2023/10/15

セルボ・モード補修 (35)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 もう、毎年、同じ事しかやっていません。 ドレス・アップなんて、考える事もなくなりました。 もう、そんな部品も手に入りませんし。 基本的な部分が壊れないのは、ありがたい事です。 「車の整備は、オイル交換だけしていれば、大丈夫」という大雑把な格言は、強ち、嘘でもなかったんですな。





【ワックスがけ / ヘッド・ライト磨き】

  2022年11月13日、車に、ワックスがけをしました。 年に2回、5月と11月の、10日過ぎに、やっているもの。

≪写真1≫
  前側から見ました。 エンジン・フードを見ると、塗装の劣化が進んでいる事が分かります。 ワックスをかけても、艶は出ませんが、塗装面保護の為に、かけておいた方がマシ、と判断している次第。

≪写真2≫
  後ろ側から見ました。 フードやルーフに比べれば、バック・ドアの方が、まだ、塗装に光沢が残っています。 しかし、クリアが剥がれている部分もあり、近づいて見られるのには、耐えられません。

≪写真3≫
  ヘッド・ライトも、コンパウンドで磨きました。 半年に一度、磨いていれば、まずまず、黄ばみが目立たない状態を維持できます。 向かって右より、向かって左の方が、黄ばんでいますが、向かって右は、中古を買って、交換したものであるのに対し、向かって左は、元から付いていたものだからです。

≪写真4≫
  ワックスと、コンパウンド。

  ワックスは、亡き父が、コロナに乗っていた頃に、トヨタのディーラーから、もらったもの。 薄緑色の半ネリ・タイプで、研磨剤は入っていません。 濡らしたスポンジにつけて塗り、塗り終わったら、すぐに、乾いた布で拭き取ります。

  コンパウンドは、ソフト99の、メタリック車用。 乾いたタオルにつけて、磨いた後、濡れタオルで拭き取ります。 このコンパウンドは、白色をしています。 白いコンパウンドでないと、ヘッド・ライトの黄ばみがとれません。 茶色のコンパウンドを使うと、細かい凹凸に、コンパウンドが残って、却って、黄ばんでしまいます。




【オイル交換】

  2022年11月22日、車のオイル交換をしました。 年に2回、5月と11月の10日過ぎにやっている事。 今までにも、何回も同じ様子を紹介しているので、ざっと、やっつけます。

≪写真上≫
  作業前に、図書館と銀行へ行き、暖機運転して来ました。

  庭に敷いているプラスチック・パネルと、コンクリート・ブロックを使った、カー・ステップを組み、その上に、前輪を載せて、10センチ持ち上げ、下に潜り込んで、作業します。

  今回も、廃油を、コンクリート面に零してしまいました。 なかなか、うまく行きません。 ビニールを敷いてやっても、その外まで廃油が飛び出すのだから、困ったもの。

≪写真下左≫
  商品券カードで買って来た、「テクノ・パワー」のエンジン・オイル。 1780円。 高くなりました。 しかし、4リットルで、2回分あるので、まだ、1回分、千円は超えていません。

≪写真下右≫
  エンジンの上から、新しいオイルを入れます。 ブリキの漏斗は、父が作ったもの。 重宝しています。

  車のオイル交換をしている人を、最近は、めっきり見なくなりました。 新車のオイル交換間隔が長くなった事が、最も大きな理由でしょうか。 それにしても、一台の車を所有している間に、10回くらいは、オイル交換が必要になると思うのですが、大方、ディラーの整備工場任せにしているんでしょうねえ。 自分でやれば、オイル代と、廃油ポイ代だけで済むから、遥かに安いです。




【ワックスがけ / ヘッド・ライト磨き / 排気管汚れとり】

≪写真上≫
  2023年5月11日、車に、ワックスをかけました。 半年に一度、やっています。

  使っているのは、亡父が、トヨタのディーラーでもらった、半ネリ・ワックス。 羽根ばたきで埃を取り、霧吹きしてから、スポンジでワックスを塗り、すぐに拭き取る、という手順。 軽でも、結構、疲れます。

  カー・ポートの下に置いて、雨に濡れた後は、水滴を拭き取っていても、塗装は、じわじわと劣化していきます。

≪写真中≫
  ヘッド・ライトのレンズも、コンパウンドで磨きました。 右側は、元から付いていたレンズで、よほど、こすっても、黄ばみが完全には取れません。 たぶん、レンズの内側が黄ばんでいるのではないかと思います。 しかし、まあ、この程度なら、充分か。

≪写真下≫
  排気管の先のメッキ・カバーが、黒く汚れるので、ペイントうすめ液で、拭き取りました。 後ろについた車から見ると、こういう所の汚れが、結構、目立つものです。


  このセルボ・モードですが、父を病院へ送迎する為に、2016年7月26日に、中古車ディーラーで買って、そろそろ、7年になります。 こんなに長く使う事になるとは、思わなかった。 車に心があったら、廃車寸前の状態から、また買われて、こんなに長く生き延びるとは、思いもしなかったでしょう。 1997年製なので、もう、26歳。 よく走っているなあ。




【オイル交換】

  2023年5月21日、車のオイル交換と、タイヤの空気圧点検をしました。

≪写真上≫
  オイル交換をしている途中。 セルボ・モードになってから、12回目なので、作業自体は、慣れたものですが、カー・ステップを組むのには、やはり、手間がかかります。 歳を取るにしたがって、きつくなる一方。

≪写真下≫
  そして、何度やっても、廃油を零してしまいます。 オイル・パンの廃油口が、真後ろを向いているせいで、ドレン・ボルトを外すと、水平方向へ噴き出してしまうのです。 何とか、零さずに、バットへ入れる方法を考えなければなりません。

  ちなみに、コンクリート面に零した廃油は、バケツに中性洗剤溶液を作って、束子につけて、ゴシゴシこすり、雑巾で吸い取れば、ほとんど、消す事ができます。 それを知っているから、本格的な対策を取る気にならないのかも知れません。 「後で、洗えばいいか」という事で。


  タイヤの空気圧は、4輪とも、減っていませんでした。




【エアコン漏れ修理剤・ガス追加】

  毎年 恒例になった、車のエアコンの復帰作業。 今年(2023年)は、去年より、一ヵ月粘り、7月25日にやりました。

≪写真上≫
  ゲージ付き・エアコン・ホースは、2018年の7月に、1790円で買ったもの。

  小さい缶は、漏れ修理剤。 今年、6月に、1361円で買いました。

  大きい缶は、エアコン・ガスで、2021年の6月に、3本セットで買ったものの、最後の一本。 一本当り、814円。

≪写真下≫
  追加充填の様子。 何度も紹介しいてるので、細かい事は、割愛。


  一応、復帰しましたが、効いたのは、翌日の買い出しまでで、次の買い出しでは、生ぬるくなり、10日後の買い出しでは、全く効かなくなりました。 いよいよ、駄目なようです。 隙間が大きくなって、漏れ修理剤では、塞ぎきれなくなったのでしょう。

  整備工場に頼んで、漏れ箇所を本格的に修理すれば、何年かはもつようになりますが、安くても、10万円以上かかるようで、古い車や、安く買った車では、選択肢に入りません。

  今後は、窓を開けて、風を入れるしかありませんな。 一年の内、どうしても、そうしなければならないのは、梅雨明けから、9月半ばくらいまででして、うちのように、ひと月に6・7回しか車を使わず、1回の使用時間が、10分以下という場合、致命的に大きな問題にはならないと思います。




  以上です。

  今回分の記事で、いつもと違うのは、エアコンが、完全にイカれてしまったという事ですかね。 で、8月初めには、使えなくなり、その後、8月、9月と、エアコンなしで乗りましたが、前席左右の窓を、3分の1くらい開けて走れば、風が入るので、暑いという感じはしません。 弱った状態のエアコンよりも、むしろ、涼しいくらいです。

  意外なようですが、車に、エアコンが、ほぼ、標準装備されるようになったのは、1980年代の後半頃でして、それまでは、冷房機能がない車が、大半でした。 それでも、別に、不満もなく、乗っていたのです。 窓ガラスを開ける事で、風を入れ、気温調節ができたからにほかなりません。