買える金額ではありませんか。 二台直したわけだから、損はしていませんが、何となく、無駄遣いをしているだけのような気もします。
明日、父自が終わったら、旧母自の透明錆どめの防水処置をするのに、三日間くらい。 それも、今週中には、片付くでしょう。 自転車のレストアが終わってしまうと、また、やる事がなくなります。 登山ダイエットの生活に戻るのか・・・。 その内、暖かくなって来るでしょうから、そうなればまた、別の過ごし方が出てくると思いますが。
引退生活というのは、自分の手も見分けられない、濃い霧の中を歩いているような、危うさがあります。
≪2016/02/17 (水)≫
一日かけて、父自の組み立てを行ないました。 朝から風が強くて、とても、屋外で作業する気にならなかったので、プレハブ離屋の中を片付けて、空間を捻り出し、中でやりました。
ついこないだ、旧母自を組み立てたばかりなので、手順は大体、承知しています。 まず、後ろ泥除けなんですよ。 なぜというに、それだけは、本体を上下引っ繰り返さないと、ボルトを締められないからです。 次に、後輪を入れ、後輪車軸に共締めする部品を着けて行き、スタンドが機能する程度に車軸ボルトを締め付ければ、自転車が自立するので、作業が楽になります。
前輪と、前輪車軸に共締めする部品を着け、前ブレーキ・ユニットを調整しながら締め、チェーンとチェーン・カバーを着けるところまでやれば、もう、難しい部品はありません。 ちなみに、クランクは、抜く時には、面倒ですが、着ける時は、簡単です。 ハンドルやサドルを地味に取り着けて行き、ワイヤーを取り回して締めます。
ところが、思わぬ所に伏兵が・・・。 後ろブレーキの、ワイヤーどめナットが見当たらないのです。 「ダルマ」と呼ばれる部品。 錆どめやペンキを塗った記憶がないので、たぶん、錆びていなかったのだと思うのですが、それならば、後ろブレーキ・ユニットに付けてありそうなものなのに、それがないのです。
いや、焦った焦った。 プレハブ離屋の中はもちろん、庭の地面まで、後輪を持って歩いた所を、這い蹲って捜し回りました。 断続的に、一時間くらい捜したら、玉砂利の中に落ちていました。 どうして、そこに落ちたのか、全く覚えがありません。 小指の先ほどの大きさですから、見つかったのが奇跡のようです。 いやあ、あって良かった。
組み終わり、キズが着いてしまった塗装面を修正して、3時半頃、終了。 それが完全に乾くまで、二日くらいかかるので、まだ、父に引渡しはできませんが、とりあえず、父自のレストアは終わりました。 先週の月曜から始めたから、9日かかった事になります。 塗装部分の塗り斑が目立ちますが、まずまず、綺麗になりました。 これで、錆どめの上にクリヤーを塗った所が錆びて来なければ、いいのですがね。
≪2016/02/18(木)≫
父自の前ブレーキ・ユニットに、556をさし、念の為、荷台とスタンドに、もう一層、クリヤーを塗り重ね、父自の方はおしまい。 父が見に来ましたが、感想はなし。 父自のレストアは、父に頼まれたわけではなく、私がやりたくてやったので、別に、礼を期待する筋合いもないわけだ。
引き続き、旧母自を、再度解体し、暴風雨で錆びてしまった部品を外しました。 もう、うんざり・・・。 錆びたといっても、うっすら錆色になっただけなので、酸や金ブラシは必要ありません。 コンパウンドで錆を落としてから、透明錆どめを塗り直しました。 明日まで乾燥させたら、その上から、クリヤーを塗る予定です。
前輪スポークは、トタン・シルバーで塗ってしまおうと思っています。 父自の方で、割と綺麗に仕上がったので、それに味を占めたというわけです。 ボロ隠しに過ぎないといえば、言えるのですが・・・。
≪2016/02/19(金)≫
昨日、再度解体した旧母自ですが、思ったより早く、錆対策が済んだので、今日の内に、組み立てる事ができました。 透明錆どめで仕上げてあった部分の内、前輪スポークはトタン・シルバーで塗り、他の所は、クリヤーを重ね塗りしました。 明日は雨との予報ですが、シルバーは、とても乾ききらないので、旧母自をプレハブ離屋に入れておきました。
これで、父自と旧母自は、一通り、レストアが済んだ事になります。 ところが、まだ終わりません。 数日前に、母自の馬蹄錠がひどく錆びているのを、綺麗にするかしないか、母に訊いたら、「やらなくていい」との返事だったので、そのつもりでいたのも束の間、その翌日になったら、「やってくれ」と言い出しました。 で、明日か、明後日、それをやるつもり。 まあ、馬蹄錠だけなら、一日でできると思います。
日記は以上です。 父自のレストアの後に続けて、暴風雨で錆びてしまった、旧母自の再処理もしたので、日記は、そこまで、出しておきました。 最後に出て来た、母自(電動アシスト車)については、また、記事を改めて書きます。
いやはや、とにかく、暴風雨と透明錆どめには、やられちまいましたぜ。 顔色真っ青になり、その日の内に、大慌てで買って来たクリヤーが、↓これです。
SOFT99の「ペイント ボデーペン チビ缶 クリアー」という製品。 製品名では、「クリアー」になっていますが、「クリヤー」でも、変わりますまい。 日記にある通り、120ml入りの少量タイプで、スプレーしたら、あっという間に使い切ってしまいますから、器に吹き出して、筆で、透明錆どめの上から、手塗りし、コートしました。 父自と、旧母自の二台分、何とか、これ一本で賄えました。
一応、水は弾きますが、湿度を遮断する事はできず、雨が続くと、クリヤーのコートの下で、透明錆どめが白化して来ます。 だけど、透明錆どめが溶けない限り、錆が出て来る事はないようです。 なんだか、危なっかしい対策でして、我が家の自転車の場合、雨の日は乗らないから、問題ないのですが、通勤や通学に使っていて、雨の中でも乗らなければならない人には、お薦めできません。 そもそも、このクリヤーは、車のメタリック塗装に艶を出す為のもので、錆どめのコートは、完全に用途外ですし。
値段は、近所のホーム・センターで、598円でしたが、後でアマゾンで調べたら、458円で売っていて、愕然! 追い討ちをかけるように、近所の100円ショップで、108円のクリヤーを発見し、目眩で倒れそうになりました。 もっとも、それは、水性でしたから、雨でどうなるかは、使ってみないと分かりませんけど。
ダイソーで買って来た、英式バルブのチューブというのは、↓これです。
サイズは、私が行った店には、26インチ用しかありませんでした。 他の店舗では、27インチ用や24インチ用があるのかも知れませんが、未確認。 324円商品ですが、ホーム・センターだと、一つ980円くらいしますから、こちらの方が、遥かに安いです。
父自には元々、米式バルブのチューブが付いていたのですが、ここ2年ばかり、ゆっくりと空気が抜ける症状が続いていて、乗る度に空気を入れなければならないとなると、それでなくても出不精になっている父が、ますます家から出なくなってしまうので、どうにかしなければと思っていたのです。
米式は、空気圧を測れるメリットもありますが、軽快車では、あまり意味がありません。 英式の方が、虫ゴムを交換するだけで、メンテできるから、ずっと扱い易いです。 一つ、324円なら、勿体なさも知れているので、前後とも換える事にし、二つ買いました。
新しく買った、プラスチックの前籠は、↓これ。
「OGK まえ用バスケット FB-002 グレー」、アマゾンで、1100円。 自転車の籠は、倒しさえしなければ、プラスチック製の方が、ずっと丈夫です。 それより何より、錆びないところが良い。 旧母自に付いているのと同じのを探したら、これが近かったんですが、届いた現物を見たら、こちらの方が、少し大きめでした。
<< Home