2021/07/11

新型肺炎あれこれ ⑪

  新型肺炎について、日記ブログに書いた文章を、移植したシリーズ。 移植というと、楽そうですが、元の文を書く時に、エネルギーを使っているので、手抜きというわけではないです。




【2021/04/16 金】
  朝一、母と車で、近所のスーパーへ買い出し。 大物がないのに、荷室・後席、満杯。 柏餅の季節ですが、時刻が早すぎて、まだ、納入されていないとの事。

  帰って、買ってきた物を、全て、浄化。 常温で保存する物なら、5・6時間で、ウィルスが死ぬらしいですが、冷蔵庫や冷凍庫に入れる物は、ウィルスが長生きしてしまうので、浄化しておくに越した事はないと考えています。 特に、冷凍は、まずい。

  アメリカでは、「接触感染は、率が低いので、物に着いたウィルスは、気にしなくていい」という研究結果が発表されたようですが、感染対策に大失敗して、ワクチンに縋りついているような国の研究ですから、私は全く信用していません。 ただ単に、いちいち、気にするのが面倒くさいから、「大丈夫」にしてしまっただけだと思います。

  接触感染を気にしなくていいというのなら、医療関係者は、防護服など、要らないではありませんか。 手づかみで食べる菓子類など、いくらでもありますが、それも、気にしなくていいと? 随分と、考え足らずな研究結果の発表ですなあ。 それが及ぼす悪影響の程を考えると、背筋が凍る。



【2021/04/28 水】
  インドで、二重変異株が猛威を振るっている様子。 遠い外国の話のような感覚で、悲惨な映像を見ているのですが、このインド変異株、その内、世界中に広まるんじゃないですかね? もちろん、日本にも来る。 今までの流れから見て、より感染力が強い変異株は、必ず、世界中に広まるのであって、例外はないと考えて、間違いないです。

  インドを支援している外国がありますが、これまた、今までの流れから見て、どんなに支援しても、インド国内だけで押さえ込む事はできないでしょう。 必ず、世界中に広まります。 支援も程々にして、自国内でのインド株の蔓延に備えた方がいいんじゃないでしょうか。 後で、「医療機器を返してくれ」とも言えないでしょう。

  インドは、全世界の6割を作っているほどのワクチン大国で、自国内でも接種は進んでいると思うのですが、それでもインド株を押さえ込めないのなら、従来株用のワクチン接種が進んでいる国でも、感染拡大する可能性は高いです。 進んでいない国は、尚の事。

  理屈では、そう分かっていても、インドで起きている事は、やはり、靄がかかった遠い別世界の話、という感じが拭えません。 そんな風に見ていて、あれよあれよと思う間に、自分の国でも、同じ事が起き始めるんでしょうなあ。 一年前の、武漢もそうでしたし。



【2021/05/17 月】
  それにしても、バイデン大統領よ。 「ワクチンを打った者は、マスクをしなくて良い」なんて、言ってしまって、良いのか? 「簡単な理屈だ」とも言っていますが、そんなに簡単な話ではないと思うのですが・・・。

  ワクチンの感染予防効果が、100パーセントなら、確かに、簡単な理屈になりますが、そうではない上に、従来株用に作られたワクチンが、各種変異株に、どの程度、有効か、はっきり分かっていないのでは、事は、大変、複雑なのであって、簡単な理屈で済むわけがありません。

  どうやら、ワクチンの接種率を上げる為に、マスクを外す許可をエサにしようとしているようですが、そもそも、トランプ支持者で、ワクチン拒否している人達は、最初からマスクなんぞしていないのだから、意味がないですし、ワクチンの長期的副反応を心配している人達は、マスクを外す気がないのだから、エサには、食いつきますまい。

  そんな、猿を躾けるみたいなやり方で、新型肺炎を克服できるとは到底思えません。 朝三暮四か? 一度、マスクを外させてしまって、「感染者が増えたから、また付けろ」と言ったら、政府の信用はガタ落ちですぜ。 自信満々で、「簡単な理屈だ」なんて、カッコつけている場合か。

  ワクチンの効力を過信しているのは、大統領だけの思い込みではなく、背景に、CDCの意見があるようですが、雁首揃えて、そんな簡単な事が分からないというのが、今のアメリカの、大変、大変、残念なところです。 第二次世界大戦時のアメリカのような、「途轍もなく凄い」感じが全くしないだけでなく、考えが足りないところばかり、目立ちます。



【2021/05/25 火】
  ワクチンの大規模接種会場での接種が始まったとの事。 と言っても、日当たり、5000人だけだそうで、それほど、大規模でもないです。 一日100万人を摂取するとしたら、200ヵ所必要ですが、そんなには、とても増えないでしょう。

  私個人としては、ワクチン接種をするつもりがないので、他人事ですが、他人事と分かっていても、「早く、早く!」と目の色を変えている人達の姿は、異様に見えます。 それが、圧倒的多数というのは、輪をかけて、異様。 完全に、「手段の目的化」を起こしているのです。 「何の為に打つか」など忘れてしまって、「とにかく、早く打てば、得をする。 遅くなれば、損をする」という、バーゲン・セール意識に突き動かされているわけだ。 うーむ、人間とは、こんなにも愚かだったのか。

  長期的副反応が、全く分かっていないワクチンを打って、「早く打てば、安心できる」と思っているのは、あまりにも、考えが足りない。 「○年経ったら、ワクチンを打った人間が、バタバタ死に始めた」というと、極端すぎるから、そんな心配をしない人の方が多いでしょうが、「○年経ったら、ワクチンを打った人の中に、特定の病気にかかる者が多く出てた来た」というくらいなら、「あ、そういう事はあるかもしれないな」と、不安になる人があるんじゃないでしょうか。

  今現在出回っている新型肺炎のワクチンは、一つの例外もなく、長期治験が終わっていないので、○年後にどんな副反応が出て来るか、全く分かっていません。 短期的に見れば、一応、新型肺炎に、感染し難くなり、発症し難くなり、ほぼ死ぬ恐れはなくなりますが、長期の方は、まるで、分かっていないのです。

  短期的に出る副反応の、アナフィラキシーや、血栓についてなら、「リスクより、メリットが上回る」と言ってもいいと思いますが、長期的副反応は、分かっていないという意味で、リスクは、無限大なのであって、それを上回るメリットなんぞ、ありえません。 ワクチンを打つ事で、短期的には、安心できるかもしませんが、長期的には、いつ何が起こるか分からないわけで、10年間くらいは、不安を抱き続ける事になるのではないでしょうか。 ちなみに、薬害には、何十年も経ってから、健康被害が出てくるものもあります。

  多くの接種希望者が、軽く受け止めていると思いますが、ワクチンを打つ際には、必ず、同意書に署名を求められるはず。 後々、健康被害が出ても、打った側に、責任を求められない仕組みになっているのです。 たとえ、死んでもです。 これだけ、大掛かりに、世界中で接種が行なわれていても、打った側には、何の責任も発生しません。 全て、打って貰った側の責任になります。

  法律上は、そうなんですが、ワクチン接種を、「早く早く!」と、勧めていた人達は、後々、長期的副反応が出た場合、その重大さに応じて、同義的責任を負う事になります。 最悪、死人がバタバタ出た場合、恐らく、「早く早く!」と、勧めていた人達は、そのワクチンを接種していて、もう、死ぬ事が時間の問題になった人達の襲撃を受けて、殺されてしまうかも知れません。 「お前が勧めたから、打ったんだぞ! 責任を取れ!」と。 その通りだから、言い返せますまい。

  「初期の時点では、分からなかった」と言い訳しますかね? そうですよ。 分からないんですよ。 分からないから、リスクがマックスだとは考えなかったんですか? 分からなかったのなら、「長期的に、どんなリスクがあるか、分からない」と言っていれば良かったのですよ。 「分からない」という事は、確実に分かっていたわけだから。


  前にも書きましたが、私は、義務にならない限り、打ちません。 他人には、ワクチンを勧めませんが、止めもしません。 最悪の場合、ウィルスで死ぬか、ワクチンで死ぬか、どちらに転んでも、責任が取れないからです。 しかし、考え足らずだろうが、バーゲン・セール意識に強迫されていようが、自発的に打った人達には、感謝しようと思っています。 感染予防効果が低いから、集団免疫は期待していませんが、とにかく、感染する人が減るのは、自分が感染する危険性も減るという事で、歓迎すべき事だと思うからです。

  ワクチンに否定的な人達の中には、危険性を訴えて、警鐘を鳴らしている向きもいるようですが、馬鹿正直にも程がある。 いーから、ほっとけ。 打っている人達は、自分で、同意書を書いて、危険を顧みずに、人体実験の検体になってくれるというのだから、ありがたい事ではないですか。 打たないあなた方に、何の損があるのだ?

  気をつけなければならないのは、「ワクチン接種の義務化」の方で、その流れが出て来ると、まずい。 世論に、そういう傾向が出てきたら、上述の指摘をして、「あなた、打ったんですか? それは、先々、不安でしょうねえ。 最悪の場合、死ぬかも知れませんよ」と言って、煙に巻いてやればいいと思います。



【2021/05/27 木】
  一昨日の夕方、新聞の集金人が来ました。 インター・ホンのモニターで見たら、無マスクなので、「マスクをしてください」と言ったのですが、なかなか通じず、4回くらい、大声で言ったら、集金せずに帰ってしまいました。 マスクをして出直してくるのかと思ったら、その日は来ず、次の日も来ません。 いい加減、いつ来るか分からない相手を待っていられないので、今朝になって、新聞店に電話しました。

  事情を告げたところ、「こういう御時世なので、店内でも配達先でも、従業員に、マスク着用は、徹底しています」との事。 つまり、うちに集金に来た人だけ、命令を無視しているわけだ。 その点については、電話の相手も、否定はしませんでした。 店の外で、マスクしているかどうかなんて、分からないものねえ。

  「今、マスクしていない人というのは、注意しても分からないと思うから、できれば、他の人に集金に来てもらえないでしょうか」と言ったのですが、「はあ・・・、検討してみます」という渋い返事でした。 つまり、他に人がいないのでしょう。 銀行引き落としもできるようなので、そちらに変更してもらえないか、訊いたのですが、時間がかかるから、今月分は無理だとの事。

  流行開始から半年くらいは別として、それ以降は、郵便配達でも、宅配便でも、無マスクで訪ねて来る人は、いなくなっており、今回は、思いっきり、引いてしまった次第。 今の時点で、マスクをしていない人間というのは、「マスクに効果はない」という完全に間違った信念を持っているか、「コロナなんて、自分には関係ない」という態度で、流行前と全く同じ生活を続けているかのどちらかなのであって、確信犯ですから、注意しても、無駄だと思うんですがねえ。

  冗談じゃないですよ。 ただ、新聞代を払う為だけに、感染の危険なんか冒していられるものですか。 母も母で、とっくの昔から、銀行引き落としにすれば良かったのに。 なんで、私が、こんな嫌な思いをさせられなければならないのか。 うんざりしてしまいます。

  ちなみに、もし、母が他界したら、私は、新聞を取るのをやめるつもりでいます。 情報はネットで間に合うのに、毎月、4000円も払って、ゴミを包む為の紙を買うなど、馬鹿馬鹿しいからです。 ゴミを包む紙が必要なら、ネットで、同じ大きさの白っ紙を買った方が、経済的です。 新聞紙は、半分以上、資源ゴミに出してしまいますが、白っ紙は、全部使うから、無駄が出ないという理由。

  母にしてからが、新聞なんて、テレビの番組欄しか見ていません。 自分で、毎月4000円も出して、中身を全く読まないというのだから、わけがわからん。 番組なんて、テレビの番組表を見た方が、早いではないか。 そんなだから、新聞店との関係を大事にしようという気になれないのです。



【2021/05/28 金】
  夕方6時頃、 新聞店の営業部長さんが訪ねて来て、ようやく、今月分の新聞代を払う事ができました。 もちろん、営業部長さんは、マスクをしていました。 インター・ホンのモニターで、それを確認した上で、こちらも、マスクをして、応対。 先日来た、無マスク集金人の事を謝られたので、こちらも、「電話などして、申し訳ありません」と、謝り合戦になりました。

  銀行引き落としの手続きについて話し、もし、来月に間に合わなかったら、また、営業部長さんが来るというので、安心しました。 しかし、全面的に問題が解決したわけではありません。 新聞を配達しているのは、無マスク集金人本人だと思われるからです。 営業部長さんが、配達までは代わってくれないでしょう。 まあ、新聞は、紙ですから、万一、ウィルスがついても、死滅するのが早いですし、一応、取り込む時には、浄化しているから、何とかなるでしょう。

  ところで、営業部長さんですが、帰って行く時、車の音がしませんでした。 徒歩で、遠ざかって行った模様。 もしかしたら、無マスク集金人が集金して回った家全てに、謝って回っているのではないでしょうか。 無マスク集金人は、もちろん、うちだけに来たわけではないのであって、他の家も、無マスクで訪ねたに違いありません。 私のように、店に電話をした者は少ないと思いますが、今時、無マスクで訪ねて来られて、引かない家は稀でしょう。

  私が電話したのが、昨日の朝ですから、営業部長さんが来るまでに、一日半かかっているわけですが、その間に、店で、無マスク集金人を巡って、結構な悶着があったのでは? 昨日書いたように、店では、マスク装着を徹底しているようなので、無マスク集金人は、あからさまな命令違反をしていたわけで、問題にならない方が不思議です。

  電話でも、営業部長さんにも言わなかったのですが、あの無マスク集金人、私がインター・ホンで、「マスクをしてください」と、4回繰り返しても、「○○新聞店です」、「集金に来ました」と言うだけで、こちらの言葉が伝わっていない様子でした。 その時は、耳が遠いのかと思っていましたが、後で考えると、そうではない。 聞こえないフリを続け、私が諦めて、玄関の扉を開けるのを待っていたのだと思います。 もしそうなら、大変、悪質で、その腹黒さに、ぞっとします。

  そういう人間は、懲らしめた方がいいと思う反面、そういう人間だからこそ、逆恨みされる恐れもあり、油断がなりません。 これも、新型肺炎の齎した災厄でしょうか。 生き難い世の中になったものです。




  今回は、ここまで。  前回、「もう一回分ある」と書きましたが、それを書いた後、また書いた記事があるので、今回では終らず、次回まで、という事になります。 とりあえず。

  日付が開いているのを見れば分かりますが、今現在、私は、新型肺炎関係の報道に、被りつきで、興味津津というわけではありません。 日本社会の危機対応能力の限界が、よーく分かったので、そちらに期待する事は、一切やめ、自分と家族だけ守ろうと思っています。 人為的収束は、金輪際、当てにしておらず、何らかの理由で、自然終息するまで、感染防御に努め、息を殺して暮らそうという算段。