2021/02/28

EN125-2Aでプチ・ツーリング ⑩

  週に一度、「スズキ(大長江集団) EN125-2A・鋭爽」で出かけている、プチ・ツーリングの記録。 今回は、10回目です。 近況を書きますと、1月下旬から、2月初めにかけて、静岡県に、「感染拡大緊急警報」が出て、「不要不急の外出自粛」が含まれていたせいで、その間は、プチ・ツーを休止し、バッテリーを死なさない為に、近場をぐるっと回るだけにしていました。 それ以降は、プチ・ツーを再開しています。





【愛鷹三神社①】

  2020年6月16日に、バイクを出し、愛鷹山裾野の青野という地域へ、神社巡りに行って来ました。 いい天気でした。

≪写真1≫
  新東名の北側、サービス・エリアの「ネオパーサ駿河湾沼津」より、ちょっと東側にある、「穴塚稲荷神社」。 うちにある地図が、新東名建設前の物で、この神社の位置が分かり難く、前回、「弘法大師堂」に来た時には、見つけられませんでした。 今回は、最初から、新東名の北側を探したので、割とすんなり、到着しました。

  小さい社です。 鳥居以外、神社アイテムは、なし。 社標には、神社名の横に、「青野下岡町内」とありました。 周囲は、一面、茶畑ですが、住所名というのは、どんな所にもあるわけだ。

  「穴塚」は、たぶん、「あなづか」と読むのでしょうが、いかにも、狐の巣穴でもありそうで、稲荷っぽい名前です。

≪写真2左≫
  社殿のぐるりに、紫陽花が植えられていました。 満開。 小さな社に、紫陽花は、よく似合います。

≪写真2右≫
  神社前に停めた、EN125-2A・鋭爽。 誰もいないので、ハンドル・ロックもかけませんでした。 バイクを撮影する時には、ハンドルは、真っ直ぐにしておいた方が、カッコがつきます。 つまらない事のようですが、影も全部入るようにすると、より、味わいが出ます。

≪写真3左≫
  若干、薄紫の紫陽花。 こういう花は、次第に色が濃くなって行きます。 

≪写真3右≫
  穴塚稲荷から、南東方向を見下ろした景色。 愛鷹山は、裾野の傾斜が緩いので、この程度の高さでは、眺めは、あまり、良くありません。 街も海も、その向こうの山も、距離が遠過ぎて、霞んでしまうのです。

  手前は、刈り取られた、茶畑。 葉っぱがなくなって、枝だけになっています。 毎年、こんなに刈ってしまうんでしょうか。 ここから、復活するのだとしたら、凄い生命力です。

≪写真4≫
  新東名の跨道橋の上から、東方向を撮影。 まだまだ、新しいです。 愛鷹山を走っていると、新東名と東名を勘違いする事が良くあります。 交差する道が、不規則に通っているからですが、そういう時には、高速道路の古さ新しさを見れば、どの辺りにいるか判断できます。




【愛鷹三神社②】

≪写真1≫
  跨道橋で、新東名の南に渡り、少し下った所の、東側にある、「秋葉神社」。 社標には、「秋葉山大權現」とあります。

≪写真2左≫
  鳥居、燈篭あり。 このサイズでは、狛犬や手水舎は、ない所が多いですな。 手水舎は、水道や排水溝を設けなければならないから、場所を選びますが、狛犬は、お金次第で、割と気軽に設置できると思うのですがね。

≪写真2右≫
  神社から、本道方向を撮った写真。 本道からは、このくらいの距離を、東に入ります。 急坂で、しかも、幅が狭いです。 バイクでも、転回ができず、出る時には、跨って、ブレーキをかけながら、そろそろとバックしました。 車で来たら、本道に停めるのが、無難ですな。 そもそも、この神社も、入る道も、個人の所有なのかもしれません。

≪写真3左≫
  神社前から、南を見た景色。 茶畑の緑が綺麗です。 高い柱の上にあるのは、霜除け用の扇風機。

≪写真3右≫
  少し、南に下った所にある、「青野山神社」。 同じように、本道の東側に入って行きます。 人がいるような雰囲気だったので、バイクは本道の近くに停めました。

≪写真4≫
  社殿。 大体、三社とも、同じ大きさです。 ここが一番、境内が広いですが、燈篭はおろか、鳥居もありません。 昭和63年(1988年)建立の社標は、苗字の異なる四名で寄贈したもの。 「青野」という地名が付いている点から考えても、個人で造った神社というわけではなさそうです。

≪写真5≫
  帰り道、東名のガードを潜ったのですが、暗い所に入ったら、メーターの照明がはっきり見えたので、停車して、写真を撮っておきました。

  以前乗っていた、セローと比較すると、ずっと、明るいです。 おそらく、メーター内の電球は、前の持ち主によって、全て、LED球に交換されているものと思われます。 走行中は、ヘッド・ライトと共に、常時点灯しているわけですが、明るい所だと、曇り空であっても、点いている事が、全く分かりません。

  回転計は、1600くらいを指していますが、ニュートラルでアイドリングしている時は、その程度です。 走行中は、4000から、5000の間くらいを維持するようにしています。 目盛りは、12000までありますが、6000以上は、回した事がありません。

  速度の方は、出しても、65キロくらいまで。 エンジンが唸らないように配慮すると、5000回転で、55キロくらいで、バイパスの走行には、遅すぎ。 だから、バイパス道路には、ほとんど、入りません。 目盛りは、160キロまでありますが、よほど、チューンしなければ、とても、無理なスピードです。 出せたとしても、すぐに、エンジンが壊れてしまうのではないでしょうか。




【伊豆長岡・小坂清水池】

  2020年6月24日、バイクを出し、伊豆の国市・長岡の溜め池、2ヵ所を見に行って来ました。 地図で見つけた所。

≪写真1≫
  まずは、「小坂清水池」。 詳しい道順は書きませんが、温泉街より南の方の道路沿いにありました。 小規模ですが、親水公園として、整備されていました。 池に張り出した露台の上には、あずまやも設けられていました。 解説板によると、江戸時代中期からあった溜め池を、2004年から2009年にかけて、整備したとの事。

≪写真2≫
  水面の9割くらいを、水草が覆っていました。 たぶん、魚や蛙、水棲昆虫もいると思われます。

≪写真3左≫
  歩道に置かれた、樽プランターで咲いていた花。 カンナに似ていますが、葉っぱが違うようです。

≪写真3右≫
  池を半周している、遊歩道。 沿道に紫陽花が植えられていて、花が咲いていました。 この写真では、非常に分り難いですけど。

≪写真4≫
  奥の方に、水草に覆われていない水面が、少しだけありました。 趣き、あり。 しかし、畔に近づけるような造りにはなっていませんでした。




【伊豆長岡・防火用水】

  小坂清水池から、少し西へ行った所に、もう一つ、溜め池がありました。 こちらは、道路より高い所にあるので、ある事が分かっていないと、通り過ぎてしまうと思います。 道路沿いの、壁のような所に、「← 防火用水」と、ペンキで書いてあって、そこの坂を上がったら、着きました。 正式な名前があるのでしょうが、解説板がないので、分かりません。

≪写真1≫
  大きさは、小坂清水池より、大きいのではないかと思います。 立ち位置が近過ぎて、全体を写真に収められませんでした。 こちらは、親水公園にはなっておらず、いかにも、溜め池という感じの、効率第一な造り。 ごく最近、整備されたようで、何もかも、真新しいです。

≪写真2≫
  水門。 水が勢い良く流れる様は、気持ちがいいですが、もし、人や動物が落ちたら、一気に吸い込まれてしまって、怖い事になりそうです。

≪写真3≫
  溜め池の土手から、温泉街の方を見た景色。 山は、源氏山でしょうか。 軽トラが停まっていると、のどかな雰囲気が、増幅されますな。

≪写真4≫
  土手道に停めた、EN125-2A・鋭爽。 この後、函南に向かい、最中を買って帰るのですが、その途中、ギア・インジケーターの「1」が点かなくなってしまいました。 その後、しばらく、その事で、頭を痛める事になります。 物というのは、結局、少しずつ、壊れて行くものなのだな。

  ヤフオクで、中古で買ってから、かれこれ、10ヵ月になりますが、買う前には想像していなかったほど、よく出かけています。 費用対効果としては、すでに、元を取ったと言ってもいいくらいです。 バイクは、車でも自転車でも行けない所へ行けるのです。




【愛鷹広域公園】

  2020年7月2日、晴れたので、バイクを出し、「愛鷹広域公園」へ行って来ました。 といっても、中の方には入りませんでしたが。

≪写真1≫
  駐車場の南端から、南の方を見た景色。 この場所、サッカーのゴールがありましたが、サッカー専用というわけではなく、名前は、「スポーツ広場」。 他に、野球場や、多目的協議場、テニス・コートなどがあります。 いずれも、有料。

≪写真2左≫
  駐車場に停めた、EN125-2A・鋭爽。 近場も近場なので、今回の負担は少なかったと思います。 ここへ来る前に、給油しておきました。 緊急事態宣言後、初めての給油でした。 一回に、千円分だけ入れます。 その時の値段で、8リットル弱。 私が買って以来、満タンにした事は、一度もありません。

≪写真2右≫
  駐車場近くの、道路の歩道脇で咲いていた、金糸梅(キンシバイ)。 オトギリソウ科。 結構、大きな花で、目立ちます。 たくさん、咲いていました。

≪写真3左≫
  道路を少し下ると、「桜ひろば」という所を見つけました。 地図によると、この奥が、以前行った、拓南神社下の自然公園、「もみじ平」に繋がっている様子。

≪写真3右≫
  しかし、夏場の事とて、草が生い茂って、森の中に入っていけませんでした。 見難いですが、左下に灰色っぽく見えるのが、コンクリートで造られた水路です。 この水路が、恐らく、もみじ平の堰堤に繋がるのだと思います。 この付近、まだまだ、探索の余地がありそうです。

≪写真4≫
  スポーツ広場まで、戻って来ました。 植木で書かれている文字は、「かんげい あしたかこうえん」。 こういう文字は、木が一部、枯れてしまったりして、維持が大変なんだわ。




【シュンの寺 / 口野 / 黒柳①】

  2020年7月12日、梅雨の晴れ間に、バイクで出かけました。 今回は、プチ・ツーリングと言うより、所用です。

≪写真1≫
  シュンの供養塔がある寺。 牛臥山の麓にあります。 普段は、車か自転車でして、バイクで来たのは、初めてです。 2015年7月に、シュンがこの寺の焼却炉で骨になってから、毎月、月命日にお参りに来ていたのですが、もう、5年経ったので、この時を最後にし、今後は、年に一度、祥月命日に来る事にしました。

  ちなみに、供養塔の骨壺収容数には限りがあるので、シュンの骨は、とっくに、どこかへ合葬されて、ここにはありません。 母が嫌がりさえしなければ、家の庭に埋めてやったんですがねえ。

≪写真2≫
  国道414号を、海岸線に沿って南下し、口野で、三津方面に右折。 すぐの所で、歩道にバイクを停めました。 ここだけ、少し広くなっていて、ベンチと庇、花壇などがあります。

≪写真3≫
  放水路の出口方向を見た景色。 414号の橋があるから、放水路の出口は見えません。 梅雨時なので、水が濁っています。

≪写真4≫
  EN125-2A・鋭爽の、ハンドル、メーター付近。 乗っている間は、この絵柄を見ているわけです。 オン・ロード・バイクは、やはり、この、2連メーターが、魅力ですな。 それも、針式に限る。 昨今流行のデジタル・メーターなんて、ちっとも、いいと思いません。

  ミラーは、純正品よりも、高さが低く、少し見づらいです。 しかし、わざわざ、純正品を手に入れて、換えたいとも思いません。




【シュンの寺 / 口野 / 黒柳②】

≪写真1≫
  口野から、西の方を見た景色。 山は、一番手前を除いて、鷲頭山以北の、沼津アルプスです。 山と海の境に続いているのは、江の浦の集落。

  一番手前の山の左側に、「千畳敷」という岩場があるのですが、満ち潮で、水没しています。 実際には、名前ほど広くないです。 以前、1997年頃に行った事がありますが、今は、基本的に、立ち入り禁止になっている模様。

≪写真2≫
  三津(みと)まで海岸線を走り、そこから、山を越えて、伊豆長岡へ向かいました。 温泉饅頭の老舗、「黒柳」に寄る為です。 15個入り、千円のを一箱買いました。 結構、混んでいました。 主な客層は、車で来て、伊豆長岡温泉に宿泊した人達で、帰りに、ここへ寄って行くのです。

  駐車場は、道路を挟んだ反対側、この写真で言えば、手前にあって、10台くらいは停められます。 客の回転が速いから、満杯で停める所がないなんて事は、まず、ありません。

≪写真3≫
  バイクは、車の邪魔にならないように、奥の方に停めました。 店に入る時には、ヘルメットを脱ぎ、帽子を被ります。 買った温泉饅頭の箱は、荷台に括り付けて帰りました。 こういう時に、荷台があると便利です。

≪写真4≫
  駐車場から見えた、住宅の庭の、龍舌蘭(リュウゼツラン)。 どこで見ても、存在感が強いです。




  今回は、ここまで。 組み写真、7枚で済みました。 8枚は、アップの手間がきついなあ。 ちなみに、8枚までが限界で、それ以上になる事はありません。 一ヵ月の間に出かけるのが、最多で4回で、一回出かけた分につき、組み写真の最多が、2枚なので、合計8枚で収まるという計算。 溜まっていた分を出し切ったら、その後、このシリーズは、月に一回になる予定です。