2019/06/30

セルボ・モード補修 (23)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 冬の間は、やる気にならない車弄りですが、この前の冬は、ちょこちょこと、ささやかな事をやりました。 もっとも、パーツ・カタログの購入なんて、車弄りの内に入れられるかどうか、怪しいですけど。




【ヤフネコで、パーツ・カタログ】

  ヤフオクに、スタート価格200円で出ていたのを、1月9日に、競らずに落札し、11日に届いた、「セルボ・モード(5型)のパーツカタログ 1997年1月版」です。 送料が、657円もかかり、合計、857円でした。

≪写真上≫
  配送方法は、ヤマト運輸の、「ヤフネコ」で、手渡しされました。 以前、「ネコポス」というのを経験した事がありますが、それとは違うようです。 出品者は、大阪府の人。 紙袋の中に、ビニール袋。 その中に、本体が入っていました。 サイズ的には、クリックポスト(185円)でも送れたと思うのですが、落札者側から、配送方法を指定すると、揉める事があるようなので、そういう事はしませんでした。

≪写真下≫
  これが、パーツ・カタログ。 パーツ・リストとも言います。 車の部品の名前と、品番が書かれたもの。 同じ車種でも、型によって、版が違い、更に、発行年月によっても、中身が変わります。 これは、私の車の、ほぼ、ドンピシャ版。 もし、特別仕様車だった場合、別版も必要になります。 本来、整備工場で使うもので、一般ユーザーで、わざわざ買う人は、ごく少数派です。

  この写真では分かりませんが、結構、大きなもので、A5くらいを想定していたのに、実際には、B5でした。 厚さは、本体が、2センチ2ミリくらい。 折り曲げ防止用のダンボール板を添えてありました。



【パーツ・カタログのカバー】

≪写真上≫
  1月11日に届いた、セルボ・モードの、パーツ・カタログですが、中のページは、こんな感じになっています。 イラストがあり、各部品に番号がふられ、番号から、部品名と品番が調べられるというもの。 それを元に、部品を注文するわけですな。

  ページ数が書いてないので、何ページあるか分かりませんが、厚さが、2センチ2ミリもあるから、かなりのページ数だと思います。

≪写真中≫
  整備工場で使われていたものですから、本棚に置くのに、油がついていると、まずいと思い、カバーをかける事にしました。 文庫本のカバーと同じかけ方ですが、物が大きいので、A4のコピー用紙3枚を、糊で貼り合わせました。

≪写真下≫
  かけた様子。 まあまあか。 糊で貼ると、どうしても、紙が引き攣りますな。 水張りをしてから貼れば、防げるかもしれませんが、そこまで、凝る気になれません。 1月16日に、作りました。



【車の時計を電波置き時計に交換】

  自室の話ですが、ベッドの頭板の上に載せていたLED電波置き時計が、夜中に見づらいので、1月25日に、テレビ台の棚の上に移したところ、押し出される形で、テレビ台の最上段に置いてあった、液晶電波置き時計が不要になりました。

  ちなみに、このカシオの電波置き時計は、父が存命だった頃に、父の部屋に置いてあったもの。 元は、私が、積立預金のポインで貰ったもので、3個、同じ品を貰い、1個は自室、1個は父の部屋、もう1個は、玄関に置いていました。 父の死後、父の部屋にあったものを、私の部屋のテレビ台の上に移してあったのです。

≪写真上≫
  で、前々から、車の時計を、電波時計にしたいと思っていたので、車に載せる事にしました。 1月26日の事。 これで、3ヵ月に1回、時刻を合わせなくて済む事になりました。 ネット上で、車載用の電波時計というのも売っていますが、大抵、ボタン電池式です。 乾電池を使う部屋用の置き時計の方が、もちはいいはず。 単三乾電池、2本使用。

  もっとも、車内に、ちょうどいい置き場所があればの話ですが。 セルボ・モードには、コンソール・ボックスの前端に、それがあるのです。 時計の底には、角度がちょうど良くなるように、スポンジの脚を貼り付け、後ろ側は、両面テープで、コンソール・ボックスに貼ってあります。 走行中にカタカタするような事はありませんし、少し力を入れて引っ張れば、簡単に取れます。

  手前の蓋は、カップ・ホルダーのものですが、全開にしても、時計には当たりません。 いや、私は、カップ・ホルダーを使わないから、この蓋を開ける事はないわけで、当たっても問題ないんですけど。

≪写真下≫
  今まで、車に付けていた、ダイソーのデジタル時計は、プレハブ離屋に移しました。 天井ではなく、天袋の下に、厚紙で台を作って、貼り付けました。 奥側の壁に見えている、古い時計が、よく狂うので、その修正用にするつもり。 ダイソーのデジタル時計の方は、月に1分遅れるだけで、安定しています。



【天井のシミ抜き】

  2016年7月に、中古車ディーラーで、1997年式のセルボ・モードを買って来たわけですが、その時から、助手席の天井に、薄茶色のシミがついていました。 恐らく、前の持ち主の時に、助手席に乗った人間が缶コーラを開けて、その飛沫が飛んだのではないかと思われます。 つくづく、無神経な奴を、車に乗せてやったりするものではありません。

  普段、運転していて、目に付くようなところではないから、2年半、そのままにしてあったのですが、2月12日に、ふいに、その気になり、シミ抜きしてみました。 やり方は、昨年、放送されたドラマ、≪家政夫のミタゾノ 第2シリーズ≫で覚えたもの。

  台所用の漂白剤を、5倍くらいに薄めて、綿棒に浸し、天井のシミに塗りました。 ドラマでは、すぐに、拭き取っていたのですが、私は、その意味が分かっておらず、最初は、布巾・雑巾の浸けおき洗いのようなつもりで、塗った後、一晩おきました。 しかし、それをやると、溶け出した汚れの色素が、溶液が乾くと、また、繊維にくっついてしまう事が分かりました。

  で、翌13日には、塗って、すぐに、濡れタオルを押し当てる、という作業を繰り返しました。 濡れタオルの、シミに当てる場所は、少しずつズラして行き、汚れが再付着しないように気をつけました。

≪写真上≫
  これは、助手席サン・バイザーのすぐ上です。 左が、ビフォー。 右が、アフター。 嘘のように、綺麗になっています。 こんなに劇的な効果があるのなら、とっくに試せばよかった。

≪写真下≫
  これは、サン・バイザーから、40センチくらい、後ろの方に付いた、最大のシミ。 大きさは、長辺で、2センチくらいあります。 大きいだけに、付着したコーラの量も多かったようで、アフター写真でも、色素が、完全には取りきれていません。 しかし、ここまで薄くなれば、目を近づけて、しげしげ観察しなければ、汚れがついている事が分かりません。 これで、充分でしょう。


  劇的効果に味を占めたのと、作った溶液が余っていたので、後席座面や、運転席ドア・アーム・レストの、汗ジミによる変色にも、やってみたところ、これまた、綺麗になりました。 運転席ドア・アーム・レストは、変色がひどかったのですが、何回か繰り返したら、かなり、良くなりました。 そちらは、ビフォー写真を撮り忘れたので、出しませんけど。

  とにかく、植物系や動物系が原因のシミには、全て、効果があるようです。 ちなみに、漂白剤の臭いは、乾いてしまうと、全く、しなくなります。




  今回は、ここまで。

  パーツ・カタログは、買ってはみたものの、全く使っていません。 これが役に立つとしたら、新品なり中古なり、何かしら部品を買う場合ですが、今現在、これといって、壊れたところもないので、出番がないのです。

  電波時計は、狂わないから、ほったらかしです。 基本的に、買い物か、病院の送迎にしか、車を使わないので、時計は、そんなに重要ではないです。 なくても問題ないくらいですが、まあ、あればあった方がいいか、という程度の存在でしょうか。

  天井のシミ抜きは、清々しましたねえ。 ≪家政婦のミタゾノ≫には、感謝しなければなりません。