2018/03/25

靴底補修用ボンドでパンク修理

  これといって、書きたい事もないので、自転車ブログの方に書いた記事を、転載します。





  「こりゃ、一体、何の写真じゃ?」と、お訝りの諸兄よ。 これは、沼津市街地の北の方にある、「岡の宮浅間神社」の、大楠(オオクス)の写真です。 天然記念物の類いと思いますが、詳しい事は知りません。 沼津の名所百選に入っているそうで、母が興味がありそうだったので、「車で連れて行け」と言われる前に、折自で、道順や、駐車場の有無を確認しに行った次第。

   この神社は、私一人でなら、以前に、何度か来ていたのですが、全て、自転車でだったので、駐車場があるかどうか、分からなかったのです。 で、行ってみたら、神社そのものには、駐車場はありませんでした。 その代わり、周囲に、郊外型店舗の駐車場がいくつもあり、短時間なら、それらに停められそうでした。 後ろめたいようなら、ちょっと、何か買えば、問題ないでしょう。

  それはともかく、この帰りに、折自の後輪タイヤの空気が抜け始めました。 少しずつですが、確実に減って行き、とても、家までもちそうにないので、道程の後ろ3分の1くらいは、押して歩きました。 完全に抜けてしまうと、押すにしても、タイヤやホイールを傷めてしまいますが、ある程度、残っていれば、自転車の自重を支えるだけなら、何とかなります。

  抜けるスピードが、割と遅かったから、とりあえず、バルブの虫ゴムを交換して、空気を入れ直して、一晩おきました。 ところが、翌日には、ぺったんこになっていて、「こりゃ、確実に、パンクだ」と判断した次第。 虫ゴムの切れなど、バルブの問題なら、一晩で抜け切ってしまうというのは、早過ぎますから。

  折自は、月に一度しか乗らない事もあり、パンクしたのは、久しぶりです。 前回、タイヤ交換をしてから、初めてのパンクなのでは? だとしたら、2011年の11月以来という事になり、もう、6年も経っています。 「随分、もったなあ!」と感動したいところですが、何と言っても、月に一度しか乗りませんから、胸を熱くし、噎び泣くほどの事でもないか。 

  で、1月16日の午後に、修理に取り掛かったんですが、手持ちのゴム糊が、あまり長いこと使わなかったせいか、変質してしまい、粘着力がなくなっていました。 ブヨブヨするだけで、「少しは、くっつきましょう」という、気概が感じられない。 といって、すでに、午後も遅い時間になっていて、買いに行くのも、面倒だ。 そこで、思い出したのが、↓これです。


  以前、「運動登山に使っている安全スニーカーの靴底に穴が開いてしまったのを、自転車の廃チューブを切って、当てゴムにし、靴底補修ボンドで接着して、塞いだ」という、自転車とは、ほとんど関係のない記事を書きましたが、その時に使った、ボンドです。 ダイソーで、108円で買ってきたもの。 その時の記事で、

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  これ、もしかしたら、ゴム糊の代わりに、パンク修理にも使えるんじゃないでしょうか? もし、イケるとしたら、20ml入りですから、普通のゴム糊チューブ(8ml)より、ずっと割安です。 おっと、これも、頭で考えただけの事なので、保証はしませんけど。
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  と書いていたのを、実行してみようと思ったわけです。 使い方は、ゴム糊とまったく同じ。 チューブの患部を、布鑢でこすり、ボンドを塗って、5分くらい待ち、指に着かない程度に乾いたら、パッチを貼り付けて、ハンマーで叩く、というパターン。 1月半ばの、午後遅い時間ですから、寒さのせいで、乾きが悪く、生乾きで、パッチを貼ってしまい、後で、透明フィルムが剥がし難くて、参りました。

  「こりゃあ、やり直す事になるかな・・・」と恐れつつも、空気を入れたのですが、一晩おいて、触ってみたら、空気は抜けていませんでした。 それでも、「いやいや、そんなにうまく行くはずがない。 その内、抜けるだろう」と、期待せずに放っておきました。

  何と言っても、月に一度しか乗らないので、次に、折自の出番が来たのは、2月9日です。 これといった目的地も決まらないまま、ちょっと走って来ようと思って、後輪タイヤに触れてみたのですが、修理してから、24日経っているのに、まだ、空気は満杯でした。 なかなか、やるな、靴底補修用ボンド。

  で、大事を取って、超近場の、千本松原まで行ったんですが、2時間くらい走って、帰って来ても、空気は抜けませんでした。 別に、乗り心地にも、変化はなし。 着くんですねえ、靴底補修用ボンドでも。 それなら、ゴム糊を買うより、こちらの方が、ずっと割得です。 同じダイソーで、108円でも、量は2倍以上、入っていますから。 もっとも、ゴム糊の方は、単独で売っている事はなく、虫ゴムとか、タイヤ・レバーとか、何かしら、他のものと抱き合わせになっているので、得になるといっても、ケース・バイ・ケースですけど。


  で、↑これが、千本松原に行った時の写真。 後ろに写っているのは、「増誉上人像」ですが、紀行文ではないので、詳しい事は、割愛。 興味がある方は、ご自分で調べるなり、現地に行くなりして下さい。 「贈与税をたくさん払って、誉められた坊さん」ではありません、念の為。




  自転車ブログからの転載は、以上です。

  近況ですが、彼岸の初日に、兄夫婦の襲来が済んだので、これで、8月までは、誰も来ない事になり、ほっとしているところです。 4月は、これといった事がないです。 5月は、松の緑摘みと、車のオイル交換・オイル・フィルター交換があります。 6月は何もなし。 7月には、車検がある。 なんだ、ほっとしたのも束の間で、8月までも、いろいろと面倒な事がありますねえ。

  いつか、面倒な事から完全に解放されて、生きる為の最低限の作業と、好きな事だけやって暮らせる日が来るんですかねえ?