セルボ・モード補修 (38)
車の修理・整備記録のシリーズ。 今回の記事3件で、とりあえず、このシリーズは、終了。 次は、来年の秋になると思います。 一年くらい経たないと、記事が溜まらないので。
【ウォッシャー液・クーラント液の補充】
2024年7月14日。 車の液物を補充しました。
≪写真上左≫
カーマで買って来た、Dcmブランドの、ウォッシャー液、2リットル。 217円。 気温が、-6℃までなら、そのまま。 -2℃までなら、水で、2倍に希釈するとの事。
≪写真上右≫
車のエンジン・フードを開け、ウォッシャー液の注入口に、ヨーグルトの台紙で作った漏斗を挿し、塗装面にかからないように、タオルで養生してから、注ぎました。 入れ過ぎて、溢れてしまい、慌てて、タオルとティッシュで拭き取りました。
≪写真下左≫
Dcmブランドの、クーラント液(緑)。 2リットル。 822円。 車が古いから、「スーパー・クーラント」ではない、ただの、「クーラント」です。 -40℃まで凍らないとの事。 希釈不要の、ストレート・タイプ。
≪写真下右≫
入れ方は、ウォッシャー液と同じですが、こちらは、リザーバー・タンクに、上限線があるので、そこまで入れました。 交換ではなく、補充だけの場合、タンクに足すだけで、他の作業は要りません。
私の場合、通勤ではないので、ウォッシャーは、全く使いません。 出かける前に、ガラスを拭くから、必要ないのです。 全く減っていないのかも知れませんが、タンクが直接見えないから、とりあえず、足しておいた次第。
クーラント液は、ラジエーターの冷却液ですが、そんな物がある事を、すっかり忘れていて、これまで、リザーバー・タンクの様子を見た事がありませんでした。 車検前に、下限線スレスレになっているのに気づいて、青くなった次第。 ディーラーには伝えておいたのですが、車検は、そのままで通りました。
【ジェネレーター・ベルトの張り調整】
2024年7月24日。 車のジェネレーター・ベルトの張り調整をしました。 エアコンをかけると、キュルキュル音がするようになってしまったので、やむなく。 前回やったのは、2017年の7月だから、3年ぶりです。
≪写真1≫
庭用の緑色パネル12枚と、コンクリート・ブロック4個、ハーフ4個で作った、カー・ステップ。 この上に、前輪を上げて、エンジン下に潜れるようにします。 ジャッキは、勧めません。 結構、力を入れる作業をするので、外れた時が、怖いからです。
内側に置いている、ハーフ・ブロック2個は、車を上げた後に取り出して、後輪の後ろに置き、輪止めにします。 ダンボールを敷いてから、下に潜ります。
≪写真2≫
作業の邪魔になるので、エア・クリーナーと、バキューム・ホースを外しました。 このくらいの分解なら、誰でもできますが、慣れるまでは、ビフォー写真を撮っておいた方がいいです。
≪写真3左≫
中央に、白っぽく見えるのが、ジェネレーター。 つまり、発電機です。 この車の場合、オルタネーター。 その上の黒っぽい部品が、ベルト・アジャスター。 ベルトも見えています。
アジャスターのボルトを緩め、ジェネレーターを押しながら、締め直せば、ベルトがピンと張るわけです。
≪写真3右≫
エンジンの下から撮っているので、ひどい写りなのは、御容赦あれ。 白っぽいのが、ジェネレーター。 中央が、下側ボルトで、14ミリ・レンチで回します。 下側ボルトは、アジャスターの軸になります。
まず、下側ボルトを緩めてから、上側ボルトを緩め、ジェネレーターを押して、上側ボルトを締め直し、最後に、下側ボルトを締め直します。 理屈上は、単純な作業ですが、エンジン・ルーム内が狭いので、レンチを動かせるゆとりが、ほんの少ししかなく、四苦八苦する事になりました。
≪写真4≫
使った工具。 左から、
・ スパナを叩いて回すのに使った、金槌。
・ ジェネレーターを押すのに使った、タイヤ・レバー。
・ 上側ボルトを回すのに使った、12-10ミリのメガネ・レンチ、2本。
・ 上側ボルトを回すのに使った、12ミリのコンビネーション・レンチ。
・ エア・クリーナーを外すのに使った、差し替えドライバー。
・ 下側ボルトを回すのに使った、14ミリのコンビネーション・レンチ。
上側ボルトは、12-10ミリのメガネ・レンチ、2本を交互に使って、少しずつ回しました。 全く同じ物ではなく、噛む所が、微妙に、ズレているので、そういう使い方ができるのです。 ちなみに、父の遺品。 理由もなしに、2本あったわけではないわけだ。
キュルキュル音は、ベルトの張りを強くすれば、大抵、収まります。 そのまま乗っている人も多いと思いますが、ディーラーに言えば、日帰りで、直してくれると思います。 自分でやる場合、ネット情報などで、同じ車種を、よくよく調べてからの方がいいです。
ベルトが伸びきっている場合は、交換する事になりますが、それも、さほど、難易度が高い作業ではないです。 張り調整ができるのなら、交換もできるはず。 ベルトは、アマゾンなどで、売っています。 車の年式から適合部品を調べるには、モノタロウで、検索ができます。
【前ワイパー・アーム塗装】
車の、前側ワイパー・アームに、錆が出ているのを発見し、9月8日に、塗装しました。 ビフォー写真を撮ったのですが、黒地に錆色では、大変、見分けづらくて、見せても分かりそうにないので、出しません。
≪写真1≫
ワイパーを上げて、新聞紙を敷き、四隅をマスキング・テープで留めました。
≪写真2≫
ブレードを外しました。 ブレードは、工具なしでも、ツマミを押しながら、アームの根元側にズラせば、外せます。 今の車は、どうなっているか知りませんが。 ちなみに、もっと昔の車では、ボルト2本で締めていました。
≪写真3左≫
「アサヒペン 水性スーパーコート ツヤ消し黒」。 2016年8月に、アマゾンで、500円くらいで買った塗料。 最初に、ワイパー・アームを塗ったのも、これでした。 水性なので、水で薄められる上に、筆も水で洗えて、使い易いです。
筆は、水性画用の絵筆。 100円ショップで、太さの違う数本がセットになったものを買っておけば、たぶん、一生分、もちます。
≪写真3右≫
アームを、下げた状態で乾かします。 新聞紙を折り畳んで、ガラスに傷がつかないようにしています。 上げた状態で乾かすと、風や鳥などが原因で、パン!と倒れて、ガラスを割ってしまう恐れがなきにしもあらず。
≪写真4≫
約、一日半、乾かして、翌9日の夕方、ブレードを付けて、完成。 ビフォーもアフターも、色が黒では、写真に撮っても、分かりませんな。 とにかく、錆は見えなくなりました。
今回は、ここまで。
車検がある年は、その前の確認で、あちこち、不具合を発見するせいで、やる事が多くなります。 クーラント液なんて、自動車工場に勤めていた時、同じ班内に、入れている工程があって、存在は知り過ぎるほど知っていたんですが、すっかり忘れていて、今回、初めて、見てみた次第。
1997年製で、今年で、27年目。 私の所に来てからも、8年経っており、長もちさせている車ですが、やはり、少しずつ、あちこち、壊れて行くんですなあ。 機械というのは、そういうものなのでしょう。
【ウォッシャー液・クーラント液の補充】
2024年7月14日。 車の液物を補充しました。
≪写真上左≫
カーマで買って来た、Dcmブランドの、ウォッシャー液、2リットル。 217円。 気温が、-6℃までなら、そのまま。 -2℃までなら、水で、2倍に希釈するとの事。
≪写真上右≫
車のエンジン・フードを開け、ウォッシャー液の注入口に、ヨーグルトの台紙で作った漏斗を挿し、塗装面にかからないように、タオルで養生してから、注ぎました。 入れ過ぎて、溢れてしまい、慌てて、タオルとティッシュで拭き取りました。
≪写真下左≫
Dcmブランドの、クーラント液(緑)。 2リットル。 822円。 車が古いから、「スーパー・クーラント」ではない、ただの、「クーラント」です。 -40℃まで凍らないとの事。 希釈不要の、ストレート・タイプ。
≪写真下右≫
入れ方は、ウォッシャー液と同じですが、こちらは、リザーバー・タンクに、上限線があるので、そこまで入れました。 交換ではなく、補充だけの場合、タンクに足すだけで、他の作業は要りません。
私の場合、通勤ではないので、ウォッシャーは、全く使いません。 出かける前に、ガラスを拭くから、必要ないのです。 全く減っていないのかも知れませんが、タンクが直接見えないから、とりあえず、足しておいた次第。
クーラント液は、ラジエーターの冷却液ですが、そんな物がある事を、すっかり忘れていて、これまで、リザーバー・タンクの様子を見た事がありませんでした。 車検前に、下限線スレスレになっているのに気づいて、青くなった次第。 ディーラーには伝えておいたのですが、車検は、そのままで通りました。
【ジェネレーター・ベルトの張り調整】
2024年7月24日。 車のジェネレーター・ベルトの張り調整をしました。 エアコンをかけると、キュルキュル音がするようになってしまったので、やむなく。 前回やったのは、2017年の7月だから、3年ぶりです。
≪写真1≫
庭用の緑色パネル12枚と、コンクリート・ブロック4個、ハーフ4個で作った、カー・ステップ。 この上に、前輪を上げて、エンジン下に潜れるようにします。 ジャッキは、勧めません。 結構、力を入れる作業をするので、外れた時が、怖いからです。
内側に置いている、ハーフ・ブロック2個は、車を上げた後に取り出して、後輪の後ろに置き、輪止めにします。 ダンボールを敷いてから、下に潜ります。
≪写真2≫
作業の邪魔になるので、エア・クリーナーと、バキューム・ホースを外しました。 このくらいの分解なら、誰でもできますが、慣れるまでは、ビフォー写真を撮っておいた方がいいです。
≪写真3左≫
中央に、白っぽく見えるのが、ジェネレーター。 つまり、発電機です。 この車の場合、オルタネーター。 その上の黒っぽい部品が、ベルト・アジャスター。 ベルトも見えています。
アジャスターのボルトを緩め、ジェネレーターを押しながら、締め直せば、ベルトがピンと張るわけです。
≪写真3右≫
エンジンの下から撮っているので、ひどい写りなのは、御容赦あれ。 白っぽいのが、ジェネレーター。 中央が、下側ボルトで、14ミリ・レンチで回します。 下側ボルトは、アジャスターの軸になります。
まず、下側ボルトを緩めてから、上側ボルトを緩め、ジェネレーターを押して、上側ボルトを締め直し、最後に、下側ボルトを締め直します。 理屈上は、単純な作業ですが、エンジン・ルーム内が狭いので、レンチを動かせるゆとりが、ほんの少ししかなく、四苦八苦する事になりました。
≪写真4≫
使った工具。 左から、
・ スパナを叩いて回すのに使った、金槌。
・ ジェネレーターを押すのに使った、タイヤ・レバー。
・ 上側ボルトを回すのに使った、12-10ミリのメガネ・レンチ、2本。
・ 上側ボルトを回すのに使った、12ミリのコンビネーション・レンチ。
・ エア・クリーナーを外すのに使った、差し替えドライバー。
・ 下側ボルトを回すのに使った、14ミリのコンビネーション・レンチ。
上側ボルトは、12-10ミリのメガネ・レンチ、2本を交互に使って、少しずつ回しました。 全く同じ物ではなく、噛む所が、微妙に、ズレているので、そういう使い方ができるのです。 ちなみに、父の遺品。 理由もなしに、2本あったわけではないわけだ。
キュルキュル音は、ベルトの張りを強くすれば、大抵、収まります。 そのまま乗っている人も多いと思いますが、ディーラーに言えば、日帰りで、直してくれると思います。 自分でやる場合、ネット情報などで、同じ車種を、よくよく調べてからの方がいいです。
ベルトが伸びきっている場合は、交換する事になりますが、それも、さほど、難易度が高い作業ではないです。 張り調整ができるのなら、交換もできるはず。 ベルトは、アマゾンなどで、売っています。 車の年式から適合部品を調べるには、モノタロウで、検索ができます。
【前ワイパー・アーム塗装】
車の、前側ワイパー・アームに、錆が出ているのを発見し、9月8日に、塗装しました。 ビフォー写真を撮ったのですが、黒地に錆色では、大変、見分けづらくて、見せても分かりそうにないので、出しません。
≪写真1≫
ワイパーを上げて、新聞紙を敷き、四隅をマスキング・テープで留めました。
≪写真2≫
ブレードを外しました。 ブレードは、工具なしでも、ツマミを押しながら、アームの根元側にズラせば、外せます。 今の車は、どうなっているか知りませんが。 ちなみに、もっと昔の車では、ボルト2本で締めていました。
≪写真3左≫
「アサヒペン 水性スーパーコート ツヤ消し黒」。 2016年8月に、アマゾンで、500円くらいで買った塗料。 最初に、ワイパー・アームを塗ったのも、これでした。 水性なので、水で薄められる上に、筆も水で洗えて、使い易いです。
筆は、水性画用の絵筆。 100円ショップで、太さの違う数本がセットになったものを買っておけば、たぶん、一生分、もちます。
≪写真3右≫
アームを、下げた状態で乾かします。 新聞紙を折り畳んで、ガラスに傷がつかないようにしています。 上げた状態で乾かすと、風や鳥などが原因で、パン!と倒れて、ガラスを割ってしまう恐れがなきにしもあらず。
≪写真4≫
約、一日半、乾かして、翌9日の夕方、ブレードを付けて、完成。 ビフォーもアフターも、色が黒では、写真に撮っても、分かりませんな。 とにかく、錆は見えなくなりました。
今回は、ここまで。
車検がある年は、その前の確認で、あちこち、不具合を発見するせいで、やる事が多くなります。 クーラント液なんて、自動車工場に勤めていた時、同じ班内に、入れている工程があって、存在は知り過ぎるほど知っていたんですが、すっかり忘れていて、今回、初めて、見てみた次第。
1997年製で、今年で、27年目。 私の所に来てからも、8年経っており、長もちさせている車ですが、やはり、少しずつ、あちこち、壊れて行くんですなあ。 機械というのは、そういうものなのでしょう。
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