新型肺炎あれこれ ⑧
新型肺炎について、日記ブログの方からの移植。 5月1日から、10日までの分を出します。 毎日、新型肺炎について書いているわけではないので、日付が飛ぶ事があります。 このブログの記事は、大体、公開の6日前くらいに纏めているので、公開する頃には、また、旧聞になってしまいますけど。
【2020/05/01 金】
午後3時から、母を、心臓の病院へ送迎。 今回は、薬だけというわけには行かず、診察あり。 そもそも、健康を維持したいから、医者にかかるのに、そのせいで、感染の危険が高まるというのは、ジレンマですな。 私だったら、流行が収まるまで、通院をやめてしまいますが、薬を飲み続けなければ、死んでしまうというのでは、致し方ない。
送って行った帰りに、庭掃除用のデッキ・シューズを買おうと、ワークマンに寄ってみたのですが、なんと、駐車場が、ほぼ満杯。 店内に入る気にならず、そのまま、引き揚げて来ました。 迎えに行く時に、もう一度、前を通ったのですが、まだ、半分以上、埋まっており、素通りしました。 閑人が増えると、こういう店に来るのだな。
病院の駐車場で、母が薬局から出て来るのを待つ間、ふと、思ったのですが・・・、ほんの3ヵ月程度で、世界は、よーく色褪せてしまいましたなあ。 「新たな日常(ニュー・ノーマル)」という概念も出て来ましたが、私はもう、結構な歳なので、そういうのに先回りして飛びつく気になれません。
旅番組のタレントと地元の人のふれあいとか、ドラマ・映画のキス・シーンとか、かつては、微笑ましかったり、魅力的だったりした光景が、今や、おぞましさしか感じさせてくれません。 「ああ、今まさに、感染させているのだな」と思うと、ゾッとする。 ゾーーーーッとする。
新たな日常に於いては、握手の習慣が滅び去り、マスク着用が当たり前になるとも言いますが、握手はともかく、マスクの方は、重大問題で、ドラマや映画は、もう、成り立たないのでは? 現実社会では、全員、マスクしているのに、映像作品の中でだけ、外してたら、変でしょ?
そういう個別の事とは違う次元で、世界の価値そのものが、著しく落ちてしまったように感じられます。 人間が、魅力ある存在と思えなくなってしまった。 まず、相手を、「汚いもの」として警戒しなければならないのは、きついですなあ。 私のような社交嫌いであっても、尚、きついと思います。
【2020/05/02 土】
緊急事態宣言の延長は決まったも同然ですが、世間の反応が、2種類出て来ると思います。 今まで通り、自粛を続けるという人達と、「馬鹿馬鹿しい。 つきあいきれるか」と、無視し始める人達と。
所詮、「要請」に過ぎないという点が肝要で、たとえ無視する人間がいても、警官や自治体職員は、注意する事しかできず、指一本触れる事はできません。 それなら、勝手にやろうという人間が出てくるのは、無理からぬ事。 どうしても、やめさせたいのなら、法律を改変して、罰則を設けるしかありません。
今回は、一回目の延長ですが、もし、二回目の延長となった場合、無視する人が、もっと増えて来ると思います。 前にも書きましたが、日本の専門家は、能力的に信用できません。 「感染者は減っている」と、自分達の対策の成果を主張しながら、同じ口で、「減り方が足りないから、また、延長」というのでは、矛盾もいいところで、「いい加減にしろ」と思われるのも、致し方ない。
「どの数値まで減れば、解除する」と言えないのは、日本の専門家が、何かしらの法則に従って判断しているわけではないという事の証明でしょう。 地震学界や、火山学界の予測と、酷似している。 いい加減な事を言っても、責任を問われないと安心しているわけだ。 死者が積み上がっても、責任を問われずに済むと思うのは、後生がいいとしか思えませんが。
地震や火山噴火は、計算方法がないだけで、データはありますが、新型肺炎の専門家には、データすらありません。 あるのは、ただ、調査・検査能力との相似形を表す、いい加減なグラフだけ。 騒ぎが始まってから、3ヵ月以上経っているのに、データの基本中の基本である、感染者の実数を掴んでいないというのだから、もはや、科学の内にも入りません。 データを得る為のサンプリング調査すらしようとしないのは、科学者である事を放棄していると言ってもいいです。
権威に弱いタイプで、今、辛うじて、「政府や専門家の指示だから」という理由で、規制を受け入れている人達も、もう一回、延長という事になったら、さすがに、眉間の皺がぎゅーーっと深くなってくると思います。 「ええかげんにせーよ」と。 しかし、権威には逆らえないものだから、怒りの持って行き所がなくて、家庭内暴力や、犯罪に走るという流れ。
倒産・失業が増えてくると、当然、食って行けない人が出て来ますから、犯罪が増えます。 窃盗や強盗は、どんどん増える。 失業した人全てに、生活保護を出せば、そういう事は防げますが、役所は、絶対、出さないと思います。 生活難民から犯罪者を出さない為には、食い詰めて住む場所も失ってしまった人達を、宿泊施設に入れて、最低限の生活だけ面倒見るのがいいかもしれませんが、たぶん、それも、行なわれないでしょう。 とにかく、政府、自治体、役所は、普段やっていないような事は、極力、やりたくないわけだ。
すでに、新型肺炎が原因で、犯罪が起こった例が出て来ていますが、今後、更に増えると思うので、早めに、対策を取った方がいいかもしれませんな。 在宅中でも、家の戸締まりをするとか、鍵を一つ増やすとか。 そういや、ここ半月ばかり、うちに、非通知の電話が、毎日のようにかかって来て、出ると、向こうに人の気配がするのに、切れてしまうのですが、あれはたぶん、空き巣狙いが、電話をかけて、出ない家を特定しようとしているんでしょうなあ。 すぐそこまで、犯罪者が迫って来ていると思うべきなのでしょう。
【2020/05/03 日】
緊急事態宣言ですが、全国一律に、5月末まで延長であるにも拘らず、特定警戒区域以外は、規制内容を緩和するとの事。 矛盾しているようですが、つまり、区域外への移動をされては困るから、「緊急事態宣言は、全国的に維持されている」という建前が欲しいという事ですかね? この期に及んで、まだ、建前が出てくるのだな、この国は。
だけど、実際に緩和という事になれば、店が再開するから、特定警戒区域から、また、人がやってくると思いますよ。 個人主義に、どっぷり浸かって生きてきた、「自由な市民」を甘く見てはいけません。 家でじっとしてなんて、いるものかね。
あちこちの民間病院で行なわれた、抗体検査の結果が出て来ていて、東京で6パーセントとか、大阪で1パーセントとか言っていますが、人口比で考えると、数十万人、数万人になってしまうのであって、私が思っていた通り、とっくの昔に、市中蔓延していたわけですな。 たぶん、地方でも、各県、数万人は行っているのではないかと思います。 都市部以上に、検査・調査がいい加減だから、数値が出て来ないだけでしょう。
こんなに増えてしまっては、もはや、有症状感染者を全員見つけるのは、非現実的で、否が応でも、集団免疫が出来るか、ワクチンが出来るまで、規制の緩急で凌ぐしかありません。 どれだけ、倒産・失業するか、分からない。 ウィルスの性質から考えて、どの地域でも、規制緩和すれば、どっと感染が増えると思いますが、倒産・失業で自殺者が出るのと、どっちが悲惨か、天秤にかけられませんな。 困ったねえ。
もし、横浜のクルーズ船で騒いでいた2月頃に、追跡システムを入れて、有症状感染者と、その接触者を、全員、補足していれば、こんな事にはならなかったんですが、旧人類ばかりの日本の政治家・役人・専門家に、そんな事を望むのは、とても無理だった事は、もちろん、承知しているので、言っても、詮ない事ですな。
私個人としては、とりあえず、静岡県が規制緩和されたら、プチ・ツーリングを再開しようと思います。 どうせ、人がいる所には行きませんけど。 マスクも、もちろん、装着。 ウィルスと同じくらい、吊るし上げが怖いので、「不要不急の外出」の規制が外れれば、ビクビクしないで、出かけられると踏んでいます。
【2020/05/05 火】
認定感染者数が、また、低く出ていますが、まだまだ、未感染者の方が圧倒的に多いのに、実際の感染者数が減るなんて、常識的に考えて、ありえません。 検査センターなどが、チラホラ出来てきて、むしろ、検査件数は増えていると思うのですが、なぜ、認定感染者数は減っているのか?
一番、疑わしいのは、世間の風当たりが強くなって、検査数を少ないまま抑えきれなくなったから、陽性結果を隠蔽し始めたという可能性です。 軽症者を検査して、陽性が出ても、「陰性です」と伝えて、帰してしまっているのでは? 「そこまで、やるか?」と思うかもしれませんが、今までの流れから見て、発表感染者数を少なく見せかける為なら、何でもやると思います。
残念ながら、日本という国は、そういう国なんですな。 私も、この新型肺炎騒ぎが始まる前までは、これほど、ひどいとは思っていませんでしたが、クルーズ船の処置を見ていて、「あ、これは、戦時中そのものだわ・・・。 こういう習性が生き残っておったのだなあ」と、暗澹たる気分になった次第。 とりわけ、誰が見てもおかしいと思う事に対して、平然と嘘や屁理屈を押し通してしまう体質は、絶望的だわ。
個人なのか、組織なのか分かりませんが、どこかに、検査を増やさない方が、得をする存在がいる。 もしくは、得をすると信じ込んでいる、存在がいる。 そう考えなければ、これだけ、甚だしい妨害が罷り通るとは思えません。
政治家が、ゲストとして出演する報道番組があり、政府に近い与党の政治家も出て来るのですが、聞いていて、痛々しいほど、苦しい言い訳を並べて、政府の施策を擁護しています。 頭が回るタイプの人ほど、言い訳が苦しい。 本音では、「こんな対策では駄目だ」と思っているのに、立場上、政府を批判できないから、屁理屈を総動員して、擁護するしかないのでしょう。
しかし、検査数が増えないなんていうのは、政府のせいというより、どこかで、増えるのを妨害している連中のせいですぜ。 もう、とっくから、オリンピックを気にする必要はないのだから、認定感染者がどんなに増えようが、政府が、それを忌み嫌う理由はないです。 馬鹿馬鹿しい。 「検査数を増やしてはいけない」なんて、世界の常識的に、馬鹿・アホ・間抜け・キチガイとしか言いようがない戯言を言っている連中を庇ってやって、そのせいで、政府自身が無能呼ばわりされて、何の得があるのよ?
【2020/05/08 金】
人間の方の寺から通知ハガキ。 猛暑対策で、8月から6月に前倒しになった施餓鬼会が、新型肺炎の影響で中止になったとの事。 それはありがたい。 これを機会に、永久に中止にしていただきたい。 施餓鬼がないという事は、施餓鬼料は要らないとして、お盆料は、どうなるのだろう? 施餓鬼の後に配る卒塔婆は? あと、お盆に坊さんは来るのだろうか? いや、来ない方がありがたいですけど。 そういう事は、一切書いていないのだから、困ってしまう。
新型肺炎の話。
どうやら、どやつもこやつも、緊急事態宣言を解除させたくて仕方がない様子。 やはり、延長が無理だったか。 たった一度の延長で、ブチ切れならぬ、プチ切れして、「もーえーわ」になってしまった人が多いのでしょう。
検査・調査に関わっている人達も、同じ思いでいるに違いなく、陽性結果の隠蔽に走っているような気がするなあ。 だって、新規の認定感染者が劇的に減れば、緊急事態宣言が解除されて、とりあえず、規制が減るんだものね。 そりゃ、やるでしょう。
今になって、著名人やマスコミは、PCR検査を増やせ増やせの大合唱になっていますが、実際に検査作業に当たっている人達は、まるで、逆の事を望んでいるのかも知れんぞ。
静岡県は、緩和されて、「不要不急の外出規制」の対象は、「県境を越える帰省・旅行」だけになったのですが、なんと、沼津市が、駄目で、未だに、「不要不急の外出規制」が、全面的に適用されているのです。 それでいて、「休業規制」は、解除されており、たとえば、外食は、観光地での飲食は、不要不急ですから、「店が開いても、客が来ない」という、ちぐはぐな現象が起こります。
もしかしたら、「不要不急の外出規制」を、基本的な対策だと勘違いしているのでは? 「三密を避ける」は、基本対策ですが、「不要不急規制」は、基本対策ではないですぜ。 「不要不急規制」は、「休業規制」とセットなのであって、一方を解除して、もう一方を続けるというのは、意味がないです。
【2020/05/10 日】
ほんとに、この話題にも飽きた感あり。 ワイド・ショーや報道番組も、見る時間が、だいぶ、減りました。
一周回ってしまったとでも言いましょうか、もはや、新型肺炎よりも、経済崩壊の方が、大きな問題になってしまって、緊急事態宣言の解除を求める勢いは、止めようがありません。 新型肺炎に鈍感になってしまい、「感染しても、大した事はないだろう」とか、「もう、感染して、超軽症で治って、抗体があると思うから、大丈夫だろう」とか、手前勝手な解釈をしている人が、多数派になりつつあると見た。
こうなって来ると、医学者や医師が、どんなに、「警戒を緩めるな」と言っても、聞く耳持たないでしょう。 もう、すぐそこまで、解除が迫っていると決め込んで、前夜祭でも計画しかねない有様。 それどころか、「もう、解除されたも同然だから」と思って、早くも無マスクで、ほっつき歩き始めた人が、うようよいるのでは?
スウェーデンは、集団免疫作戦を取った、対策が最悪の国ですが、唯一、正しい事を言っている点がある。 「厳しすぎる規制は、長続きしない」という事です。 まさに、その通りで、欧米では、収束してもいないのに、規制緩和が、続々と行なわれている模様。 もたなかったんですな。 明らかに、対策に失敗したのです。
ドイツやフランスでは、マスクを義務化して、外出規制を解除しようとしていますが、その取材に出て来る面々が、ほとんど、マスクをしていないのには、驚きます。 どうも、欧米人というのは、言葉だけではなく、顔の表情も使って会話する習慣があるようで、喋る時には、口元を見せなければならないと、深く刷り込まれているように見受けられます。 そりゃ、収束は遠いわ。
「ドイツは、対策に成功している」なんていう論調がありますが、とーんでもない。 医療崩壊していないというだけで、押さえ込み対策の方は、てんで、駄目駄目です。 だから、早く、追跡システムを入れろというのよ。 死人が増えるより、いいだろう。 死体の山を築いた後で、「プライバシーを保護し、民主主義的価値観を守り抜いた」なんて言ったって、負け犬の遠吠えもいいところです。
「イギリスでは、こうしている」と、イギリスを手本に挙げる論客も多いですが、馬鹿も休み休み言いなさい。 イギリスの対策なんて、失敗も失敗、大失敗だわ。 そんな国を、まだ、手本にしようとしているのだから、笑ってしまう。 「首相の目つきが、どう見ても、正気の人と思えないから」というのも、強ち、無関係ではありませんが、指導者の資質がどうこうというより、国全体が、駄目駄目と見た方がいいでしょう。
アメリカは・・・。 もはや、アメリカを誉める人はいないか。 CDCを絶賛していたアメリカ通の人達も、昨今、アメリカの事については、触れたがらなくなったからのう。 大統領も大統領だが、国務長官まで、あんな人物ではなあ。 「失敗しかしようがない人達」という称号が相応しい。 何か、全然、場違いな人達に、国の運営を任せているのでは?
オーストラリアが、電話作戦の接触者調査で、抑え込みに成功? ニュージーランドが、終息宣言? まあ、お待ちなさい。 南半球は、これから冬だから、ウィルスが活性化する季節を、どう乗り切るか、お手並み拝見してからでも、評価は遅くないです。 収束宣言なんて、よく出したなあ。 油断していると、どんな目に遭っても、おかしくないと思いますが。 欧米の惨状を見て、「マヌケどもが」とか、思っているんですかね? そんなに簡単なもんじゃないと思いますよ。
外国の事を批判していられないのであって、未だに、一番まずいのが、日本です。 それなのに、もう、終わったようなつもりでいるのだから、恐ろしい。 「もう少しの我慢ですね」なんて言っている人が多いですが、とーんでもない、これからだと思いますよ。 今後、感染者が増加に転じても、全て隠蔽するというのなら、話は別ですが、結局、死者は積み上がると思います。 死因が、新型肺炎だろうが、名目上、別の肺炎になっていようが、死んでしまう事に変わりはないです。
今回は、ここまでにします。 5月10日の日記にも書いてあるように、そろそろ、書き飽きたというか、書き尽くした感があり、このシリーズも、今回で終わるかもしれません。
一番良く見た番組は、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」と、BS-TBSの「報道1930」ですかね。 他の番組は、定見がない出演者が多くて、見ていても、すぐに、チャンネルを変えてしまう事が多かったです。 出て来る専門家の影響が大きくて、駄目な番組というのは、第一に、専門家選びに失敗しているんですな。 まともな人が捉まらないから、駄目と承知で、似非専門家を呼んでいる観あり。
「民衆を安心させるのが、自分の使命」と思い込んでいる、科学者というより、人生相談家みたいな人とか、「日本(国・社会・民族)には、こういう特徴があるから、外国よりうまく行く」という方向へ話を持って行きたがる、専門家というより、単なる民族主義者とか、そんな奴等の話を真面目に聞いていたって、何の益にもなりません。
羽鳥慎一モーニングショーは、対策を真面目に提案する点で、図抜けて存在感が強いですが、良いアイデアであればあるほど、ほとんど、実行されないから、出演者も視聴者も、疲れてしまいますな。 政府関係者は、別に、この番組を見ているわけではなくて、何か、政府に文句をつけてきた時だけ、誰かが注進するだけなのでしょう。 それじゃあ、提案が実行されなくても、不思議はない。
NHKは、新型肺炎の報道に関しては、全然、駄目で、呆れてしまいます。 Nスペなんて、あの、世界中を驚かせるほど能力がない、専門家会議のヨイショをしている始末。 自分達で取材していて、「あ、この連中、全然、駄目だわ。 こんなやつらに任せておいたら、とんでもない事になるぞ」と、気づかなかったんですかね? これは、Nスペとしては、「魂の旋律 音を失った作曲家」の一件を遥かに超える、大失態なのでは?
テレビではありませんが、新聞も、駄目ですなあ。 といっても、うちは、朝日しかとってないんですが、取材能力が、ワイド・ショーの3分の1もありません。 この騒ぎほど、新聞が過去のメディアになってしまった事を、明白に感じさせたものはないです。 週刊紙も、情けないほど、筆鋒が鈍い。 どこをどうやって、取材したらいいか、分かっていない様子。
NHKや朝日新聞で、たまげたのは、この、世間が新型肺炎の話題で持ちきりの時に、東日本大震災を振り返る特集に、膨大なエネルギーを割いていた事です。 世の中の流れが、見えないのかね? 「準備していたから、予定通り、出した」? あまりにも、鈍感過ぎる。 今、震災の特集をやって、人々が興味を抱くと思うのかね? 状況を見て、機敏な対応を取る事が、全くできないのだなあ。 その点、新型肺炎対策に於ける、政府、厚労相、医学界と通じるものがあります。
【2020/05/01 金】
午後3時から、母を、心臓の病院へ送迎。 今回は、薬だけというわけには行かず、診察あり。 そもそも、健康を維持したいから、医者にかかるのに、そのせいで、感染の危険が高まるというのは、ジレンマですな。 私だったら、流行が収まるまで、通院をやめてしまいますが、薬を飲み続けなければ、死んでしまうというのでは、致し方ない。
送って行った帰りに、庭掃除用のデッキ・シューズを買おうと、ワークマンに寄ってみたのですが、なんと、駐車場が、ほぼ満杯。 店内に入る気にならず、そのまま、引き揚げて来ました。 迎えに行く時に、もう一度、前を通ったのですが、まだ、半分以上、埋まっており、素通りしました。 閑人が増えると、こういう店に来るのだな。
病院の駐車場で、母が薬局から出て来るのを待つ間、ふと、思ったのですが・・・、ほんの3ヵ月程度で、世界は、よーく色褪せてしまいましたなあ。 「新たな日常(ニュー・ノーマル)」という概念も出て来ましたが、私はもう、結構な歳なので、そういうのに先回りして飛びつく気になれません。
旅番組のタレントと地元の人のふれあいとか、ドラマ・映画のキス・シーンとか、かつては、微笑ましかったり、魅力的だったりした光景が、今や、おぞましさしか感じさせてくれません。 「ああ、今まさに、感染させているのだな」と思うと、ゾッとする。 ゾーーーーッとする。
新たな日常に於いては、握手の習慣が滅び去り、マスク着用が当たり前になるとも言いますが、握手はともかく、マスクの方は、重大問題で、ドラマや映画は、もう、成り立たないのでは? 現実社会では、全員、マスクしているのに、映像作品の中でだけ、外してたら、変でしょ?
そういう個別の事とは違う次元で、世界の価値そのものが、著しく落ちてしまったように感じられます。 人間が、魅力ある存在と思えなくなってしまった。 まず、相手を、「汚いもの」として警戒しなければならないのは、きついですなあ。 私のような社交嫌いであっても、尚、きついと思います。
【2020/05/02 土】
緊急事態宣言の延長は決まったも同然ですが、世間の反応が、2種類出て来ると思います。 今まで通り、自粛を続けるという人達と、「馬鹿馬鹿しい。 つきあいきれるか」と、無視し始める人達と。
所詮、「要請」に過ぎないという点が肝要で、たとえ無視する人間がいても、警官や自治体職員は、注意する事しかできず、指一本触れる事はできません。 それなら、勝手にやろうという人間が出てくるのは、無理からぬ事。 どうしても、やめさせたいのなら、法律を改変して、罰則を設けるしかありません。
今回は、一回目の延長ですが、もし、二回目の延長となった場合、無視する人が、もっと増えて来ると思います。 前にも書きましたが、日本の専門家は、能力的に信用できません。 「感染者は減っている」と、自分達の対策の成果を主張しながら、同じ口で、「減り方が足りないから、また、延長」というのでは、矛盾もいいところで、「いい加減にしろ」と思われるのも、致し方ない。
「どの数値まで減れば、解除する」と言えないのは、日本の専門家が、何かしらの法則に従って判断しているわけではないという事の証明でしょう。 地震学界や、火山学界の予測と、酷似している。 いい加減な事を言っても、責任を問われないと安心しているわけだ。 死者が積み上がっても、責任を問われずに済むと思うのは、後生がいいとしか思えませんが。
地震や火山噴火は、計算方法がないだけで、データはありますが、新型肺炎の専門家には、データすらありません。 あるのは、ただ、調査・検査能力との相似形を表す、いい加減なグラフだけ。 騒ぎが始まってから、3ヵ月以上経っているのに、データの基本中の基本である、感染者の実数を掴んでいないというのだから、もはや、科学の内にも入りません。 データを得る為のサンプリング調査すらしようとしないのは、科学者である事を放棄していると言ってもいいです。
権威に弱いタイプで、今、辛うじて、「政府や専門家の指示だから」という理由で、規制を受け入れている人達も、もう一回、延長という事になったら、さすがに、眉間の皺がぎゅーーっと深くなってくると思います。 「ええかげんにせーよ」と。 しかし、権威には逆らえないものだから、怒りの持って行き所がなくて、家庭内暴力や、犯罪に走るという流れ。
倒産・失業が増えてくると、当然、食って行けない人が出て来ますから、犯罪が増えます。 窃盗や強盗は、どんどん増える。 失業した人全てに、生活保護を出せば、そういう事は防げますが、役所は、絶対、出さないと思います。 生活難民から犯罪者を出さない為には、食い詰めて住む場所も失ってしまった人達を、宿泊施設に入れて、最低限の生活だけ面倒見るのがいいかもしれませんが、たぶん、それも、行なわれないでしょう。 とにかく、政府、自治体、役所は、普段やっていないような事は、極力、やりたくないわけだ。
すでに、新型肺炎が原因で、犯罪が起こった例が出て来ていますが、今後、更に増えると思うので、早めに、対策を取った方がいいかもしれませんな。 在宅中でも、家の戸締まりをするとか、鍵を一つ増やすとか。 そういや、ここ半月ばかり、うちに、非通知の電話が、毎日のようにかかって来て、出ると、向こうに人の気配がするのに、切れてしまうのですが、あれはたぶん、空き巣狙いが、電話をかけて、出ない家を特定しようとしているんでしょうなあ。 すぐそこまで、犯罪者が迫って来ていると思うべきなのでしょう。
【2020/05/03 日】
緊急事態宣言ですが、全国一律に、5月末まで延長であるにも拘らず、特定警戒区域以外は、規制内容を緩和するとの事。 矛盾しているようですが、つまり、区域外への移動をされては困るから、「緊急事態宣言は、全国的に維持されている」という建前が欲しいという事ですかね? この期に及んで、まだ、建前が出てくるのだな、この国は。
だけど、実際に緩和という事になれば、店が再開するから、特定警戒区域から、また、人がやってくると思いますよ。 個人主義に、どっぷり浸かって生きてきた、「自由な市民」を甘く見てはいけません。 家でじっとしてなんて、いるものかね。
あちこちの民間病院で行なわれた、抗体検査の結果が出て来ていて、東京で6パーセントとか、大阪で1パーセントとか言っていますが、人口比で考えると、数十万人、数万人になってしまうのであって、私が思っていた通り、とっくの昔に、市中蔓延していたわけですな。 たぶん、地方でも、各県、数万人は行っているのではないかと思います。 都市部以上に、検査・調査がいい加減だから、数値が出て来ないだけでしょう。
こんなに増えてしまっては、もはや、有症状感染者を全員見つけるのは、非現実的で、否が応でも、集団免疫が出来るか、ワクチンが出来るまで、規制の緩急で凌ぐしかありません。 どれだけ、倒産・失業するか、分からない。 ウィルスの性質から考えて、どの地域でも、規制緩和すれば、どっと感染が増えると思いますが、倒産・失業で自殺者が出るのと、どっちが悲惨か、天秤にかけられませんな。 困ったねえ。
もし、横浜のクルーズ船で騒いでいた2月頃に、追跡システムを入れて、有症状感染者と、その接触者を、全員、補足していれば、こんな事にはならなかったんですが、旧人類ばかりの日本の政治家・役人・専門家に、そんな事を望むのは、とても無理だった事は、もちろん、承知しているので、言っても、詮ない事ですな。
私個人としては、とりあえず、静岡県が規制緩和されたら、プチ・ツーリングを再開しようと思います。 どうせ、人がいる所には行きませんけど。 マスクも、もちろん、装着。 ウィルスと同じくらい、吊るし上げが怖いので、「不要不急の外出」の規制が外れれば、ビクビクしないで、出かけられると踏んでいます。
【2020/05/05 火】
認定感染者数が、また、低く出ていますが、まだまだ、未感染者の方が圧倒的に多いのに、実際の感染者数が減るなんて、常識的に考えて、ありえません。 検査センターなどが、チラホラ出来てきて、むしろ、検査件数は増えていると思うのですが、なぜ、認定感染者数は減っているのか?
一番、疑わしいのは、世間の風当たりが強くなって、検査数を少ないまま抑えきれなくなったから、陽性結果を隠蔽し始めたという可能性です。 軽症者を検査して、陽性が出ても、「陰性です」と伝えて、帰してしまっているのでは? 「そこまで、やるか?」と思うかもしれませんが、今までの流れから見て、発表感染者数を少なく見せかける為なら、何でもやると思います。
残念ながら、日本という国は、そういう国なんですな。 私も、この新型肺炎騒ぎが始まる前までは、これほど、ひどいとは思っていませんでしたが、クルーズ船の処置を見ていて、「あ、これは、戦時中そのものだわ・・・。 こういう習性が生き残っておったのだなあ」と、暗澹たる気分になった次第。 とりわけ、誰が見てもおかしいと思う事に対して、平然と嘘や屁理屈を押し通してしまう体質は、絶望的だわ。
個人なのか、組織なのか分かりませんが、どこかに、検査を増やさない方が、得をする存在がいる。 もしくは、得をすると信じ込んでいる、存在がいる。 そう考えなければ、これだけ、甚だしい妨害が罷り通るとは思えません。
政治家が、ゲストとして出演する報道番組があり、政府に近い与党の政治家も出て来るのですが、聞いていて、痛々しいほど、苦しい言い訳を並べて、政府の施策を擁護しています。 頭が回るタイプの人ほど、言い訳が苦しい。 本音では、「こんな対策では駄目だ」と思っているのに、立場上、政府を批判できないから、屁理屈を総動員して、擁護するしかないのでしょう。
しかし、検査数が増えないなんていうのは、政府のせいというより、どこかで、増えるのを妨害している連中のせいですぜ。 もう、とっくから、オリンピックを気にする必要はないのだから、認定感染者がどんなに増えようが、政府が、それを忌み嫌う理由はないです。 馬鹿馬鹿しい。 「検査数を増やしてはいけない」なんて、世界の常識的に、馬鹿・アホ・間抜け・キチガイとしか言いようがない戯言を言っている連中を庇ってやって、そのせいで、政府自身が無能呼ばわりされて、何の得があるのよ?
【2020/05/08 金】
人間の方の寺から通知ハガキ。 猛暑対策で、8月から6月に前倒しになった施餓鬼会が、新型肺炎の影響で中止になったとの事。 それはありがたい。 これを機会に、永久に中止にしていただきたい。 施餓鬼がないという事は、施餓鬼料は要らないとして、お盆料は、どうなるのだろう? 施餓鬼の後に配る卒塔婆は? あと、お盆に坊さんは来るのだろうか? いや、来ない方がありがたいですけど。 そういう事は、一切書いていないのだから、困ってしまう。
新型肺炎の話。
どうやら、どやつもこやつも、緊急事態宣言を解除させたくて仕方がない様子。 やはり、延長が無理だったか。 たった一度の延長で、ブチ切れならぬ、プチ切れして、「もーえーわ」になってしまった人が多いのでしょう。
検査・調査に関わっている人達も、同じ思いでいるに違いなく、陽性結果の隠蔽に走っているような気がするなあ。 だって、新規の認定感染者が劇的に減れば、緊急事態宣言が解除されて、とりあえず、規制が減るんだものね。 そりゃ、やるでしょう。
今になって、著名人やマスコミは、PCR検査を増やせ増やせの大合唱になっていますが、実際に検査作業に当たっている人達は、まるで、逆の事を望んでいるのかも知れんぞ。
静岡県は、緩和されて、「不要不急の外出規制」の対象は、「県境を越える帰省・旅行」だけになったのですが、なんと、沼津市が、駄目で、未だに、「不要不急の外出規制」が、全面的に適用されているのです。 それでいて、「休業規制」は、解除されており、たとえば、外食は、観光地での飲食は、不要不急ですから、「店が開いても、客が来ない」という、ちぐはぐな現象が起こります。
もしかしたら、「不要不急の外出規制」を、基本的な対策だと勘違いしているのでは? 「三密を避ける」は、基本対策ですが、「不要不急規制」は、基本対策ではないですぜ。 「不要不急規制」は、「休業規制」とセットなのであって、一方を解除して、もう一方を続けるというのは、意味がないです。
【2020/05/10 日】
ほんとに、この話題にも飽きた感あり。 ワイド・ショーや報道番組も、見る時間が、だいぶ、減りました。
一周回ってしまったとでも言いましょうか、もはや、新型肺炎よりも、経済崩壊の方が、大きな問題になってしまって、緊急事態宣言の解除を求める勢いは、止めようがありません。 新型肺炎に鈍感になってしまい、「感染しても、大した事はないだろう」とか、「もう、感染して、超軽症で治って、抗体があると思うから、大丈夫だろう」とか、手前勝手な解釈をしている人が、多数派になりつつあると見た。
こうなって来ると、医学者や医師が、どんなに、「警戒を緩めるな」と言っても、聞く耳持たないでしょう。 もう、すぐそこまで、解除が迫っていると決め込んで、前夜祭でも計画しかねない有様。 それどころか、「もう、解除されたも同然だから」と思って、早くも無マスクで、ほっつき歩き始めた人が、うようよいるのでは?
スウェーデンは、集団免疫作戦を取った、対策が最悪の国ですが、唯一、正しい事を言っている点がある。 「厳しすぎる規制は、長続きしない」という事です。 まさに、その通りで、欧米では、収束してもいないのに、規制緩和が、続々と行なわれている模様。 もたなかったんですな。 明らかに、対策に失敗したのです。
ドイツやフランスでは、マスクを義務化して、外出規制を解除しようとしていますが、その取材に出て来る面々が、ほとんど、マスクをしていないのには、驚きます。 どうも、欧米人というのは、言葉だけではなく、顔の表情も使って会話する習慣があるようで、喋る時には、口元を見せなければならないと、深く刷り込まれているように見受けられます。 そりゃ、収束は遠いわ。
「ドイツは、対策に成功している」なんていう論調がありますが、とーんでもない。 医療崩壊していないというだけで、押さえ込み対策の方は、てんで、駄目駄目です。 だから、早く、追跡システムを入れろというのよ。 死人が増えるより、いいだろう。 死体の山を築いた後で、「プライバシーを保護し、民主主義的価値観を守り抜いた」なんて言ったって、負け犬の遠吠えもいいところです。
「イギリスでは、こうしている」と、イギリスを手本に挙げる論客も多いですが、馬鹿も休み休み言いなさい。 イギリスの対策なんて、失敗も失敗、大失敗だわ。 そんな国を、まだ、手本にしようとしているのだから、笑ってしまう。 「首相の目つきが、どう見ても、正気の人と思えないから」というのも、強ち、無関係ではありませんが、指導者の資質がどうこうというより、国全体が、駄目駄目と見た方がいいでしょう。
アメリカは・・・。 もはや、アメリカを誉める人はいないか。 CDCを絶賛していたアメリカ通の人達も、昨今、アメリカの事については、触れたがらなくなったからのう。 大統領も大統領だが、国務長官まで、あんな人物ではなあ。 「失敗しかしようがない人達」という称号が相応しい。 何か、全然、場違いな人達に、国の運営を任せているのでは?
オーストラリアが、電話作戦の接触者調査で、抑え込みに成功? ニュージーランドが、終息宣言? まあ、お待ちなさい。 南半球は、これから冬だから、ウィルスが活性化する季節を、どう乗り切るか、お手並み拝見してからでも、評価は遅くないです。 収束宣言なんて、よく出したなあ。 油断していると、どんな目に遭っても、おかしくないと思いますが。 欧米の惨状を見て、「マヌケどもが」とか、思っているんですかね? そんなに簡単なもんじゃないと思いますよ。
外国の事を批判していられないのであって、未だに、一番まずいのが、日本です。 それなのに、もう、終わったようなつもりでいるのだから、恐ろしい。 「もう少しの我慢ですね」なんて言っている人が多いですが、とーんでもない、これからだと思いますよ。 今後、感染者が増加に転じても、全て隠蔽するというのなら、話は別ですが、結局、死者は積み上がると思います。 死因が、新型肺炎だろうが、名目上、別の肺炎になっていようが、死んでしまう事に変わりはないです。
今回は、ここまでにします。 5月10日の日記にも書いてあるように、そろそろ、書き飽きたというか、書き尽くした感があり、このシリーズも、今回で終わるかもしれません。
一番良く見た番組は、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」と、BS-TBSの「報道1930」ですかね。 他の番組は、定見がない出演者が多くて、見ていても、すぐに、チャンネルを変えてしまう事が多かったです。 出て来る専門家の影響が大きくて、駄目な番組というのは、第一に、専門家選びに失敗しているんですな。 まともな人が捉まらないから、駄目と承知で、似非専門家を呼んでいる観あり。
「民衆を安心させるのが、自分の使命」と思い込んでいる、科学者というより、人生相談家みたいな人とか、「日本(国・社会・民族)には、こういう特徴があるから、外国よりうまく行く」という方向へ話を持って行きたがる、専門家というより、単なる民族主義者とか、そんな奴等の話を真面目に聞いていたって、何の益にもなりません。
羽鳥慎一モーニングショーは、対策を真面目に提案する点で、図抜けて存在感が強いですが、良いアイデアであればあるほど、ほとんど、実行されないから、出演者も視聴者も、疲れてしまいますな。 政府関係者は、別に、この番組を見ているわけではなくて、何か、政府に文句をつけてきた時だけ、誰かが注進するだけなのでしょう。 それじゃあ、提案が実行されなくても、不思議はない。
NHKは、新型肺炎の報道に関しては、全然、駄目で、呆れてしまいます。 Nスペなんて、あの、世界中を驚かせるほど能力がない、専門家会議のヨイショをしている始末。 自分達で取材していて、「あ、この連中、全然、駄目だわ。 こんなやつらに任せておいたら、とんでもない事になるぞ」と、気づかなかったんですかね? これは、Nスペとしては、「魂の旋律 音を失った作曲家」の一件を遥かに超える、大失態なのでは?
テレビではありませんが、新聞も、駄目ですなあ。 といっても、うちは、朝日しかとってないんですが、取材能力が、ワイド・ショーの3分の1もありません。 この騒ぎほど、新聞が過去のメディアになってしまった事を、明白に感じさせたものはないです。 週刊紙も、情けないほど、筆鋒が鈍い。 どこをどうやって、取材したらいいか、分かっていない様子。
NHKや朝日新聞で、たまげたのは、この、世間が新型肺炎の話題で持ちきりの時に、東日本大震災を振り返る特集に、膨大なエネルギーを割いていた事です。 世の中の流れが、見えないのかね? 「準備していたから、予定通り、出した」? あまりにも、鈍感過ぎる。 今、震災の特集をやって、人々が興味を抱くと思うのかね? 状況を見て、機敏な対応を取る事が、全くできないのだなあ。 その点、新型肺炎対策に於ける、政府、厚労相、医学界と通じるものがあります。
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