セルボ・モード補修 (31)
車の修理・整備記録のシリーズ。 前回は、2020年10月11日でしたから、7ヵ月も開いてしまいました。 つまり、大して、弄った部分がないという事ですな。 例によって、補修とは言えない、オイル交換のような、定期整備も、含んでいます。
【冬の手入れ】
2020年11月25日に、車のオイル交換と、ヘッド・ライトのレンズ磨き、そして、ワックスがけをしました。
≪写真1≫
前輪を、カー・ステップの上に載せて、エンジン・ルーム下に潜り込み、作業します。 廃油が零れても、コンクリート面に着かないように、ビニールを敷き、新聞紙を敷き、その上に、バットを置いています。 ダンボールの方は、私が潜る所。 汚れてもいいように、作業服でやります。 普段着に油汚れが着くと、落とすのに、大苦労してしまいますから。
≪写真2≫
側面から見た、カー・ステップ。 緑色のプラスチック・パネル12枚と、コンクリート・ブロック4個、半割れブロック4個を使います。 ダンボールで作った枠を嵌めて、動かないようにしています。 車を載せる時には、一気に上がらず、一段ずつ上がります。 載せたら、内側に置いてあった半割れブロック2個を取り出し、後輪の輪止めにします。
≪写真3≫
新しいオイルと、廃油。 テクノパワーのオイルは、最初に買った2017年には、千円以下でしたが、 じわじわと値上がりし、今や、1580円になってしまいました。 もはや、最安ではないのかもしれません。
廃油は、亡父の使い残した、尿漏れパッド6枚に浸みこませて、燃やすゴミに捨てました。 もっと少ない枚数でも行けるような気がして、5枚でやった事もありましたが、やはり、6枚ないと、浸み出して来てしまうようです。
≪写真4≫
ヘッド・ライト・レンズを、コンパウンドで磨きました。 今まで、ピカール社の茶色いコンパウンドを使っていたんですが、どうも、黄ばみがとれません。 そこで、今回は、ソフト99の、メタリック車用コンパウンドを使いました。 こちらは、色が白です。
そしたら、見ての通り、ほとんど、黄ばみがなくなりました。 コンパウンドの能力が違うのではなく、茶色いコンパウンドが、表面の微細な窪みに残る事で、黄ばんで見えてしまうのではないかと思います。
最後に、ワックスがけ。 前回までは、シュワラスターを使っていたのですが、あまりにも、少なくなってしまったので、そちらは、もうやめて、父がかつて、トヨタのディーラーから貰ったものと思われるワックスを使いました。 私が、1987年に買ったシュワラスターも骨董品でしたが、こちらは、何十年前のものなのだろう? ネリ・タイプで、まだ、軟らかさが残っていました。 ワックス独特のニオイあり。 量があるので、惜しげなく使ったら、とりあえず、ピカピカになりました。
【アマゾンで車のワイパー・替えゴム】
車のリヤ・ワイパーですが、ゴムが切れてしまい、持ち上げると、隙間が見える有様なので、換える事にしました。 リヤ・ワイパーは、使わないんですが、今後、更に切れて、ビローンと垂れてきたら、恥ずかしいですし。
アマゾンで、ノー・ブランドの、ゴムだけというのがあったので、注文。
≪写真左≫
2021年2月8日に、ゆうパケットの厚紙封筒で届きました。 本来、郵便受けに入れられるものですが、大き過ぎて入らず、手渡しされました。
≪写真右≫
細くて薄くて長い金属板が付属していない、ゴムだけの商品で、「フリー・カット・サイズ 幅6mm 長さ650mm」というもの。 ワイパーの長さに合わせて、自分で切るわけです。 送料無料、370円。 もっと安いのもありましたが、それは、ストッパーの膨らみがなかったので、避けました。
下の紙類は、 送り状、注意書き、取り付け方法を書いたもの。 親切な配慮ですな。
【リヤ・ワイパー・ゴム交換】
アマゾンで買った、車のリヤ・ワイパー・ゴムですが、2021年2月11日に、交換しました。 送料込み、370円で、長さに合わせて、切るタイプです。
≪写真上≫
ブレード部分を外して来て、自室で作業しました。 この写真は、古いゴムが付いた状態ですが、切れて、隙間が出来てしまっています。 実際に雨の日に使ったら、瞬く間に、ビロビロになりそうです。
≪写真下左≫
古いゴムは、ストッパーで太くなっている方を抓んで引き抜けば、抜けます。 古いゴムから、薄くて細長い金属板、左右二本を外し、新しいゴムに付け替えます。 もっと値段が高い、パッケージに入った替えゴムを買うと、金属も付いていますが、おそらく、ステンレス製で、錆びるようなものではないので、ゴムだけ買って付け替えた方が、無駄がありません。
≪写真下右上≫
ブレードに取り付けました。 こちらは、ストッパー側。 ゴムの溝の端に、ブレードの爪が入る、窪みがあります。
≪写真下右下≫
こちらは、ストッパーがない側。 金属の端から、5ミリくらいの所を、鋏で切りました。 元から金属が入っている替えゴムでは、金属の長さに合わせて、溝の端が埋められていますが、自分で切るタイプでは、溝のまま、端まで行っています。 しかし、ゴムは、ストッパー側で押さえられていますし、金属も、ゴムとの摩擦で押さえられますから、作動中に、遠心力で抜けてしまうような事はないです。
換えはしましたが、私は、リヤ・ワイパーは使いません。 車を買ってから、4年半になりますが、時々、ワイパーを立てて、作動確認はしているものの、雨の日に、実際に使った事はないです。
リヤ・ワイパーが有用かどうかは、その車のリヤ・ガラスの傾斜角によります。 角度が急で、雨滴が自然に落ちるのなら、視界が妨げられる事はないので、リヤ・ワイパーは、意味がないです。 角度が緩い車で、雨滴が留まってしまう場合は、使えます。
使わない部品は、最初からない方がいいわけですが、残念な事に、リヤ・ワイパーは、オプションになっている事は珍しくて、一定グレード以上では、標準装備になっているから、買う側が選べないのが、実情。 まして、中古車では、尚の事。 使わないからといって、わざわざ、外して、穴を埋めるような人もいますまい。
もし、中古車を買う時に、リヤ・ワイパーがあるかないかで、値段が違っていた場合、ガラスの角度を見て、傾斜がきついようなら、リヤ・ワイパーがない、安い方を選んだ方が、賢明だと思います。
【ロッカー錆取り】
セルボ・モードですが、運転席ロッカーのスカッフ周辺に、錆が出ているのを見つけ、2021年3月20日に、スカッフを外して、錆取りをしました。
≪写真左≫
ビフォー写真を撮り忘れて、アフター写真しかない上に、分かり難くて恐縮ですが、すでに、スカッフを外して、コンパウンドで、錆を落とし、トタン・シルバーを注した後です。 スカッフの外縁に沿って、点々と、少し色が濃くなっている所が、塗料を注した部分。
塗る面積が小さい場合、面相筆などで、塗料が剥がれた部分だけに注すのが基本で、別に、フェイク修理というわけではありません。 トタン・シルバーを使ったのは、缶が出し易い所にあったからですが、車体色と同じ、「1VN マーキュリー・シルバー」を使っても、結局、色が合わない事に変わりがないからという理由もあります。
≪写真右上≫
外したスカッフ。 左右対称で、運転席と助手席で、同じ部品が付いています。 これを外す前に、カウル・サイドを外す必要があります。 カウル・サイドは、プッシュ・リベット2本で留まっていいので、簡単に外せました。
このスカッフ、表側からでは、どこに爪があるのか分からず、爪の外し方も分かりません。 やむなく、爪が折れる事を覚悟の上で、力任せに引き剥がしました。
≪写真右中≫
裏側。 爪は、3箇所にありました。 案の定、折れていました。
≪写真右下左≫
爪は、一体成形で、こんな形でした。 3箇所の内、2箇所は、こんな風に、折れ曲がってしまいました。 ピントが合っていなくて、面目ない。 この形状から考えるに、スカッフを、車の外側に引っ張りながら、上に持ち上げれば、爪を折らずに外せるのでないかと思われます。 そういう事は、車種ごとの整備マニュアルを読まなければ、分かりません。
≪写真右下右≫
爪の内、残り1箇所は、もぎ取れて、ロッカー内に落ちてしまいました。 プラスチックなので、異音は出ないと思われ、破片は、そのままにしておきます。 しかし、スカッフの方は、何とかしなければ、車に取り付けられません。
【スカッフ修理】
≪写真左上≫
2021年3月22日に、スカッフの修理をしました。
力がかかる部分なので、爪の修理や復元は、最初から考えませんでした。 ネットで、新品の部品が買えるのですが、送料込みで、3000円程度します。 どうせ、新品を買うなら、古い方は捨ててしまうわけですから、惜し気がないと思い、爪をグラインダーで削り落として、ドリルと鑢で孔を開けました。 穴の径は、7ミリです。
≪写真左下左≫
孔のアップ。 線と線の間に、ピッタリ収まっていませんが、裏側から、元、爪があった位置に、正確に孔を開けたら、こうなってしまったのです。
≪写真左下右≫
2016年8月に、アマゾンで買った、径7ミリのプッシュ・リベット。 後席のスカッフは、最初から、プッシュ・リベット留めでして、車を買った時、1個欠けていたのを、補う為に買ったもの。 20個入りだったのが、他の部分にも使って、残り、10個くらいになっていましたが、その中から、3個を出しました。
≪写真右≫
スカッフを、プッシュ・リベットで、車に取り付けました。 思っていたより、ずっと、自然です。 知らない人なら、最初から、こうなっていたとしか思わないでしょう。 プッシュ・リベットのいいところは、簡単に外せる事でして、また、錆が出たとしても、その時は、どこも壊さずに、スカッフを外せます。
これで、充分と判断し、新品のスカッフを買う計画は、沙汰やみとしました。 この車は、確実に、私が最後の所有者になるので、次の持ち主の為に、デフォルト状態を維持してやる必要はありません。 私が、これでいいのなら、これでいいのです。
今回は、ここまで。
そもそも、私には、車を弄りたくて仕方がないという、欲望がないので、何か、問題が起こらない限り、補修は勿論、整備もしないのが、普通の状態です。 一応、5月と11月に、定期整備をしていて、オイル交換や、タイヤ空気圧の確認、ワックスがけ、ヘッド・ライトのレンズ磨きなどをしています。 オイル交換の時には、下に潜るので、エンジン周辺の、オイル漏れ状況なども見ています。
私の場合、車では、スーパーや、母の病院など、ごく近場にしか行かないので、車に無理をさせる事がなく、この程度の整備でも、壊れずにもっているのだと思います。 使い方がハードになればなるほど、壊れ易くなるのは、理の当然。
私の場合、バイクにも乗っているわけですが、ちょっと遠くなると、バイクを使うから、車は、近場だけの使用で済んでいる次第。 正直な感想、車で遠出しても、事故が怖くて、緊張するばかりで、楽しさを感じる事がありません。 若い頃は、車しかなかったから、どこへでも車で出かけましたが、バイクがあると、遠出は、自然に、そちらを選びますねえ。 車とバイク、両方もっている人は、大概、そうなんじゃないでしょうか。 車を選ぶのは、自分以外の人を乗せるとか、荷物を運ぶとか、雨の日とか、車でなければ、用を足せない時だけです。
【冬の手入れ】
2020年11月25日に、車のオイル交換と、ヘッド・ライトのレンズ磨き、そして、ワックスがけをしました。
≪写真1≫
前輪を、カー・ステップの上に載せて、エンジン・ルーム下に潜り込み、作業します。 廃油が零れても、コンクリート面に着かないように、ビニールを敷き、新聞紙を敷き、その上に、バットを置いています。 ダンボールの方は、私が潜る所。 汚れてもいいように、作業服でやります。 普段着に油汚れが着くと、落とすのに、大苦労してしまいますから。
≪写真2≫
側面から見た、カー・ステップ。 緑色のプラスチック・パネル12枚と、コンクリート・ブロック4個、半割れブロック4個を使います。 ダンボールで作った枠を嵌めて、動かないようにしています。 車を載せる時には、一気に上がらず、一段ずつ上がります。 載せたら、内側に置いてあった半割れブロック2個を取り出し、後輪の輪止めにします。
≪写真3≫
新しいオイルと、廃油。 テクノパワーのオイルは、最初に買った2017年には、千円以下でしたが、 じわじわと値上がりし、今や、1580円になってしまいました。 もはや、最安ではないのかもしれません。
廃油は、亡父の使い残した、尿漏れパッド6枚に浸みこませて、燃やすゴミに捨てました。 もっと少ない枚数でも行けるような気がして、5枚でやった事もありましたが、やはり、6枚ないと、浸み出して来てしまうようです。
≪写真4≫
ヘッド・ライト・レンズを、コンパウンドで磨きました。 今まで、ピカール社の茶色いコンパウンドを使っていたんですが、どうも、黄ばみがとれません。 そこで、今回は、ソフト99の、メタリック車用コンパウンドを使いました。 こちらは、色が白です。
そしたら、見ての通り、ほとんど、黄ばみがなくなりました。 コンパウンドの能力が違うのではなく、茶色いコンパウンドが、表面の微細な窪みに残る事で、黄ばんで見えてしまうのではないかと思います。
最後に、ワックスがけ。 前回までは、シュワラスターを使っていたのですが、あまりにも、少なくなってしまったので、そちらは、もうやめて、父がかつて、トヨタのディーラーから貰ったものと思われるワックスを使いました。 私が、1987年に買ったシュワラスターも骨董品でしたが、こちらは、何十年前のものなのだろう? ネリ・タイプで、まだ、軟らかさが残っていました。 ワックス独特のニオイあり。 量があるので、惜しげなく使ったら、とりあえず、ピカピカになりました。
【アマゾンで車のワイパー・替えゴム】
車のリヤ・ワイパーですが、ゴムが切れてしまい、持ち上げると、隙間が見える有様なので、換える事にしました。 リヤ・ワイパーは、使わないんですが、今後、更に切れて、ビローンと垂れてきたら、恥ずかしいですし。
アマゾンで、ノー・ブランドの、ゴムだけというのがあったので、注文。
≪写真左≫
2021年2月8日に、ゆうパケットの厚紙封筒で届きました。 本来、郵便受けに入れられるものですが、大き過ぎて入らず、手渡しされました。
≪写真右≫
細くて薄くて長い金属板が付属していない、ゴムだけの商品で、「フリー・カット・サイズ 幅6mm 長さ650mm」というもの。 ワイパーの長さに合わせて、自分で切るわけです。 送料無料、370円。 もっと安いのもありましたが、それは、ストッパーの膨らみがなかったので、避けました。
下の紙類は、 送り状、注意書き、取り付け方法を書いたもの。 親切な配慮ですな。
【リヤ・ワイパー・ゴム交換】
アマゾンで買った、車のリヤ・ワイパー・ゴムですが、2021年2月11日に、交換しました。 送料込み、370円で、長さに合わせて、切るタイプです。
≪写真上≫
ブレード部分を外して来て、自室で作業しました。 この写真は、古いゴムが付いた状態ですが、切れて、隙間が出来てしまっています。 実際に雨の日に使ったら、瞬く間に、ビロビロになりそうです。
≪写真下左≫
古いゴムは、ストッパーで太くなっている方を抓んで引き抜けば、抜けます。 古いゴムから、薄くて細長い金属板、左右二本を外し、新しいゴムに付け替えます。 もっと値段が高い、パッケージに入った替えゴムを買うと、金属も付いていますが、おそらく、ステンレス製で、錆びるようなものではないので、ゴムだけ買って付け替えた方が、無駄がありません。
≪写真下右上≫
ブレードに取り付けました。 こちらは、ストッパー側。 ゴムの溝の端に、ブレードの爪が入る、窪みがあります。
≪写真下右下≫
こちらは、ストッパーがない側。 金属の端から、5ミリくらいの所を、鋏で切りました。 元から金属が入っている替えゴムでは、金属の長さに合わせて、溝の端が埋められていますが、自分で切るタイプでは、溝のまま、端まで行っています。 しかし、ゴムは、ストッパー側で押さえられていますし、金属も、ゴムとの摩擦で押さえられますから、作動中に、遠心力で抜けてしまうような事はないです。
換えはしましたが、私は、リヤ・ワイパーは使いません。 車を買ってから、4年半になりますが、時々、ワイパーを立てて、作動確認はしているものの、雨の日に、実際に使った事はないです。
リヤ・ワイパーが有用かどうかは、その車のリヤ・ガラスの傾斜角によります。 角度が急で、雨滴が自然に落ちるのなら、視界が妨げられる事はないので、リヤ・ワイパーは、意味がないです。 角度が緩い車で、雨滴が留まってしまう場合は、使えます。
使わない部品は、最初からない方がいいわけですが、残念な事に、リヤ・ワイパーは、オプションになっている事は珍しくて、一定グレード以上では、標準装備になっているから、買う側が選べないのが、実情。 まして、中古車では、尚の事。 使わないからといって、わざわざ、外して、穴を埋めるような人もいますまい。
もし、中古車を買う時に、リヤ・ワイパーがあるかないかで、値段が違っていた場合、ガラスの角度を見て、傾斜がきついようなら、リヤ・ワイパーがない、安い方を選んだ方が、賢明だと思います。
【ロッカー錆取り】
セルボ・モードですが、運転席ロッカーのスカッフ周辺に、錆が出ているのを見つけ、2021年3月20日に、スカッフを外して、錆取りをしました。
≪写真左≫
ビフォー写真を撮り忘れて、アフター写真しかない上に、分かり難くて恐縮ですが、すでに、スカッフを外して、コンパウンドで、錆を落とし、トタン・シルバーを注した後です。 スカッフの外縁に沿って、点々と、少し色が濃くなっている所が、塗料を注した部分。
塗る面積が小さい場合、面相筆などで、塗料が剥がれた部分だけに注すのが基本で、別に、フェイク修理というわけではありません。 トタン・シルバーを使ったのは、缶が出し易い所にあったからですが、車体色と同じ、「1VN マーキュリー・シルバー」を使っても、結局、色が合わない事に変わりがないからという理由もあります。
≪写真右上≫
外したスカッフ。 左右対称で、運転席と助手席で、同じ部品が付いています。 これを外す前に、カウル・サイドを外す必要があります。 カウル・サイドは、プッシュ・リベット2本で留まっていいので、簡単に外せました。
このスカッフ、表側からでは、どこに爪があるのか分からず、爪の外し方も分かりません。 やむなく、爪が折れる事を覚悟の上で、力任せに引き剥がしました。
≪写真右中≫
裏側。 爪は、3箇所にありました。 案の定、折れていました。
≪写真右下左≫
爪は、一体成形で、こんな形でした。 3箇所の内、2箇所は、こんな風に、折れ曲がってしまいました。 ピントが合っていなくて、面目ない。 この形状から考えるに、スカッフを、車の外側に引っ張りながら、上に持ち上げれば、爪を折らずに外せるのでないかと思われます。 そういう事は、車種ごとの整備マニュアルを読まなければ、分かりません。
≪写真右下右≫
爪の内、残り1箇所は、もぎ取れて、ロッカー内に落ちてしまいました。 プラスチックなので、異音は出ないと思われ、破片は、そのままにしておきます。 しかし、スカッフの方は、何とかしなければ、車に取り付けられません。
【スカッフ修理】
≪写真左上≫
2021年3月22日に、スカッフの修理をしました。
力がかかる部分なので、爪の修理や復元は、最初から考えませんでした。 ネットで、新品の部品が買えるのですが、送料込みで、3000円程度します。 どうせ、新品を買うなら、古い方は捨ててしまうわけですから、惜し気がないと思い、爪をグラインダーで削り落として、ドリルと鑢で孔を開けました。 穴の径は、7ミリです。
≪写真左下左≫
孔のアップ。 線と線の間に、ピッタリ収まっていませんが、裏側から、元、爪があった位置に、正確に孔を開けたら、こうなってしまったのです。
≪写真左下右≫
2016年8月に、アマゾンで買った、径7ミリのプッシュ・リベット。 後席のスカッフは、最初から、プッシュ・リベット留めでして、車を買った時、1個欠けていたのを、補う為に買ったもの。 20個入りだったのが、他の部分にも使って、残り、10個くらいになっていましたが、その中から、3個を出しました。
≪写真右≫
スカッフを、プッシュ・リベットで、車に取り付けました。 思っていたより、ずっと、自然です。 知らない人なら、最初から、こうなっていたとしか思わないでしょう。 プッシュ・リベットのいいところは、簡単に外せる事でして、また、錆が出たとしても、その時は、どこも壊さずに、スカッフを外せます。
これで、充分と判断し、新品のスカッフを買う計画は、沙汰やみとしました。 この車は、確実に、私が最後の所有者になるので、次の持ち主の為に、デフォルト状態を維持してやる必要はありません。 私が、これでいいのなら、これでいいのです。
今回は、ここまで。
そもそも、私には、車を弄りたくて仕方がないという、欲望がないので、何か、問題が起こらない限り、補修は勿論、整備もしないのが、普通の状態です。 一応、5月と11月に、定期整備をしていて、オイル交換や、タイヤ空気圧の確認、ワックスがけ、ヘッド・ライトのレンズ磨きなどをしています。 オイル交換の時には、下に潜るので、エンジン周辺の、オイル漏れ状況なども見ています。
私の場合、車では、スーパーや、母の病院など、ごく近場にしか行かないので、車に無理をさせる事がなく、この程度の整備でも、壊れずにもっているのだと思います。 使い方がハードになればなるほど、壊れ易くなるのは、理の当然。
私の場合、バイクにも乗っているわけですが、ちょっと遠くなると、バイクを使うから、車は、近場だけの使用で済んでいる次第。 正直な感想、車で遠出しても、事故が怖くて、緊張するばかりで、楽しさを感じる事がありません。 若い頃は、車しかなかったから、どこへでも車で出かけましたが、バイクがあると、遠出は、自然に、そちらを選びますねえ。 車とバイク、両方もっている人は、大概、そうなんじゃないでしょうか。 車を選ぶのは、自分以外の人を乗せるとか、荷物を運ぶとか、雨の日とか、車でなければ、用を足せない時だけです。
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