2021/07/25

EN125-2Aでプチ・ツーリング (22)

  週に一度、「スズキ(大長江集団) EN125-2A・鋭爽」で出かけている、プチ・ツーリングの記録の、22回目です。 その月の最終週に、前月に行った所を出しています。 今回は、2021年6月分。





【内浦重須・山の中の神社】

  2021年6月2日に、バイクで、内浦重須へ行って来ました。 地図で見つけた、神社マークの場所を目指しました。 若干のロストの後、正しい道に戻れましたが、想定外の山の中でした。

≪写真1左≫
  これが、その神社ですが、バイクを停める所がありません。

≪写真1右≫
  やむなく、昼尚暗い細道を、更に上へ登りました。 幅員は、軽トラが一台だけなら、通れるくらいです。 すれ違いは、無理です。

≪写真2左≫
  回り込んだ所に、こんな建物がありました。 住宅かと思いましたが、正面に回ったら、納屋でした。 普通、納屋は、住宅の敷地内に造るものですが、たぶん、この山全体が、個人の所有だから、納屋だけが建っているのでしょう。

≪写真2右≫
  納屋の横の、道路が広くなっている場所に停めた、EN125-2A・鋭爽。 ちょっと待ってろよ。 すぐ、戻って来るから。

≪写真3≫
  神社。 赤い鳥居以外、神社アイテムは、ありません。 文字らしきものもなく、赤い色を使ってあるので、稲荷かと思いましたが、隣にある小さい祠が、ミニ・サイズの狛狐から、稲荷である事が分かり、それならば、大きい方の社殿は、弁財天かも知れません。 自信なし。

  雰囲気的に、どうも、個人祭祀っぽいですが、社殿は、木造・銅板葺きで、個人で建てたにしては、立派です。 これは、宮大工でなければ、造れますまい。

≪写真4≫
  神社近くの、視界が開けた所から見下ろした、重須の集落。 分かり難いですが、長浜城址も写っています。




【内浦長浜・長濱神社①】

  2021年6月9日に、バイクで、内浦長浜の、「長濱神社」へ行って来ました。 海沿いの道を南下し、三津シーパラダイスのトンネルを抜けたら、右側に、逆方向へ戻るような向きに、道があるので、そこへ入ります。 すぐに、右側に、急坂の道が分岐しているから、そこを登れば、到着します。 坂の下から見える距離。 車では、かなり、厳しいです。 上がるだけは上がれても、神社には、停める場所がありません。

≪写真1≫
  鳥居の前。 手前の道が急坂で、平らな場所は、ほとんど、ありません。 右手へ向かう道は、山中の畑に通じています。 たぶん、私有地。

≪写真2左≫
  バイクを停める場所がなくて、やむなく、畑の入り口付近に停めました。 こういう場合は、さっと見て、さっと戻って来るのが望ましいです。 住宅の敷地内ならともかく、農地の隅くらいなら、不法侵入事件に発展する危険性は低いので、くれぐれも、御丁寧に、土地の所有者に了解を取りに行ったりしないように。 新型肺炎流行の時節柄、却って、迷惑がられると思います。

≪写真2右≫
  手水舎。 村社クラスでは、標準的なもの。 この神社は、「延喜式内」と、標柱にありましたが、境内が狭いので、やはり、手水舎は、このくらいが、適当な規模でしょう。

  「この水は飲まないで下さい」という注意書きがありました。 水道ではなく、井戸か、もしくは、山から引いているんでしょうか。 手水で口を漱ぐ人はいますが、中には、飲んでしまう人もいるわけですな。 

≪写真3≫
  社殿。 木造・瓦葺き。 境内は、二段になっています。 石垣は、丸石で、これは、昭和になってから積んだものではないかと思われます。 丸石の石垣の歴史は、浅いです。

  手前の石燈籠は、新しい物で、壊れ難いように、火袋の高さが、低くなっています。

≪写真4左≫
  拝殿と本殿が、短い廊下で繋がっている形式。 本殿の壁は、石です。 こういう規格サイズの切石で積まれた壁は、明治以降に造られたもの。 江戸時代は、土蔵だったのが、明治に入って、切石が出回った事で、石蔵に移り変わるのですが、その技術を流用して、本殿を造ったのでしょう。

≪写真4右≫
  狛犬。 台座には、「昭和四十一年」とありましたが、いやいやいや、これは、ゆうに、戦前でしょう。 台座の方を新しくしたのが、昭和41年(1966年)だったのでは? 戦後の唐獅子タイプとは、全く別の動物を念頭に置いて彫ったのは、疑いないです。 ネットで見たら、「猿みたい」という意見が載っていましたが、なるほど、猿っぽい。




【内浦長浜・長濱神社②】

≪写真1左≫
  これも、長浜神社の境内にあったもの。 石燈籠ですが、火袋が壊れて、除かれています。 新しい石燈籠を作ったけれど、古いのをどう処分すればいいのか分からず、そのままにしてあるという、どこの神社でも、よく見る残骸です。 奉納した氏子に遠慮があって、撤去できないのかもしれません。 その氏子の家に了解をとって、火袋だけ、作り直せば良かったのに。

≪写真1右≫
  レイアウトの関係で、ここへ持って来ましたが、神社前の坂道を登りきった所にある、平地です。 ホテルの駐車場。

≪写真2≫
  神社前の坂道を登りきった所。 左側の建物は、観光ホテル。 右側に、≪写真1右≫の駐車場があります。

≪写真3≫
  ホテルの海側。 眺めは、素晴らしい。 おにぎり形の島は、淡島。 立つ場所によっては、たぶん、富士山も見えると思います。

≪写真4左≫
  坂道の途中からは、三津シーパラダイスの園内が、一部、見えます。 帰ってから、調べて分かった事ですが、三津シーパラダイスは、名前こそ、三津(みと)ですが、所在地は、内浦長浜でして、長濱神社のすぐ下にあるのも、不思議ではありません。

≪写真4右≫
  三津シーパラダイス内の入り江に、アザラシが見えました。 しかし、遠過ぎて、あまりにも、小さい。 アシカやアザラシが見たいなら、ここで粘っているより、園内に入った方が、有意義な時間を過ごせると思います。




【内浦長浜・白髪神社①】

  2021年6月15日、バイクで、内浦長浜の、「白髪神社」に行って来ました。 「しらが・じんじゃ」と読むようです。 本当は、口野で行き残した神社へ向かったのですが、見つかったものの、神社の前に住んでいる人が、無マスクで立ちはだかっていて、近づけませんでした。 やむなく、目的地を変更して、白髪神社に来たもの。 道順は、うろ覚えでしたが、割とすんなり、到着しました。

≪写真1≫
  正面。 石の鳥居があります。 鳥居手前の、画面の右側に家があり、そこに大きな白黒の犬がいて、「ウォンウォン!」と吠えられまくりました。 しかし、人間に比べれば、犬なんて、可愛いものです。 手を振って、あしらっておきました。

≪写真2左≫
  境内にあったもの。 これは、何なんでしょう? 棒を登って遊ぶ、遊具? 他に、遊具のようなものはありませんでしたが、 もしや、宗教的な意味があるものなんでしょうか?

≪写真2右≫
  新しい石燈籠。 火袋の高さが、低く抑えられているのは、壊れ難くする為でしょう。 他でも、見た事があります。

≪写真3左≫
  本殿。 木造、トタン葺き。 トタンの造形は、細かいです。

≪写真3右≫
  木彫の唐獅子。 いい仕事していますねえ。 素人目にも、良い出来だと分かります。 そういえば、この神社には、狛犬がありませんでした。

≪写真4≫
  手水舍。 木造、トタン葺き。 シンプルですが、バランスが良くて、作った人の高いセンスが窺われます。 右に、火袋が欠けた石燈籠が立っています。 火袋が壊れた際、氏子中で、「火袋だけ作り直す」という案と、「新しい石燈籠を作る」という案が出たら、必ず、後者が勝つようですな。 古いのを撤去できないのは、それを寄進した氏子が、まだ、いるからだと思います。




【内浦長浜・白髪神社②】

≪写真1左≫
  社殿を横から見た様子。 拝殿と本殿が短い廊下で繋がれている形式。 境内に、段があり、本殿の方が、一段高くなっています。 全体のバランスが良いですな。 

≪写真1右≫
  拝殿の屋根側面の飾り。 名前が分かりません。 凝った彫刻ですが、高い所にあるので、仔細に見る事ができません。 ここのは、見易かった方。 屋根の上の、トタン(ブリキ?)による造形も、細かい仕事です。

≪写真2左≫
  なぜか、拝殿の正面端の柱に、時計がかけられていました。 木造社殿には似合いませんが、あれば、便利でしょうな。 神社の境内は、子供の遊び場になる事が多いので、帰る時刻を知らせるのが、目的かも知れません。

≪写真2右≫
  境内別社。 名前を見て来ませんでした。 建物は、よく出来ています。

≪写真3≫
  境内別社。 こちらは、小さいもの。 左端の石塔には、「妙法金神」とあります。 仏教系の神でしょうか。 神社の境内には、石碑、石仏などが集められる事があります。

≪写真4≫
  境内、下の段に停めた、EN125-2A・鋭爽。 犬から見えない位置を探して停めました。 住宅地の中に目的地がある場合、バイクよりも、自転車の方が、行き易いですな。 こういうバイクで、ライト点けて乗りつけたら、そりゃ、犬は吠えるでしょうよ。 脅かして、済まなかったな、ワンタレコよ。




【伊豆の国市長岡天野・子育地蔵】

  2021年6月22日に、バイクで、伊豆の国市、長岡の、天野にある、「子育地蔵」へ行って来ました。 狩野川沿いの道路を、南下して行って、古奈温泉を真っ直ぐに通り過ぎた所にあります。 実は、天野地区なのか、小坂地区なのか、微妙なのですが、ネット地図で調べると、天野になっているので、そうしておきます。

≪写真1左≫
  道路脇ですが、少し奥まった所にあります。 土手の上のような地形。

≪写真1右≫
  以前、ここを通った時に、何か、神仏関係のものがあるのが目に入ったのですが、この日に、改めて来て、初めて、「子育地蔵」だと知りました。 由来を書いた説明板は、ありませんでした。

≪写真2左≫
  南の方を見た景色。 薄緑色の橋が見えますが、伊豆中央道の、新大門橋です。 その向こうに、長岡と大仁を結ぶ一般道に架かる大門橋があるのですが、ここからは、見えません。 

≪写真2右≫
  狩野川の土手に立っている、数本の木。 もし、六本だったら、この辺りの地名は、六本木になったかも知れませんな。

≪写真3≫
  子育地蔵の前の道路は、狩野川の土手を切り取る形で、通っています。 水門のような設備、あり。 大水が出たら、ここで塞ぐのでしょう。

  バイクは、停める場所がなくて、道路脇に停めました。 この道路、結構、交通量が多いので、ヒヤヒヤです。 この道路の存在を知っている地元の人間しか通らないせいか、運転が荒い。 ピンク・ナンバーの125ccバイクでは、ナメられて、煽られまくり。 殺す気か?

≪写真4≫
  帰りに、江間の方で、撮った写真。 すでに、田植えが終わっています。 典型的な、日本の田園風景ですな。 私は、子供の頃から見慣れているので、特に美しいとも思いませんが。




【沼津市立図書館 / 香貫大橋】

  梅雨で、雨が続き、週に一度、出かけている、バイクでのプチ・ツーリングができなくなりました。 やむなく、雨が上がった隙を突いて、バイクを出し、図書館へ行って来ました。 とりあえず、エンジンをかけ、少し走って来なければ、バッテリーが上がってしまうのです。 2021年6月30日の事。

≪写真1≫
  図書館の建物、前面。 上の方の造形は、本を開いて伏せた時の、真ん中の部分を模してあるそうです。 1993年に開館。 私は、それ以前に、狩野川の南側にあった、「駿河図書館」の時からの利用者です。

≪写真2≫
  北側隅にある、ベンチ。 以前、ここは、喫煙所になっていて、駐輪場から、建物の入口に向かう時には、煙草臭いのを我慢しなければなりませんでした。 ほんの、2・3年前に、ようやく、敷地内全面禁煙になり、ここも、灰皿が撤去されましたが、未だに吸っている奴を、見かける事があります。 言っても分からないのだから、こんなベンチなど、なくしてしまえばいいのです。 なんで、図書館に入るのに、休憩しなければならないのか。 馬鹿馬鹿しい。

≪写真3左≫
  図書館の駐輪場に停めた、EN125-2A・鋭爽。 平日なので、ゆうゆう、停められます。 以前は、出入り口が二ヵ所あったんですが、図書館の車を停める為の駐車場が広げられて、一ヵ所になってしまい、不便になりました。 それでいて、駐車場の方は、大抵、ガラガラなのだから、腹が立ちます。 夜間には、埋まるんですかね?

  ヘルメットは、猛暑期用のシルバーになっています。 駐車場が混んでいる場合、メットは、バイクに残さずに、手に持って行った方が無難。 ぶつけられる危険性が高いので。

≪写真3右≫
  真っ直ぐ帰るのもつまらないので、旧国一、黄瀬川橋、静岡医療センター前と回って、香貫大橋を渡って、帰りました。 写真は、香貫大橋。 大掛かりな足場を作って、数ヵ月間、塗装作業が行われていましたが、この時は、もう、終わっていました。

≪写真4≫
  山が下の方から見た、香貫大橋。 錆が目立っていたので、それは、なくなりましたが、塗り替え前と同じ色であるせいか、どうも、綺麗になったという感じがしませんな。 ちなみに、香貫大橋は、1996年の開通。




  今回は、ここまで。

  最後の一件は、プチ・ツーリングではありませんが、写真を撮って来たので、出しました。 雨が続くと、ほんと、参ってしまうんですわ。 なにも、十日も続けて降る事はないでしょうが。 プチ・ツーには行けない、折自でポタリングには行けない、買い出しは車がずぶ濡れ、布団は干せない、なーんにもできやしない。