2016/12/18

セルボ・モード補修②

  前回に引き続き、車の補修の話です。 写真にして、残り22枚を、どう割るかで、悩んでいたところで、前回は終わりましたが、検討中だったというのは、結果的に嘘になってしまいました。 前回の記事を書いた後、植木の手入れにかかってしまったせいで、検討する余裕がなかったのです。 で、たった今、検討したところ、どうせ、他のネタが順番待ちしているわけでもないのだし、そんなに急いで、出す事もなかろうと思って、「5・5・6・6」の四回に分ける事にしました。 ただし、連続して出すとは限りません。




【ドア・トリムと、ボンドGクリヤー】

≪写真上≫
  運転席の、ドア・トリムです。 表面に張られた布地が、剥がれていました。 最初見た時には、10センチくらいだったんですが、引っ張り出したら、上端の全域に渡って、この様。

≪写真中≫
  近所のホーム・センターで買って来た、「ボンド Gクリヤー」。 155円。 コニシ製で、G17の透明版。 相手が布なので、もし、浸透して表面に出て来てしまったら、色付きのボンドではまずいと思い、これにしました。 両面に塗り延ばし、ベタつかない程度に乾いてから、貼り合わせるのは、G17と同じです。 奥まった所は、マイナスの精密ドライバーで、少しずつ押し込んで行きました。

≪写真下≫
  アフター写真。 思った通り、綺麗に貼れました。 セルボ・モードの補修で、一番うまく出来たのは、これですな。



【助手席側ドア・トリムの補修】

≪写真上≫
  助手席側も、ドア・トリムの表面の布が剥がれていました。 ただ、こちらは、前の方が、少しだけです。 運転席側は、剥がれていても、運転する私が気にしなければいいわけですが、助手席側は、父や母を乗せるので、ボロが目立つと、情けない気分にさせてしまうと思い、むしろ、こちらを早く直すつもりで、ボンドを大急ぎで買って来た次第。

≪写真下≫
  アフター写真。 こちらも、綺麗に直りました。 この後、父と母だけでなく、父の葬儀の折に、親戚を乗せたりしたので、早めに直しておいて良かったです。 外観がくたびれていても、内装が綺麗になっていれば、乗る人は、あまり、気にしないものです。



【ダミー灰皿】

≪写真上≫
  エアコン・パネルと、ラジカセの間に、ポッカリ、大穴が開いていて、何かと思ったら、どうやら、ここに灰皿があるのが、元の状態のようだと分かりました。 ダッシュ・ボードの、ど真ん中ですから、このままにしておいたので、目立ち過ぎます。

≪写真下≫
  で、家にあった、ベニヤ板と合成皮革を使って、ダミーの蓋を作りました。 合成皮革は、バイクのシート表皮を張り替えた時の残りです。 車には、両面テープでくっつけました。 左右しか着いていないから、引っ張れば、簡単に取れてしまいますが、走行中の振動くらいでは落ちません。

  あり合せの材料で作った割には、うまく出来たと、当初は思っていたのですが、ヤフオクで調べたら、送料込み、1000円以下で、セルボ・モードの灰皿が出ていて、それを買うかどうかで、今、迷っています。 このままでも、私以外には、ダミーだと分かりゃしないわけですが、何せ、値段が安いので、「今買っておかなければ、損するのではないか?」と、思ってしまうのです。 灰皿を使う人間なんて、乗せないんですけど。



【108円時計】

≪写真上≫
  ダイソーで買って来た、108円の時計。 車の時計は、ディーラー・オプションらしく、この車には付いていませんでした。 時計がないと不便だと思い、これを買って来た次第。 モニター電池つき。 その後の経過をみると、1ヵ月に、1分ほど遅れるようなのですが、その程度なら、実用上、問題ありません。 前面のボタンで、合わせられますから。

≪写真下≫
  最初は、ダッシュ・ボードの上につけようかと思っていたのですが、曲面になっていて、両面テープが利かないので、断念し、ラジカセの下、コンソールの奥へつけました。 文字が大きいから、充分見れます。 この手前の蓋を開けると、ドリンク・ホルダーがあるのですが、それと干渉する事もありません。 ペット・ボトルを置くと見えなくなるかもしれませんが、そもそも、ドライブに行かないから、ドリンクなんか、置きませんし。

  ちなみに、このラジカセですが、ラジオは、問題なく使えます。 カセット・デッキは、試していません。 昔のカセット・テープを押入れから出すのが面倒臭いという事もありますが、何と言っても、ドライブに行かないので、音楽を聴くほど、長時間乗らないのです。



【右リヤ・スカッフ、プッシュ・リベット】

≪写真上≫
  車のドアを開けると、敷居の所に、プラスチックの板が被さっていますが、この部品の名前を、スカッフと言います。 私が買ったセルボ・モードの、右リヤ・ドアのスカッフには、固定する為のプッシュ・リベットが、一つ欠けていました。 なくなるような部品じゃないんですが、どうしたんでしょうねえ。

  写真右は、ネットで購入した、プッシュ・リベットを取り付けたところ。 実は、若干、大きさや形が違うのですが、まず、分からないでしょう。 なくなって、穴が見えていれば気づくと思いますが、類似品であっても、とにかく、付いていれば、誰も、こんな所を、しげしげ見たりしませんから。

≪写真下≫
  プッシュ・リベットは、8月15日に、アマゾンで注文したのですが、中国からの直送品だったので、2週間後の、8月29日に届きました。 時間はかかりますが、送料込みで、146円ですから、文句はありません。 20個入り。

  プッシュ・リベットというのは、車のボディーに、プラスチック部品を取り付ける時に、よく使われるもので、本体部分を孔に挿してから、突起部分を指で押し込むと、本体部分の下が開いて、抜けなくなるという仕組みです。 右写真の、右側が、押し込む前。 左側が、押し込んだ状態。 写真のライティングが拙くて、陰になってしまいましたが、開いているのが分かるでしょうか。




  今回は、ここまで。 前回の分も含め、ダイソーの時計を付けたところまでは、7月末に車を買った後、数日以内に行ないました。 その後、父の再入院や、葬儀のごたごたがあって、補修どころではなくなり、しばらく、停止。 再開するのは、9月からです。 バイクの売却が済んでから、「そろそろ、やるか」という気になったというわけです。