2020/09/06

セルボ・モード補修 (25)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 このシリーズ、前回出したのが、去年、2019年の7月7日でして、一年以上、ブランクが出来てしまいました。 だいぶ、記事が溜まっています。 オイル交換など、定期的にやっている事は、ほとんど、同じ内容になってしまうのですが、律儀に、全部、拾って行こうと思います。




【セルボ・モード オイル交換】

  2019年11月20日に、セルボ・モードのオイル交換をしました。 メーカーの規定通り、半年に一度、やっています。

≪写真1≫
  エンジンを暖める為に、食料品の買い物に行き、帰ってすぐに、カー・ステップを組みました。 プラスチック・タイル、12枚。 コンクリート・ブロックが、完全品4個と、半割れ4個。 それらを、ダンボールの枠で、組んであります。

  車を載せる時には、運転席の窓を開けて、右前輪を見ながら、一段ずつ、登って行きます。

≪写真2≫
  車を載せた後、上の写真で、内側に置いてある、ブロックの半割れ2個を取り出し、後輪の後ろに置いて、輪止めにします。 以前、父が使っていた、木製の輪止めがあったのですが、父の遺品片付けの時に、よく考えずに、捨ててしまったのです。 勿体ない事をしました。

≪写真3≫
  エンジンの下に、ダンボール板を敷き、潜り込む時に、その上に仰向けになります。 新聞紙の下には、大きなビニール袋を敷いてあります。 その上に、オイル・バットを置き、ドレン・ボルトを外して、古いオイルを抜きます。 この車のエンジンは、ドレン・ボルトが後ろから水平についているので、抜くと、油が、後方に勢いよく飛び出します。 それを受け止める為に、畳んだ新聞紙を吊るして、壁にしてあるのですが、今回は、少し、こぼしてしまいました。 ビニールを敷いてあったから、コンクリート地面は、無事でしたけど。

≪写真4≫
  古い油が抜け切ったら、ドレン・ボルトを締めて、上のオイル補給口から、新しいオイルを入れます。 オイルは、ホーム・センターで売っている、最も安い製品で、エンパイヤ自動車製の、「テクノ・パワー 10W-30」。 4リットル入り。 2017年の5月、最初に買った時には、998円でしたが、段階的に値上がりして、今回は、1480円になっていました。 それでも、まだ、最安です。

  オイル補給口に挿してある、青緑色のブリキ製漏斗は、父が作ったもの。 こんな物があるという事は、父は、自分でオイル交換をしていたわけですな。 私は、その姿を、一度も見た事がありませんが。 ちなみに、オイル・バットも、父の遺品。 私も、100円ショップのバットを持っているんですが、バイク用なので、車では、小さ過ぎて使えず、今では、工具入れにしています。

  新しいオイルを入れるまで、車は、カー・ステップから下ろしません。 当然でして、オイルなしで、エンジンをかけるわけには行かないからです。 車が前後に傾いた状態では、精確なオイルの量が分からないので、少なめに入れて、車を下ろしてから、量り直し、足す事になります。 どうせ、交換後は、1分エンジンをかけ、その後、10分置いて、落ち着くのを待ち、量り直さなければなりませんから、手間的には、同じです。


  ところで、2019年の5月に、30枚入りを買ってしまった、ドレン・ワッシャーですが、どうも、EN125-2Aでも、同じ物が使えるような感じです。 それならば、生きている間に使いきれるかも知れません。 さすが、同じスズキ製だ。 といっても、バイクの方は、3000キロごとが交換の規定で、年に一回も換えない可能性が高いですけど。



【車置き場に反射テープ】

  2019年12月12日に、カー・ポートの、隙間塞ぎにしているビニール掛け軸のブラケットと、朝顔の網を縛ってあった、ビニール紐を外し、棕櫚縄で結び直しました。 ビニール紐は、屋外で使っていると、2年くらいで、ボロボロになってしまいます。 その点、園芸用の棕櫚縄なら、数倍、長もちします。

  その結果、支柱が黒尽くめになったので、車を入れる時に、目印になるものが、なくなってしまいました。

≪写真左≫
  で、15日にダイソーで買って来たのが、この、シールで貼る反射テープです。 16枚入り。

≪写真右≫
  翌16日に、作業。 支柱が4本ある内、車が当たる恐れがある、前側の3本だけ、1本当たり、3枚ずつ。 まず、メジャーで高さを測って、下から、60センチ、90センチ、120センチの所を、テープでバミり、次に、濡れ雑巾で拭いて、埃を取ってから、ペイントうすめ液で脱脂し、最後に、反射テープを貼りました。

  さすが、反射テープだけあって、よく見えます。 とっくに、やれば良かった。



【ガラスのうろことり】

  旧居間の壁掛け時計のガラスを綺麗にした事で、コンパウンドの力を再認識し、セルボ・モードのガラスについた「うろこ」もとれないものかと、挑戦してみました。 2020年の、2月4日、5日、とんで、12日と、3回に分けて、取り組み、ほぼ、綺麗になりました。

≪写真上≫
  助手席・窓ガラスの、ビフォー。 凄い、うろこ。 こびりついている感じです。 2016年7月、車を買って来た時から、こんな状態でした。 過去に一度、ほんの一部だけ、コンパウンドを試した事があったのですが、ガラスにキズがつく事を恐れて、力を入れなかったので、全く効果が見られず、以来、そのままにして来ました。

≪写真中≫
  これが、今回使った、コンパウンド。 ピカール社の、「ラビング・コンパウンド」。 茶色をしています。 2014年9月に、ホーム・センターで、213円で買ったもの。

  これを、ウエスにつけて、ゴシゴシこすりました。 ガラスは、どんなに強く、何度繰り返して、コンパウンドをかけても、キズがつかない事が分かりました。

  コンパウンドは、元はペースト状ですが、こすっている内に、乾いてきます。 乾いてしまったら、噴霧スプレーで水を吹き、ウエスについたコンパウンドを濡らしてやると、削る力が復活する事が分かりました。 明らかに、手応えが変わります。 で、12日には、全てのガラスに、かけ直しました。

≪写真下≫
  助手席・窓ガラスのアフター。 撮影した場所や、光の加減の違いがありますが、ほぼ、うろこがとれました。 車内が、大変、明るくなりました。 とっくに、やれば良かった。



【後輪タイヤ・バルブ交換①】

  3月27日、母を眼科医院に送迎した時、セルボ・モードの左側後輪タイヤから、空気が抜けてしまいました。 テンパー・タイヤに交換して、その日は何とか凌ぎました。

≪写真1≫
  空気が抜けた原因を調べてみたら、パンクではなく、エア・バルブの側面がパックリ切れていました。 このホイールは、最初から車に付いていた物と思われるので、今年で、23年も経っており、経年劣化なのでしょう。 他の3本も、同程度だと思いますが、とりあえず、壊れた1本だけ直します。

  バルブを交換するわけですが、まず、壊れた物を外さなければなりません。 ネットで調べたところ、最低限、表側のビードを落とさなければならないとの事。

≪写真2≫
  手動でビードを落とすには、ビード・ブレーカーという器具が必要ですが、ネット通販で、3000円台。 買ってもいいんですが、とりあえず、家にある材料で作れないか、考えてみました。

  当初、梃子を利用する大きな物を作るつもりでいたのですが、たったタイヤ一本の、しかも、表側だけなので、面倒になり、体重式の、最もシンプルな物を作ってみました。 この作業をしたのは、28日です。

≪写真3≫
  こんな風に、タイヤにかけます。

≪写真4≫
  左右に、コンクリート・ブロックを載せます。 これは、ビード・ブレーカーが倒れないようにする、ガイドです。 タイヤやホイールを傷つけないように、新聞紙を挟んであります。



【後輪タイヤ・バルブ交換②】

≪写真上≫
  ビード・ブレーカーの刃がある側に踵を載せ、上に乗って、全体重をかけます。 自分が倒れないように、手を置いて支えられる場所で行ないました。 なかなか、手強かったですが、ホイールが少し変形している所へかけ直してやったら、ビードを落とせました。

≪写真中≫
  ビードが外れた状態で、隙間を開けると、バルブの下側が見えました。 隙間から、ニッパーを入れて、バルブの下の部分を切ってから、上側をプライヤーで挟んで、引っこ抜きました。

≪写真下左≫
  バルブを抜いた、ホイール。 ただの穴です。 この穴の下は、タイヤの中なので、バルブの破片が落ちてしまわないように、気を使いました。 落ちたら、取り出すのは、容易ではありません。

≪写真下右≫
  これが、外したバルブ。 全破片が揃っています。 バルブの中に入っている虫は、まだ使えるかもしれませんが、やはり、ゴムが経年劣化していると思われ、積極的には使わない方が良さそうです。

  とりあえず、3月内にやったのは、ここまで。 アマゾンに注文した新しいバルブが届かず、ここから先は、4月にズレ込みました。 テンパー・タイヤのままで、一度、買い出しに行きましたが、ごく近くでした。




  今回は、以上です。 エア・バルブ交換は、まだ途中なので、次は、その続きからになります。 毎度、車検が近づくと、いろいろと不具合が起こって来ます。 車に魂があって、「おい、ここも悪いぞ。 ついでに、直してくれよ」と訴えかけているかのように・・・。