2022/01/30

EN125-2Aでプチ・ツーリング (28)

  週に一度、「スズキ(大長江集団) EN125-2A・鋭爽」で出かけている、プチ・ツーリングの記録の、28回目です。 その月の最終週に、前月に行った分を出しています。 今回は、2021年12月分。





【三島図書館・給油】

  2021年12月3日に、バイクで、三島図書館へ行き、帰りに、清水町徳倉のガソリン・スタンドで、給油して来ました。

≪写真1≫
  三島市立図書館が入っている、三島市生涯学習センターの入口。 前にも出しましたが、別角度から。 さすがに、同じ所にばかり通っていると、写真を撮る対象がなくなって来ます。

  この日、≪三体Ⅲ 死神永生≫の上下巻と、≪現代中国SFアンソロジー 折りたたみ北京≫、≪同 月の光≫を返却し、三島図書館通いは、終了しました。

≪写真2≫
  東側駐輪場の全景。 職員の自転車も置かれているのか、いつ行っても、必ずある自転車が見受けられます。 私は、バイクで行った時には、こちらに停めます。 道路に面しているから、出入りし易いのです。 袋小路ですけど。 写真の左手には、一段高くなって、一般住宅が並んでいます。

≪写真3≫
  東側駐輪場の南端に停めた、EN125-2A・鋭爽。 12月に入り、寒くなって来たので、ヘルメットを、フルフェイスの、「アストロe」に換えました。 2年前に、自分で、白から黒に塗り直したもの。

≪写真4≫
  給油に寄った、清水町徳倉のガソリン・スタンド。 セルフです。 ガソリンが高くなってしまい、この時は、リッター160円でした。 千円分で、6.25リットル。 タンクに、半分しか入りません。




【平沼・畑の神社 / 農地保全整備事業完成記念碑】

  2021年12月9日、バイクで、沼津市の西の方、平沼地区にある、畑の神社と、「農地保全整備事業完成記念碑」を見に行って来ました。

≪写真1左≫
  場所を説明し難いですが、東名高速道路の南側に添った所にあります。 地図に、鳥居マークだけついていました。 名前は、分かりません。 畑の隅にあるので、たぶん、個人で祀ったものだと思います。 白い鳥居は、断面が四角い鋼材を溶接したもの。

≪写真1右≫
  社殿は、人間が入れるサイズです。 木造で、屋根は、銅板葺き。 扉の前に、紙パック酒が置いてありました。 祀っている人が、酒飲みなんでしょうな。 自分の好物を供えるのは、よくある事です。

≪写真2左≫
  鳥居の手前左右に、花立て、あり。 普通、神社には、露天の花立てはないです。 個人祭祀ならではのアイテム。 神物・仏物に拘らず、個人で祀っている場合、花を供えたくなる気持ちは、よく分かります。 

≪写真2右≫
  南を見た景色。 眺望は、これ以上ないくらい開けていますが、東名高速道路の高さでは、下界を見下ろしている感じは薄いです。 遠くに、伊豆半島北西部の山並みが見えます。 手前は、茶畑。 

≪写真3≫
  東名に沿って、細い道があり、そこに停めた、EN125-2A・鋭爽。 起伏が激しくて、神社の近くには停められず、10メートルほど行き過ぎた所に、停めました。 ところが、出発する時に、ここでは狭過ぎて、方向転換が出来ず、更に、20メートル以上、押して下って、広くなった所まで移動しなければなりませんでした。

≪写真4左≫
  畑の神社から、北へ少し登った所に、石碑があるらしいのを地図で見ていたので、行ってみました。 割と広い道路が、ヘアピン・カーブになっている所に、ありました。 わざわざ、石碑の為に、敷地を確保して造ってあるのです。

  生い茂っている冬枯れの木は、桜。 下枝を打たないから、屈まないと、枝の下を潜れません。 逆に考えると、花の季節は、下の方まで花がつき、凄い迫力になるのでは? でも、やはり、下枝は刈った方がいいと思いますねえ。

≪写真4右≫
  石碑の手前に植えられた、蘇鉄。 このくらいでも、大きくて、立派ですが、蘇鉄は、もっと大きくなります。

≪写真5左≫
  「農地保全整備事業完成記念碑」。 長い名前だな。 桜の手入れがなっていないところをみると、管理者がいない、訪問者もいないのだと思いますが、せっかく、大掛かりに整備したのに、もったいないです。

≪写真5右≫
  解説板。 昭和47年(1972年)から、16年間かけて、土地を開梱したという内容。 解説板の製作年は、昭和62年(1987年)になっていますから、24年前ですか。 四半世紀程度だと、まだ、古びた感じはしませんな。 桜が育ち過ぎただけで。

  ちなみに、この辺り、完全に山でして、傾斜地ばかりです。 ほとんど、茶畑なのでは?

≪写真6左≫
  石のベンチ。 長時間座っていると、痔になりそうですが、そんな心配は不要で、桜の枝が、この有様では、ここで、弁当を広げる人もいますまい。 石だから、無整備でも、朽ちないのであって、木製だったら、とうに、ガラクタになっているはず。 どんな材料にも、一長一短あり。

≪写真6右≫
  なんだ、これは? 円筒形のコンクリートの物体が、斜めに倒れて状態で、地面のコンクリートに埋め込まれています。 オブジェ? 分からんなあ。




【西浦・平沢海沿いの社】

  2021年12月16日に、バイクで、西浦・平沢にある、海沿いの神社に行って来ました。 住宅地図で、鳥居マークを見つけて、行ってみた次第。

≪写真1≫
  名前が書かれていない神社だったので、見つけられるか心配だったのですが、行き過ぎる事もなく、辿り着きました。 道路の海側に、小さな社が置かれています。 人間が入れるサイズではないですが、宮大工でなければ造れない細工です。

  社の前に、賽銭箱あり。 鳥居、狛犬、石燈籠、手水場などは、ありませんでした。

≪写真2≫
  歩道に停めた、EN125-2A・鋭爽。 車道と歩道の間に、手すりがあり、その切れ目からしか、出入りできません。 下り坂になっていて、バックできないので、帰りは、押して、数十メートル離れた、次の切れ目から、車道に出ました。 軽い125で良かった。

≪写真3≫
  境内というほどの境内はなく、崖下が、海です。 養殖用の生簀が見えています。

≪写真4≫
  少し、東へ戻った所で、富士山が見えたので、撮りました。 手前の黒っぽい山は、愛鷹山。 空を飛んでいるのは、カラスです。 凄い数。 ヒッチコックの、≪鳥≫みたい。




【伊豆市堀切・雄飛滝①】

  2021年12月23日に、バイクで、伊豆市の堀切地区にある、「雄飛滝」へ行って来ました。 2008年7月に、西浦経由で山を越えて行った事があるのですが、今回は、伊豆長岡から南下し、大仁の城山の南を回って、逆方向から行ってみました。

≪写真1≫
  伊豆長岡から、狩野川左岸を、道なりに下って行ったのですが、山坂地区に入ってしまったので、「これは、違う」と思い、引き返して、山田川に沿って、西へ向かいました。 途中、「↑雄飛滝 →益山寺」の標識を見て、直進したのですが、結局、ロストしてしまいました。

  写真は、更に奥地にあるらしい、広野地区のついての解説板。 かつて、各村の入会地だったのが、今は、人工林になっている、といった事が書いてあります。 ちなみに、この場所で、すでに、滝を行き過ぎています。

≪写真2≫
  更に先にあった、分岐点。 「↑広野 →沼津市三津方面」となっています。 私は、滝が、まだ先にあると思っていたので、直進しました。

≪写真3≫
  こんな杉・檜の人工林を抜けて、5分くらい進んだのですが、広野まで行かない内に、道が狭くなって来た上に、時間が折り返し限界に近づいて来たので、諦めて、引き返してきました。

≪写真4≫
  ところが、広野についての解説版より手前まで戻って来たら、雄飛滝があるのを見つけました。 ここですよ、ここ。 バイクの向こうに、「雄飛滝」と書かれた、茶色の標柱があります。 出かけてくる前に、2008年に来た時に撮った写真を見て来たから、この標柱には、見覚えがあったのです。 行きには、気づかずに通り過ぎてしまっていたんですな。 とにかく、着いて良かった。 家から遠いから、そうそう、気軽に出直して来れません。




【伊豆市堀切・雄飛滝②】

≪写真1≫
  滝は、谷底にあり、崖道を下りて行きます。 手すりがありますが、頑丈とは言い難いので、足下に気をつけて、転げ落ちないようにしなければなりません。 道路からでも、滝は見えますが、かなり、遠いです。

≪写真2左≫
  これが、雄飛滝(ゆうひだき)。 当て字だと思いますが、元は、どういう意味でつけられた名前だったんでしょう? 位置的に、夕陽とは関係なさそうです。 上下二段になっています。

≪写真2右≫
  滝壺。 水量が多い時もあるようですが、この規模の滝壺という事は、劇的に多くはならないのでしょう。

≪写真3左≫
  簡単な橋を渡ると、滝の奥に、祠、もしくは、お堂がありました。 中まで覗いて来なかったのですが、外観だけでは、神仏どちら系なのか、判然としません。

≪写真3右≫
  谷から上がってきて、道路脇に停めた、EN125-2A・鋭爽を、斜め後ろから、少し見上げる角度で撮りました。 この角度だと、どうしても、軽薄に見えます。 なぜなんでしょう? タイヤが細いのが、強調されるからでしょうか。 ちなみに、ホイールの幅が決まっているから、タイヤだけ、太い物に換える事はできません。 できたとしても、私は、やりませんが。

≪写真4≫
  だいぶ、下って来た辺りに、山の一部で、岩壁が露出している所がありました。 何山というのか、帰ってから地図を見ても分かりませんでした。 こういうのを見ると、山というのが、土ではなく、岩で出来ている事が、良く分かります。 土は、表面に被さっているだけ。 芯まで土だったら、雨で流れて、なくなってしまいますからのう。




【伊豆の国市宗光寺・白幡神社①】

  2022年12月30日に、バイクで、伊豆の国市、宗光寺地区にある、「白幡神社」へ行って来ました。 7月30日に、行こうとして、ロストし、辿り着かなかった所。 他を一巡している間に、ネット地図で調べ直し、最も確実な道順を選んで行ったら、難なく着いたという次第。

≪写真1≫
  参道の石段。 山の斜面にあるので、いろいろと、立体的です。

≪写真2≫
  境内は二段になっています。 これは、下の段から、上の段へ上がる石段と、その上の社殿を撮ったもの。

≪写真3左≫
  下段から上段へ上がる石段の、向かって左側にあった、石垣の台。 おそらく、大きな石燈籠が、かつて、この上に載っていたんじゃないでしょうか。 注連縄が掛けてあるのは、正月の準備でしょう。

≪写真3右≫
  石段の右側にあった、手水舎。 小ぶりですが、簡潔にして十分という趣き。 しかも、注連縄、榊、柄杓まで、正月を迎えるアイテムが、綺麗に整えられています。 蛇口がどこにあるか、確かめて来ませんでしたが、たぶん、水は使えるはず。 ここまで、揃っていて、水が出ないという事は、考えられませんから。

≪写真4左≫
  石段の途中から、社殿を見上げました。 やはり、注連縄は、新しくなっています。

≪写真4右≫
  社殿の前後左右に、板が立てられていました。 これは、何なんでしょう? 他では、見た事がありません。 神社の祀り方には、他所と似せようという「模倣性」と、個性を持たせようという「独自性」の、二方向がせめぎ合っていて、これは、後者の顕れのようです。




【伊豆の国市宗光寺・白幡神社②】

≪写真1左≫
  社殿の後ろの方。 拝殿・本殿一体式で、本殿がある部分が、背面から飛び出している形式。 まだ、新しいのか、綺麗な壁です。 屋根は、銅板葺き。 こういう社殿を新築すると、一体、幾らくらい、かかるんでしょうねえ。

≪写真1右≫
  境内別社。 割と細かい細工の、石の祠です。 二つ、同じ物なので、これは、他から持って来た物ではなく、この神社の別社用に造ったのでしょう。 台座部分は、時代が若いです。

≪写真2≫
  境内の下の段には、道路から、スロープでも上がれるようになっています。 建物は、社務所ではなく、寄り合い所だと思います。 ほとんど、住宅の造り。 電気は来ているし、カーテンも付いているし、人が住めそうです。

≪写真3≫
  分かり難くて、恐縮ですが、社殿の横の杉・檜林から、駐車場のような更地を見下ろした景色。 紐だか、鎖だかが張られて、入れないようになっていましたが、たぶん、行事がある時の駐車場だと思います。 隅に、物置があります。

≪写真4左≫
  スロープの入口で、万両に、実がついていました。

≪写真4右≫
  スロープの入口に停めた、EN125-2A・鋭爽。 前側が上がっているのは、実際に、傾斜がついた場所だからです。 何とか、サイド・スタンドの摩擦で留まっていますが、これ以上、傾斜がきつくなると、ズルズルと後ろへ下がってしまいます。 センター・スタンドを立ててしまえば、ズレなくなりますが、その代わり、左右に倒れ易くなるので、土や砂利の場所では、お勧めしません。 バイクの駐車は、硬くて平らな所を探す方が、王道。

  ちなみに、私、バイクを停める時、ギアは、ローに入れたままです。 ニュートラルにしても、バイクが動いてしまう危険性が高くなるだけで、何の得もないので。 信号待ち、踏切待ちなどで、「停まったら、ニュートラル」の癖がついている人達は、どうしてるんでしょうねえ。


   これにて、2021年のプチ・ツーリングは、終了。 年末の神社は、何となく、いい雰囲気が漂っていますな。




  今回は、ここまで。

  ようやく、三島図書館通いが終わり、普通のパターンに戻りました。 相変わらず、神社巡りが、メインです。 これだけ、あちこち行っても、まだ、半径1時間以内の神社を行き尽くさないのだから、一体、どれだけ、ある事やら。 神社が終わったら、次は、寺巡りという事になりますが、バイク生活復活計画で予定していた、10年の内、すでに、2年が過ぎており、期間内に、全て回り終えられるか、自信がありません。