新型肺炎あれこれ ⑯
新型肺炎について、日記ブログに書いた文章を、移植したシリーズ。 前回は、去年(2021年)の9月12日ですから、だいぶ、開きました。 記録のつもりなので、現在の感染状況関係なく、前回の続きから、始めます。 「何を頓珍漢な事を言っている?」と思ったら、日付を確認してください。 例によって、日記ブログには、他の事も書いていますが、移植に当って、新型肺炎関係の文章だけを取り出しています。
【2021/09/17 金】
午後1時頃、呼び鈴が鳴りました。 町内会の組長さんで、私の母に、敬老の日のお祝いを持って来たとの事。 マスクをしてから、一階に下り、玄関を開けると、向こうもマスク。 無言で、祝儀と菓子を渡されました。 感染防御が分かっているのなら、ありがたい事ですが、できれば、こんな物を配りに、訪問する事自体をやめてほしいです。
うちは特別な方で、おそらく、無マスクで出て来て、ベラベラ喋りまくる家の方が、圧倒的多数でしょう。 ゾーーーッとする。 マスクをする方が失礼だと思っているのだから、もはや、狂気の世界で、救いようがない。
菓子は、箱の表面を浄化した上で、電子レンジに数秒入れて、殺ウィルス。 お金は、祝儀袋から出して、千円札を浄化。 母に見せた上で、袋は捨てました。
新型肺炎が流行してから、町内会の行事は、ほとんど、中止になっていますが、こうなって、改めて感じるのは、町内会なんぞ、なくても、一向に構わないという事です。 別に、検査やワクチン接種を、町内会単位でやるというわけでもないようだし、肝心なところでは、まるで、役に立たないのですから。
憲法の「信教の自由」に、確実に違反している、神社の祭りや、各組長の家族しか出なくなっている、運動会など、この個人主義の時代に、やる事なす事、ピントがズレているにも程がある。 誰が、そんな事に、時間を使いたいと思うのか。 そんなに、やりたいなら、有志だけでやればいいのです。
【2021/09/18 土】
午前9時頃、雨がやんでいる時を狙って、車で、寺へ、彼岸料を置きに行きました。 何か、取り込み中のようで、玄関を開けたら、住職が通りかかり、その場で、彼岸料が入った封筒と、線香の小箱をやりとりしました。 住職は、無マスク。 しかも、何か喋っていました。 全く、感染防御が分かっとらんな。
しかし、マスクの事を指摘すれば、もっと、感染リスクが高くなるので、何も言わず、大急ぎで帰りました。 坊さんも、何もせずに、お金だけ貰うのだから、せめて、感染防御くらいしてもらいたいものです。 ・・・、とは思うものの、言っても、分からんのだろうな、きっと。
帰って、シャワーを浴び、体を洗いました。 マスクをしていない人間に対面し、相手が喋ったケースは、1年半ぶりくらいではないかと思います。
【2021/09/19 日】
12時15分、一番、人が少ないと思われる時間を狙って、お墓の掃除に行き、花と香花を供えて来ました。 幸い、誰とも、接近しませんでした。 昼時にしたのが、図に当たったか。
遅い時間に行くと、うちのお墓の前まで、親戚の人が掃除を済ませていてくれるので、助かります。 しかし、タダより高い物はない。 あまり、それが続くと、借りが膨らんで行くようで、怖いですな。
お彼岸は、明日からです。 車で買い出しに行った後、線香を上げに行く予定。
ちなみに、線香を上げにいくのは、私だけで、母は行きません。 以前から、お墓の掃除はしても、線香は上げない人でしたが、掃除を私が引き継いでから、ますます、行かなくなりました。 母から見ると、自分の先祖の墓ではないから、別に問題なし。 実家の方のお墓にも、滅多に行きませんが、それは、遠いから、致し方なし。
新型肺炎流行後は、私が頼んで、母には行かないようにしてもらっています。 墓地で父方の親戚に出くわして、会話になると、まずいからです。 うちの母に、マスクをしてもらう事はできますが、親戚が無マスクで来るのは、避けようがありません。
どいつもこいつも、墓参りとなると、まーず、マスクをして来ません。 なぜなのか、気が知れん。 だーから、屋外でも、うつるんだって。 バーベキューでは、何十件もクラスターが出ているし、問題の野外フェスでも、うつりまくったでしょう? なーぜか、自分達だけは、大丈夫だと信じ込んでいるんだわ。
【2021/09/20 月】
朝一、一人で車で、イオン系スーパーへ、買い出し。
今日から、彼岸です。 帰って、すぐに、お墓へ線香を上げに行きました。 誰とも接近せず。
買ってきた物を、全て、浄化。 冷凍食品は、水がつくので、拭いているハンド・タオルが濡れてしまいます。 水洗いできるものは、中性洗剤で洗ってしまいますが、そうでないものは、一番後回しにせざるを得ません。 それで、ますます、水が出るわけですが。 まったく、こんな生活からは、早く抜け出したいものです。
【2021/09/22 水】
昨夜の、BS-TBSの報道番組、≪報道1930≫で、児玉先生が出て来て、「ウィルスの自壊」について、説明していました。 これが、凄い話で、他の報道番組やワイド・ショーでは、それを見て、「ウィルスの自壊」の事を知ったコメンテーターも多かった様子。
「ウィルスは、変異が大きいと、コピー・ミスが多くなり、自身の生存に関わる遺伝情報まで伝えられなくなって、自壊してしまう」という説が、1970年代に発表されていたらしいです。
なぜ、このタイミングで、この説が紹介されたかというと、インドや日本に於けるデルタ株感染者の増減が、あまりに急激だったので、行動変容だけでは、説明が利かず、それを補足する説として、「ウィルスの自壊が起こったのではないか」と考えたようなのです。
大変に、知的好奇心を掻き立てられる内容で、時折、司会の松原さんが、「難しくなり過ぎました」と言って、児玉先生の説明を遮るのが、鬱陶しいくらいでした。 そのまま、喋って貰えばいいものを。 まあ、司会進行上、やむを得ない面もあるのでしょう。 おそらく、松原さん本人も、司会でなければ、全ての説明を、おとなしく、拝聴したかったのではないかと思います。
確かに、この説を出せば、感染者数の急激な増減を、説明できます。 70年代から知られていたのに、今まで、誰も紹介しようとしなかったのが、不思議なくらいです。 しかし、逆に言うと、急激な増減を説明できるというだけで、対策としては、むしろ、逆効果になる恐れがあります。
去年の暮れ頃まで、「ファクターX説」というのが、特に日本で、大手を振って罷り通り、「ファクターXがあるから、日本は大丈夫」という言い方で、対策の邪魔をする人間が、そこそこの割合で存在していました。 その連中、その後も、「対策なんか、取る必要はない」という考え方を改めたわけではなく、感染者が増えて、「ファクターX説」と、辻褄が合わなくなったから、大きな口を叩かなくなっただけ。
そういう連中が、「ウィルス自壊説」を耳にしたら、飛びつかないわけはないです。 「自壊するんだから、対策なんて、とらなくていい」。 いかにも、言いそうだな。 それを防止する為か、「急激に増減するのは、二階建ての、二階部分だけで、一階の、『幹部分』は変わらないから、ゼロにはならない」という説明がされてましたが、そういう細部の注意点は、大雑把な頭の持ち主達にかかれば、容易に無視されてしまうものです。 大いに、心配な事ですな。
随分前にも書きましたが、感染力が猛烈に強くて、毒性が非常に弱い変異株を、遺伝子組み換え技術で、人工的に作れないものですかね? マスクも利かないほど、うつりやすいから、瞬く間に、世界中に広まるけれど、毒性が弱くて、何の症状も出ないし、後遺症も起こらないというのが。 それでいて、COVID-19のウィルスである点は変わらないから、それ以外の変異株を圧倒してしまえるわけだ。
もし、できるのなら、ワクチンなんて、およそ、当てにならないものを打つより、遥かに、有効性は高いです。 なんといっても、勝手に広まってくれて、接種も服用も、全く不要、一円もかからない点が、大変、ありがたい。
そういや、「ワクチン・パスポート」が、検討されているようですが、何を言っているのか、理解不能です。 「ワクチンを打っても、感染する」という事が分かっているのに、ワクチンを打っているという証明だけで、感染対策になるわけがないじゃありませんか? なんで、そんな単純な理屈が分からないのか、不思議不思議。 バイデン並みの、「簡単な」頭だな。
そういう事をやるのなら、必要なのは、「抗体価証明」です。 感染しないだけの抗体価を持っているかどうかを検査し、合格した人に発行するわけです。 ワクチンを打っても、抗体価が低い人は、何割という数で存在し、抗体が出来ない人も、数パーセントの割合で存在するのですから、ワクチンを打っただけでは、感染を引き起こさない保証にはなりません。
とまあ、そんな事は、理屈が分かって、常識的に新型肺炎関連の知識を得られる人間なら、誰でも分かりそうなものですが、なぜか、なぜなのか、「ワクチン・パスポート」で良いと思う人が、大変な数、存在するのです。 しかも、それが、日本だけでなく、世界中でなのだから、人類の知性の限界に、絶望を感じずにいられません。
まあ、論より証拠が好きならば、「ワクチン・パスポート」で、やってみれば宜しい。 何の役にも立たず、感染者が、素通りになるから。 もう、いくらでも、うつりまくるでしょう。
【2021/09/28 火】
うーむ、緊急事態宣言、いよいよ、解除か。 しかし、認定感染者数が急減しているのなら、もう、半月くらい延長して、このまま、ゼロになるかどうか、試してみればいいのに。 いや、そうならない事は、理屈上、分かっていますが、万が一という事もありますから。 一方、ここで、宣言を解除してしまえば、当然、また、増え始めるでしょう。
「自然に、ゼロになる」というのは、今でこそ、起こりえない事が、全世界的に実証されていますが、流行当初は、主に、民主国家の感染症学者が、真面目に、それを主張していました。 スウェーデンや、ごく初期のイギリスがやっていた、「何の対策もしない」方針は、明らかに、それに従ったものでした。 日本でも、「クラスター対策」というのが、半年くらい主流でしたが、あれは、「クラスターだけ追跡していれば、個人感染は自然に収まるから、いずれ、ゼロになる」という、完璧に誤った認識から出たものでした。
「実行再生産数が、1を切れば、減って行く」という、摩訶不思議な表現は、未だに幅を利かせています。 1を切らせる方法が分かっているのなら、この言い回しは有効ですが、どうやればいいか、分かっていないのだから、話になりません。 実際には、順序が逆でして、「感染者数が減っているから、実行再生産数は、1を切っている」という使い方をすべきなのです。 つまり、結果を表現しているに過ぎず、まるっきり、意味がない数字なんですな。
【2021/09/30 木】
朝一、一人で車で、近所のスーパーへ買い出し。 レジ袋二つ分買って来ました。
帰って、全て、浄化。 地味に厄介なのが、牛乳パックでして、漂白剤溶液を湿したハンド・タオルで、表面を拭いただけでは、開ける部分の奥まった所までは、浄化できません。 そこが、一番、怖いというのに。
「そーんな所、そもそも、ウィルスが着かないだろう!」
いやいやいや、そんな事はないのです。 朝、売り場へ行って、牛乳パックを補充している店員を、観察してみれば宜しい。 ちょうど、その部分に、親指と人指し指を入れて、持っているから。 上の平らになった部分を摘むより、落下の危険が少ないんでしょうな。 で、買った客は、店員が、ちょうど、指を突っ込んだ部分を開けて、中身を出しているわけだ。
対策としては、中性洗剤で、洗ってしまうしかないです。 幸い、牛乳パックは、内からだけでなく、外からも防水性があるので、水を使った洗浄に耐えられます。 手早くやるに越した事はありませんが。
しかし、こんな事、全く考えずに、暮らしている人も多いのだろうな。 それが原因で、感染している人もいるのでしょうが、まさか、牛乳パックから、ウィルスを貰ったとは思わないから、感染経路不明になるわけだ。
今回は、ここまで。
去年の9月の記事だけで、こんなにあったんですな。 つまり、その頃はまだ、第5波の終わりで、書く事があったわけだ。 感染が、ある程度、収まってしまうと、全く触れなくなります。
【2021/09/17 金】
午後1時頃、呼び鈴が鳴りました。 町内会の組長さんで、私の母に、敬老の日のお祝いを持って来たとの事。 マスクをしてから、一階に下り、玄関を開けると、向こうもマスク。 無言で、祝儀と菓子を渡されました。 感染防御が分かっているのなら、ありがたい事ですが、できれば、こんな物を配りに、訪問する事自体をやめてほしいです。
うちは特別な方で、おそらく、無マスクで出て来て、ベラベラ喋りまくる家の方が、圧倒的多数でしょう。 ゾーーーッとする。 マスクをする方が失礼だと思っているのだから、もはや、狂気の世界で、救いようがない。
菓子は、箱の表面を浄化した上で、電子レンジに数秒入れて、殺ウィルス。 お金は、祝儀袋から出して、千円札を浄化。 母に見せた上で、袋は捨てました。
新型肺炎が流行してから、町内会の行事は、ほとんど、中止になっていますが、こうなって、改めて感じるのは、町内会なんぞ、なくても、一向に構わないという事です。 別に、検査やワクチン接種を、町内会単位でやるというわけでもないようだし、肝心なところでは、まるで、役に立たないのですから。
憲法の「信教の自由」に、確実に違反している、神社の祭りや、各組長の家族しか出なくなっている、運動会など、この個人主義の時代に、やる事なす事、ピントがズレているにも程がある。 誰が、そんな事に、時間を使いたいと思うのか。 そんなに、やりたいなら、有志だけでやればいいのです。
【2021/09/18 土】
午前9時頃、雨がやんでいる時を狙って、車で、寺へ、彼岸料を置きに行きました。 何か、取り込み中のようで、玄関を開けたら、住職が通りかかり、その場で、彼岸料が入った封筒と、線香の小箱をやりとりしました。 住職は、無マスク。 しかも、何か喋っていました。 全く、感染防御が分かっとらんな。
しかし、マスクの事を指摘すれば、もっと、感染リスクが高くなるので、何も言わず、大急ぎで帰りました。 坊さんも、何もせずに、お金だけ貰うのだから、せめて、感染防御くらいしてもらいたいものです。 ・・・、とは思うものの、言っても、分からんのだろうな、きっと。
帰って、シャワーを浴び、体を洗いました。 マスクをしていない人間に対面し、相手が喋ったケースは、1年半ぶりくらいではないかと思います。
【2021/09/19 日】
12時15分、一番、人が少ないと思われる時間を狙って、お墓の掃除に行き、花と香花を供えて来ました。 幸い、誰とも、接近しませんでした。 昼時にしたのが、図に当たったか。
遅い時間に行くと、うちのお墓の前まで、親戚の人が掃除を済ませていてくれるので、助かります。 しかし、タダより高い物はない。 あまり、それが続くと、借りが膨らんで行くようで、怖いですな。
お彼岸は、明日からです。 車で買い出しに行った後、線香を上げに行く予定。
ちなみに、線香を上げにいくのは、私だけで、母は行きません。 以前から、お墓の掃除はしても、線香は上げない人でしたが、掃除を私が引き継いでから、ますます、行かなくなりました。 母から見ると、自分の先祖の墓ではないから、別に問題なし。 実家の方のお墓にも、滅多に行きませんが、それは、遠いから、致し方なし。
新型肺炎流行後は、私が頼んで、母には行かないようにしてもらっています。 墓地で父方の親戚に出くわして、会話になると、まずいからです。 うちの母に、マスクをしてもらう事はできますが、親戚が無マスクで来るのは、避けようがありません。
どいつもこいつも、墓参りとなると、まーず、マスクをして来ません。 なぜなのか、気が知れん。 だーから、屋外でも、うつるんだって。 バーベキューでは、何十件もクラスターが出ているし、問題の野外フェスでも、うつりまくったでしょう? なーぜか、自分達だけは、大丈夫だと信じ込んでいるんだわ。
【2021/09/20 月】
朝一、一人で車で、イオン系スーパーへ、買い出し。
今日から、彼岸です。 帰って、すぐに、お墓へ線香を上げに行きました。 誰とも接近せず。
買ってきた物を、全て、浄化。 冷凍食品は、水がつくので、拭いているハンド・タオルが濡れてしまいます。 水洗いできるものは、中性洗剤で洗ってしまいますが、そうでないものは、一番後回しにせざるを得ません。 それで、ますます、水が出るわけですが。 まったく、こんな生活からは、早く抜け出したいものです。
【2021/09/22 水】
昨夜の、BS-TBSの報道番組、≪報道1930≫で、児玉先生が出て来て、「ウィルスの自壊」について、説明していました。 これが、凄い話で、他の報道番組やワイド・ショーでは、それを見て、「ウィルスの自壊」の事を知ったコメンテーターも多かった様子。
「ウィルスは、変異が大きいと、コピー・ミスが多くなり、自身の生存に関わる遺伝情報まで伝えられなくなって、自壊してしまう」という説が、1970年代に発表されていたらしいです。
なぜ、このタイミングで、この説が紹介されたかというと、インドや日本に於けるデルタ株感染者の増減が、あまりに急激だったので、行動変容だけでは、説明が利かず、それを補足する説として、「ウィルスの自壊が起こったのではないか」と考えたようなのです。
大変に、知的好奇心を掻き立てられる内容で、時折、司会の松原さんが、「難しくなり過ぎました」と言って、児玉先生の説明を遮るのが、鬱陶しいくらいでした。 そのまま、喋って貰えばいいものを。 まあ、司会進行上、やむを得ない面もあるのでしょう。 おそらく、松原さん本人も、司会でなければ、全ての説明を、おとなしく、拝聴したかったのではないかと思います。
確かに、この説を出せば、感染者数の急激な増減を、説明できます。 70年代から知られていたのに、今まで、誰も紹介しようとしなかったのが、不思議なくらいです。 しかし、逆に言うと、急激な増減を説明できるというだけで、対策としては、むしろ、逆効果になる恐れがあります。
去年の暮れ頃まで、「ファクターX説」というのが、特に日本で、大手を振って罷り通り、「ファクターXがあるから、日本は大丈夫」という言い方で、対策の邪魔をする人間が、そこそこの割合で存在していました。 その連中、その後も、「対策なんか、取る必要はない」という考え方を改めたわけではなく、感染者が増えて、「ファクターX説」と、辻褄が合わなくなったから、大きな口を叩かなくなっただけ。
そういう連中が、「ウィルス自壊説」を耳にしたら、飛びつかないわけはないです。 「自壊するんだから、対策なんて、とらなくていい」。 いかにも、言いそうだな。 それを防止する為か、「急激に増減するのは、二階建ての、二階部分だけで、一階の、『幹部分』は変わらないから、ゼロにはならない」という説明がされてましたが、そういう細部の注意点は、大雑把な頭の持ち主達にかかれば、容易に無視されてしまうものです。 大いに、心配な事ですな。
随分前にも書きましたが、感染力が猛烈に強くて、毒性が非常に弱い変異株を、遺伝子組み換え技術で、人工的に作れないものですかね? マスクも利かないほど、うつりやすいから、瞬く間に、世界中に広まるけれど、毒性が弱くて、何の症状も出ないし、後遺症も起こらないというのが。 それでいて、COVID-19のウィルスである点は変わらないから、それ以外の変異株を圧倒してしまえるわけだ。
もし、できるのなら、ワクチンなんて、およそ、当てにならないものを打つより、遥かに、有効性は高いです。 なんといっても、勝手に広まってくれて、接種も服用も、全く不要、一円もかからない点が、大変、ありがたい。
そういや、「ワクチン・パスポート」が、検討されているようですが、何を言っているのか、理解不能です。 「ワクチンを打っても、感染する」という事が分かっているのに、ワクチンを打っているという証明だけで、感染対策になるわけがないじゃありませんか? なんで、そんな単純な理屈が分からないのか、不思議不思議。 バイデン並みの、「簡単な」頭だな。
そういう事をやるのなら、必要なのは、「抗体価証明」です。 感染しないだけの抗体価を持っているかどうかを検査し、合格した人に発行するわけです。 ワクチンを打っても、抗体価が低い人は、何割という数で存在し、抗体が出来ない人も、数パーセントの割合で存在するのですから、ワクチンを打っただけでは、感染を引き起こさない保証にはなりません。
とまあ、そんな事は、理屈が分かって、常識的に新型肺炎関連の知識を得られる人間なら、誰でも分かりそうなものですが、なぜか、なぜなのか、「ワクチン・パスポート」で良いと思う人が、大変な数、存在するのです。 しかも、それが、日本だけでなく、世界中でなのだから、人類の知性の限界に、絶望を感じずにいられません。
まあ、論より証拠が好きならば、「ワクチン・パスポート」で、やってみれば宜しい。 何の役にも立たず、感染者が、素通りになるから。 もう、いくらでも、うつりまくるでしょう。
【2021/09/28 火】
うーむ、緊急事態宣言、いよいよ、解除か。 しかし、認定感染者数が急減しているのなら、もう、半月くらい延長して、このまま、ゼロになるかどうか、試してみればいいのに。 いや、そうならない事は、理屈上、分かっていますが、万が一という事もありますから。 一方、ここで、宣言を解除してしまえば、当然、また、増え始めるでしょう。
「自然に、ゼロになる」というのは、今でこそ、起こりえない事が、全世界的に実証されていますが、流行当初は、主に、民主国家の感染症学者が、真面目に、それを主張していました。 スウェーデンや、ごく初期のイギリスがやっていた、「何の対策もしない」方針は、明らかに、それに従ったものでした。 日本でも、「クラスター対策」というのが、半年くらい主流でしたが、あれは、「クラスターだけ追跡していれば、個人感染は自然に収まるから、いずれ、ゼロになる」という、完璧に誤った認識から出たものでした。
「実行再生産数が、1を切れば、減って行く」という、摩訶不思議な表現は、未だに幅を利かせています。 1を切らせる方法が分かっているのなら、この言い回しは有効ですが、どうやればいいか、分かっていないのだから、話になりません。 実際には、順序が逆でして、「感染者数が減っているから、実行再生産数は、1を切っている」という使い方をすべきなのです。 つまり、結果を表現しているに過ぎず、まるっきり、意味がない数字なんですな。
【2021/09/30 木】
朝一、一人で車で、近所のスーパーへ買い出し。 レジ袋二つ分買って来ました。
帰って、全て、浄化。 地味に厄介なのが、牛乳パックでして、漂白剤溶液を湿したハンド・タオルで、表面を拭いただけでは、開ける部分の奥まった所までは、浄化できません。 そこが、一番、怖いというのに。
「そーんな所、そもそも、ウィルスが着かないだろう!」
いやいやいや、そんな事はないのです。 朝、売り場へ行って、牛乳パックを補充している店員を、観察してみれば宜しい。 ちょうど、その部分に、親指と人指し指を入れて、持っているから。 上の平らになった部分を摘むより、落下の危険が少ないんでしょうな。 で、買った客は、店員が、ちょうど、指を突っ込んだ部分を開けて、中身を出しているわけだ。
対策としては、中性洗剤で、洗ってしまうしかないです。 幸い、牛乳パックは、内からだけでなく、外からも防水性があるので、水を使った洗浄に耐えられます。 手早くやるに越した事はありませんが。
しかし、こんな事、全く考えずに、暮らしている人も多いのだろうな。 それが原因で、感染している人もいるのでしょうが、まさか、牛乳パックから、ウィルスを貰ったとは思わないから、感染経路不明になるわけだ。
今回は、ここまで。
去年の9月の記事だけで、こんなにあったんですな。 つまり、その頃はまだ、第5波の終わりで、書く事があったわけだ。 感染が、ある程度、収まってしまうと、全く触れなくなります。
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