鼠蹊ヘルニアから糖尿病 ③

【2024/10/25 金】
正午前に、ヤマト運輸が来て、血圧計が届けられました。 今夜、試して、明日から、測る予定。
横山へ登山。 きつい。 右脚の股関節が痛くなってしまいました。 そういえば、去年の後半、新型肺炎の後遺症と思われる腿痛で、股関節も痛めていたのでした。 無理はできないか。 香貫山に変更すれば、楽になりますが、楽になると、血糖値を下げられないというジレンマがあります。
今日は、平日にも拘らず、単独の登山者、3人とすれ違いました。 まだ、現役世代に見えましたが、どういう仕事をしてるんでしょうねえ。 私も人の事は言えませんが、単独登山しか する事がないというのは、ちと、寂しい生き方ですなあ。 まだ、先は長いというのに。
今日の歩数は、11206歩。 1万超えは嬉しいですが、体が痛くなってしまっては、意味がありません。
【2024/10/26 土】
朝食前に、血糖値を測ったのですが、なんと、110でした。 正常値の寸前です。 急に落ちたのは、運動登山のお陰でしょうか。 ほんの数日の間に、いろいろな事をやっているので、何が原因で落ちたのか、判断しかねます。
午後、昼寝してから、運動登山。 股関節の痛みはなくなっていましたが、大事を取って、香貫山へ行って来ました。 こちらも、4年半ぶり。 中腹にある、閉鎖されたゴルフ練習場は、背が高い草が生い茂り、山に戻りつつありました。 八重坂から登って、展望台下で、昔からいた、2匹の猫に挨拶し、見晴し台コースで、四中の裏手に下りました。
これが、うちから登る場合の最短コースなのですが、所要時間と歩数を見たら、横山と、ほぼ同じでした。 こちらの方が、道はいいですが、横山の方が、人が少ないので、どちらがいいか、悩むところ。 ちなみに、今日、すれ違った人数は、5人でした。 休日の香貫山にしては、少ないですが、曇りだったからでしょう。
【2024/10/27 日】
朝食後に、血糖値測定をしたら、202でした。 昨日は、朝食前で、110だったから、2倍になってしまい、ガッカリ。 しかし、そもそも、血糖値とは、食前から食後で、ポーンと跳ね上がるものらしく、食後の正常値は、180という事なので、それほど、離れてはいません。 ガッカリするほどでもないか。
午後、横山へ、運動登山。 今日は日曜なのに、誰とも、すれ違いませんでした。 曇天で、山に登っても、眺めが期待できないからでしょうか。 横山は、そもそも眺望が悪いですが、横山だけを登りに来る人は稀で、沼津アルプスのついでに通過するだけなので、沼アに来る人が少なければ、横山を通る人は、もっと少ないのです。
夜になって、居間でテレビを見ていたら、急に心臓が痛くなり始めました。 やばい!やばい!やばい! 不整脈もちである事を軽く見て、急激に運動をし過ぎたのが原因でしょう。 糖尿病を治す為に、心臓で死んだのでは、本末転倒。 やはり、登山は、無理か。 明日、回復したとしても、運動登山はやめて、平地を歩くだけにします。 回復しなければ、寝ているしかありませんな。
糖尿病治療のパンフを読むと、「続けられる運動を」とあるのですが、横山登山は、きつ過ぎて、とても、続けられそうにありません。 糖尿病とは、一生、つきあう事になるのだから、急いで血糖値を下げる為に無理をするより、続けられる運動を選ばなければ。
【2024/10/28 月】
心臓の痛みが消えず、午前中は、ほとんど、眠っていました。
昼食前に、血糖値計測。 181でした。
分かった分かった! 一日の内で、測るタイミングによって、数値は変わるのです。 朝食前、朝食後、昼食前、昼食後、夕食前、夕食後、眠る前の、7回あり、計測は一日一回なので、一日ごとに、ずらして行きます。 だから、どう変化したかを見るには、同じタイミングで測った、7日前、つまり、一週間前の数値と見比べなければならないのです。
一週間前は、病院で初めて測った日です。 その時は、朝食後、6時間くらい経過した昼食前で、インスリン注射の直後でしたが、250でした。 今日は、181だから、一週間で、だいぶ、下がった事になります。
私の場合、普段は、朝食が、6時半、昼食が、10時半だから、間隔が4時間と短く、血糖値が下がりきらないんですな。 明日は、昼食後ですが、食べた後だから、やはり、高い数値でしょう。 今から、覚悟しておかなければ。
午後は、読書と、屋内歩行。 この頃になったら、心臓の痛みが和らぎ始めました。 一時的なもので良かった。 どうなる事かと思いました。 もう、登山は、禁止ですな。 天気が回復し、外出可能になっても、平地の散歩に留めます。 要は、登山と同じ、7千歩くらい、歩けばいいんですわ。
【2024/10/29 火】
終日、雨。 雨戸を閉めて、過ごしました。
散歩に出られない日は、旧居間と床の間を、8の字に歩く事にしました。 1周、22歩くらい。 10周で、220歩。 50周で、1100歩。 気が遠くなって来ますな。 それでも、今日は、夜までで、6000歩、行きましたよ。 ちなみに、木造家屋で、一ヵ所で足踏みをしていると、床が軋んで来ます。 狭くても、歩いた方が、いいのです。
血糖値。 昼食後で、185。 一週間前は、286だったから、だいぶ、下がりました。 このくらいなら、もう、正常と変わらないと思いたいところですが、然にあらず。 インスリンを一日一回 打っているから、この数値なのであって、健康人の正常値には、程遠いと考えなくてはなりません。 目下の目標は、インスリン注射をしなくても、薬でOKになる事です。 とにかく、次の診察日までに、低血糖になるくらいまで、下げておきたいところ。
そういえば、今朝の起き抜け、朝食を食べる前まで、頭がクラクラしていましたが、もしかしたら、一時的に、低血糖になっていたのも知れません。 私の場合、夕食から、翌日の朝食まで、14時間くらい、食べ物は、何も口にしないから、血糖値は下がりきってしまうはずで、それに、インスリンの効果が加われば、低血糖になる可能性はあります。
【2024/10/30 水】
午後、昼寝した後に、運動散歩。 心臓と相談しながらになります。 南へ向かい、2500歩 行った所で、引き返して来ました。 これで、5千歩。 結構、遠くまで行きますねえ。 他に、体を動かす用事がない日には、7千は歩きたいのですが、志下まで行ってしまいますな。 これを、残りの生涯 続けるのは、かなり、きつい。
夕食前に、血糖値計測と、インスリン注射。 血糖値は、273と、想定より高かったですが、測る前に、水を飲むのを忘れていた事に、後で気づきました。 コップ一杯 水を飲むか飲まないかで、かなり違って来るのです。
「それなら、血液検査前に、水をガブガブ飲めば、糖尿病だと分からないではないか」
その通りなんですが、それでは、治った事にならず、失明や落命の危険から逃れられません。 発想を逆転させて、検査や測定の前だけでなく、四六時中、水を飲んでいれば、常に血糖値は下がっているから、糖尿病ではなくなります。 生活習慣病だから、対策も習慣にすれば、解決するわけです。 しかし、その実行は、かなり、厳しいですな。 水ばかり、そんなに飲めるものではないです。
夜になってから、気付いたのですが、この心臓の痛みは、山に登って、心臓を酷使したからではなく、インスリンの副作用なのかも知れません。 初めて起こったのは、27日ですが、横山に登った直後ではなく、インスリンを打った後、夜になってからでした。 もし、登山で痛めたのなら、登山中に痛くなるはずです。 どうも、インスリン注射の方が、怪しい。
インスリン注射で、血糖値が急に下がる事によって起こる副作用に、「かすみ目」もあるらしいのですが、私の場合、それは、打ち始めた後、すぐに出ました。 パソコンの画面が、見難くなったのです。 逆に、遠くは、よく見えます。 一時的な遠視になるとの事。
もし、心臓の痛みも、副作用なら、いずれ、インスリン注射をやめれば、なくなるわけで、そう思うと、気が楽になりました。 心臓が動悸でバクバクしていると、どうしても、「死が近いのでは?」と思ってしまいますが、そんな心配をしなくて済むからです。
【2024/10/31 木】
血糖値、食後で、254。 一週間前と比較して、2 下がっただけ。 なかなか、落ちません。 これ以上、食べる物を絞ると、体重が減ってしまうのですが・・・。 何だか、やる気をなくしてしまいますな。 やる気がなくても、対策は続けますけど。
今回は、ここまで。 ようやく、2024年10月分が終わりました。 治療開始から間がない時期なので、血糖値を下げるのに、四苦八苦していますな。 「分かった、分かった!」などと、いろいろと書いていますが、今から振り返ると、間違っている事もあるので、糖尿病の方々は、真に受けないで下さい。
ちなみに、心臓の痛みは、登山をやめたら、消え去りました。 インスリン注射とは、全く関係なかった模様。 視力の低下も、今では、感じなくなりました。
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