車が来る
前回は、7月18日(月)に、車を買う手続きを済ませたところまで書きましたが、その後、車は、なかなか来ませんでした。 「一週間以内には、納車する」と言っていましたが、ほんとに、一週間ぎっちりかかったのです。 そういう状況の時に限って、車が、是が非でも必要な事が起こるものと、マーフィーの法則で決まっています。
7月21日(木)の朝5時半頃、朝食の為に、二階から下りて来た父が、階段の最後の一歩を踏み外して、転倒。 壁に頭をぶつけて、出血しました。 参ったな、もう。 別に痛みはないとの事。 体のあちこちが衰えて、鈍感になっているからだと思います。 傷口は細長く開いてまっているから、縫わなければまずいと思うのですが、血は出続けているものの、少量ですから、救急車という程の怪我ではありません。
タクシーで、夜間救急に行くという手もありますが、縫えば、通院になるに決まっているので、結局、「近くの外科に行き直して下さい」と言われるのは目に見えており、それでは二度手間になってしまいます。 痛みもないというし、出血量も大した事ないので、近くの外科が開く、9時まで待つ事にしました。
8時半頃、タクシーに私と父の二人が乗って、外科医院へ。 近いのですが、呼び出し料金も加算されて、タクシー運賃は、980円でした。 着いてみると、9時からのはずなのに、もう、診療が始まっていて、5・6人待っています。 今現在、出血中だというと、先に診てもらえる事になりました。 父にとっては良いのですが、待っていた人達には、申し訳ない話で、帰り際に、詫びておきました。
父は、3針縫って、頭には、ネットを被せられて、出て来ました。 明日も消毒に来るようにとの事。 診察料は、270円。 父には、待合室で待ってもらい、私は処方箋を持って、近くの薬局へ。 薬は、3種類。 今でも、4種類飲んでいるのに、また増えてしまいました。 薬代は、850円で、こちらの方が診察料より高かったです。
外科医院の電話で、タクシーを呼んで、家へ。 帰りは、ナビを使わず、私が口で案内したら、860円でした。 随分、変わりますな。 父も、どうせ、転倒するなら、私が買った車が来てからにしてくれれば、タクシー代を2千円近く使わずに済んだものを・・・。 私の懐が痛むわけではありませんが、父の金にしても、勿体ないです。
その後、22日(金)、23日(土)、25日(月)と、タクシーで通って、26日(火)に、ようやく、車が来ました。 タクシー代だけで、往復4回、計8千円も飛んでしまいましたよ。 自転車に乗れれば、15分くらいで着く所なんですがねえ。 バスでも、150円くらいで行けると思うのですが、当人が、バス停まで歩くのが嫌だと言うから、どうにもしようがありません。
「車が来た」と書きましたが、実際には、私が取りに出向きました。 なかなか、持って来ないので、こちらから電話をかけ、「一日でも早く欲しい」と言ったら、中古車屋の店長が、「自分一人しかいないから、納車ができない」と言うので、やむなく、こちらから、店の最寄の駅まで、出向いた次第。 駅までは、店長の車で迎えに来てくれました。
帰りは、自分で運転して帰って来ました。 途中で、運転席の窓が、一度下げたら、上がらない事が分かり、引き返して、店長に上げてもらい、部品交換を店もちでしてもらうよう話をして来ました。 だけどまあ、エアコンは使えるから、窓が開かなくても、致命的問題ではありません。
車は、スズキのセルボ・モードで、1997年だから、もう、後期型です。 ちなみに、スズキに、「セルボ」という名前の車種は、何台かありますが、「セルボ・モード」というのは、1990年から、1998年まで作られていた、一車型しかありません。 本来は、「モード」が正式名称ではないかと思うのですが、「セルボ・モード」の方が、通りが良いです。
5ドア、オートマ。 乗ってみると、思っていたよりも、更に幅が狭い感じで、気持ちが悪いくらい、運転し易い車でした。 エンジンは、まずまず、快調。 信号待ちで停車すると、トルコンの振動が大きいのですが、ニュートラルに入れれば、少しは静かになります。 動力的には、問題なし。 内装は、明らかに上等な方で、19年も経っているようには見えません。 前の持ち主が、綺麗に乗ったのが分かります。 車の中に残っていた自賠責の証書を見たら、60代の女性だったようで、煙草臭もなく、いい感じでした。
一番、残念だったのは、外板の塗装でして、雪が降る地域で使っていたせいか、クリヤーなんか、とっくに剥がれてしまって、シルバーなのに、光沢が全くありません。 鉄の地肌が出ていないのが、不思議なくらい。 錆びている所もありますが、外からは見えません。 凹みは、ボデー面には、目立つものがほとんどなくて、バンパーをこすってあるくらいです。 まあ、古い車だから、その程度は、自然・当然だと言っても良い。 塗装の状態だけが、飛び抜けて、悪いのです。
どーしたもんかね、これは。 車の塗装面積は大きいですから、自転車でレストアしたように、自分で塗り直すというわけには行きません。 塗装工場に頼んで、全塗装してもらえば、綺麗になりますが、それほどの愛車というわけではないです。 大体、全塗装って、いくら、かかるのよ? 本体価格を超えるんじゃないの?
ちなみに、中古車屋に払った金額は、16万円で、その内、諸経費は、自賠責が、27240円、重量税が、8800円、車検費用が、5万円なので、本体価格は、8万円以下という事になります。 車の値段と言うより、スポーツ自転車の値段ですな。 それも、あまり高くないクラスの。 この金額で、一応、まともに走る車が手に入ったのは、信じられぬ話。 そうそう、任意保険は、自分でネットで入って、3万円弱でした。 税金は、来年の春に払うのですが、それも足すと、20万円ちょいですな。 ほぼ、予算通りです。
母は、近所や親戚の目を気にするタイプなので、私が中古車を買う事に、いい顔をしていなかったのですが、現物が来てみると、問題なく走る事と、内装が綺麗だった事で、満足したらしく、いい買い物だったと評価するようになりました。 父は、もう、車にも何にも、一切、興味はありませんでした。 乗せても、ベルトもしやしない。 下りる時に、ベルトも外しやしない。
あれこれ苦労して、作り出した、駐車場ですが、車を入れたら、↓こんな感じになりました。 車ではなく、その横の空間に注目。 何とか、人が、体を横にせずに、歩いて通れる幅を、確保してあります。 父は、もう、ここを通りませんでしたが、私と母は、毎日通るので、どうしても、この幅は必要だったのです。
車を、もっと左に寄せる事もできますが、車を入れるたびに、寸止めの緊張を強いられるのが嫌なので、ギリギリにはしていません。 車が来る前には、左側のドア・ミラーを倒されなければ、左に寄せきれないと思っていて、ドア・ミラーを倒したら、後ろが見えませんから、100円ショップで、鏡を買って来て、カー・ポートの柱に括り付けようと考えていたのですが、いざ、車を入れてみると、うまい具合に、ドア・ミラーが、カー・ポートの柱と柱の間に入って、邪魔にならない事が分かりました。 勇み足で、余計な物を買わなくて良かったです。
↑車が来た関係で、バイクと自転車の置き場所が変わりました。 滅多に乗らないバイクは、車の後ろに、押し込められました。 これを出す為には、車を道路に出してから、バイクを道路に出し、車を奥に入れるという、面倒な作業が必要になります。 だけど、バイクは、9月に入ったら、中古車屋に売ってしまったので、このレイアウトになった後、2回しか出さず、大した手間にはなりませんでした。
自転車は、車と併用するから、バイクが去った後の、玄関ポーチに移動させました。 旧母自と母自の2台置いても、人が通るには充分なゆとりがあります。 私が使っている旧母自は、奥になって、ちと出し難いのですが、母自をどかさなければ出せなかったのは、今までも同じだったので、これまた、どういう事はないです。
正直な感想、車が来て、大助かりという感じでした。 車が来た翌日の、7月27日(水)に、父を、入院していた病院に連れて行き、帰りに、母を眼科医院に下ろしました。 その翌日、28日には、父を外科医院に連れて行って、頭の傷を抜糸して貰いました。 抜糸後は、もう、薬も通院もないそうで、助かりました。 更に、29日には、母を心臓の専門病院に連れて行き、3時間後に迎えに行くという、八面六臂の大活躍でした。
人を運ぶとなると、自転車やバイクでは、どうにもなりませんからのう。 自転車もバイクも、健康な人間が乗るものであって、病人・怪我人には、全く対応していないんですな。
7月21日(木)の朝5時半頃、朝食の為に、二階から下りて来た父が、階段の最後の一歩を踏み外して、転倒。 壁に頭をぶつけて、出血しました。 参ったな、もう。 別に痛みはないとの事。 体のあちこちが衰えて、鈍感になっているからだと思います。 傷口は細長く開いてまっているから、縫わなければまずいと思うのですが、血は出続けているものの、少量ですから、救急車という程の怪我ではありません。
タクシーで、夜間救急に行くという手もありますが、縫えば、通院になるに決まっているので、結局、「近くの外科に行き直して下さい」と言われるのは目に見えており、それでは二度手間になってしまいます。 痛みもないというし、出血量も大した事ないので、近くの外科が開く、9時まで待つ事にしました。
8時半頃、タクシーに私と父の二人が乗って、外科医院へ。 近いのですが、呼び出し料金も加算されて、タクシー運賃は、980円でした。 着いてみると、9時からのはずなのに、もう、診療が始まっていて、5・6人待っています。 今現在、出血中だというと、先に診てもらえる事になりました。 父にとっては良いのですが、待っていた人達には、申し訳ない話で、帰り際に、詫びておきました。
父は、3針縫って、頭には、ネットを被せられて、出て来ました。 明日も消毒に来るようにとの事。 診察料は、270円。 父には、待合室で待ってもらい、私は処方箋を持って、近くの薬局へ。 薬は、3種類。 今でも、4種類飲んでいるのに、また増えてしまいました。 薬代は、850円で、こちらの方が診察料より高かったです。
外科医院の電話で、タクシーを呼んで、家へ。 帰りは、ナビを使わず、私が口で案内したら、860円でした。 随分、変わりますな。 父も、どうせ、転倒するなら、私が買った車が来てからにしてくれれば、タクシー代を2千円近く使わずに済んだものを・・・。 私の懐が痛むわけではありませんが、父の金にしても、勿体ないです。
その後、22日(金)、23日(土)、25日(月)と、タクシーで通って、26日(火)に、ようやく、車が来ました。 タクシー代だけで、往復4回、計8千円も飛んでしまいましたよ。 自転車に乗れれば、15分くらいで着く所なんですがねえ。 バスでも、150円くらいで行けると思うのですが、当人が、バス停まで歩くのが嫌だと言うから、どうにもしようがありません。
「車が来た」と書きましたが、実際には、私が取りに出向きました。 なかなか、持って来ないので、こちらから電話をかけ、「一日でも早く欲しい」と言ったら、中古車屋の店長が、「自分一人しかいないから、納車ができない」と言うので、やむなく、こちらから、店の最寄の駅まで、出向いた次第。 駅までは、店長の車で迎えに来てくれました。
帰りは、自分で運転して帰って来ました。 途中で、運転席の窓が、一度下げたら、上がらない事が分かり、引き返して、店長に上げてもらい、部品交換を店もちでしてもらうよう話をして来ました。 だけどまあ、エアコンは使えるから、窓が開かなくても、致命的問題ではありません。
車は、スズキのセルボ・モードで、1997年だから、もう、後期型です。 ちなみに、スズキに、「セルボ」という名前の車種は、何台かありますが、「セルボ・モード」というのは、1990年から、1998年まで作られていた、一車型しかありません。 本来は、「モード」が正式名称ではないかと思うのですが、「セルボ・モード」の方が、通りが良いです。
5ドア、オートマ。 乗ってみると、思っていたよりも、更に幅が狭い感じで、気持ちが悪いくらい、運転し易い車でした。 エンジンは、まずまず、快調。 信号待ちで停車すると、トルコンの振動が大きいのですが、ニュートラルに入れれば、少しは静かになります。 動力的には、問題なし。 内装は、明らかに上等な方で、19年も経っているようには見えません。 前の持ち主が、綺麗に乗ったのが分かります。 車の中に残っていた自賠責の証書を見たら、60代の女性だったようで、煙草臭もなく、いい感じでした。
一番、残念だったのは、外板の塗装でして、雪が降る地域で使っていたせいか、クリヤーなんか、とっくに剥がれてしまって、シルバーなのに、光沢が全くありません。 鉄の地肌が出ていないのが、不思議なくらい。 錆びている所もありますが、外からは見えません。 凹みは、ボデー面には、目立つものがほとんどなくて、バンパーをこすってあるくらいです。 まあ、古い車だから、その程度は、自然・当然だと言っても良い。 塗装の状態だけが、飛び抜けて、悪いのです。
どーしたもんかね、これは。 車の塗装面積は大きいですから、自転車でレストアしたように、自分で塗り直すというわけには行きません。 塗装工場に頼んで、全塗装してもらえば、綺麗になりますが、それほどの愛車というわけではないです。 大体、全塗装って、いくら、かかるのよ? 本体価格を超えるんじゃないの?
ちなみに、中古車屋に払った金額は、16万円で、その内、諸経費は、自賠責が、27240円、重量税が、8800円、車検費用が、5万円なので、本体価格は、8万円以下という事になります。 車の値段と言うより、スポーツ自転車の値段ですな。 それも、あまり高くないクラスの。 この金額で、一応、まともに走る車が手に入ったのは、信じられぬ話。 そうそう、任意保険は、自分でネットで入って、3万円弱でした。 税金は、来年の春に払うのですが、それも足すと、20万円ちょいですな。 ほぼ、予算通りです。
母は、近所や親戚の目を気にするタイプなので、私が中古車を買う事に、いい顔をしていなかったのですが、現物が来てみると、問題なく走る事と、内装が綺麗だった事で、満足したらしく、いい買い物だったと評価するようになりました。 父は、もう、車にも何にも、一切、興味はありませんでした。 乗せても、ベルトもしやしない。 下りる時に、ベルトも外しやしない。
あれこれ苦労して、作り出した、駐車場ですが、車を入れたら、↓こんな感じになりました。 車ではなく、その横の空間に注目。 何とか、人が、体を横にせずに、歩いて通れる幅を、確保してあります。 父は、もう、ここを通りませんでしたが、私と母は、毎日通るので、どうしても、この幅は必要だったのです。
車を、もっと左に寄せる事もできますが、車を入れるたびに、寸止めの緊張を強いられるのが嫌なので、ギリギリにはしていません。 車が来る前には、左側のドア・ミラーを倒されなければ、左に寄せきれないと思っていて、ドア・ミラーを倒したら、後ろが見えませんから、100円ショップで、鏡を買って来て、カー・ポートの柱に括り付けようと考えていたのですが、いざ、車を入れてみると、うまい具合に、ドア・ミラーが、カー・ポートの柱と柱の間に入って、邪魔にならない事が分かりました。 勇み足で、余計な物を買わなくて良かったです。
↑車が来た関係で、バイクと自転車の置き場所が変わりました。 滅多に乗らないバイクは、車の後ろに、押し込められました。 これを出す為には、車を道路に出してから、バイクを道路に出し、車を奥に入れるという、面倒な作業が必要になります。 だけど、バイクは、9月に入ったら、中古車屋に売ってしまったので、このレイアウトになった後、2回しか出さず、大した手間にはなりませんでした。
自転車は、車と併用するから、バイクが去った後の、玄関ポーチに移動させました。 旧母自と母自の2台置いても、人が通るには充分なゆとりがあります。 私が使っている旧母自は、奥になって、ちと出し難いのですが、母自をどかさなければ出せなかったのは、今までも同じだったので、これまた、どういう事はないです。
正直な感想、車が来て、大助かりという感じでした。 車が来た翌日の、7月27日(水)に、父を、入院していた病院に連れて行き、帰りに、母を眼科医院に下ろしました。 その翌日、28日には、父を外科医院に連れて行って、頭の傷を抜糸して貰いました。 抜糸後は、もう、薬も通院もないそうで、助かりました。 更に、29日には、母を心臓の専門病院に連れて行き、3時間後に迎えに行くという、八面六臂の大活躍でした。
人を運ぶとなると、自転車やバイクでは、どうにもなりませんからのう。 自転車もバイクも、健康な人間が乗るものであって、病人・怪我人には、全く対応していないんですな。
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