2023/01/29

EN125-2Aでプチ・ツーリング (40)

  週に一度、「スズキ(大長江集団) EN125-2A・鋭爽」で出かけている、プチ・ツーリングの記録の、40回目です。 その月の最終週に、前月に行った分を出しています。 今回は、2022年12月分。






【伊豆の国市四日町・伊豆箱根鉄道・韮山駅】

  2022年12月7日、バイクで、伊豆の国市・四日町にある、伊豆箱根鉄道の、「韮山駅」へ行って来ました。 時代劇場には、何度か来た事があるのですが、駅が、すぐ隣にある事は知りませんでした。

≪写真1≫
  伊豆箱根鉄道は、三島から、修善寺まで、伊豆半島の頚椎辺りを、南北に通っています。 韮山駅は、線路の西側にありました。 木造モルタル塗りか、鉄筋コンクリートか分かりませんが、時代がありそうなデザインですな。 黄色い柱は、広告に使われているようです。

≪写真2≫
  駅舎の、道路を挟んで向かい側の商店。 風情がある。 昭和中期頃の雰囲気。 もっとも、昔は、こんなに、自販機はなかったですが。

≪写真3左≫
  線路の東側にも、出口がありましたが、「学生専用」と書いてあり、出入口は閉まっていました。

≪写真3右≫
  東側駅舎の、道路を挟んで向かい側の歩道に停めた、EN125-2A・鋭爽。 バイクは別に変わりませんが、この日から、ヘルメットは、フルフェイスの、「アライ アストロe」に。 グローブは、革製に。 服装も、冬装備に変えました。 急に寒くなった感あり。

≪写真4≫
  駅の隣にある、韮山時代劇場の、楼閣。 「塔」というほど高くないし、建物の一部だから、「楼閣」としか言いようがありませんな。 変わったデザインですなあ。 こういう建物には、子供心がくすぐられるような魅力がありますねえ。





【伊豆の国市南條・竈神社】

  2022年12月12日、バイクで、伊豆の国市・南條にある、「竈神社」に行って来ました。 「かまど・じんじゃ」と読みます。 

≪写真1≫
  この小山の上にあります。 標高、20メートルくらいですかね。 かなり、階段を登ります。

  バイクは、置く所がなくて、鳥居の横に停めました。 道路ではないので、交通の邪魔にはなりません。

  鳥居は、石製。 そこそこ、古そうでしたが、奉納年は書いてありませんでした。

  白い案内板は、「火の神様 荒神社祭典案内」で、祭りの日や、 祈祷の受付日時、種類などが書かれています。 「竈神社」も、「荒神社」も、ほぼ、おなじ意味を表わしています。 台所に祀る神様ですな。

≪写真2左≫
  階段の途中。 山側は、こんな感じの石垣で固められています。 丸石を石垣に使うのは、昭和に入ってからなのでは? セメントがないと、固められませんから。

≪写真2右≫
  石燈籠は、笠を除き、断面、丸型。 茶色い石が使われていて、風流な感じがします。 その奥の石燈籠は、たぶん、先代で、火袋が失われています。 反対側も、新旧あって、古い方は、火袋と受け台がありませんでした。

  漱盤も、新旧が並べられています。 大きい方は、前面に、右から、「奉納」。 給水・排水設備、共になし。 雨水が溜まっていました。

≪写真3左≫
  社殿。 鉄筋コンクリート。 昭和47年、つまり、1972年の建立。  茶色く塗られた金属製の賽銭箱は、外置きで、令和2年、つまり、2020年の奉納。 新しい。 

≪写真3右≫
  拝殿の背後に、薄い本殿が背負わされている形式。 この出っ張り部分の内部に、本殿の社が置かれているものと思われますが、中は、覗けませんでした。

≪写真4左≫
  この建物は、何でしょう? 寄り合い所でしょうか。 物置にしては、物の出し入れが、し難そうだし。 壁に、高札形の、掲示板が設けられています。 掲示物は、なし。 

≪写真4右≫
  反対側にあった建物も、用途不明。 物置にしては、前面に覆いがないのは、雨が吹き込むのを防げませんな。 裸電球が吊る下がっています。

≪写真5左≫
  社殿の名額。 右から、「竈神社」とあります。 その下にあるのは、電灯。 電球が使われています。

≪写真5右≫
  階段の上から、西を見た景色。 韮山は、今でも、田畑が多いです。 さすが、北条氏を生み出した、実り豊かな土地柄。 遠くの山は、守山、大男山、源氏山といった辺りでしょうか。 





【伊豆の国市南條・真如薬師堂】

  12月21日に、バイクで、伊豆の国市・南條にある、「真如薬師堂」へ行って来ました。 「真如」は、集落の名前です。 読み方は、たぶん、「しんじょ」。 前回行った、「竈神社」の近くで、迷わず、到着しました。

≪写真1≫
  住宅地の中にあります。 「堂」とはいうものの、普通の建物です。 バイクは、路肩に停めましたが、車では、置く所がありません。 道が細いので、路上に停めたら、すぐに、どけてくれと言われてしまいそうです。

≪写真2≫
  解説板。 これがあったから、この建物が、薬師堂だと分かった次第。 「薬師瑠璃光如来像」が本尊で、他にも像がある様子。 解説内容は、あちこち、移転したという事が書いてあります。 根気がある人は、この写真の大きさでも、何とか読めると思うので、読んでみて下さい。

≪写真3≫
  帰途に、写真が少な過ぎるのが気になって、バイクを停め、振り返って撮った写真。 真如集落の一部が見えています。 ほとんどの家は、山の後ろに隠れてしまっています。

≪写真4≫
  伊豆箱根鉄道の沿線まで戻って来ました。 ちょうど、電車が来たので、バイクと、富士山を入れて、撮影。 三島駅と、修善寺駅を結んでいます。 自慢になりませんが、私は、一度も乗った事がありません。





【伊豆の国市韮山金谷・御嶽神社①】

  12月26日に、バイクで、伊豆の国市・韮山金谷にある、「御嶽神社」へ行って来ました。 読みは、「みたけ・じんじゃ」。 実は、別の目的地を目指していたんですが、そちらは辿り着けず、この辺に神社があったのを地図で見て知っていたので、こちらに寄った次第。 前にも来た事があると思っていたんですが、行ってみたら、初めての所でした。

≪写真1≫
  鳥居と、標柱。 石製。 標柱は、昭和14年のもの。 1939年。

≪写真2左≫
  排水枡のようですが、井戸かも知れません。 神社や寺の井戸は、ちと、怖いですな。 

≪写真2中≫
  漱盤。 正面に、右から、「奉獻」。 「獻」の字は、よく、パソコンで出たな。

≪写真2右≫
  これは、何ですかね? プラスチックの筒で、下に蛇口が付いています。 ハンドルは、なし。 雨水を溜めて、それを、何かに使うんでしょうか?

≪写真3左≫
  境内にあった、建物。 内容物が透けて見えますが、物置ですな。

≪写真3右≫
  境内は、二段になっています、 上段に上がる、石段。 ステンレスらしい、手すりが付いています。

≪写真4≫
  社殿。 同じ韮山の、「八坂神社」と同形式の、壁のない拝殿でした。 珍しい。 木製の賽銭箱は、昭和57年に奉納されたもの。 1982年。 40年経っているわけですが、それにしては、状態が良いです。





【伊豆の国市韮山金谷・御嶽神社②】

≪写真1≫
  社殿を、斜め横から見ました。 「×」の筋交(すじかい)を、そのまま見せているのは、技術的に面白いです。 これを付けると、三角形が出来るので、強度が、ぐんと増すのです。 拝殿の屋根は、銅板葺き。

≪写真2左≫
  本殿。 拝殿とは、廊下で繋がっていますが、廊下には、壁があります。 本殿の屋根は、瓦葺き。 この写真では伝わり難いですが、貫禄がある建物です。

≪写真2右≫
  レイアウトの都合で、ここへ持って来ましたが、鳥居の横に停めた、EN125-2A・鋭爽。 住宅地の中ですが、近くに人がいなかったので、ハンドル・ロックはかけず、キーだけ抜いて、見学して来ました。 見える距離にいれば、そんなに神経質になる必要はないです。 こういう昔ながらの集落では、他人のバイクに興味があるような世代は、少ないはずですし。

≪写真3左≫
  境内にあった祠。 別社というより、他から持って来られたんじゃないでしょうか。 木と祠の影が、不思議な味を出しています。 

≪写真3右≫
  石燈籠。 一対ありました。 「紀元貳千六百年」の献燈。 つまり、昭和16年。 1941年。 そういう時代だったわけだ。

≪写真4≫
  帰途に、松原橋から、富士見パークウェイに至る道まで来て、富士山を撮った写真。 雲がなければ、清々と良く見えるでしょう。 沼津市の大抵の場所より、この辺りの方が、富士山を見るには、適しています。 韮山が、歴史的大物を多く輩出したのは、この景色にも、関係があるのでは? 





  今回は、ここまで。

  12月は、全て、伊豆の国市の、旧韮山町を目的地にしました。 行き先を決めるのに、以前は、紙の地図を使っていましたが、そちらに載っているような所は行き尽くしてしまい、今は、ネット地図に頼っています。 居間で団欒している時に、母のスマホで、地図検索をかけて、目ぼしい所を探している次第。

  自室で、パソコンで調べれば、画面が大きい分、もっと見易いのですが、地図を動かしていると、ギガを早く消耗してしまうので、普通速度の時には、やる気になりません。 ギガを使い切って、速度が落ちてからが、地図検索に励む期間となります。 いくら、やっても、それ以上、速度が落ちる事はありませんから。

  いっそ、最初から、速度が遅い方が便利かも知れませんが、ダウン・ロードなど、速度が遅い時にやると、フリーズしてしまう場合があるので、やはり、普通速度期間は、ないと困るのです。