セルボ・モード補修 (29)
車の修理・整備記録のシリーズ。 いよいよ、タイヤ交換(組み換え)の記事になります。 今年の車関係イベントは、車検が最大だと思っていたのですが、今から振り返ると、最大は、確実に、タイヤ交換の方でした。 これは大変だったわ。 洒落にならんわ。
【タイヤ届く】
≪写真上≫
車検から帰って来たセルボ・モードですが、ふと見たら、タイヤにヒビが入っているじゃありませんか。 これは、左前輪ですが、溝の底のヒビが広がって、繋がりかけています。 ヒビというよりは、もはや、亀裂ですな。
道理で、ここ半年ばかり、ブレーキをかけると、停まる寸前に、ガクンと変な衝撃があると思った。 サスペンションや、エンジン・マウントを疑っていましたが、これが原因だったのでしょう。 タイヤのゴム部分に、ぐるっと一周、亀裂が入り、カーカスという繊維部分だけで、もっていたのです。
ネットで調べたら、溝の底にヒビが入ったら、もう、バースト寸前だとの事。 これは、否が応でも、換えなければなりますまい。 業者に頼む事も検討したのですが、6・7千円かかる工賃が惜しくなり、自分でやる事にしました。
≪写真中≫
アマゾンで、7月22日に注文したのが、27日に、新潟から発送され、28日には届きました。 こんな大物なのに、郵便局です。 大きなビニール袋に入れられていました。
≪写真下左≫
ビニールを外すと、こんな感じ。 4本積み重ねて、PPバンドで、三ヵ所、留められていました。
≪写真下右≫
ラベル。 ブリヂストンの、「NEXTRY 155/65R13 73S」。 夏タイヤです。 4本で、12100円でしたが、私が買った後、値下がりし、11200円になりました。 900円も損したわけで、大変に腹が立ちます。 だけど、いつ安くなるかなんて、分かりませんから、仕方ないですな。
ちなみに、「155/65R13」は、タイヤのサイズを表しています。 幅が、155ミリ。 扁平率が、65パーセント。 ホイールの直径が、13インチ。 メートル法と、ヤード・ポンド法が、混在していますな。
「73S」は、タイヤの性能で、「73」は、ロード・インデックスと言い、一本のタイヤで支えられる重量を表わしています。 換算表を見ると、「73」は、365kg。 「S」は、速度記号で、何キロまで出せるかを表しています。 「S」は、時速180キロまで。 今までついていたスタッドレス・タイヤは、「73Q」でしたが、「Q」は、時速160キロまでなので、こちらの方が、性能が高い事になります。 私は、せいぜい、時速70キロくらいまでしか出さないから、最低の「L」でも、問題ないんですが、そんなタイヤは売っていません。
この後、一旦、プレハブ離屋に運んでおきました。 新しいものだから、プレハブの中が、ゴムのニオイで、充満しました。
【アマゾンでトルクレンチ】
車のタイヤ交換ですが、7月31日から始めて、8月3日終わりました。 その間に、トルクレンチが届いたのですが、時系列に従うと、ややこしくなるので、先に、トルクレンチ購入の方を出します。 7月30日に、アマゾンに注文し、届いたのは、8月1日でした。
3125円のところ、アマゾン・ポイント、7円を使い、3118円。 この手の工具は、値段がピンキリでして、私が買ったのは、最も安い口です。 整備工場ならともかく、個人では、何もなければ、2年に一回くらいしか使わないのであって、高いのを買っても、意味がないです。
≪写真1≫
届いた荷姿。 アマゾンの扁平な箱です。 箱を開けると、商品の周囲に、紙を丸めて、隙間を埋めてありました。
≪写真2≫
商品。 ビニールで、パックされています。
≪写真3≫
ビニール・パックを外すと ケースのプラスチックの独特のニオイが立ち上りました。 悪いニオイではありませんが、工場ならともかく、家の中には似合いませんな。
≪写真4≫
ケースを開けると、こんな感じ。 説明書は日本語。 ボックス3種と、エクステンション付き。 車のタイヤのハブ・ナットに使う場合、緩めるにしても、締めるにしても、エクステンションは不要で、ボックスを直接つけるだけで、充分です。
≪写真5≫
トルクの設定は、持ち手の底のネジを緩めてから、持ち手を回して、目盛りを合わせ、底のネジを締めて、固定します。 後は、ボルト・ナットにかけて、力を入れれば、規定トルクに達したところで、カチッと音がし、それ以上、締まらなくなります。
長期間、使わない時には、目盛りを、最も緩めた状態にしておき、バネが伸びてしまうのを防げとありました。 使った後、その通りにして、自室の押入れ・天袋にしまいました。
【タイヤ交換①】
車のタイヤ交換ですが、新しいタイヤが届いたのは、7月28日でしたが、他の用事やら、雨やらで、なかなか、交換作業ができませんでした。
≪写真1≫
7月31日から、ようやく、取りかかりました。 最初にやったのは、右後輪。 理由は、車の位置関係上、一番外し易かったからです。 一本目は、できるかどうか、試しにやってみたので、作業中、写真は撮りませんでした。 これは、後日、撮影したアフター写真です。
≪写真2≫
8月1日は雨で、2日の午前中に、バイクで、「浮島ひまわりらんど」に行き、午後から、左後輪のタイヤ交換に取り組みました。 まずは、ジャッキ・アップ。 セルボ・モードのジャッキ・ポイントは、サスペンションの付け根にあります。 取扱説明書がないと、分からないので、間違えて、ロッカー下にかけてしまう人も多い事でしょう。
≪写真3≫
左後輪を外した後、テンパー・タイヤを取り付けて、ジャッキを外しておきました。 時間がかかるのに、ジャッキで上げたままにするのは、危険なので。
≪写真4左≫
これは、新聞紙を折り畳んで、ガム・テープで留めた、手製ビード・ヘルパーです。 使用中に撮影したので、すでに、汚れています。 ビード・ヘルパーは、既製品がネットで売っていますが、隙間を開けるだけなら、こんな物でも十分です。
≪写真4右≫
ビードを落とした後で、こういう風に、ホイールとタイヤの隙間に嵌め込んで使います。 隙間を作り、そこに、結束バンドか、紐を通して縛るのです。 縛らずに、このまま、タイヤを外す作業にかかると、いとも容易に取れてしまう点が、既製品のビード・ヘルパーとの違い。 縛る事を前提にしているから、こういう簡単な物でも、用が足りるわけです。
終わった後は、燃やすゴミに捨てました。 ただの新聞紙なので、惜し気がありません。
【タイヤ交換②】
≪写真1≫
2×4角材と、ロープ、ジャッキを使った手製ビード・ブレーカーをかけて、タイヤのビードを落としている様子。 ホイールとタイヤの隙間に、シリコン・スプレーを吹いた上で、この機械で、ギリギリと締め上げても、なかなか落とせませんでした。 一ヵ所目で勝負をかけようとせず、面倒でも、隣接する何ヵ所かにかけた方が、外れ易くなるかも知れません。 私は、2ヵ所にかけて、後は、靴の踵で踏んで、何とか落としました。
≪写真2≫
古いタイヤを外している様子。 その前に、反対側を、三ヵ所、結束バンドで縛って、タイヤが、ホイールの中の凹み溝に入るようにしてあります。 結束バンドを入れる隙間を作る為に、新聞紙のビード・ヘルパーを用いた次第。
一番上に挿してあるのが、父の遺品のタイヤ・レバーです。 一本しかないので、プライヤーの柄を二本目の代用にしています。 二本目は、レバーで持ち上げた所を落ちないようにするだけだから、タイヤにキズをつけない金属の棒ならば、何でも用が足りるのです。 三本使う人もいるようですが、足や膝で、二本を押さえる事になるので、かなりの熟練が必要になると思います。
レバーが、直接、当たると、ホイールにキズがついてしまうので、プラスチックの板を挟んであります。 リム・プロテクターという既製品が売っていますが、わざわざ、買う必要はないです。 プチ・トマトや、キウイの容器を切った物で、充分、代用が利きます。 どうせ、捨ててしまえるから、惜しげなく使えます。 要は、10×10センチくらいのプラスチックの板なら、何でもいいのです。 食品トレイのようなスチロールでは、もちません。
≪写真3≫
外した左後輪タイヤのビード。 一部、タイヤの側面が膨れ上がっている所があったのですが、外してみたら、ビードが裂けていました。 これでも、空気が漏れずに、走れていたのだから、チューブレス・タイヤの構造は不思議です。
≪写真4左≫
タイヤを交換するついでに、エア・バルブも新しい物に交換しました。 左後輪は、先立って、換えてあったので、それ以外の3本を交換。 左側が、古いバルブ。 右側が、新しいバルブです。 バルブを外す時には、お尻の方を、ニッパーで切り取り、口の方を引っ張れば、抜けて来ます。
≪写真4右≫
新しいバルブを入れる時には、虫を抜き、径が合うナットを取り付けます。 そのナットを、プライヤーで挟んで、引っ張れば、ズボッという感じで、入ります。 滑りがいいように、バルブの根元に、シリコン・スプレーを吹いておきます。 プライヤーで挟んだ時に、バルブの筒を潰さないように、ナットは、ゴツい方がいいのですが、私は、手近になかったので、自転車の英式バルブの根元ナットを使いました。 この写真は、取り付け後で、すでに、ナットは外して、虫を入れてあります。
今回は、以上です。
そういや、以前、ネットの質問掲示板で、タイヤ交換のやり方を質問した人がいて、ある回答者が、「そんな事も知らないの? 教習所で習わなかった?」などと、大変、失礼な回答を寄せていましたが、タイヤ交換と聞いて、タイヤの組み換えを、ただの車輪交換と、間違えていたんでしょうなあ。
車輪交換なんて、わざわざ、質問掲示板で訊くわけがないとは思わなかったのかね? 幸い、他にも回答者がいて、勘違いした回答者の事は無視して、タイヤ組み換えについて、正確な解答を書き込んでいましたけど。 他人事なのに、こちらまで、恥ずかしくなってしまう勘違いというのは、あるものなんですな。
そもそも、「タイヤ交換」という言葉に、二つの意味があるから、宜しくない。 組み換えの方は、「タイヤ組み換え」と言って、はっきり分けてしまえばいいのです。 もっとも、そんな事を提案しても、絶対に、流行も定着もしないのは、分かっているんですが・・・。
ところで、日本語では、「車輪」という言葉があるから、ホイールとタイヤをセットにした物を、多少、こなれが悪いものの、一応、指し示す事ができますが、英語では、「車輪 = ホイール」ですから、ややこしくなるでしょうねえ。 何か、別の言葉があるのだろうか?
【タイヤ届く】
≪写真上≫
車検から帰って来たセルボ・モードですが、ふと見たら、タイヤにヒビが入っているじゃありませんか。 これは、左前輪ですが、溝の底のヒビが広がって、繋がりかけています。 ヒビというよりは、もはや、亀裂ですな。
道理で、ここ半年ばかり、ブレーキをかけると、停まる寸前に、ガクンと変な衝撃があると思った。 サスペンションや、エンジン・マウントを疑っていましたが、これが原因だったのでしょう。 タイヤのゴム部分に、ぐるっと一周、亀裂が入り、カーカスという繊維部分だけで、もっていたのです。
ネットで調べたら、溝の底にヒビが入ったら、もう、バースト寸前だとの事。 これは、否が応でも、換えなければなりますまい。 業者に頼む事も検討したのですが、6・7千円かかる工賃が惜しくなり、自分でやる事にしました。
≪写真中≫
アマゾンで、7月22日に注文したのが、27日に、新潟から発送され、28日には届きました。 こんな大物なのに、郵便局です。 大きなビニール袋に入れられていました。
≪写真下左≫
ビニールを外すと、こんな感じ。 4本積み重ねて、PPバンドで、三ヵ所、留められていました。
≪写真下右≫
ラベル。 ブリヂストンの、「NEXTRY 155/65R13 73S」。 夏タイヤです。 4本で、12100円でしたが、私が買った後、値下がりし、11200円になりました。 900円も損したわけで、大変に腹が立ちます。 だけど、いつ安くなるかなんて、分かりませんから、仕方ないですな。
ちなみに、「155/65R13」は、タイヤのサイズを表しています。 幅が、155ミリ。 扁平率が、65パーセント。 ホイールの直径が、13インチ。 メートル法と、ヤード・ポンド法が、混在していますな。
「73S」は、タイヤの性能で、「73」は、ロード・インデックスと言い、一本のタイヤで支えられる重量を表わしています。 換算表を見ると、「73」は、365kg。 「S」は、速度記号で、何キロまで出せるかを表しています。 「S」は、時速180キロまで。 今までついていたスタッドレス・タイヤは、「73Q」でしたが、「Q」は、時速160キロまでなので、こちらの方が、性能が高い事になります。 私は、せいぜい、時速70キロくらいまでしか出さないから、最低の「L」でも、問題ないんですが、そんなタイヤは売っていません。
この後、一旦、プレハブ離屋に運んでおきました。 新しいものだから、プレハブの中が、ゴムのニオイで、充満しました。
【アマゾンでトルクレンチ】
車のタイヤ交換ですが、7月31日から始めて、8月3日終わりました。 その間に、トルクレンチが届いたのですが、時系列に従うと、ややこしくなるので、先に、トルクレンチ購入の方を出します。 7月30日に、アマゾンに注文し、届いたのは、8月1日でした。
3125円のところ、アマゾン・ポイント、7円を使い、3118円。 この手の工具は、値段がピンキリでして、私が買ったのは、最も安い口です。 整備工場ならともかく、個人では、何もなければ、2年に一回くらいしか使わないのであって、高いのを買っても、意味がないです。
≪写真1≫
届いた荷姿。 アマゾンの扁平な箱です。 箱を開けると、商品の周囲に、紙を丸めて、隙間を埋めてありました。
≪写真2≫
商品。 ビニールで、パックされています。
≪写真3≫
ビニール・パックを外すと ケースのプラスチックの独特のニオイが立ち上りました。 悪いニオイではありませんが、工場ならともかく、家の中には似合いませんな。
≪写真4≫
ケースを開けると、こんな感じ。 説明書は日本語。 ボックス3種と、エクステンション付き。 車のタイヤのハブ・ナットに使う場合、緩めるにしても、締めるにしても、エクステンションは不要で、ボックスを直接つけるだけで、充分です。
≪写真5≫
トルクの設定は、持ち手の底のネジを緩めてから、持ち手を回して、目盛りを合わせ、底のネジを締めて、固定します。 後は、ボルト・ナットにかけて、力を入れれば、規定トルクに達したところで、カチッと音がし、それ以上、締まらなくなります。
長期間、使わない時には、目盛りを、最も緩めた状態にしておき、バネが伸びてしまうのを防げとありました。 使った後、その通りにして、自室の押入れ・天袋にしまいました。
【タイヤ交換①】
車のタイヤ交換ですが、新しいタイヤが届いたのは、7月28日でしたが、他の用事やら、雨やらで、なかなか、交換作業ができませんでした。
≪写真1≫
7月31日から、ようやく、取りかかりました。 最初にやったのは、右後輪。 理由は、車の位置関係上、一番外し易かったからです。 一本目は、できるかどうか、試しにやってみたので、作業中、写真は撮りませんでした。 これは、後日、撮影したアフター写真です。
≪写真2≫
8月1日は雨で、2日の午前中に、バイクで、「浮島ひまわりらんど」に行き、午後から、左後輪のタイヤ交換に取り組みました。 まずは、ジャッキ・アップ。 セルボ・モードのジャッキ・ポイントは、サスペンションの付け根にあります。 取扱説明書がないと、分からないので、間違えて、ロッカー下にかけてしまう人も多い事でしょう。
≪写真3≫
左後輪を外した後、テンパー・タイヤを取り付けて、ジャッキを外しておきました。 時間がかかるのに、ジャッキで上げたままにするのは、危険なので。
≪写真4左≫
これは、新聞紙を折り畳んで、ガム・テープで留めた、手製ビード・ヘルパーです。 使用中に撮影したので、すでに、汚れています。 ビード・ヘルパーは、既製品がネットで売っていますが、隙間を開けるだけなら、こんな物でも十分です。
≪写真4右≫
ビードを落とした後で、こういう風に、ホイールとタイヤの隙間に嵌め込んで使います。 隙間を作り、そこに、結束バンドか、紐を通して縛るのです。 縛らずに、このまま、タイヤを外す作業にかかると、いとも容易に取れてしまう点が、既製品のビード・ヘルパーとの違い。 縛る事を前提にしているから、こういう簡単な物でも、用が足りるわけです。
終わった後は、燃やすゴミに捨てました。 ただの新聞紙なので、惜し気がありません。
【タイヤ交換②】
≪写真1≫
2×4角材と、ロープ、ジャッキを使った手製ビード・ブレーカーをかけて、タイヤのビードを落としている様子。 ホイールとタイヤの隙間に、シリコン・スプレーを吹いた上で、この機械で、ギリギリと締め上げても、なかなか落とせませんでした。 一ヵ所目で勝負をかけようとせず、面倒でも、隣接する何ヵ所かにかけた方が、外れ易くなるかも知れません。 私は、2ヵ所にかけて、後は、靴の踵で踏んで、何とか落としました。
≪写真2≫
古いタイヤを外している様子。 その前に、反対側を、三ヵ所、結束バンドで縛って、タイヤが、ホイールの中の凹み溝に入るようにしてあります。 結束バンドを入れる隙間を作る為に、新聞紙のビード・ヘルパーを用いた次第。
一番上に挿してあるのが、父の遺品のタイヤ・レバーです。 一本しかないので、プライヤーの柄を二本目の代用にしています。 二本目は、レバーで持ち上げた所を落ちないようにするだけだから、タイヤにキズをつけない金属の棒ならば、何でも用が足りるのです。 三本使う人もいるようですが、足や膝で、二本を押さえる事になるので、かなりの熟練が必要になると思います。
レバーが、直接、当たると、ホイールにキズがついてしまうので、プラスチックの板を挟んであります。 リム・プロテクターという既製品が売っていますが、わざわざ、買う必要はないです。 プチ・トマトや、キウイの容器を切った物で、充分、代用が利きます。 どうせ、捨ててしまえるから、惜しげなく使えます。 要は、10×10センチくらいのプラスチックの板なら、何でもいいのです。 食品トレイのようなスチロールでは、もちません。
≪写真3≫
外した左後輪タイヤのビード。 一部、タイヤの側面が膨れ上がっている所があったのですが、外してみたら、ビードが裂けていました。 これでも、空気が漏れずに、走れていたのだから、チューブレス・タイヤの構造は不思議です。
≪写真4左≫
タイヤを交換するついでに、エア・バルブも新しい物に交換しました。 左後輪は、先立って、換えてあったので、それ以外の3本を交換。 左側が、古いバルブ。 右側が、新しいバルブです。 バルブを外す時には、お尻の方を、ニッパーで切り取り、口の方を引っ張れば、抜けて来ます。
≪写真4右≫
新しいバルブを入れる時には、虫を抜き、径が合うナットを取り付けます。 そのナットを、プライヤーで挟んで、引っ張れば、ズボッという感じで、入ります。 滑りがいいように、バルブの根元に、シリコン・スプレーを吹いておきます。 プライヤーで挟んだ時に、バルブの筒を潰さないように、ナットは、ゴツい方がいいのですが、私は、手近になかったので、自転車の英式バルブの根元ナットを使いました。 この写真は、取り付け後で、すでに、ナットは外して、虫を入れてあります。
今回は、以上です。
そういや、以前、ネットの質問掲示板で、タイヤ交換のやり方を質問した人がいて、ある回答者が、「そんな事も知らないの? 教習所で習わなかった?」などと、大変、失礼な回答を寄せていましたが、タイヤ交換と聞いて、タイヤの組み換えを、ただの車輪交換と、間違えていたんでしょうなあ。
車輪交換なんて、わざわざ、質問掲示板で訊くわけがないとは思わなかったのかね? 幸い、他にも回答者がいて、勘違いした回答者の事は無視して、タイヤ組み換えについて、正確な解答を書き込んでいましたけど。 他人事なのに、こちらまで、恥ずかしくなってしまう勘違いというのは、あるものなんですな。
そもそも、「タイヤ交換」という言葉に、二つの意味があるから、宜しくない。 組み換えの方は、「タイヤ組み換え」と言って、はっきり分けてしまえばいいのです。 もっとも、そんな事を提案しても、絶対に、流行も定着もしないのは、分かっているんですが・・・。
ところで、日本語では、「車輪」という言葉があるから、ホイールとタイヤをセットにした物を、多少、こなれが悪いものの、一応、指し示す事ができますが、英語では、「車輪 = ホイール」ですから、ややこしくなるでしょうねえ。 何か、別の言葉があるのだろうか?
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