EN125-2Aでプチ・ツーリング (25)
週に一度、「スズキ(大長江集団) EN125-2A・鋭爽」で出かけている、プチ・ツーリングの記録の、25回目です。 その月の最終週に、前月に行った所を出しています。 今回は、2021年9月分。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝・不着】
2021年9月1日に、バイクに乗り、三島の澤地にある、「蜘蛛ヶ淵滝」を目指しました。 残念ながら、不着。
≪写真1≫
澤地地区の幹線道路を東へ向かうと、工業団地に入ります。 割と近年に整備された所で、昔の地図には載っていません。
≪写真2≫
幹線道路を、突き当りまで行き、右、つまり、南へ曲がると、すぐの所に、こんな場所があります。 駐車場の横の細い道を、山の方へ入って行きますが、車の場合、草木の枝で、左右をこする恐れがあります。 そのくらいの細い道です。
≪写真3≫
奥へ行くと、こんな小屋があります。 普段は、無人のようです。
≪写真4左≫
小屋のすぐ奥に、こんな案内標識があります。 つまり、ここまでは、間違いないのですが、この標識が、曲者。 その件については、再挑戦の時の記事で書きます。
≪写真4右≫
奥へ向かう道です。 この時、道の奥に、白いシャツを着た、若い男性の後ろ姿が見えました。 こんな平日に、こんな山奥に来る人間が、私以外にいたとは、驚きです。 薮蚊を払いながら、奥へ分け入って行く様子が、不気味な程に、はっきり、記憶に残っています。 その人は、この先にある分岐を、右に曲がって行きました。
私は、バイクで乗り入れ、分岐を直進して、標識にあった、200メートルくらい距離を登って行きましたが、川から離れてしまい、その道ではない事が分かって、引き返しました。 白シャツの人が曲がっていった道の先に、滝があると思われました。 その人が戻ってくるのを待とうかと思いましたが、薮蚊が多くて、一ヵ所にいられず、結局、諦めて、帰りました。
≪写真5≫
工業団地の道路脇に停めた、EN125-2A・鋭爽。 この日、出かけてくる前に、ポジション球を、ウェッジ球に交換してきたので、灯火類は、全て、正常になっています。
それにしても、バイクで、プチ・ツーを始める前は、三島に、澤地という所があるなんて、全く知りませんでした。 この工業団地も。 バイクを買って良かったなあ。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝①】
2021年9月7日に、バイクで、三島澤地の、「蜘蛛ヶ淵滝」へ、再挑戦して来ました。
≪写真1左≫
小屋までは、最初に来た時と同じ。 小屋から奥は、こんな道になっています。 小屋までなら、車でも、来れない事はないですが、その先は、もっと狭くなりますし、路面に枯れ枝が散乱していたり、水溜りがあったりするので、車は入れない方がいいです。
私は、最初に来た時に、バイクを汚してしまったので、この時は、小屋の道路を挟んで向かい側にバイクを停め、歩いて、奥へ向かいました。
≪写真1右≫
ここが、分岐です。 最初に来た時には、私は直進し、白いシャツの人は、右に曲がって行きました。 今回は、私も、右に向かいました。
≪写真2左≫
杉・檜林の中の、こんな道を進みます。 右側に、川があります。 200メートルというと、600歩くらいかと見当をつけ、歩数を数えながら、進みました。 緩い登りです。
≪写真2右≫
この辺は、竹林になっていました。 恐らく、自然に、浸食されたもの。
≪写真3左≫
運搬用の、モノレールがありました。 何を運ぶのか、不明。 周囲に、果物を作っているような雰囲気はありません。 かといって、木を運ぶには、非力過ぎです。 調査用でしょうか。
≪写真3右≫
川に、泥が溜まった所がありました。 鬱蒼とした森の、木漏れ日の中で見ると、神秘的。
≪写真4≫
川の、ちよっとした落差。 まさか、これが、滝ではないでしょう。 その内、小さな小屋があり、その先で、道路に縄が張られて、通行止めになっていました。 この道でもなかったのです。 しおしお、引き返しました。
≪写真5≫
帰り道で見た、竹の葉。 神秘的だ。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝②】
≪写真1左≫
帰ろうと思って、小屋のすぐ近くまで引き返してきたら、小屋の裏手に当たる方向に、道があるのを見つけました。 もしかしたら、方向を間違えていたのかも知れないと思い、ここを登って行きました。
≪写真1右≫
何を写したのか分からないでしょうが、何となく、そこが通れそうだというだけで、背の高い草薮に覆われた所を、藪こぎして進みました。
≪写真2左≫
草薮を抜けると、マーキングされた木が並んでいました。 ここには、道らしいものがあります。
≪写真2右≫
マーキングされた木が、岩が重なった崖の下へ曲がっていました。 どうやら、そこを下りなければならないようです。 手袋を地面に敷き、ヘルメットを脱いで、その上に置き、頭を軽くしてから、岩を攀じ下りました。
≪写真3≫
そしたら、蜘蛛ヶ淵滝に出ましたよ。 これは確かに、名前がついてもおかしくない規模です。 二段になっていて、こちらは、上流側の滝。
≪写真4≫
こちらが、下流側の滝。 上下ともに、立派な淵を形成しています。 素晴らしい。 いやあ、夏の終わりに、えらい探検になったしまいました。 苦労したけど、見つけられて、良かった。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝③】
蜘蛛ヶ淵滝の探検は、まだ、終わりません。
≪写真1左≫
これが、小屋でしょう?
≪写真1右≫
で、そのすぐ近くにあるのが、この案内標識。 よく見ると、標識の板が、矢印になっていて、小屋の裏手側を指しているじゃありませんか。 それに気づいたのが、遅過ぎました。
≪写真2左≫
小屋のすぐ裏に、道があったのです。 なぜ、これに気づかぬ? ネットで調べた時に、写真が出ていたのも、この道だったのに。 失敗を人のせいにする気はないですが、最初に来た時に、白シャツの人に惑わされたとしか言いようがありません。 別に、白シャツの人は、滝を目指していたと決まったわけではなかったのに、なぜ、私は、そう思ってしまったんでしょう?
≪写真2右≫
ここにも、木にマーキングがあります。 ここの写真も、ネットに出ていました。 ああ、ここだったのか。 そうだったのか。
≪写真3左≫
奥へ入って行くと、こんな感じ。 はっきりした、歩き易い道が整備されています。 傾斜もありません。
≪写真3右≫
「蜘蛛神さまからのお願い」という事で、「古くから大切に守られてきた信仰の場所なので、汚したりしないように」といった事が、書いてあります。
≪写真4≫
いとも容易に、下流側の滝に到着しました。 最初から、この道に気づいていれば、無駄足踏みや、藪こぎなど、しなくて済んだものを。 ちなみに、ここから、上流側の滝に向かうには、ロープを使って、崖を一つ登らなければなりません。
蜘蛛ヶ淵滝には、言い伝えがあるそうです。 僧が、淵の畔で釣りをしていると、蜘蛛が草履に糸を巻き付けているのに気づいた。 気味が悪くなり、草履を木に引っ掛けておいたら、やがて、大きな音とともに、その木が淵の中に引きこまれてしまったというもの。 そんな伝説があっても、不思議ではないような雰囲気の場所でした。
≪写真5左≫
小屋の前に停めた、EN125-2A・鋭爽。 ポジション球を点灯しています。 ライトの反射板の、下の方が明るくなっているのが、それ。 5Wだから、昼間だと、こんなものです。
日本の交通法規では、バイクは、常時点灯なので、ポジション球は、不要です。 日本向けでない品を、並行輸入したから、こういう装備が付いている次第。
≪写真5右≫
ヘッド・ライトを点灯しています。 LEDのように、白くはありませんが、点いているのが、はっきり分かります。 標準の、「H4BS 35/35W」も、同じような明るさだったと思います。
【三島芙蓉台・末広山公園】
2021年9月15日に、バイクで、三島市の新興住宅地、「芙蓉台」にある、「末広山公園」へ行って来ました。 学園通りを北上し、伊豆縦貫道の手前から、箱根の方へ上がって行くと、芙蓉台に入ります。 その北東の隅に、この公園があります。
≪写真1左≫
駐車場は、公園の西側にあります。 大きな石に名前が彫られていました。 この写真では、とても、読み難いですが。
≪写真1右≫
駐車場から上がっていくと、公園は、こんな感じ。 植えてあるのは、たぶん、桜です。 花見スポットになっているのでしょう。
≪写真2左≫
奥に、仏物の小屋あり。 馬頭観音が祀られています。 石碑がたくさん、納まっていますが、恐らく、あちこちで置けなくなったものを、ここへ集めたのでしょう。 よくあるパターンです。
≪写真2右≫
「畜霊塔」。 牛馬など、家畜の霊を慰めるものでしょうか。 馬頭観音も、そういう種類の信仰なのかも知れませんな。
≪写真3左≫
「軍馬慰霊之碑」。 いよいよ、そういう種類の石像・石碑ばかり、集めた場所のようです。
≪写真3右≫
南東方向を見た景色。 街並みは、伊豆半島の中央を南下して行く、国道136号線の周辺ですな。 左右に、沼津アルプスや、伊豆の山々、南箱根の山並みが望めます。
≪写真4左≫
草むらの中で咲いていた、花。 似たような花は、いくらもありそうなので、名前は調べません。
≪写真4右≫
ぐるっと回ってきたら、駐車場の奥に出ました。 そこにあった、「三島市眺望地点 末広山」の写真説明台。
≪写真5左≫
EN125-2A・鋭爽のタンク右側デカール。 こちらは、赤い部分の色が褪せていたのを、自分で塗り直したもの。 ダイソーのスプレー缶と、マスキング・テープだけで、やりました。 あれから、2年経ちましたが、別に、変化なし。 グラデーション塗装も施してあるので、パッと見、これが、塗り直してあるとは、誰も気づきますまい。
≪写真5右≫
公園の近くにあった、「末広配水場」。 芙蓉台は、箱根山麓を切り開いて造った住宅地なので、こういう施設が必要なのでしょう。 水をどこから引いているのかは、不詳。
こういう、非日常を感じさせるデザインに、そこはかとなく、惹かれます。
【柏葉尾・子之神神社 / 鉄塔沼津線1・1-1】
2021年9月21日に、バイクで、大岡の、国道246号線、柏葉尾交差点近くにある、「子之神神社」と、東電の鉄塔 「沼津線1」、「沼津線1-1」を見て来ました。
≪写真1≫
国道246号線で行く場合は、沼津インター・ぐるめ街道の方から入って、柏葉尾交差点で左折し、最初の三差路を左折して、道なりに進めば、程なく、道端の細長い敷地に、「子之神神社」が見えて来ます。 草ボウボウですが、その中に、参道が隠れています。
≪写真2≫
名前こそ、神社ですが、規模的には、祠です。 解説板によると、「現・静岡県沼津工業センター」の敷地内にあったものを、センター建設の際に、ここへ移したとの事。 この解説板は、平成二年(1990年)の建立。 静岡県沼津工業センターというのは、≪写真1≫の、道路の左側にあります。
≪写真3左≫
近くに、東電の変電所があり、各地へ向かう高圧電線の鉄塔が林立しています。 これは、「沼津線1」。 他のものより、少し小さいです。
≪写真3右≫
こちらは、「沼津線1-1」。 「1」よりも、大きな塔です。 ちなみに、「2」は、ずっと、南にあります。 なぜ、これを、「2」にしなかったんでしょう? 考えられる理由は、「2」を建てた後で、角度を変える必要が出来て、「1-1」を建てなければならなくなった、というところでしょうか。 いや、それは、あくまで、私の推測ですが。
≪写真4左≫
国道246号線を挟んだ南側から、視線を感じるので、藪の間から覗いたら、観音様でした。 私が、通勤していた頃から、この辺に、観音像がありましたっけ。 たぶん、下は、お寺の墓地。
≪写真4右≫
鉄塔を撮影する為に、路肩に停めた、EN125-2A鋭爽。 ここは、広くなっていたから、問題ないですが、狭い道路で、路肩にバイクを停めておくと、通りがかった大型車があった場合、露骨に、嫌な顔をされます。 バイクのそばにいるのなら、車の運転手の方へ、「どうも、すいませんねえ」という感じで、頭一つ下げておくのが、無難だと思います。 その程度の配慮で、つまらない喧嘩を避けられるのなら、容易いもの。
【長泉・桃澤神社(猿山橋・不着)】
2021年9月27日に、バイクで、長泉町の桃澤川に架かっているという、「猿山橋」に向かったのですが、下調べが甘かったせいで、見つけられませんでした。 やむなく、「桃澤神社」に寄って来ました。 ここには、2013年の5月に、折自で来ています。
≪写真1≫
長窪の入口、西側の山裾にあります。 一度、場所が分かれば、道を覚えていなくても、見当だけで到達できます。 前は道路ですが、ちょうど、バイク一台、置ける程度のゆとりがあったので、そこに停めました。 こちらは、正面ですが、裏手の高い方からも入れます。 鳥居に、棒に巻いた注連縄が掛かっています。
≪写真2≫
長い石段を登ると、拝殿が見えます。 拝殿の前は狭いので、石段の途中から撮りました。 2013年に比べて、壁板を換えたようですねえ。 「疫病終息祈願」の幟があります。
≪写真3左≫
境内別社。 何を祀ってあるかは見て来ませんでした。 この参道の石段が、溝蓋を並べたもので、2013年にも、珍しいと思ったのですが、変わっていませんでした。
≪写真3右≫
境内別社。 神名不明。 鳥居が赤いですが、必ずしも、稲荷とは限りません。 右にある、「桃澤神社寄付者芳名」の石板は、2013年にはありませんでした。
≪写真4≫
拝殿と本殿を、側面から見ました。 どちらも、瓦葺き。 本殿は、2013年と変わりません。 拝殿は、板壁だけでなく、窓も、木枠ガラス窓から、サッシに換えられてます。 廊下部分が、長いですな。
≪写真5左≫
手水場。 蛇口あり、ハンドルあり。 漱盤の前には、右から、「奉納」とあります。 他にも、天面を穿った石が二つありますが、これは、漱盤というより、庭用の蹲(つくばい)のようですねえ。
≪写真5右≫
正面の石段を、上から見下ろしました。 高い。 バイクが、豆粒のように見えます。
今回は、ここまで。
私も、80年代に青春を送った世代なので、四季の内、最も生命力が盛んになるのは、夏という意識が強いです。 プチ・ツーでも、それが該当するのですが、今年、最も印象に残った目的地は、今回、紹介した、【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝】という事になりますかねえ。 森の中だったので、夏の青い空・白い雲とは無縁でしたけど、とにかく、到達するのに、大変な苦労をしたので。
一度、不着をやらかした後、次の週のプチ・ツーで、すぐに、同じ所へ再挑戦をするのは、間が開くと、間違えていなかった部分の道まで忘れてしまうからです。 二度目に行く時には、「一度、近くまで行っているから、そこまでの道のりは、下調べしなくても分かるだろう」と思いがちですが、一ヵ月も経つと、細かいところを忘れてしまって、途中で曲がる交差点を間違えて、全く知らない場所に出て、「・・・、ここは、どこだ?」と、こめかみに脂汗を垂らす羽目に陥り易い。
その点、間が一週間くらいなら、まだ、しっかり覚えているから、間違えた部分だけ調べ直していけばいいわけです。 もう一つの理由として、後回しにしていると、その目的地に対する関心が薄れて、行く気がなくなってしまうという事もあります。 鉄は熱い内に打つべきなんですな。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝・不着】
2021年9月1日に、バイクに乗り、三島の澤地にある、「蜘蛛ヶ淵滝」を目指しました。 残念ながら、不着。
≪写真1≫
澤地地区の幹線道路を東へ向かうと、工業団地に入ります。 割と近年に整備された所で、昔の地図には載っていません。
≪写真2≫
幹線道路を、突き当りまで行き、右、つまり、南へ曲がると、すぐの所に、こんな場所があります。 駐車場の横の細い道を、山の方へ入って行きますが、車の場合、草木の枝で、左右をこする恐れがあります。 そのくらいの細い道です。
≪写真3≫
奥へ行くと、こんな小屋があります。 普段は、無人のようです。
≪写真4左≫
小屋のすぐ奥に、こんな案内標識があります。 つまり、ここまでは、間違いないのですが、この標識が、曲者。 その件については、再挑戦の時の記事で書きます。
≪写真4右≫
奥へ向かう道です。 この時、道の奥に、白いシャツを着た、若い男性の後ろ姿が見えました。 こんな平日に、こんな山奥に来る人間が、私以外にいたとは、驚きです。 薮蚊を払いながら、奥へ分け入って行く様子が、不気味な程に、はっきり、記憶に残っています。 その人は、この先にある分岐を、右に曲がって行きました。
私は、バイクで乗り入れ、分岐を直進して、標識にあった、200メートルくらい距離を登って行きましたが、川から離れてしまい、その道ではない事が分かって、引き返しました。 白シャツの人が曲がっていった道の先に、滝があると思われました。 その人が戻ってくるのを待とうかと思いましたが、薮蚊が多くて、一ヵ所にいられず、結局、諦めて、帰りました。
≪写真5≫
工業団地の道路脇に停めた、EN125-2A・鋭爽。 この日、出かけてくる前に、ポジション球を、ウェッジ球に交換してきたので、灯火類は、全て、正常になっています。
それにしても、バイクで、プチ・ツーを始める前は、三島に、澤地という所があるなんて、全く知りませんでした。 この工業団地も。 バイクを買って良かったなあ。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝①】
2021年9月7日に、バイクで、三島澤地の、「蜘蛛ヶ淵滝」へ、再挑戦して来ました。
≪写真1左≫
小屋までは、最初に来た時と同じ。 小屋から奥は、こんな道になっています。 小屋までなら、車でも、来れない事はないですが、その先は、もっと狭くなりますし、路面に枯れ枝が散乱していたり、水溜りがあったりするので、車は入れない方がいいです。
私は、最初に来た時に、バイクを汚してしまったので、この時は、小屋の道路を挟んで向かい側にバイクを停め、歩いて、奥へ向かいました。
≪写真1右≫
ここが、分岐です。 最初に来た時には、私は直進し、白いシャツの人は、右に曲がって行きました。 今回は、私も、右に向かいました。
≪写真2左≫
杉・檜林の中の、こんな道を進みます。 右側に、川があります。 200メートルというと、600歩くらいかと見当をつけ、歩数を数えながら、進みました。 緩い登りです。
≪写真2右≫
この辺は、竹林になっていました。 恐らく、自然に、浸食されたもの。
≪写真3左≫
運搬用の、モノレールがありました。 何を運ぶのか、不明。 周囲に、果物を作っているような雰囲気はありません。 かといって、木を運ぶには、非力過ぎです。 調査用でしょうか。
≪写真3右≫
川に、泥が溜まった所がありました。 鬱蒼とした森の、木漏れ日の中で見ると、神秘的。
≪写真4≫
川の、ちよっとした落差。 まさか、これが、滝ではないでしょう。 その内、小さな小屋があり、その先で、道路に縄が張られて、通行止めになっていました。 この道でもなかったのです。 しおしお、引き返しました。
≪写真5≫
帰り道で見た、竹の葉。 神秘的だ。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝②】
≪写真1左≫
帰ろうと思って、小屋のすぐ近くまで引き返してきたら、小屋の裏手に当たる方向に、道があるのを見つけました。 もしかしたら、方向を間違えていたのかも知れないと思い、ここを登って行きました。
≪写真1右≫
何を写したのか分からないでしょうが、何となく、そこが通れそうだというだけで、背の高い草薮に覆われた所を、藪こぎして進みました。
≪写真2左≫
草薮を抜けると、マーキングされた木が並んでいました。 ここには、道らしいものがあります。
≪写真2右≫
マーキングされた木が、岩が重なった崖の下へ曲がっていました。 どうやら、そこを下りなければならないようです。 手袋を地面に敷き、ヘルメットを脱いで、その上に置き、頭を軽くしてから、岩を攀じ下りました。
≪写真3≫
そしたら、蜘蛛ヶ淵滝に出ましたよ。 これは確かに、名前がついてもおかしくない規模です。 二段になっていて、こちらは、上流側の滝。
≪写真4≫
こちらが、下流側の滝。 上下ともに、立派な淵を形成しています。 素晴らしい。 いやあ、夏の終わりに、えらい探検になったしまいました。 苦労したけど、見つけられて、良かった。
【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝③】
蜘蛛ヶ淵滝の探検は、まだ、終わりません。
≪写真1左≫
これが、小屋でしょう?
≪写真1右≫
で、そのすぐ近くにあるのが、この案内標識。 よく見ると、標識の板が、矢印になっていて、小屋の裏手側を指しているじゃありませんか。 それに気づいたのが、遅過ぎました。
≪写真2左≫
小屋のすぐ裏に、道があったのです。 なぜ、これに気づかぬ? ネットで調べた時に、写真が出ていたのも、この道だったのに。 失敗を人のせいにする気はないですが、最初に来た時に、白シャツの人に惑わされたとしか言いようがありません。 別に、白シャツの人は、滝を目指していたと決まったわけではなかったのに、なぜ、私は、そう思ってしまったんでしょう?
≪写真2右≫
ここにも、木にマーキングがあります。 ここの写真も、ネットに出ていました。 ああ、ここだったのか。 そうだったのか。
≪写真3左≫
奥へ入って行くと、こんな感じ。 はっきりした、歩き易い道が整備されています。 傾斜もありません。
≪写真3右≫
「蜘蛛神さまからのお願い」という事で、「古くから大切に守られてきた信仰の場所なので、汚したりしないように」といった事が、書いてあります。
≪写真4≫
いとも容易に、下流側の滝に到着しました。 最初から、この道に気づいていれば、無駄足踏みや、藪こぎなど、しなくて済んだものを。 ちなみに、ここから、上流側の滝に向かうには、ロープを使って、崖を一つ登らなければなりません。
蜘蛛ヶ淵滝には、言い伝えがあるそうです。 僧が、淵の畔で釣りをしていると、蜘蛛が草履に糸を巻き付けているのに気づいた。 気味が悪くなり、草履を木に引っ掛けておいたら、やがて、大きな音とともに、その木が淵の中に引きこまれてしまったというもの。 そんな伝説があっても、不思議ではないような雰囲気の場所でした。
≪写真5左≫
小屋の前に停めた、EN125-2A・鋭爽。 ポジション球を点灯しています。 ライトの反射板の、下の方が明るくなっているのが、それ。 5Wだから、昼間だと、こんなものです。
日本の交通法規では、バイクは、常時点灯なので、ポジション球は、不要です。 日本向けでない品を、並行輸入したから、こういう装備が付いている次第。
≪写真5右≫
ヘッド・ライトを点灯しています。 LEDのように、白くはありませんが、点いているのが、はっきり分かります。 標準の、「H4BS 35/35W」も、同じような明るさだったと思います。
【三島芙蓉台・末広山公園】
2021年9月15日に、バイクで、三島市の新興住宅地、「芙蓉台」にある、「末広山公園」へ行って来ました。 学園通りを北上し、伊豆縦貫道の手前から、箱根の方へ上がって行くと、芙蓉台に入ります。 その北東の隅に、この公園があります。
≪写真1左≫
駐車場は、公園の西側にあります。 大きな石に名前が彫られていました。 この写真では、とても、読み難いですが。
≪写真1右≫
駐車場から上がっていくと、公園は、こんな感じ。 植えてあるのは、たぶん、桜です。 花見スポットになっているのでしょう。
≪写真2左≫
奥に、仏物の小屋あり。 馬頭観音が祀られています。 石碑がたくさん、納まっていますが、恐らく、あちこちで置けなくなったものを、ここへ集めたのでしょう。 よくあるパターンです。
≪写真2右≫
「畜霊塔」。 牛馬など、家畜の霊を慰めるものでしょうか。 馬頭観音も、そういう種類の信仰なのかも知れませんな。
≪写真3左≫
「軍馬慰霊之碑」。 いよいよ、そういう種類の石像・石碑ばかり、集めた場所のようです。
≪写真3右≫
南東方向を見た景色。 街並みは、伊豆半島の中央を南下して行く、国道136号線の周辺ですな。 左右に、沼津アルプスや、伊豆の山々、南箱根の山並みが望めます。
≪写真4左≫
草むらの中で咲いていた、花。 似たような花は、いくらもありそうなので、名前は調べません。
≪写真4右≫
ぐるっと回ってきたら、駐車場の奥に出ました。 そこにあった、「三島市眺望地点 末広山」の写真説明台。
≪写真5左≫
EN125-2A・鋭爽のタンク右側デカール。 こちらは、赤い部分の色が褪せていたのを、自分で塗り直したもの。 ダイソーのスプレー缶と、マスキング・テープだけで、やりました。 あれから、2年経ちましたが、別に、変化なし。 グラデーション塗装も施してあるので、パッと見、これが、塗り直してあるとは、誰も気づきますまい。
≪写真5右≫
公園の近くにあった、「末広配水場」。 芙蓉台は、箱根山麓を切り開いて造った住宅地なので、こういう施設が必要なのでしょう。 水をどこから引いているのかは、不詳。
こういう、非日常を感じさせるデザインに、そこはかとなく、惹かれます。
【柏葉尾・子之神神社 / 鉄塔沼津線1・1-1】
2021年9月21日に、バイクで、大岡の、国道246号線、柏葉尾交差点近くにある、「子之神神社」と、東電の鉄塔 「沼津線1」、「沼津線1-1」を見て来ました。
≪写真1≫
国道246号線で行く場合は、沼津インター・ぐるめ街道の方から入って、柏葉尾交差点で左折し、最初の三差路を左折して、道なりに進めば、程なく、道端の細長い敷地に、「子之神神社」が見えて来ます。 草ボウボウですが、その中に、参道が隠れています。
≪写真2≫
名前こそ、神社ですが、規模的には、祠です。 解説板によると、「現・静岡県沼津工業センター」の敷地内にあったものを、センター建設の際に、ここへ移したとの事。 この解説板は、平成二年(1990年)の建立。 静岡県沼津工業センターというのは、≪写真1≫の、道路の左側にあります。
≪写真3左≫
近くに、東電の変電所があり、各地へ向かう高圧電線の鉄塔が林立しています。 これは、「沼津線1」。 他のものより、少し小さいです。
≪写真3右≫
こちらは、「沼津線1-1」。 「1」よりも、大きな塔です。 ちなみに、「2」は、ずっと、南にあります。 なぜ、これを、「2」にしなかったんでしょう? 考えられる理由は、「2」を建てた後で、角度を変える必要が出来て、「1-1」を建てなければならなくなった、というところでしょうか。 いや、それは、あくまで、私の推測ですが。
≪写真4左≫
国道246号線を挟んだ南側から、視線を感じるので、藪の間から覗いたら、観音様でした。 私が、通勤していた頃から、この辺に、観音像がありましたっけ。 たぶん、下は、お寺の墓地。
≪写真4右≫
鉄塔を撮影する為に、路肩に停めた、EN125-2A鋭爽。 ここは、広くなっていたから、問題ないですが、狭い道路で、路肩にバイクを停めておくと、通りがかった大型車があった場合、露骨に、嫌な顔をされます。 バイクのそばにいるのなら、車の運転手の方へ、「どうも、すいませんねえ」という感じで、頭一つ下げておくのが、無難だと思います。 その程度の配慮で、つまらない喧嘩を避けられるのなら、容易いもの。
【長泉・桃澤神社(猿山橋・不着)】
2021年9月27日に、バイクで、長泉町の桃澤川に架かっているという、「猿山橋」に向かったのですが、下調べが甘かったせいで、見つけられませんでした。 やむなく、「桃澤神社」に寄って来ました。 ここには、2013年の5月に、折自で来ています。
≪写真1≫
長窪の入口、西側の山裾にあります。 一度、場所が分かれば、道を覚えていなくても、見当だけで到達できます。 前は道路ですが、ちょうど、バイク一台、置ける程度のゆとりがあったので、そこに停めました。 こちらは、正面ですが、裏手の高い方からも入れます。 鳥居に、棒に巻いた注連縄が掛かっています。
≪写真2≫
長い石段を登ると、拝殿が見えます。 拝殿の前は狭いので、石段の途中から撮りました。 2013年に比べて、壁板を換えたようですねえ。 「疫病終息祈願」の幟があります。
≪写真3左≫
境内別社。 何を祀ってあるかは見て来ませんでした。 この参道の石段が、溝蓋を並べたもので、2013年にも、珍しいと思ったのですが、変わっていませんでした。
≪写真3右≫
境内別社。 神名不明。 鳥居が赤いですが、必ずしも、稲荷とは限りません。 右にある、「桃澤神社寄付者芳名」の石板は、2013年にはありませんでした。
≪写真4≫
拝殿と本殿を、側面から見ました。 どちらも、瓦葺き。 本殿は、2013年と変わりません。 拝殿は、板壁だけでなく、窓も、木枠ガラス窓から、サッシに換えられてます。 廊下部分が、長いですな。
≪写真5左≫
手水場。 蛇口あり、ハンドルあり。 漱盤の前には、右から、「奉納」とあります。 他にも、天面を穿った石が二つありますが、これは、漱盤というより、庭用の蹲(つくばい)のようですねえ。
≪写真5右≫
正面の石段を、上から見下ろしました。 高い。 バイクが、豆粒のように見えます。
今回は、ここまで。
私も、80年代に青春を送った世代なので、四季の内、最も生命力が盛んになるのは、夏という意識が強いです。 プチ・ツーでも、それが該当するのですが、今年、最も印象に残った目的地は、今回、紹介した、【三島澤地・蜘蛛ヶ淵滝】という事になりますかねえ。 森の中だったので、夏の青い空・白い雲とは無縁でしたけど、とにかく、到達するのに、大変な苦労をしたので。
一度、不着をやらかした後、次の週のプチ・ツーで、すぐに、同じ所へ再挑戦をするのは、間が開くと、間違えていなかった部分の道まで忘れてしまうからです。 二度目に行く時には、「一度、近くまで行っているから、そこまでの道のりは、下調べしなくても分かるだろう」と思いがちですが、一ヵ月も経つと、細かいところを忘れてしまって、途中で曲がる交差点を間違えて、全く知らない場所に出て、「・・・、ここは、どこだ?」と、こめかみに脂汗を垂らす羽目に陥り易い。
その点、間が一週間くらいなら、まだ、しっかり覚えているから、間違えた部分だけ調べ直していけばいいわけです。 もう一つの理由として、後回しにしていると、その目的地に対する関心が薄れて、行く気がなくなってしまうという事もあります。 鉄は熱い内に打つべきなんですな。
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