テレビ処分
今年の夏休みは、8月11日から19日までの9日間でしたが、休みに入る一日前に、バイクのエンジンが掛からなくなり、ドック入りしてしまったので、春夏連休の恒例になっていた、バイク・ツーリングができなくなりました。 まあ、どうしても行きたい所があったわけではないので、それは別にいいんですが、やる事がなくなってしまい、前半は、アンテナ線の整備、後半は、不用品の片付けで、潰す事となりました。 アンテナ線の事は、前回書いたので、今回は、不用品片付けの次第を書きます。
新しい物を買えば、古い物が要らなくなるのは道理で、だんだん、使わないテレビが増えて来ました。 地デジ化で使わなくなったのではなく、もう長い事、押入れや物置に眠っていた14型テレビ、4台です。
その内、2台は、同じ機種で、90年頃のシャープ製ですが、2台とも同じようにチューナーがいかれ、チャンネルの切り替えができなくなりました。 モニターとしてなら使えるものの、コンポジット端子が無いため、アンテナ入力せねばならず、映像が不安定。 三人しかいない家族は、減る事はあっても、増える事はない事ですし、今後、再登板の機会は無かろうと思って、廃棄を決めました。
あとの2台の内、1台は、なんと白黒で、一応、映ります。 70年代中頃の製品だと思います。 もはや、骨董品ですが、もちろん、家電製品は骨董としては売れません。 「よく、そんな物を、とってあったな」と、驚くかもしれませんが、いや、実は、うちには、もう1台、白黒があって、私の部屋のサブ・テレビとして、現役で使われています。 「地デジ化後に、白黒テレビを見ているのは、半径100キロ以内で、私くらいのもの」と自負しております。 「自負してどうする?」という意見もありますが。
残る一台は、カラーで、チューナーもまともですが、映りは、お世辞にもいいと言えません。 他に見られるテレビが無ければ使いますが、生憎、全てのポストが塞がっているので、これも、出番無し。 結局、4台とも、廃棄する事に決定しました。
小売店に頼むと運搬料金が掛かるので、もっと安く上げられないかと、ネットで調べたところ、自治体ごとに引き取り業者が決まっていて、先に郵便局で料金を払えば、自力持ち込みができると分かりました。 15型以下の場合、一般メーカー製品は、1785円+振り込み手数料120円で済むそうで、これは、驚きの安さです。
ただし、今回処分するテレビの中には、兄が若い頃に買った、NEC製が含まれていて、それは、2310円+120円になるとの事。 ちっ・・・、古タイヤといい、テレビといい、なんで兄貴の置き土産のせいで、私が出費せねばならんのか・・・。
早速、郵便局に行き、「家電リサイクル券はありますか?」と訊くと、「はいはい」と、打てば響くレスポンスで、出して来てくれました。 メーカーごと、品目ごとの、料金と記入コードを記したパンフも貸してくれました。 というか、ネットで詳しく調べて来なかった人は、このパンフ無しでは、全く書き込めないので、貸してくれて当然なのですが・・・。
コードの記入はあっという間ですが、住所氏名を書き込む欄が3箇所もあり、それが4枚なので、指が痺れる思いをしました。 料金は、4台分で、合計、8145円。 小売業者に任せれば、倍くらいになると思うので、指が痺れる程度の苦労は、物の数ではありません。
領収書とリサイクル券を貰って、家に帰り、車にテレビを積んで、いざ出発。 前日に場所を調べておいた、日通沼津支店の倉庫へ向かいました。 家電リサイクル専用の施設らしく、行くと、すぐに係の人が出て来て、対応してくれました。 私は、車からテレビを下ろす手伝いをしただけ。 自力持ち込みなので、排出者用と小売業者用の控え、計8枚を受け取り、手続きは終了です。
家に帰り、父に次第を報告すると、「金を出す」と言うので、「半分出してくれ」と言ったのですが、結局、5000円出してくれました。 つまり、私の出費は、3145円で済んだ事になります。 もっとも、4台の内、私が自分で買って、使っていたのは1台だけなので、筋としては、これでも出し過ぎなのですが。
ちなみに、テレビだけでなく、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、その他のリサイクル家電も、同じ手続きで、自力持ち込みができます。 やってみた感想としては、「物凄く簡単ではないけれど、思っていたよりは、ずっと簡単」と言ったところでしょうか。 小売業者に任せると、新しい物を買ったのと引き換えに持って行って貰っても、やはり、運搬料を取られると思うので、比較するのも馬鹿馬鹿しいくらい、こちらの方が得だと思います。
押入れからテレビを出したついでに、一緒に突っ込んであった他のガラクタも引っ張り出しました。 その結果、部屋の一角に、ビテオ・デッキ、CDプレーヤー、カセット・デッキ、レコード・プレーヤー、アンプが、山のように積み重なる有様に。
その内、私が買った物は、CDプレーヤーだけで、残りは全て、兄の置き土産です。 更に、先日壊れた居間のビデオ・デッキと、御役御免になったアナログBSチューナーがあり、これらを次の埋め立てゴミの日に、全部出さねばなりません。 一体、何回往復すればいいのか、今から、頭がくらくらしています。
更に、押入れをすっきりさせるべく、70年代頃の扇風機と、父が仕事に使っていた事務用椅子を引っ張り出し、解体して、物置に移しました。 どちらも金属製で、捨てる場合、資源ゴミ扱いになります。 来週月曜の資源ゴミの日まで、物置に仮置き。
続いて、天井裏で、原付に乗っていた頃に買った、ハーフ・ヘルメットを発見。 15年以上前の物ですが、何回も使わなかったので、状態は悪くありません。 試しに、オフハウスへ持って行ったら、300円で買い取ってくれました。 私としては、ほとんど得がありませんが、ヘルメットにしてみれば、天井裏で朽ち果てるより、他の人に使って貰った方がいいでしょう。
ついでに、ジグソー・パズルが5箱くらいあるので、引き取ってもらえるか訊いたら、「ビニールを開けてある場合、ピースが全部揃っているか、店で数えてまで、確認はできないので、買い取れない」との事。 もっともな理由のようですが、ジグソー・パズルを買って、ビニールを開けない人っているんですかね? 貰い物とか、買ったけれどやらなかったとか、特殊な事情がある人しか、リサイクル・ショップには持ち込めないようですな。
ビニールは普通のものなので、ラミネーターがあれば、未開封品に偽装する事はできますが、わざわざ、ラミネーターを買ってまで、パズルを片付けるのも、馬鹿げた話です。 また、ゴミが増えてしまうではありませんか。
とまあ、今回の片付けは、ここまで。 天井裏は、だいぶ、軽くなり、押入れには、空間が見えるようになりました。 よしよし。 ついでに、数年来の懸案である、部屋の絨毯の交換も考えたのですが、あまりにも大仕事になってしまうため、さんざん悩んだ挙句、断念しました。
「いやあ、この連休は、遠出はできなかったけれど、いろいろ片付けられて、清々したなあ。 満足、満足」
と、充実感に浸っていた、最終日の19日、あろう事か、私の部屋のメイン・テレビが壊れました。 映るには映るのですが、画面全体が白っぽくなり、斜めの平行線が、上から下まで何本も並んでいます。 コンポジット入力にしても同じなので、アンテナ線が悪いのではなく、テレビの映像を映す機能そのものが故障したものと思われます。
ちっき・・・。 ようやく落ち着いたと思った矢先に、これかよ。 正に、マーフィーの法則を地で行っていますな。 どうせ、壊れるなら、ビデオ・デッキの方にしてくれれば、デジタル・レコーダーに買い替えるきっかけになったのに、なぜ、テレビの方が壊れるかな? まーた、家電リサイクルかよ! 引き取り施設の人と、顔馴染みになってしまうよ。
もう、疲れました。 休みも終わってしまいましたし、テレビの買い替えや廃棄は、またの機会に回す事にします。 なーに、一応、映るから、暫くは何とかなるでしょう。 どうせ、仕事が始まれば、長時間残業と休日出勤の嵐で、殺人的に忙しくなり、テレビを見る暇など無くなってしまうのですから。
新しい物を買えば、古い物が要らなくなるのは道理で、だんだん、使わないテレビが増えて来ました。 地デジ化で使わなくなったのではなく、もう長い事、押入れや物置に眠っていた14型テレビ、4台です。
その内、2台は、同じ機種で、90年頃のシャープ製ですが、2台とも同じようにチューナーがいかれ、チャンネルの切り替えができなくなりました。 モニターとしてなら使えるものの、コンポジット端子が無いため、アンテナ入力せねばならず、映像が不安定。 三人しかいない家族は、減る事はあっても、増える事はない事ですし、今後、再登板の機会は無かろうと思って、廃棄を決めました。
あとの2台の内、1台は、なんと白黒で、一応、映ります。 70年代中頃の製品だと思います。 もはや、骨董品ですが、もちろん、家電製品は骨董としては売れません。 「よく、そんな物を、とってあったな」と、驚くかもしれませんが、いや、実は、うちには、もう1台、白黒があって、私の部屋のサブ・テレビとして、現役で使われています。 「地デジ化後に、白黒テレビを見ているのは、半径100キロ以内で、私くらいのもの」と自負しております。 「自負してどうする?」という意見もありますが。
残る一台は、カラーで、チューナーもまともですが、映りは、お世辞にもいいと言えません。 他に見られるテレビが無ければ使いますが、生憎、全てのポストが塞がっているので、これも、出番無し。 結局、4台とも、廃棄する事に決定しました。
小売店に頼むと運搬料金が掛かるので、もっと安く上げられないかと、ネットで調べたところ、自治体ごとに引き取り業者が決まっていて、先に郵便局で料金を払えば、自力持ち込みができると分かりました。 15型以下の場合、一般メーカー製品は、1785円+振り込み手数料120円で済むそうで、これは、驚きの安さです。
ただし、今回処分するテレビの中には、兄が若い頃に買った、NEC製が含まれていて、それは、2310円+120円になるとの事。 ちっ・・・、古タイヤといい、テレビといい、なんで兄貴の置き土産のせいで、私が出費せねばならんのか・・・。
早速、郵便局に行き、「家電リサイクル券はありますか?」と訊くと、「はいはい」と、打てば響くレスポンスで、出して来てくれました。 メーカーごと、品目ごとの、料金と記入コードを記したパンフも貸してくれました。 というか、ネットで詳しく調べて来なかった人は、このパンフ無しでは、全く書き込めないので、貸してくれて当然なのですが・・・。
コードの記入はあっという間ですが、住所氏名を書き込む欄が3箇所もあり、それが4枚なので、指が痺れる思いをしました。 料金は、4台分で、合計、8145円。 小売業者に任せれば、倍くらいになると思うので、指が痺れる程度の苦労は、物の数ではありません。
領収書とリサイクル券を貰って、家に帰り、車にテレビを積んで、いざ出発。 前日に場所を調べておいた、日通沼津支店の倉庫へ向かいました。 家電リサイクル専用の施設らしく、行くと、すぐに係の人が出て来て、対応してくれました。 私は、車からテレビを下ろす手伝いをしただけ。 自力持ち込みなので、排出者用と小売業者用の控え、計8枚を受け取り、手続きは終了です。
家に帰り、父に次第を報告すると、「金を出す」と言うので、「半分出してくれ」と言ったのですが、結局、5000円出してくれました。 つまり、私の出費は、3145円で済んだ事になります。 もっとも、4台の内、私が自分で買って、使っていたのは1台だけなので、筋としては、これでも出し過ぎなのですが。
ちなみに、テレビだけでなく、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、その他のリサイクル家電も、同じ手続きで、自力持ち込みができます。 やってみた感想としては、「物凄く簡単ではないけれど、思っていたよりは、ずっと簡単」と言ったところでしょうか。 小売業者に任せると、新しい物を買ったのと引き換えに持って行って貰っても、やはり、運搬料を取られると思うので、比較するのも馬鹿馬鹿しいくらい、こちらの方が得だと思います。
押入れからテレビを出したついでに、一緒に突っ込んであった他のガラクタも引っ張り出しました。 その結果、部屋の一角に、ビテオ・デッキ、CDプレーヤー、カセット・デッキ、レコード・プレーヤー、アンプが、山のように積み重なる有様に。
その内、私が買った物は、CDプレーヤーだけで、残りは全て、兄の置き土産です。 更に、先日壊れた居間のビデオ・デッキと、御役御免になったアナログBSチューナーがあり、これらを次の埋め立てゴミの日に、全部出さねばなりません。 一体、何回往復すればいいのか、今から、頭がくらくらしています。
更に、押入れをすっきりさせるべく、70年代頃の扇風機と、父が仕事に使っていた事務用椅子を引っ張り出し、解体して、物置に移しました。 どちらも金属製で、捨てる場合、資源ゴミ扱いになります。 来週月曜の資源ゴミの日まで、物置に仮置き。
続いて、天井裏で、原付に乗っていた頃に買った、ハーフ・ヘルメットを発見。 15年以上前の物ですが、何回も使わなかったので、状態は悪くありません。 試しに、オフハウスへ持って行ったら、300円で買い取ってくれました。 私としては、ほとんど得がありませんが、ヘルメットにしてみれば、天井裏で朽ち果てるより、他の人に使って貰った方がいいでしょう。
ついでに、ジグソー・パズルが5箱くらいあるので、引き取ってもらえるか訊いたら、「ビニールを開けてある場合、ピースが全部揃っているか、店で数えてまで、確認はできないので、買い取れない」との事。 もっともな理由のようですが、ジグソー・パズルを買って、ビニールを開けない人っているんですかね? 貰い物とか、買ったけれどやらなかったとか、特殊な事情がある人しか、リサイクル・ショップには持ち込めないようですな。
ビニールは普通のものなので、ラミネーターがあれば、未開封品に偽装する事はできますが、わざわざ、ラミネーターを買ってまで、パズルを片付けるのも、馬鹿げた話です。 また、ゴミが増えてしまうではありませんか。
とまあ、今回の片付けは、ここまで。 天井裏は、だいぶ、軽くなり、押入れには、空間が見えるようになりました。 よしよし。 ついでに、数年来の懸案である、部屋の絨毯の交換も考えたのですが、あまりにも大仕事になってしまうため、さんざん悩んだ挙句、断念しました。
「いやあ、この連休は、遠出はできなかったけれど、いろいろ片付けられて、清々したなあ。 満足、満足」
と、充実感に浸っていた、最終日の19日、あろう事か、私の部屋のメイン・テレビが壊れました。 映るには映るのですが、画面全体が白っぽくなり、斜めの平行線が、上から下まで何本も並んでいます。 コンポジット入力にしても同じなので、アンテナ線が悪いのではなく、テレビの映像を映す機能そのものが故障したものと思われます。
ちっき・・・。 ようやく落ち着いたと思った矢先に、これかよ。 正に、マーフィーの法則を地で行っていますな。 どうせ、壊れるなら、ビデオ・デッキの方にしてくれれば、デジタル・レコーダーに買い替えるきっかけになったのに、なぜ、テレビの方が壊れるかな? まーた、家電リサイクルかよ! 引き取り施設の人と、顔馴染みになってしまうよ。
もう、疲れました。 休みも終わってしまいましたし、テレビの買い替えや廃棄は、またの機会に回す事にします。 なーに、一応、映るから、暫くは何とかなるでしょう。 どうせ、仕事が始まれば、長時間残業と休日出勤の嵐で、殺人的に忙しくなり、テレビを見る暇など無くなってしまうのですから。
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