2020/01/19

旧母自パンク輪廻

  前回に引き続き、今回も、自転車ブログ用に書いたものです。 アップは、こちらの方が早くなってしまいましたけど。





  旧母自の後輪が、昨年の暮れに2回、元旦に1回、合計3回もパンクしました。 参ったなあ。

  まず、12月26日、街の方の銀行へ行こうと、旧母自で出たら、後輪タイヤの空気がどんどん減り、家から、3キロくらいの所で、それ以上、乗っていられない状態になりました。 やむなく、下りて押して、引き揚げました。 3キロは、遠いな。

  家に着いたら、雨が降り始め、そもそも、出かけるような天気ではなかったのだと、結果オーライな気分になりましたが、パンクは直さなければなりません。 カー・ポートの下で作業し、1時間くらいかけて、直しました。 チューブを出し、バケツの水に浸けたら、穴が開いていましたよ。 それでいて、タイヤの方は、何が刺さっているわけでもないのだから、奇妙です。

  まあ、穴が見つかれば、原因がはっきりしたわけだから、修理作業自体は、大した事ではないですけど。 原因不明の、ゆっくり空気抜けに比べれば、「これで直ったぞ感」が充足し、清々します。

  翌朝、チェーン・ケースのメンテナンス・カバーを開けて、スプレー・グリスを吹きました。 ケース付きの自転車の場合、固形化してしまうグリスよりも、エンジン・オイルの方が、もちが良いのかも知れませんが、オイル注しにオイルを移すのが面倒臭かったので、やりませんでした。

  その後、試し乗りで、近所の銀行へ行きましたが、パンクしていた前日とは、後輪のしっかり感が、まるで違います。 少しずつ抜けているのと、全く抜けていないのとで、こんなに感じが違うものかと、驚きました。 前日は、少しずつ抜けているといっても、3キロはもつ程度の抜け方で、出かける前に、空気を満杯にしてあったにも拘らず、走り出した時点で、すでに、不安というか、何だか、ペダルが重い感じがしていたのです。 そんな、微妙な違いが分かる、自分の感覚が信じられぬ。 何かの錯覚なのでは?


  と、↑ここまでは、幸せだったんですわ。 愚かしい事に。 ところが、この後、12月29日に、「いや~、直った直った。 んじゃま、ちょっくら、遠くまで出かけてみべえか」などと、調子に乗って、沼津市の大平地区まで出かけていったら、なんと、まーた、パンクしました。 こんなにポンポン、パンクが続くなんて、ありえねーっす! 勘弁して欲しいっす!

  というか、これって、超常現象なんじゃないの? 外出、2回に1回のペースで、パンクなんて、常識では、考えられんではないですか! バルブ原因の、ゆっくり空気抜けならば、まだ分からんでもないですが、急激に減ってしまうのだから、明らかにパンクなのです。 チューブに、穴が開いているのです。 どうやれば、そんな頻度で、金属片を拾えるのじゃ?

  で、大平から、徳倉に出る切り通しの所から、家まで、30分以上かけて、押して帰りましたよ。 パンク慣れしたせいか、もう、乗り心地の変化だけで、まずいと察知できるようになり、すぐに下りて、少しでも空気の減りを遅くするようにしました。 チューブの中に、空気がある程度残っていれば、割とスムースに押して帰れるのですが、ペッタンコになり、リムがゴムを押し潰しているような状態になってしまうと、それから下りても、手遅れで、押して帰る途中で、タイヤやチューブを損傷する恐れがあります。

  翌30日は、雨だったので、修理は見送り、31日の午後から、取りかかりました。 大晦日にやるような事ではないと、思うにゃ思いましたけど・・・。


≪写真1≫
  自転車の修理作業は、普段、車置き場の前の方でやるんですが、つい先日やったばかりで、外から見える所では恥ずかしいので、庭の中ほどで、やりました。 何歳になっても、恥ずかしい場面というのは、なくならないものですな。

  以前、紹介したように、踏み台を重ねて、自転車の後ろを載せ、高くしてあります。 この方が、断然、作業がし易いです。 パンク修理の場合、後輪を外す必要はなくて、付けたまま、タイヤの片側のビードを外し、チューブだけ取り出して、直します。 左右どちら側から出しても直せますが、左側は、ブレーキ・ユニットがある分、タイヤとフレームの間にゆとりがあるので、右から出すよりも、チューブを動かし易いです。

  パンクそのものは、先日のとは違う所に、新しい穴が開いていて、普通に修理しました。 相変わらず、ゴム糊ではなく、靴底修理ボンドを使っています。 ちゃんと、塞がります。 先日直した所も、漏れはありませんでした。

≪写真2≫
  今回、立て続けに、パンクしたので、タイヤに金属片が刺さったままになっているのではないかと思い、パンクした箇所を見失わないように、予め、タイヤに黄色いテープを貼って、バルブの位置をバミっておきました。 しかし、これ、後になって、全く無意味だった事が分かります。 

≪写真3左≫
  タイヤの内側に、金属片は刺さっていませんでした。 その代わり、外側を見て行ったら、裂け目があるのを発見しました。 この写真では分かりませんが、一部、パックリ開いてしまっています。 つまり、走行中、チューブが地面に直に接触していたわけで、擦り切れて、パンクしていたのではないかと思われます。

  この裂け目、いつ出来たのか分かりませんが、パンクが頻発するようになったのは、去年の6月頃からなので、その前に、何か、裂けてしまうような衝撃がかかったのでしょう。 パンク修理のたびに、タイヤの中ばかり調べていて、外を良く観察していなかったのが、悔やまれます。

≪写真3右≫
  で、廃チューブを切って、当てゴムを作り、靴底修理ボンドで、内側から貼って、裂け目を塞ぎました。 これで、しばらくもてば、良し。 駄目なようなら、タイヤを交換するしかありませんな。


  ところで、黄色いテープで、バルブの位置をバミっておいた件ですが、そこを基準に、チューブのパンク箇所と、タイヤの裂け目の位置を見てみたら、全く違った場所でした。 どういう事なのか分からずに、呆然・・・。 しばらく考えて、ようやく出た結論が、「タイヤとホイールは、走行中に、ズレる」という事でした。 特に、ブレーキをかけた時に、ホイールは止まろうとするのに、タイヤは地面との摩擦で回り続けようとするので、ズレるのでは?

  ちなみに、チューブとホイールは、バルブの位置が決まっているので、ズレようがありません。 つまり、チューブとタイヤも、ズレているわけだ。 そんな事は、考えた事もなかった。 自分で出した結論が、信じられぬ。 もし、本当にそうなら、今回、タイヤの内側に貼った当てゴムと、チューブに貼ったパッチは、いずれ、衝突する事になり、どちらかが、剥がれてしまうかもしれませんな。 やはり、タイヤを買い直す事になるのか・・・。

  しかし、この結論は、どうにも、受け入れかねるところがありますな。 摩擦力MAXのゴムで出来ているタイヤが、ホイールとズレるなんて事が、ありますかね? 確かに、ズレてはいたわけですが、もしかしたら、走行中ではなく、結構な距離を押して帰って来た、その間にズレたのかも知れません。 空気がパンパンなら、タイヤは、強い力で、ホイールに押し付けられているから、ズレるような事はないけれど、空気が減って来て、押し付ける力が弱まると、ズレてしまうという事なのでは?

  それならば、当てゴムとパッチが衝突する事はないわけで、当てゴムが擦り切れきらない内は、もつ事になります。 そちらである事を願います。


  と、↑ここまでは、「失敗はしたが、一つ、利口になったな」くらいに、前向きに考えていたんですわ。 とーころが・・・。

  元旦、外掃除の後、前日パンクを直したばかりの後輪に、ちょっと触れてみたら、なんと、またまた、空気が抜けていました。 げんなりだ。 原因は、すぐに、見当がつきましたけど。 前日の修理で、タイヤのビードを入れる時に、金属製のタイヤ・レバーを使ったので、押し潰されて、切れたに違いありません。 やはり、タイヤを入れる時には、手だけでやらなければ、駄目か。

  午後、またまた、パンク修理。 チューブを出したら、同じ所に、並んで、2ヵ所、穴が開いていました。 その部分を、タイヤ・レバーで挟んでしまったわけですな。 実に分かり易い。

  で、今度は、穴を塞いだ後、手だけで、タイヤを入れました。 きついようでも、チューブの空気を抜いて、あちこち、抓んだり押したりしていると、スポッと入って行くものですな。

  一週間に3回も、パンク修理をしたのは、初めてです。 その内の一回は、私の初歩的ミスで、それが一番、残念。 もう、二度と、タイヤを入れる時に、レバーは使わない事にします。