2024/10/13

セルボ・モード補修 (37)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 今回、記事5件出して、終わりにする予定だったのですが、その後、もう1件、追加されたので、6件になりました。 そこで、今月3件、来月3件に分ける事にします。





【5月の手入れ】

  2024年5月12日。 車の手入れをしました。

≪写真上≫
  正面から見た様子。 手入れの内訳は、

・ ワックスがけ。
・ ヘッド・ライトにコンパウンド。
・ タイヤ空気圧の確認と追加。
・ 排気口の清掃

  塗装の劣化は、じわじわ進んでおり、少しでも遅らせようと、年に2回、ワックスをかけています。 昨今、車にワックスをかけている人を、あまり見かけませんが、新車でも旧車でも、ただのボロでも、かけないよりは、かけた方が、マシです。 ただ、露天で置いてある場合、しょっちゅう、かけていなければならないので、手間が大変。

  ヘッド・ライトのコンパウンドがけも、半年に一度ですが、この写真程度になるなら、まずまずでしょうか。 黄色くなったヘッド・ライトほど、車を情けなく見せる要素はないです。

≪写真中≫
  左から、割と最近、アマゾンで買った、ホルツのコンパウンド。 ボディーの筋が付いた部分にかけてみましたが、効果ありませんでした。 コンパウンドのせいではなく、筋を消すほど、深く削れなかったのでしょう。

  中央は、父が、トヨタのディーラーからもらった、半ネリ・ワックス。 ボディー全体にかけています。

  右は、2016年に、車を中古で買った直後、ホーム・センター買った、ソフト99のコンパウンド。 もう、残り僅かです。 ヘッド・ライト磨きに使いました。

≪写真下左≫
  タイヤの空気圧を、ゲージで測ったところ、軒並み、1.7(kgf/cm2)くらいでした。 規定値は、1.8なので、空気入れで足しておきました。 何度も書いている事ですが、自転車用の空気入れでも、口金さえ、米式に対応していれば、車のタイヤに空気を入れられます。 ガソリン・スタンドのエア・コンプレッサーでなければ入れられない、などという事はありません。

≪写真下右≫
  排気口の汚れは、ティッシュで、簡単に拭きとれます。 これは、アフター写真。 半年に一回やっていますが、一ヵ月に一回くらいやった方が、綺麗な状態を保てるかも。




【車検前準備】

  7月7日から、10日にかけて、車検前の準備を行ないました。

≪写真1左≫
  まず最初にやったのが、後席の足元を埋めていた、ダンボール・セットを外す事でした。 冷暖房が効き易いように、前席背凭れの後ろに空気のダムを作ってあったのです。 外したダンボールは、プレハブ離屋へ運びました。

≪写真1右≫
  普段は、期限切れの発炎筒を積んでいるのですが、車検の時に、整備工場で、新しい物に交換されてしまう恐れがあるので、乾電池式の、非常信号灯に換えます。 2018年の、最初の車検の時に買ったもの。 乾電池は、元から付いていたものですが、まだ、使えます。 使わない間、中から出して、ティッシュかラップに包んで、しまっておくと、放電し難いです。

≪写真2左≫
  10日に、半日かけて、最終準備をしました。 ホイール・カバーは、車検に必要ない、というか、邪魔なので、外します。 プレハブ離屋に保管。

  穴が開いているタイプの場合、丈夫な紐を針金に結び、ホイール・カバーの、上の方の穴に通して、引っ張ると、割と簡単に外れます。 「マイナス・ドライバーか、タイヤ・レンチの平たくなった部分を、ホイール・カバーの端に突っ込む」という方法は、勧めません。 どんなに慎重にやっても、ホイール・カバーに傷がつきますし、弱くなっていると、割れてしまうからです。

≪写真2右≫
  ホイール・カバーを外した、鉄ホイール。 昨今、黒っぽいアルミ・ホイールが増えたので、黒の鉄ホイールで乗っていても、違和感を覚えなくなりました。 車検の時には、毎回、ホイール・カバーを外して行くから、中古車ディーラーの人は、私が普段から、この状態で乗っているものだと思っているかもしれません。

≪写真3左≫
  タイヤの空気圧を、エア・ゲージで見たところ、右後輪だけ、180 kPaを割っていたので、空気入れで、足しました。 他の3輪は、185くらいで、適正。 5月にもやったから、そんなものでしょう。

  一番下のは、トルク・レンチ。 ハブ・ナットにかけます。 締め付けトルクは、80 N.m。 この工具の出番は、2年に一回、車検の前だけで、しまってある時には、張りを緩めてあります。

≪写真3右≫
  必要書類。

・ 自動車検査証(車検証)
・ 自賠責保険証明書
・ 軽自動車税納税証明書

  自賠責保険証明書と、納税証明書は、車検が終われば、戻されます。 車検証は、新しい物に換えられてしまうので、コピーを取るか、写真を撮るかしておかないと、二度と見られなくなります。

≪写真4左≫
  エアコンの、漏れ修理剤と、ガスを追加しました。 すぐに抜けてしまう恐れが濃厚ですが、車検の間だけでも、効いてくれれば、中古車ディーラーの人に、暑い思いをさせないで済むだろう、という配慮から入れました。 梅雨時の雨天に、窓も開けられずに、車を運転するのは、不快の極みですからのう。 配慮はいいけれど、お金がかかるのが、玉に瑕。

≪写真4右≫
  ガス注入中の写真。 何度やっても、不安な作業です。 順序的には、先に、漏れ修理剤、その後、ガスになります。 冷たさを感じなくなるまで、缶を振るのですが、「漏れ修理剤は、下向きにして振り、ガスは、上向きにして振る」と、ネット情報で読んだので、その通りにしています。

  古い車だから、素人でも、追加作業が許されているのですが、新しい車だと、ガスが異なるので、駄目かも知れません。 もっとも、新しい車は、エアコンが効かなくなる事はないですから、こんな作業そのものが、不要ですけど。


  10日の内に、灯火類の確認を忘れ、引き渡し当日の、11日の朝に、母に見てもらって、リヤ・コンを確認。 前側は、自分で確認しました。




【車検 2024年7月】

  2024年7月11日。 車を車検に持って行きました。 2016年に買ったから、8年経った事になります。 車検に持って行くのは、2018、2020、2022に続き、これで、4回目。 6月下旬に、中古車ディーラーに電話して、引き渡し日が、7月8日に決まったんですが、その後、向こうから電話があり、11日に変更になったもの。

  当日は、朝食後すぐ、7時半に家を出たのですが、雨は降っていなかったにも拘らず、思いの外、道路が混んでいて、8時半の約束に、5分くらい遅れました。 平謝りです。

≪写真1左≫
  行ってみると、かつて、コンテナの店舗があり、前回は、屋根付の車置き場になっていた所が、更地に戻されて、草が生い茂っていました。 店長さんの話によると、大水が出た時に、2メートルも水没する恐れがあると指摘され、借りていた土地を返してしまったのだそうです。

  店舗は、近くに引っ越したというので、店長の車に先導されて、そちらへ向かいました。 車で、1分もかからない場所でした。

≪写真1右≫
  車を引き渡し、私は、徒歩で、バス停がある幹線道路へ向かいました。 ここで、20分、待ちました。 近くに神社があっので、そこを見たりして、時間を潰しました。 バスは、数分、遅れて到着。 乗客は、私以外に、5・6人いました。

  乗ったはいいけれど、機械が壊れていたようで、整理券が出ません。 途中の停留所で、運転手さんに、「○○から乗ったんですが、いくらになりますか?」と訊くと、機械の故障で仕方ないから、最低料金の、180円でいいと言われました。 否やはないので、仰せに従い、600円くらいするところを、180円で下りました。 得をしたわけですが、何だか、申しわけないですな。

  沼津市街地の南の方のバス停で下りて、永代橋を渡りました。 そこから、また、バスに乗るつもりでいたのですが、橋を渡ってしまうと、家まで歩ける距離なので、結局、歩いて帰って来てしまいました。 バス停から、30分くらいで、到着。

≪写真2≫
  車がない状態の、車置き場。 車で出かけている時には、この状態になっているわけですが、その場合、私は車に乗っているわけだから、見た事がありません。 車検の時だけ、この状態を見れます。 ついでなので、隅々まで、掃除。

  車を持っていた日の夜に、車検が終わったという電話がありました。 早い。 通常、3・4日、かかるのですがねえ。 引き取り日時は、翌日の朝9時に決まりました。

≪写真3左≫
  翌12日は、朝から、雨。 7時半に、傘をさして、徒歩で出かけました。 途中、便意。 よくあるパターンです。 コンビニでトイレを借り、事なきを得ました。

  この写真は、沼津市街地の南にある、バス停です。 ここで、30分以上待ちました。 雨天の市街地なので、道が混んで、バスが遅れに遅れたのです。 乗った時点で、時刻表より、20分も遅れていました。

≪写真3右≫
  バスの車内。 3分の1くらい行った所で、私以外の乗客は、みんな、下りてしまいました。 駅からの通勤客だったのかも知れません。 私だけ、西の方へ。 料金は、670円でした。 つまり、11日の帰りは、490円、得をした事になります。 ほんとに、申しわけない。

≪写真4左≫
  店長さんが、バス停のすぐ前まで、車を持って来ていてくれていました。 二日連続で遅れてしまったので、平謝りです。 車検代金と、手土産の箱菓子を渡し、領収書を受け取りました。 店長さんを、助手席に乗せて、店舗まで送りました。

  この写真は、帰る途中で撮った車内。 車検に出す前日に、漏れ修理剤とガスを入れたエアコンは、まだ、効いていました。 雨で、窓を開けられないから、エアコンが効かなければ、地獄だったでしょう。

≪写真4右≫
  翌13日に撮った写真。 前ガラスの、車検ステッカー。 前回までは、上端の中央に貼られていましたが、今回は、右端に変わっていました。 別に、視界上の問題はなし。 数字は、車検の期限が、令和8年の7月まで、という意味です。

≪写真5≫
  13日に、書類入れ、取説、時計など、下ろしてあった物を戻し、ホイール・カバーも着け直しました。


  これで、あと、2年は乗れる事になります。 今回の費用は、6万5千円でした。 車検費用は、母もちです。 私は、それ以外の、任意保険代、税金、ガソリン代を受け持っていて、ほぼ、折半になっている次第。 年間維持費は、6万円から、7万円の間です。


  追記ですが、エアコンのガスは、その後、20日くらいで抜けてしまいました。 予想していた事とはいえ、結構な金額を費やしたにしては、抜けるのが早過ぎ。 特に、4000円もする漏れ修理剤は、もう、使わない事にします。




  今回は、ここまで。

  今回の車検は、大過なく、乗り越えられました。 前回、2022年の時には、引き渡しに行った帰りに、徒歩で家まで歩いて、両足の親指の爪を剥がしてしまい、生えかわるまで、10ヵ月もかかりました。

  車に載せられる、軽くて小さい折自があれば、それが一番いいんですが、どんなに安くても、1万円以下という事はなく、それなら、バス代を払った方が、遥かに安く上がるのです。 私の運転寿命の残りから考えて、車検は、あと、せいぜい、5回くらい。 折自に1万円も使ってしまったら、とても、元が取れません。

  20インチの折自なら、もっているんですが、あれでは、重くてねえ。 単に重いだけでなく、折りたたんだ状態の形が複雑で、車に載せると、内装にキズを付けてしまいます。 車載に特化した折自が、なぜ作られないのか、不思議でなりません。 もっとも、存在したとしても、高いのでは、買えませんが。