鼠蹊ヘルニアから糖尿病 ②

【2024/10/17 木】
8時45分から、母自で、病院へ。 外科。 今回は、予約されていたから、待ち時間は少なかったのですが、なんと、「血糖値が高過ぎて、手術どころではない」と言われてしまいました。 かなり、ひどい、糖尿病だとの事。
で、まず、血糖値を下げなければならないという事で、内科、眼科と回され、あれこれと、検査の嵐。 心電図なんて、最初の日にやったのに、また、やりました。 眼科では、瞳孔を開く目薬を注されて、目がぼやけた状態に。 最後に、栄養士による食事指導を受けて、帰って来ました。 次は、来週の月曜日。
血糖値、110以上が、糖尿病と言われるらしいのですが、私は、450もあるのだとか。 それは、凄い。 医師は、外科も内科も、「よく、生きてるな、こいつ」という目で見るし、内科の看護師は、「尿検査の結果次第では、即、入院です」と言うし、参ったな、これは。 私の自覚症状というと、「足が、真夏でも寒く感じられるようになった」くらいしかないのですが・・・。 ちなみに、尿検査の結果、最悪のパターンではなかったそうで、とりあえず、今日の入院は回避できました。
まあ、こうなってしまったら、仕方ないですな。 俎板の上の鯉らしく、向こうの言う通りにします。 目下、健康状態よりも、検査検査で、お金が、どんどん出て行くのが、怖い。
それにしても、鼠蹊ヘルニアなら、手術してしまえば、それで治りますが、糖尿病となると、一時的に、血糖値が下がっても、その後も、一生、薬を飲み続けなければならないわけで、げんなりしてしまいます。
内科の医師に、「長生きできない」とか、「失明するかも知れない」とか言われましたが、ポックリ死ねるなら、長生きしたいとは思っていません。 もう、これといって、やりたい事もないし・・・。 ただ、失明は困ります。 母の介助も、自分の事もできなくなってしまいますから。
とりあえず、栄養士の指導に従い、今日から、夕食後の間食は、やめました。 和菓子や、菓子パン、袋菓子の類を、一切 食べない事にしたのです。 数年前に、コーヒー、サイダーなどの、甘い飲み物断ちに成功しているから、たぶん、食べる方も、絶てるでしょう。 逆に言うと、歳のせいか、「どうしても、甘い物が食べたい」という欲望が、あまり、感じられなくなっているのです。 それはそれで、寂しい事ですが・・・。
【2024/10/18 金】
昨日の夜に、スマホの電源を入れたら、午後に、17件も着信履歴があり、知らない番号だったので、全部 削除したのですが、その後で、番号をネットで調べたら、病院からでした。 最初に行った時に、外科の問診表に、携帯番号を書けとあったので、うっかり、書いてしまったのです。
で、今朝、スマホの電源を入れて、自室に置いておいたら、また、かかって来ました。 出る前に切れてしまったので、かけ直したところ、病院の代表番号に繋がり、こちらの名前を言ったら、内科の看護師からかけた事が分かって、そちらに回してもらいました。
用件は、大した事ではなく、今日、眼科の検査の続きを受けに来いとの事。 それは、断ったら、次の予約の月曜でもいいから、早めに来て、眼科へ行けと言うので、承諾しました。 そうそう毎日、病院まで行ってられません。
17回も電話をしたのは、私の血糖値が異様に高いので、倒れたのではないかと、心配したからだそうです。 その看護師さん、昨日 話をした時にも、そう感じたのですが、どうも、心配し出すと、気になって仕方がない性格のようです。 平謝りに誤って、お礼も言っておきましたが、やはり、他人と関わるのは、厄介な事だと、つくづく思いました。
私くらいの歳になると、他人の親切心や、前向きな職業意識を、建前通りに受け取る事ができなくなります。 それはそれで、寂しい話ですが・・・。
週末なので、部屋の拭き掃除。 掃除機かけ。 亀の水換え。
入院したら、こういった事が、全くできなくなってしまうので、入院だけは、断らなくてはなりません。 とはいえ、昨日、「即、入院」の話が出た時には、思わず、ワクワクしてしまった自分がいたのも、事実。 私は、内心では、家事や買い出しなど、母の介助をする生活から、脱したいと思っているのかも知れません。
【2024/10/21 月】
9時半頃、母自で出て、病院へ。
まず、看護師により、血糖値計測器で、計測。 350でした。 前回、先週の木曜日には、450でしたから、四日間で、100落ちた事になります。 間食絶ちした甲斐があったか。 ここで、落ちていなかったら、入院になったかも知れず、ヒヤヒヤでした。
眼科の検査の続きをやり、その後、眼科医の問診。 糖尿病的には、問題なし。 「いずれ、白内障になると思うが、今はまだ、大丈夫」との事。
内科で、糖尿病専門医の問診。 何か、思い当たる事があるかと訊かれたので、夕食後に、間食で、菓子ばかり食べていたと、即答しました。 血糖値が高いから、本来なら、入院して、点滴で直すのが定石だが、入院が駄目となると、インスリンを自分で打つしかないと言われました。 入院さえ避けられれば、何でもやります。
会計した後に、内科に戻り、インスリン注射器具と、血糖値測定器の使い方を教わりました。 その場で、インスリンを、一回打ち、10分後くらいに、血糖値を測定したら、250。 更に、100落ちた事になります。 効果が出るのが早いな。 しかし、正常値は、空腹時、110以下なので、まだまだ、遠い。
眼科で、また、瞳孔を広げる目薬を注されたので、危なっかしい運転で、帰って来ました。 狩野川の土手を走っていた間は、大丈夫でしたが。
【2024/10/22 火】
昼食後に、血糖値を測りました。 指の腹に、専用器具で、細い針を刺して、血を出すのですが、少な過ぎて、針と試験紙を、無駄にしました。 二度目も、少ない。 やむなく、指の甲の逆剥けを剥がして、出血させ、その血で測りました。 280。 昨日より増えていますが、昨日、病院で打ったインスリンの効果が下がったからでしょう。
昼寝してから、運動散歩。 ダイソー、セリア、ドラッグ・ストア3軒を回りました。 万歩計は、今では、100円店に置いてないようです。 薬屋だと、千円くらい。 体重計も、針式のが、千円。 血圧計は、4千円くらい。 ネットの方が、2500円くらいと、安いです。 で、何も買わずに帰って来ました。
夕食前に、インスリンを打ちました。 こちらも、専用器具を使います。 針だけ、毎回、交換。 こちらの方が、血糖値計測より、簡単です。 手順を間違えさえしなければ、失敗しないからです。 針を腹に刺すのですが、大変 細いので、痛みは、ほとんど、感じません。
打った後は、少し、頭がボーッとする感じ。 2時間ほどで、消えました。 腹に、針の痕の小さな赤い点が残るので、次には、そこから、最低でも、2センチ離して、打ちます。 インスリンは、毎日、同じ時刻。 血糖値測定は、朝昼晩食の前と後、計6タイミングを、一日ずつ、ずらして行きます。 結構、面倒臭い。
数値を記録するのですが、その表に、血圧、体重、歩数の欄があり、書き込む部分が多い方がいいようなので、それぞれ、器具を買おうというわけです。
【2024/10/23 水】
昨夜、アマゾンで、血圧計、体重計、歩数計を注文したのですが、受付メールが来てから、到着予定日が、11月5日になっている事に気づき、仰天! キャンセルしました。 2週間も先ではありませんか。 次の診察日までの期間の内、測れる日数が、半分になってしまいます。
各商品ページで到着予定日を調べてみたら、歩数計が、11月5日で、一番遅く、他2点も、10月31日で、一週間以上、先です。 話にならぬ。 それなら、体重計と歩数計は、実店舗と大差ない値段なのだから、店に買いに行ってしまった方が、早いです。
今朝、起きて、血圧計だけ、アマゾンを調べ直したら、買おうとしていた品より、300円高いものの、送料無料で、10月25日には届くという品があったので、そちらを注文しました。
ところが、間違えて、プライム会員登録のボタンを押してしまい、顔色真っ青に・・・。 注文画面のデザインが変更されていたのです。 まったく、紛らわしい所に、ボタンを設置してくれる。 すぐに、キャンセルしましたが、登録受付メールが来てしまいました。 追って、キャンセル受付メールが来て、「まだ、プライムを、一回も使っていないから、会費600円を返金する」との事。 クレカに? ヘルプを調べたら、クレカでも、返金ができるんですな。
まあ、それはいいとして、間違えて登録してしまう人も多いのだから、一時間以内にキャンセルした場合、最初から引き落とししないようにすればいいと思うのですがね。 そもそも、間違えて押させるようなボタン配置が、おかしいです。 アマゾンほどの、超有名企業が、そんなセコい手を使って、プライム会員に誘い込もうとしているのが、奇怪千万。 おそらく、担当者が、「どんな手を使っても、登録させてしまえば、こっちのもの」といった考えを持っているのでしょうが、企業の格に合いません。
それにしても、こちらも、不注意というもので、注文画面のデザインが変わっている事に気づいた時点で、隅々まで、よく読めば良かったんですな。 今後は、アマゾンに限らず、ネット利用全体で、そういう事に注意しなければ。 こういう失敗をやらかすと、つくづく、自身の高齢化による、社会からの疎外を感じます。 今は何とか対応していますが、その内、間違いばかり起こすようになり、ネットなんか、怖くて使えなくなってしまうでしょう。
今日は、朝は、曇り。
午前9時頃、外掃除の前に、ドラッグ・ストアへ。 母自を押して歩いて行きました。 自転車は、体重計が重いから、前籠に入れて帰って来る為に、同伴したものです。
アナログ体重計は、タニタが輸入したもので、税込み、1188円。 3Dセンサーの歩数計は、オーム電機製で、税込み、1078円。 もっと安いのもあったのですが、そちらは、振り子センサーだったので、やめました。 3Dセンサー式なら、ポケットに入れたままで、測れるからです。
帰りも、自転車を押していたのですが、途中から、雨が降り出してしまい、やむなく、乗って、急いで帰って来ました。 ちょっと、濡れた程度でした。 雨のお陰で、外掃除は、パス。
体重計を開梱。 アルコール浄化して、自室に置きました。 アナログなので、乗るだけです。 66キロ。 デジタルより、重い。 しかし、体重計なんてものは、個体によって、数値が異なるものでして、見るべきは、同じ体重計で量った時の、日々の変化なのです。
歩数計も開梱。 ボタン電池を入れましたが、振っても、数字が変わりません。 と思ったら、数秒してから、ドカっと変わりました。 そういう作りなんでしょう。 歩数計も、個体によって、数値が全然異なるのであって、日々の変化を見る為のものです。
【2024/10/24 木】
午後、昼寝してから、運動登山。 4年半ぶりに、横山に登って来ました。 運動登山自体が、4年半ぶり。 香貫山を避けたのは、他の登山者と接近したくないからです。 その点、横山は、平日なら、まず、登っている人がいませんから。 もっとも、今の季節、新型肺炎の感染者数は、最低になっており、山に来ている人が感染している確率は、極めて低いです。
横山の北側から登ったのですが、やはり、きつい。 マスクをしながらでも登れましたが、誰もいないなら、外してもいいか。 登りも下りも、ホイホイ、進めないから、人の姿を見てからかけても、間に合うでしょう。
1時間半。 ちと、かかり過ぎですが、平地を歩くより、足へのダメージが少ないようで、爪が剥がれるような事はありませんでした。 これから、しばらく、雨天と、バイク、折自で出かける日以外は、横山に登ろうと思っています。 間食断ち、甘い物断ちだけでは、血糖値の低下が捗らないから、致し方ない。
鼠蹊ヘルニアを抱えたまま、山なんか登って、大丈夫か、心配ではあるものの、とにかく、血糖値を下げなければ、鼠蹊ヘルニアの手術ができないのだから、そちらを優先するしかありません。
ちなみに、歩数計は、登山のお陰で、1万歩近く、行きました。
夜、2018年12月以来、約6年ぶりに、インスタント・コーヒーを飲みました。 ただし、ブラック。 大変、まずい。 血糖値を下げるのに、効果があると知ったからです。 ただし、ブラックに限る。 非常に、まずい。 薬だと思って、飲む所存。
今回は、ここまで。 まだ、10月分が終わりませんが、長くなったので、この辺にしておきます。 この時期、糖尿病が判明したせいで、生活が激変しており、書く事が多かったのです。
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