捨てた本 ①
漫画を、ほとんど捨てた後、漫画以外の本も、かなり捨てました。 4回に分けて、遺影と解説を出します。
≪古文参考書≫
高校時代に買った、古文の参考書。 いずれも、1982年頃に買ったものと思われます。 高校時代を通して、他の教科の参考書なんて、一冊も買いませんでしたから、古文が好きだったんでしょうねえ。
枕草子
大鏡
日本永代蔵・世間胸算用
土佐日記
方丈記・無名抄
更級日記
要説 源氏物語・前編
読解 枕草子
枕草子は、二冊も買っていて、よほど、好きだったんでしょうなあ。 昔過ぎて、もう、その頃の感覚が甦って来ませんけど。 更級日記は、好きだった記憶があります。
今後、これらの元作品を読む事があるとしても、図書館で、対訳付きのを借りてくると思うので、抄訳でしかない、これらの参考書は、もう読まないと判断し、捨てました。
≪頭の体操≫
かつて、ベスト・セラーになった、多湖輝(たごあきら)さんのクイズ本、「頭の体操シリーズ」。 私が持っているのは、4巻と6巻で、初版は、4巻が、1967年11月、6巻が、1978年6月。 私が買ったのは、6巻が、1980年頃。 4巻は、それより数年前だと思いますが、よく覚えていません。 4巻の方は、164版になっていて、大当たりした事が伺えます。
面白い本なんですが、さすがに、この歳になって、読み返す気にはなりませんなあ。 もう、クイズとかに、頭を使うのが、面倒臭くて。 ちなみに、このシリーズの本に載っているクイズを解くは、機知が必要で、知識があっても、あまり、役に立ちません。
右端のは、別の著者による、「科学パズル」の第2巻。 どういう内容か、まるで覚えていません。 下手に読み返して、捨てるのが惜しくなったりすると、また何年も死蔵する事になり兼ねないので、開かずに、捨てました。 覚えていないという事は、そんなに面白くなかったのでしょう。
≪賛美歌≫
小学校高学年から、中学にかけて、友人に誘われて、プロテスタントの教会に、しばらく通っていたのですが、その時に入手した賛美歌の本です。 初版は、1974年12月。 この本は、35版で、1977年2月発行。 聖書もあり、そちらは、今でも、たまに開く事があるのですが、賛美歌の方は、もう、見る事もないと思い、捨てました。 この本、買ったのか、貰ったのか、記憶にありません。 表紙の裏に、「○○君へ」と書いてあるので、貰ったのかも知れません。
≪NHKテキスト テレビ中国語講座・中国語会話≫
NHK教育テレビの、「中国語講座」のテキストです。 一番古いのは、1984年の10・11月号。 ひきこもっていた頃です。 そこから、翌85年の12月号までは続けて買っていたのですが、86年からは途絶えます。 86年は、植木屋見習いで働き始めた年なので、それが関係しているのでしょう。 仕事がきつ過ぎて、語学どころではなくなってしまったのです。 87年の3月から、また、とびとびで買い始め、92年1月号が、中国語講座としては、最後の一冊になっています。
この時期の、テレビの方のテキストは、表紙が写真で、いずれも、フォト・ジェニックなショットなのですが、ちと、日本では見られなくなった素朴さに目を向け過ぎて、中国社会の急速な発展を写しきれていない嫌いがありました。
その後、「中国語講座」が、「中国語会話」に変更になり、内容が易しくなって、テキストのデザインも変わりました。 98年と99年に、思い出したように何冊か買って、それっきりになります。 最後の一冊を買ってからでも、もう、18年も経ってしまいましたよ。
≪NHKテキスト ラジオ中国語講座≫
こちらは、ラジオの方のテキストです。 一番古いのは、1987年3月号で、そこから、89年8月号まで、とびとびで買っています。 92年に、1月号だけ買い、更に飛んで、98年になって、思い出したように、7・8・9月号を買って、おしまい。
ラジオ・テキストは、最初から、表紙が絵でした。 ラジオの方は、どういう聴き方をしていたのか、全然、覚えていません。 もしかしたら、放送は聴いていなくて、テキストの巻末に付いている、オマケの中国情報を読みたくて買っていたのかも知れません。 テレビの方でも、語学テキストではなく、中国情報誌として、買っていた感は強いです。
一冊180円~330円ですが、安いとはいえ、収入ゼロのひきこもり時代に、よく買っていたものだと思います。 中国語は、不完全ながら、一応、「読む」だけはできるようになったので、この投資は、全く無駄になったわけではありませんでした。 さすがに、もう、これらの古いテキストを開く事はないので、捨てました。
≪NHKテキスト ハングル講座≫
NHK教育テレビの、「アンニョンハシムニカ ハングル講座」のテキストです。 並び順がおかしくなっていますが、1984年6月号から、12・1月号まで買いました。 開講直後から買い始めたと思っていたのですが、この表紙からでは、確認できませんな。
84年は、ひきこもりの2年目です。 そもそも、語学に興味を持ったのは、中国語より、韓国朝鮮語の方が先で、新しく、NHKで講座が始まるというので、テキストを買って来たのです。 同年の10月から、中国語の方も見るようになり、3ヵ月くらい並行していたのですが、その内、ハングル講座の方は、見なくなって、テキストも買わなくなってしまいました。 収入ゼロだから、テキストを、月に2冊も買えなかったのだと思います。
≪NHKテキスト 市民大学≫
1984~88年頃、NHK教育テレビで放送していた番組、「市民大学」のテキストです。
東南アジアのこころ
宇宙の科学史
現代中国への視点
唐詩の世界
食文化から見た東アジア
博物学の世紀
もう一冊、1984年に放送された、「沖縄の歴史と文化」という講座のテキストが、そもそもの買い始めなのですが、それは、今回、捨てない事にしたので、ここには写っていません。
僅かながらでも、内容を覚えているというと、「宇宙の科学史」だけですかねえ。 こういう講座は、当たり外れがありまして、タイトルで面白そうに感じられても、中身を見たり読んだりしてみると、専門的過ぎて、興味がついていかなかったり、逆に、内容が希薄で、アホ臭くなってしまうものなど、いろいろとあったのです。
私は、大学に行かなかったので、若い頃には、劣等意識があり、何とか、自力で教養を身につけようと、足掻いていました。 ちなみに、今は、大学生や大卒と言っても、教養のかけらもない人が多いので、何の劣等感も持っていません。 さりとて、優越感を覚える事もないのは、教養そのものが、世間から見放されてしまったからでしょう。
今回は、ここまで。 本と言いながら、今回は、本らしくない本が多くなりましたが、次回からは、本らしい本が出て来ます。
余談ながら、ここ最近の私は、車(セルボ・モード)の整備に気を取られながら、暮らしています。 ようやく、エアコン・ベルトの交換に成功し、ジェネレーター・ベルトも張り調整できました。 ところが、その作業中に、邪魔だったので、エア・クリーナーの蓋を外したら、フィルターが汚れていて、ビックリ! 悩んだ末に、「交換しておいた方が良かろう」という結論に至り、現在、部品を取り寄せ中。 詳しい事は、いずれまた、写真付きで紹介します。
≪古文参考書≫
高校時代に買った、古文の参考書。 いずれも、1982年頃に買ったものと思われます。 高校時代を通して、他の教科の参考書なんて、一冊も買いませんでしたから、古文が好きだったんでしょうねえ。
枕草子
大鏡
日本永代蔵・世間胸算用
土佐日記
方丈記・無名抄
更級日記
要説 源氏物語・前編
読解 枕草子
枕草子は、二冊も買っていて、よほど、好きだったんでしょうなあ。 昔過ぎて、もう、その頃の感覚が甦って来ませんけど。 更級日記は、好きだった記憶があります。
今後、これらの元作品を読む事があるとしても、図書館で、対訳付きのを借りてくると思うので、抄訳でしかない、これらの参考書は、もう読まないと判断し、捨てました。
≪頭の体操≫
かつて、ベスト・セラーになった、多湖輝(たごあきら)さんのクイズ本、「頭の体操シリーズ」。 私が持っているのは、4巻と6巻で、初版は、4巻が、1967年11月、6巻が、1978年6月。 私が買ったのは、6巻が、1980年頃。 4巻は、それより数年前だと思いますが、よく覚えていません。 4巻の方は、164版になっていて、大当たりした事が伺えます。
面白い本なんですが、さすがに、この歳になって、読み返す気にはなりませんなあ。 もう、クイズとかに、頭を使うのが、面倒臭くて。 ちなみに、このシリーズの本に載っているクイズを解くは、機知が必要で、知識があっても、あまり、役に立ちません。
右端のは、別の著者による、「科学パズル」の第2巻。 どういう内容か、まるで覚えていません。 下手に読み返して、捨てるのが惜しくなったりすると、また何年も死蔵する事になり兼ねないので、開かずに、捨てました。 覚えていないという事は、そんなに面白くなかったのでしょう。
≪賛美歌≫
小学校高学年から、中学にかけて、友人に誘われて、プロテスタントの教会に、しばらく通っていたのですが、その時に入手した賛美歌の本です。 初版は、1974年12月。 この本は、35版で、1977年2月発行。 聖書もあり、そちらは、今でも、たまに開く事があるのですが、賛美歌の方は、もう、見る事もないと思い、捨てました。 この本、買ったのか、貰ったのか、記憶にありません。 表紙の裏に、「○○君へ」と書いてあるので、貰ったのかも知れません。
≪NHKテキスト テレビ中国語講座・中国語会話≫
NHK教育テレビの、「中国語講座」のテキストです。 一番古いのは、1984年の10・11月号。 ひきこもっていた頃です。 そこから、翌85年の12月号までは続けて買っていたのですが、86年からは途絶えます。 86年は、植木屋見習いで働き始めた年なので、それが関係しているのでしょう。 仕事がきつ過ぎて、語学どころではなくなってしまったのです。 87年の3月から、また、とびとびで買い始め、92年1月号が、中国語講座としては、最後の一冊になっています。
この時期の、テレビの方のテキストは、表紙が写真で、いずれも、フォト・ジェニックなショットなのですが、ちと、日本では見られなくなった素朴さに目を向け過ぎて、中国社会の急速な発展を写しきれていない嫌いがありました。
その後、「中国語講座」が、「中国語会話」に変更になり、内容が易しくなって、テキストのデザインも変わりました。 98年と99年に、思い出したように何冊か買って、それっきりになります。 最後の一冊を買ってからでも、もう、18年も経ってしまいましたよ。
≪NHKテキスト ラジオ中国語講座≫
こちらは、ラジオの方のテキストです。 一番古いのは、1987年3月号で、そこから、89年8月号まで、とびとびで買っています。 92年に、1月号だけ買い、更に飛んで、98年になって、思い出したように、7・8・9月号を買って、おしまい。
ラジオ・テキストは、最初から、表紙が絵でした。 ラジオの方は、どういう聴き方をしていたのか、全然、覚えていません。 もしかしたら、放送は聴いていなくて、テキストの巻末に付いている、オマケの中国情報を読みたくて買っていたのかも知れません。 テレビの方でも、語学テキストではなく、中国情報誌として、買っていた感は強いです。
一冊180円~330円ですが、安いとはいえ、収入ゼロのひきこもり時代に、よく買っていたものだと思います。 中国語は、不完全ながら、一応、「読む」だけはできるようになったので、この投資は、全く無駄になったわけではありませんでした。 さすがに、もう、これらの古いテキストを開く事はないので、捨てました。
≪NHKテキスト ハングル講座≫
NHK教育テレビの、「アンニョンハシムニカ ハングル講座」のテキストです。 並び順がおかしくなっていますが、1984年6月号から、12・1月号まで買いました。 開講直後から買い始めたと思っていたのですが、この表紙からでは、確認できませんな。
84年は、ひきこもりの2年目です。 そもそも、語学に興味を持ったのは、中国語より、韓国朝鮮語の方が先で、新しく、NHKで講座が始まるというので、テキストを買って来たのです。 同年の10月から、中国語の方も見るようになり、3ヵ月くらい並行していたのですが、その内、ハングル講座の方は、見なくなって、テキストも買わなくなってしまいました。 収入ゼロだから、テキストを、月に2冊も買えなかったのだと思います。
≪NHKテキスト 市民大学≫
1984~88年頃、NHK教育テレビで放送していた番組、「市民大学」のテキストです。
東南アジアのこころ
宇宙の科学史
現代中国への視点
唐詩の世界
食文化から見た東アジア
博物学の世紀
もう一冊、1984年に放送された、「沖縄の歴史と文化」という講座のテキストが、そもそもの買い始めなのですが、それは、今回、捨てない事にしたので、ここには写っていません。
僅かながらでも、内容を覚えているというと、「宇宙の科学史」だけですかねえ。 こういう講座は、当たり外れがありまして、タイトルで面白そうに感じられても、中身を見たり読んだりしてみると、専門的過ぎて、興味がついていかなかったり、逆に、内容が希薄で、アホ臭くなってしまうものなど、いろいろとあったのです。
私は、大学に行かなかったので、若い頃には、劣等意識があり、何とか、自力で教養を身につけようと、足掻いていました。 ちなみに、今は、大学生や大卒と言っても、教養のかけらもない人が多いので、何の劣等感も持っていません。 さりとて、優越感を覚える事もないのは、教養そのものが、世間から見放されてしまったからでしょう。
今回は、ここまで。 本と言いながら、今回は、本らしくない本が多くなりましたが、次回からは、本らしい本が出て来ます。
余談ながら、ここ最近の私は、車(セルボ・モード)の整備に気を取られながら、暮らしています。 ようやく、エアコン・ベルトの交換に成功し、ジェネレーター・ベルトも張り調整できました。 ところが、その作業中に、邪魔だったので、エア・クリーナーの蓋を外したら、フィルターが汚れていて、ビックリ! 悩んだ末に、「交換しておいた方が良かろう」という結論に至り、現在、部品を取り寄せ中。 詳しい事は、いずれまた、写真付きで紹介します。
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