2023/10/08

EN125-2A補修 ⑮

  プチ・ツーリングに愛用しているバイク、EN125-2A・鋭爽の補修の記録です。 定期的な整備も含みます。 





【オイル交換】

  2022年11月22日、車のオイル交換に続いて、バイクの方も、オイル交換しました。 一遍にやれば、廃油の処理が、一度で片付くからです。

≪写真上≫
  車と違って、バイクのオイル交換は、簡単にできます。 普段、停めている位置から、動かしもしませんでした。 エンジンを、1分間かけ、ドレン・ボルトを外して、廃油を落とします。

≪写真中≫
  中心の金色のが、ドレン・ボルト。 ボルトが付いている、三角に近い形の部品は、ドレン・ボルトが入る孔のネジ山をなめてしまった時、三角形の部品ごと、交換できるようになっているのです。 

≪写真下左≫
  アマゾンで買った、カストロールの4サイクル用バイク・オイル。 733円。 初めて使います。 今までは、ホンダの、旧G1でした。

≪写真下右≫
  左から、ドレン・ボルト。 使用済みのドレン・パッキン。 未使用のドレン・パッキン。

  このドレン・ボルト、二面幅が、21ミリもあり、うちにある、一番大きなメガネ・レンチでなければ、回せませんでした。 純正品ではなく、以前の持ち主が、マグネット付きのボルトに、交換したのだと思います。

  ドレン・パッキンは、アルミ製で、強く締めると、押し潰される事で、隙間をなくす方式。 車のと同じサイズなので、以前に買った、30個入りのを、どしどし使っています。




【ギア・インジケーター「1」LED球交換】

  2023年1月9日に、バイクの補修。 点かなくなってしまった、ギア・インジケーター「1」の、LED球を交換しました。 

≪写真1左≫
  分解前の様子。 センター・スタンドで立てて、ハンドルを真っ直ぐにしてあります。 前輪泥除けの上と、タンクの上に、養生用のタオルを置いてあります。

≪写真1右≫
  まず、ビス2本を抜いて、ライトを外します。 前輪泥除けの上に敷いたタオルは、ライト部品を載せる為のもの。 今回、ライトを弄るわけではないので、コネクター類には、触れません。

  分解の仕方は、ネットで調べれば、誰かか、詳しく書いてくれていると思います。 このブログでも、過去に、そこそこ細かく書いた事があるかも。

≪写真2左≫
  左右のボルト2本を外して、ライト・ケースを外します。 速度計と回転計のワイヤーを抜きます。 ビス3本抜いて、メーター・ケースを外します。 ナット3個を外して、メーターも浮かせます。

≪写真2右上≫
  ギア・インジケーター・ランプは、メーターの裏側に、ビス留めされているので、それ2本と、ケーブルを留めているビス1本を外します。 基板は、マイナス・ドライバーで、こじ開ければ、抜けて来ます。

  ランプが点いている基板を、メーターの下に引っ張り出して、後ろ側から見た様子。 「1」を、ゴム製のソケットごと、外してあります。

  まず、今まで付いていたLED球の脚に、シリコン・オイルを塗ってみましたが、一度は点いたものの、その後、点かなくなりました。 やはり、交換するしかないようです。

≪写真2右下≫
  交換しました。 今度は、問題なく、点きます。 このタイプのLED球は、ネットで売っている状態そのままだと、頭が擂り鉢状に窪んでいて、光が小さくなってしまうので、鑢とコンパウンドで削って、頭を平らにしてあります。

≪写真3≫
  ダンボールの上に置いた、部品、ビス、ボルト類。 分解順に並べてあります。 工具は、組みスパナと、差し替えドライバー、六角レンチなど、一般的なもの。 右上にあるのは、ダイヤル式ワイヤー・ロック。 左上の折り畳んだティッシュは、シリコン・オイルを浸み込ませたもの。 

≪写真4≫
  ギア・インジケーター「1」が、復活しました。 その内、また、切れてしまうでしょうが、そのつど、交換するしかありません。 「1」だけ、抵抗を付けていないので、切れ易いのだと思います。




【タイヤ空気圧点検 / ギア・インジケーター「1」LED球交換】

≪写真上≫
  2023年5月21日、車のオイル交換をした後、タイヤの空気圧点検もしたのですが、ついでに、バイクの方も、空気圧を見ました。 車は減っていませんでしたが、バイクの方は、4分の1くらい、減っていました。

  空気入れで、追加。 車やバイクの米式バルブでも、自転車用の空気入れで、普通に入れられます。 同じ空気入れを二つ買って、一つは、米式バルブ用、もう一つは、自転車の英式バルブ用にしています。 口金を切り替えていると、壊れ易いので。

  他に必要な道具は、空気圧ゲージと、入れ過ぎた時に、バルブの芯を押して、空気を抜く為の、+ドライバー。 空気入れに、ゲージが付いたものもありますが、あれは、おおまかな目安くらいにしかなりません。 空気入れが壊れたら、ゲージごと捨てなければなりませんし。 単独の空気圧ゲージは、壊れるようなものではなく、一回買えば、一生使えますから、買ってしまった方がいいです。 

≪写真中≫
  5月24日、また、切れてしまった、ギア・インジケーター「1」の、LED球を交換しました。 何度もやっていて、そのつど、紹介しているので、細かい説明は、割愛。 オン・ロード系なら、どのバイクでも、大体 似たようなものだと思いますが、ライトから外し、計器のワイヤーを外し、メーターの下カバーを外す、という手順です。 養生に、タオルを使っています。

≪写真中右下≫
  道具は、+ドライバーと、コンビネーション・レンチ・セット。 私のバイクは、ライト・ブラケットのボルトにヘキサ・ボルトを使っているので、ヘキサ・レンチも。 外した、ボルト・ナット・ビス類は、順番に並べておきます。

  組み直した時に、ライトの角度が気になると思いますが、特に、印を付けておかなくても、普通に見て、「こんなもんだろう」と、違和感を感じなければ、それで、OKです。 夜間に走る事があって、上過ぎとか、下過ぎとか、気になるようなら、後で修正すればいい事。

≪写真下≫
  交換なった、ギア・インジケーター「1」。 ギア・インジケーターは、最初からついていない車種も多く、なくても、問題ないんですが、買い置きのLED球が、まだあるので、それを使い切るまでは、交換し続けようと思っています。 LED球の脚に、抵抗をつければ、長持ちするのは分かっているんですが、私には、その加工をする技術がありません。




【ギア・インジケーター・ランプ「1」に麦球 / スニーカー当て合皮の貼り替え】

  2023年7月19日に、「岡宮1号公園」へ行った時、また、ギア・インジケーター・ランプ「1」が、切れてしまいました。 前回 換えたのが、5月24日だから、2ヵ月くらいしか もたなかった事になります。

  いい加減、LED球に愛想が尽きて、麦球にしてみる事にしました。 標準だと、麦球なのです。 元の状態に戻そうというわけですな。

≪写真1左≫
  アマゾンで、7月20日に注文し、22日に届きました。 アマゾンの緩衝封筒。 ゆうパケットで、郵便受けに入れられました。

≪写真1右≫
  100個入りのパッケージ。 699円のところ、アマゾン・ポイント11円を使って、688円でした。

  小さな箱で、本当に、100個も入っているのかと思いますが、面倒臭いので、数える気はありません。 たぶん、入っているんでしょう。 このパッケージの中は、直接ではなく、ビニール袋の中に入っていました。

≪写真2≫
  1個、取り出して、拡大。 径4ミリ。 12ボルト、12ワット。 脚は、長過ぎるので、7ミリくらい 切りました。

≪写真3≫
  7月24日の午前中に、交換作業をしました。 試しに、ギアを入れてみたら、ちゃんと、点きましたよ。 いかにも、電球的な色ですな。 ほんの一瞬、エジソンになった気分を味わった、と言ったら、大袈裟か。

≪写真4≫
  組み立て直して、インジケーターを撮影。 「1」が、点いているのが、分かるでしょうか。 この色は、赤ですな。 アマゾンの商品ページの説明では、「温白色」となっていたんですが、これは、「赤」でしょう。 別に、間違った品が届いたわけではなく、この色しかないようです。

  その日の午後に、プチ・ツーに出かけました。 炎天下の強烈な日差しの下でも、ちゃんと、点いている事は分かりました。 ただ、「2、3、4、5」が、白で、はっきり見えているのに比べると、明らかに、暗いです。 

≪写真5≫
  これは、バイク用にしているスニーカー。 去年の9月に、坂ゴケした時に、穴が開いてしまった所を、合成皮革を丸く切った当てもので、塞いであったのですが、半年 過ぎた頃から、縁が剥がれて来てしまいました。

  で、一旦、剥がして、新しく、当て合皮を切り、貼り直しました。 前回は、靴底修理ボンド(ゴム糊)を使ったんですが、今回は、Gクリヤーを使いました。 ゴム糊と違って、乾くと、ある程度 硬くなるので、剥がれ難くなるのではないかと期待しての起用です。




  以上です。

  いやはや、ギア・インジケーター・ランプ「1」に、いかに苦しめられているかが、如実に伝わって来ますな。 で、今現在、麦球でやっているわけですが、夏場で、日射しが強い事もあり、やはり、色が赤では、見難いです。 点いている事は分かるから、機能的には、問題ないのですが。

  もし、麦球が切れたら、LED球に、抵抗をハンダ付けしてみようかと、検討している次第。 えらい細かい作業ですが、ハンダ鏝を工夫すれば、できるかもしれません。 もっとも、これは、まだ、構想の域を出ていないのですが。