冬用ヘルメット塗り替え ②
冬用ヘルメットを、バイクの色に合わせて、白から黒へ塗り替えた話の続きです。 前回、文字を残そうとして、見るに耐えない結果になったところまで行きました。 まだまだ、波乱が続きます。
【ヘルメット塗り替え②】
ステッカー部分だけ残したら、大失敗してしまい、やむなく、ステッカーを、スクレイパーと耐水ペーパーで掻き落として、塗り直しました。
≪写真1左≫
まあまあ、綺麗。 しかし、最初に塗った部分と、次に塗った部分の間に、段差が出来てしまいました。 この写真では分かりませんが、肉眼で近づいてみると、どうしても、目立ちます。 結局、その後、塗り直しました。
≪写真1右≫
後ろは、さほど、段差になりませんでした。 同じように処理しているのに、なぜ、違いが出るのか、理由が分かりません。
≪写真2左≫
翌24日、自室に取り込みました。 顎紐の表面を覆う革が、ぼろぼろになっていたので、黒い布で塞ぎました。 フルフェイスの場合、被ってしまえば、顎紐は、全く見えなくなるから、これで、充分です。
≪写真2右≫
内装と、シールド。 アストロeは、内装を、全て外せます。 洗うのに便利なのが、最大のメリットですが、内装一体式に比べて、クッション部分が厚くなる関係で、いろいろな形の頭にフィットし易くなるという副産物もあります。 値段が高い製品には、内装分離式が多く、だから、高いヘルメットの方が、誰の頭にも、フィットし易いという理屈になります。
≪写真3左≫
上の白っぽいのが、シールド・ベース。 ヘルメット本体に、プラスチックのネジで、取り付けます。 下は、塗装し直した、シールド・ホルダー。 中央にあるのは、十円玉。 これで、ホルダーを外したり、ネジを回したりするのです。
≪写真3右≫
取扱説明書。 23年前に買った時に、付いて来た物。 シールドや、ホルダー、ベースの外し方は、調べ直しました。 取説は、大事に保存しておくに越した事はないです。
≪写真4左≫
ベースを取り付けたところ。 ホルダーは、ベースに爪で嵌め込みます。 かなりの荒業が必要で、これよりも後に出た製品では、改良されている模様。
≪写真4右・5≫
内装を取り付け、一応、完成しました。 このサイズの写真で見る分には、塗り替えたとは思えないほど、綺麗ですな。 しかし、上述したように、額のマーク痕に、段差が出来ており、それは、後日、塗り直す事になりました。
シール類で残したのは、「SGマーク」だけ。 これがあるだけで、何となく、本物っぽく見えます。 元々、本物ですが。
【アマゾンで「Arai」マーク】
冬用ヘルメット、アライの「アストロe」を塗り直した時に、額のアライ・マークを掻き落としてしまったので、復元の為に、アライ・マークだけ買いました。 アマゾンで、送料無料、559円。 10月28日に注文し、31日は届きました
≪写真左≫
発送者は、店でしたが、普通の封筒に、ちょっと変わった切手が貼られていました。 上は、歌舞伎。 その下のは、明治時代の貴婦人。 珍しいので、保存します。
≪写真右≫
「品番 1590」の、スコッチ・マークと呼ばれるタイプ。 楕円のアライ・マークは、他にも、いろいなサイズがありますが、額部分の3次元曲面に貼れるのは、この1590スコッチ・マークだけです。 ドライヤーで温めて、変形させ、密着させるもの。 普通のシールでは、浮きが出てしまいます。
アライの純正部品で、本来、定価は、300円。 アライの特約店でなら、税込み、330円で買えると思うのですが、置いていない店に、取り寄せてくれなどと頼むと、利幅が少ない割に、手続きが面倒なので、嫌な顔をされると思います。 そんな思いをするくらいなら、200円くらい高くても、ネットで買ってしまった方が気楽です。
【「Arai」マークを貼る】
10月31日に届いた、「Arai」のスコッチ・マークを、11月1日に、貼りました。 水垢取りワックスをかけてあったので、まず、ペイントうすめ液で、マークを貼る部分だけ、脱脂しました。
≪写真上≫
掻き落としてしまう前の写真を元に、高さを決め、マスキング・テープで、位置決めしました。 なるべく、傾かないように貼るわけですが、定規で測っても、目の感覚で決めても、大差ないと思います。 幸い、「Arai」マークは、楕円形なので、多少傾いていても、パッと見では、全く分かりません。
左右の二ヵ所は、本体とマークの上に、別々に、テープを貼り、サイン・ペンで合わせ線を引いておきます。
その上で、裏紙を剥がし、用意しておいた、中性洗剤の溶液を糊面に塗ります。 傾きを修正する時に、剥がして直せるようにする為です。 溶液の濃度は、テキトー、水9対中性洗剤1くらいで、OK。 石鹸水は、駄目です。 中性洗剤溶液は、乾いた後、糊の密着を妨げないのです。 筆を使わなくても、指先で塗れば、充分。
一回では、合わせ線が合わず、何回か、やり直しました。 中性洗剤溶液がついているから、剥がすのは簡単です。
≪写真下≫
額部分は、3次元曲面なので、平面のシールを、そのまま貼っても、浮きが出来てしまいます。 で、ドライヤーで温めながら、親指の腹で、中心から外へ向かって、延ばすように押して行くと、浮きがなくなります。 普通のシールでは、これができず、スコッチ・タイプのシールだけに可能な特性です。
何ヵ所か、気泡が入ってしまい、まち針で、斜めに穴を開けてから、また、ドライヤーで温めて、押さえつけ、空気を抜きました。
割と綺麗に貼れました。 「Arai」マークがあるとないとでは、大違い。 このマーク、他社製の安いヘルメットに貼って、アライ製品に擬装する目的で買う人が多いようですが、私のは、正真正銘のアライ製ヘルメットでして、擬装ではないです。
【シールド・ベースとホルダーを交換する】
「Arai」マークを貼って、完成したかと思ったのですが、シールドを開けてみたら、額部分だけ塗り直した時に、スプレー塗料が入り込んで、黒くなってしまっていました。 シールドを付けたままで、綿棒にラッカーうすめ液をつけて、拭き取ればよかったんですが、シールドを外そうとしたのが運の尽き。 なんと、左側のシールド・ホルダーと、シールド・ベースを、壊してしまいました。 爪が折れてしまったので、直せません。
≪写真上≫
ネットで調べたら、23年も前の製品なのに、まだ、部品が売っていました。 買いましたよ、アマゾンで。 ホルダーが、1320円。 ベースが、495円。 プライム会員お試し期間中だったので、注文した翌日には届きました。 11月2日の事。
≪写真下≫
早速、取り付けました。 壊した左側だけです。 白から塗り直した右側は、そのまま。 下手に外して、また、別の所を壊しでもしたら、目も当てられないからです。 左右で、艶が違うのですが、左右同時に見る人はいないから、問題ないです。
これで、完成。 これ以上、何かする気はないです。 今現在、被っていますが、内装は同じだから、別に、使用感に変わりはありません。 プラサフを吹いてあるので、塗装面に触っても、剥がれて来てしまう事はないです。
冬用ヘルメットの話は、今回で、おしまいです。 マークのマスキングを失敗して、全て掻き落とし、「Arai」マークを買う事になったのは、致し方ないとしても、シールド・ベースと、ホルダーを壊して、買い直す事になってしまったのは、痛恨事でした。 慎重な方法を選べば、1815円、出費を抑えられたものを・・・。 粘土・パテ、スプレー塗料2本も入れると、合計、2810円かかりました。 それでも、ヘルメットの新品を買うよりは、ずっと安かったですけど。
【ヘルメット塗り替え②】
ステッカー部分だけ残したら、大失敗してしまい、やむなく、ステッカーを、スクレイパーと耐水ペーパーで掻き落として、塗り直しました。
≪写真1左≫
まあまあ、綺麗。 しかし、最初に塗った部分と、次に塗った部分の間に、段差が出来てしまいました。 この写真では分かりませんが、肉眼で近づいてみると、どうしても、目立ちます。 結局、その後、塗り直しました。
≪写真1右≫
後ろは、さほど、段差になりませんでした。 同じように処理しているのに、なぜ、違いが出るのか、理由が分かりません。
≪写真2左≫
翌24日、自室に取り込みました。 顎紐の表面を覆う革が、ぼろぼろになっていたので、黒い布で塞ぎました。 フルフェイスの場合、被ってしまえば、顎紐は、全く見えなくなるから、これで、充分です。
≪写真2右≫
内装と、シールド。 アストロeは、内装を、全て外せます。 洗うのに便利なのが、最大のメリットですが、内装一体式に比べて、クッション部分が厚くなる関係で、いろいろな形の頭にフィットし易くなるという副産物もあります。 値段が高い製品には、内装分離式が多く、だから、高いヘルメットの方が、誰の頭にも、フィットし易いという理屈になります。
≪写真3左≫
上の白っぽいのが、シールド・ベース。 ヘルメット本体に、プラスチックのネジで、取り付けます。 下は、塗装し直した、シールド・ホルダー。 中央にあるのは、十円玉。 これで、ホルダーを外したり、ネジを回したりするのです。
≪写真3右≫
取扱説明書。 23年前に買った時に、付いて来た物。 シールドや、ホルダー、ベースの外し方は、調べ直しました。 取説は、大事に保存しておくに越した事はないです。
≪写真4左≫
ベースを取り付けたところ。 ホルダーは、ベースに爪で嵌め込みます。 かなりの荒業が必要で、これよりも後に出た製品では、改良されている模様。
≪写真4右・5≫
内装を取り付け、一応、完成しました。 このサイズの写真で見る分には、塗り替えたとは思えないほど、綺麗ですな。 しかし、上述したように、額のマーク痕に、段差が出来ており、それは、後日、塗り直す事になりました。
シール類で残したのは、「SGマーク」だけ。 これがあるだけで、何となく、本物っぽく見えます。 元々、本物ですが。
【アマゾンで「Arai」マーク】
冬用ヘルメット、アライの「アストロe」を塗り直した時に、額のアライ・マークを掻き落としてしまったので、復元の為に、アライ・マークだけ買いました。 アマゾンで、送料無料、559円。 10月28日に注文し、31日は届きました
≪写真左≫
発送者は、店でしたが、普通の封筒に、ちょっと変わった切手が貼られていました。 上は、歌舞伎。 その下のは、明治時代の貴婦人。 珍しいので、保存します。
≪写真右≫
「品番 1590」の、スコッチ・マークと呼ばれるタイプ。 楕円のアライ・マークは、他にも、いろいなサイズがありますが、額部分の3次元曲面に貼れるのは、この1590スコッチ・マークだけです。 ドライヤーで温めて、変形させ、密着させるもの。 普通のシールでは、浮きが出てしまいます。
アライの純正部品で、本来、定価は、300円。 アライの特約店でなら、税込み、330円で買えると思うのですが、置いていない店に、取り寄せてくれなどと頼むと、利幅が少ない割に、手続きが面倒なので、嫌な顔をされると思います。 そんな思いをするくらいなら、200円くらい高くても、ネットで買ってしまった方が気楽です。
【「Arai」マークを貼る】
10月31日に届いた、「Arai」のスコッチ・マークを、11月1日に、貼りました。 水垢取りワックスをかけてあったので、まず、ペイントうすめ液で、マークを貼る部分だけ、脱脂しました。
≪写真上≫
掻き落としてしまう前の写真を元に、高さを決め、マスキング・テープで、位置決めしました。 なるべく、傾かないように貼るわけですが、定規で測っても、目の感覚で決めても、大差ないと思います。 幸い、「Arai」マークは、楕円形なので、多少傾いていても、パッと見では、全く分かりません。
左右の二ヵ所は、本体とマークの上に、別々に、テープを貼り、サイン・ペンで合わせ線を引いておきます。
その上で、裏紙を剥がし、用意しておいた、中性洗剤の溶液を糊面に塗ります。 傾きを修正する時に、剥がして直せるようにする為です。 溶液の濃度は、テキトー、水9対中性洗剤1くらいで、OK。 石鹸水は、駄目です。 中性洗剤溶液は、乾いた後、糊の密着を妨げないのです。 筆を使わなくても、指先で塗れば、充分。
一回では、合わせ線が合わず、何回か、やり直しました。 中性洗剤溶液がついているから、剥がすのは簡単です。
≪写真下≫
額部分は、3次元曲面なので、平面のシールを、そのまま貼っても、浮きが出来てしまいます。 で、ドライヤーで温めながら、親指の腹で、中心から外へ向かって、延ばすように押して行くと、浮きがなくなります。 普通のシールでは、これができず、スコッチ・タイプのシールだけに可能な特性です。
何ヵ所か、気泡が入ってしまい、まち針で、斜めに穴を開けてから、また、ドライヤーで温めて、押さえつけ、空気を抜きました。
割と綺麗に貼れました。 「Arai」マークがあるとないとでは、大違い。 このマーク、他社製の安いヘルメットに貼って、アライ製品に擬装する目的で買う人が多いようですが、私のは、正真正銘のアライ製ヘルメットでして、擬装ではないです。
【シールド・ベースとホルダーを交換する】
「Arai」マークを貼って、完成したかと思ったのですが、シールドを開けてみたら、額部分だけ塗り直した時に、スプレー塗料が入り込んで、黒くなってしまっていました。 シールドを付けたままで、綿棒にラッカーうすめ液をつけて、拭き取ればよかったんですが、シールドを外そうとしたのが運の尽き。 なんと、左側のシールド・ホルダーと、シールド・ベースを、壊してしまいました。 爪が折れてしまったので、直せません。
≪写真上≫
ネットで調べたら、23年も前の製品なのに、まだ、部品が売っていました。 買いましたよ、アマゾンで。 ホルダーが、1320円。 ベースが、495円。 プライム会員お試し期間中だったので、注文した翌日には届きました。 11月2日の事。
≪写真下≫
早速、取り付けました。 壊した左側だけです。 白から塗り直した右側は、そのまま。 下手に外して、また、別の所を壊しでもしたら、目も当てられないからです。 左右で、艶が違うのですが、左右同時に見る人はいないから、問題ないです。
これで、完成。 これ以上、何かする気はないです。 今現在、被っていますが、内装は同じだから、別に、使用感に変わりはありません。 プラサフを吹いてあるので、塗装面に触っても、剥がれて来てしまう事はないです。
冬用ヘルメットの話は、今回で、おしまいです。 マークのマスキングを失敗して、全て掻き落とし、「Arai」マークを買う事になったのは、致し方ないとしても、シールド・ベースと、ホルダーを壊して、買い直す事になってしまったのは、痛恨事でした。 慎重な方法を選べば、1815円、出費を抑えられたものを・・・。 粘土・パテ、スプレー塗料2本も入れると、合計、2810円かかりました。 それでも、ヘルメットの新品を買うよりは、ずっと安かったですけど。
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