EN125-2Aでプチ・ツーリング (70)

【伊豆の国市南江間・正蓮寺】
2025年6月2日。 伊豆の国市・南江間にある、「正蓮寺」へ行って来ました。 都市地図に名前が載っていた所。 お寺の山門巡りの一環です。 南江間の中心地、「豆塚神社」の交差点から、西へ向かうと、すぐの所にあります。 お寺は、大抵、案内看板が出ているので、近くまで行きさえすれば、辿り着くのは、難しくありません。
≪写真1≫
幹線道路から、少し奥まった所にあり、お寺に続く道を入って行くと、なんと、目当ての山門は、ありませんでした。 昔はあったのを撤去してしまったのか、それとも、他から移転して来て、その時に、山門を造らなかったのか、不詳。 境内の入口には、左右に大きな石が置かれていました。
≪写真2≫
本堂。 鉄筋コンクリート造り。 風情はないですが、こういう建物は、冷暖房が効くので、檀家さんは、利用し易いはず。 名前が、「正蓮寺」だけあって、蓮を植えた大きな鉢が、ズラリと並んでいます。
≪写真3左≫
境内に置いてあった、移動式の庇。 入れ子式に、三台が重ねられています。 天面に張ってあるのは、葦簀でして、雨除けというよりは、日除けなんでしょうな。 何に使うのか、不詳。 しかし、入れ子式なのは、巧く出来ています。
≪写真3右≫
庭で咲いていた、額紫陽花。 紫陽花は、種類を問わず、お寺に、良く似合う。
≪写真4左≫
幹線道路沿いに建っていた、標柱。 「真宗大谷派 東本願寺末 法榮山 正蓮寺」。 新しいですな。 1988年発行の、うちにある都市地図に載っているという事は、その頃すでに、このお寺は、この場所にあったわけですが、他から移転して来たのではなく、割と近年に、建物も含めて、整備し直したのかも知れません。
≪写真4中≫
門柱石の下におかれていた、蓮の鉢と、竹で作られた、ロード・コーン。 パッと見、何かのオブジェかと思いましたが、台座がロード・コーンのそれでして、用途が分かった次第。 洒落ています。
≪写真4右≫
お寺で、バイクの写真を撮り忘れたので、家に戻ってから撮った、メーターの写真を出します。
トリップ・メーターは、0合わせはしておらず、出かける前と、帰って来た後に撮影し、数字を引き算して、走行距離を出しています。 この日は、往復、18キロでした。 数年前までなら、自転車で行ったような近場ですが、体力が落ちた今の私では、バイクで、ちょうどいいです。
【伊豆の国市北江間・宝積寺】
2025年6月9日。 伊豆の国市・北江間にある、「宝積寺」へ行って来ました。 ネットで調べた所。 北江間は、結構、広い地区なんですが、お寺は、ここだけのようです。 読み方は、たぶん、「ほうしゃくじ」。
≪写真1≫
山門。 新しいです。 門だけでなく、塀もあり、そちらも、新しいです。 標柱には、「臨済宗 宝積寺」とだけ、彫ってあります。
≪写真2≫
本堂。 新しいです。 推定ですが、山門や塀も含めて、過去30年以内に、建て替えたのではないでしょうか。 お金、かかったろうなあ。 つくづく、宗教は、強い。 本堂正面の額には、「北江山」とあります。 分かり易い山号ですな。
建物だけでなく、境内も、驚くほど綺麗に維持されています。
≪写真3≫
境内の石仏・石塔群。 細かくは見て来ませんでした。 屋根のある石仏の前に、石燈篭が左右二基あるのは、何となく、神社っぽいですが、私のお寺を観察する目が肥えていないだけで、これが普通なのかも。
≪写真4左≫
境内にあった、石の水鉢。 雨水頼りか、行事の時には、綺麗な水を入れるのか。 ところで、この石って、柱状節理ですよね。 地質学的に、洒落ている。
≪写真4右≫
額紫陽花の品種。 花が八重で、形も変わっています。 つくづく、お寺に、紫陽花は、良く似合う。
≪写真5≫
山門の向かいの、駐車場らしき場所に停めた、EN125-2A・鋭爽。 北江間は、自転車でも来れる近場ですが、エンジンを暖め、バッテリーに充電するには、充分な距離があります。 バッテリーの端子を、結束バンドで締め付けて以降、問題なく、エンジンがかかっています。
【伊豆の国市南江間・東漸寺】
2025年6月17日。 伊豆の国市・南江間にある、「東漸寺」に行って来ました。 都市地図に載っていた所。 大体の場所だけ頭に入れて行ったのですが、なかなか見つけられず、近所をうろついて、漸く辿り着きました。 南江間は、そんなに広い地区ではないから、その内、見つかるだろうと思ってはいましたが。
≪写真1左≫
山門を正面から。 木に覆われていて、ほとんど、見えません。 しかし、この木陰のお陰で、風情のある雰囲気になっています。
≪写真1右≫
門前に並んだ、石地蔵。 普通は、6体ですが、こには、立像7体、坐像1体の、計8体がありました。 他の場所にあったのを、引き取ったのかも知れません。
≪写真2≫
山門。 ほら、いい雰囲気でしょう? 夏場、徒歩で、お寺に参った人は、ここまで来て、深い木陰の涼しさに、ほっと一息ついているに違いない。
門柱の表札には、「臨済宗 建長寺派 東漸寺」とあります。 山号は、分かりません。
≪写真3≫
本堂。 新しいです。 造りがカチッとしているところを見ると、鉄筋コンクリートなのかも知れません。 それなら、冷暖房が利くから、利用者は、快適でしょう。 三角が三つの紋は、北条氏のもの。 南江間は、鎌倉北条氏、第二代執権だった、北条義時の領地だったので、このお寺も、義時ゆかりか、北条氏ゆかりなのだと思います。
≪写真4左≫
境内にあった、仏像。 インド風の造形からして、そんなに古い物ではありますまい。 石の色も変わっています。
≪写真4右≫
山門を覆う木陰の中に停めた、EN125-2A・鋭爽。 バイクも、炎天では、涼しい日陰に停めてもらった方が、快適に違いない。
この日は、ここに来る前に、スタンドで、給油しました。 千円分入れて、 5.95リットル。 リッター当たり、168円。 補助金で、安くなっていました。
【伊豆の国市北江間・伊豆中央道料金所付近】
2025年6月22日。 伊豆の国市・北江間の、「伊豆中央道料金所付近」へ行って来ました。 当初の目的地は、南江間の、「北条寺」だったのですが、なんと、「山門不幸」の札が立っていました。 遠景の写真を撮るのも憚られ、境内にいる人達から何も言われない内に、門前で引き返しました。
目的地がなくなり、北江間の田園地帯をうろついた挙句、伊豆中央道の料金所付近で停まり、周囲の風景を撮って、帰って来ました。 なに、バイクのバッテリーが死なない程度の距離を走って来れれば、それで、いいのです。
≪写真1≫
田んぼ道の脇に停めた、EN125-2A・鋭爽。 田園風景に、スポーツ・バイクは、よく似合います。
背景に見えるのが、伊豆中央道の料金所。 遥か昔、20代前半に、その頃乗っていた、ダイハツ・初代ミラで、何度か通った事がありますが、それ以降、全く走っていません。
遠くの山は、大嵐山(日守山)か、茶臼山。 大嵐山には、何度も、茶臼山にも、一回は登っています。
≪写真2≫
南側を見ました。 北江間は、広い。 遠くの、一番高い山は、大男山だと思います。 何年か前に、登った事があります。
≪写真3≫
田んぼの中に、御玉杓子がいました。 こういう景色は、子供の頃と変わらんなあ。
≪写真4左≫
6月2日に行った、南江間の、「正蓮寺」ですが、前を通ってみたら、蓮の花が咲いていました。 これは、オーソドックスな、赤。
≪写真4右≫
こちらは、白。 花弁にも、蕊にも、人工物のような趣きがあります。 この世離れしている。
【伊豆の国市南江間・陸軍輜重兵鴨下浅次郎の墓】
2025年6月29日。 伊豆の国市・南江間にある、「陸軍輜重兵鴨下浅次郎の墓」へ行って来ました。 ネット地図に出ていた所。 伊豆中央道、江間ICの近くにあります。
≪写真1左≫
道路から見た墓石。 背が高く、上に十字架が載っており、すぐに、それと分かりました。
≪写真1右≫
敷地内で、逆側から見上げました。 周囲の木が邪魔で、距離が取れません。 逆光だし。 背後に見える土手や跨道橋は、伊豆中央道のもの。
≪写真2左≫
逆光、御免。 水平の横棒二本の下に、斜めの棒が一本。 ロシア正教など、スラブ系の正教会で使われる、「八端十字架」です。 墓の主が、どの宗派の信者だったかは、不明。
現地には、現代文の解説板は、ありませんでした。 石塔の、両側面と背面に、文字がビッシリ彫ってあったものの、漢文なので、読むのを断念。 帰ってから、ネットで検索してみましたが、引っ掛かりませんでした。 というわけで、「陸軍輜重兵・鴨下浅次郎」さんが、何をやった人なのか、未だに分からない次第。
≪写真2右≫
前の道路の路肩に停めた、EN125-2A・鋭爽。 メッキが剥がれて、交換したミラーですが、家に置いている間は、布のカバーをかけているので、それ以降は、綺麗なままです。
≪写真3≫
墓の近くというわけではありませんが、帰りに見かけた、ノウゼンカズラの花。 この時期、オレンジ色で、ドカッとたくさん咲いていると、大抵、ノウゼンカズラです。 ノウゼンカズラ科。
漢字で書くと、「凌霄花」だそうですが、とても、読めませんな。 「カズラ」は、「葛」だと思いますが、「ノウゼン」て、何なんでしょうねえ? わざわざ調べるほど、興味がありませんが。
≪写真4左≫
路傍で咲いていた花。 近づいてみたら、カンナでした。 まだ小さい株ですが、もう、花が咲くんですな。 大きくなると、人間の背丈を超えます。 カンナ科。
≪写真4右≫
アガパンサスの群落。 この時期、あちこちで見かけますが、ここの群落は、大きかったです。 ユリ科。
今回は、ここまで。 現伊豆の国市の内、旧伊豆長岡町を目的地にしたのですが、今回は、その中でも、江間地区に絞りました。 理由は、ガソリンが高いので、長い距離を走りたくなかったというのが、第一。 江間地区は、伊豆の国市の北端に位置しているから、比較的、うちから近いのです。
北条寺が、山門不幸だったのは、想定外でした。 以前、折自で行った事があるのですが、そもそも、神社と違って、住んでいる人がいるお寺ですし、その上、有名な場所なので、敷居が高いと思った記憶があります。
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