去り行く自転車ブーム
どうも、世の中を観察すると、長きに及んだ、「自転車ブーム」は、去りつつあるように見えます。 自転車を取り上げるテレビ番組が減った事が、一番の証拠です。 盛りの頃は、特に自転車番組を探さなくても、ガチャ見しているだけで、引っかかったものですが、今では、NHKのBSに、ちらほら残るだけになってしまいました。
「自転車ブーム」と言っても、厳密に言うと、「スポーツ自転車ブーム」だったんですな。 小径車と折り畳み自転車は含みません。 量的に言うと、中心になったのは、クロスバイクで、その一部が、ロードまで手を出したわけですが、ロード乗りの実数は、ロード乗り達が思っているほど、多くはないと思います。 ブームの前に比べると、何倍かに増えたのは確実ですが、元が少ないので、何倍かしても、知れているという計算です。 というわけで、以下、主に、ロードを対象にして、書きます。
何と言っても、ブームの影響で乗り始めた人が多いので、ブームが去ると、乗り続けるのは厳しいです。 クロスなら、普段着で乗れるから、まだ、さりげなく、乗り続ける事ができますが、ロードは、なーまら、きついっしょ。 生来、真面目な性格であるが故に、「極力、正統派で行こう」と志して、ヘルメットから、ウエア、シューズ、グローブと、一通り揃え、とても、一般人とは思えない、超ど派手な出で立ちで、ロードに乗っていた人達が、ブームが去った今、姿見に我が身を写して、「この格好を、如何にせん?」と、日々煩悶しているのは、容易に想像できるところです。
中高年よりも、むしろ、若い人間の方が、世の中の変化に敏感なだけに、自分が陥ってしまった、「ズレ」に耐えられないのではありますまいか? 歳を取ると、その点、面の皮が厚くなって、ブームに関係なく、「一度始めたからには、我が道を行く」で、押し通してしまう傾向が強くなります。 そして、そういうのを若者の目から見ると、頗る、みっともないんだわ。 目を背けたくなるんだわ。
「いやいや、そんな事はない! むしろ、ロードは、これから、着実に、増えて行くんだよ!」
そう思いたい気持ちはわかります。 大枚注ぎ込んでしまった人なら、尚の事、自分が、ブームに振り回された事を認めたくないでしょう。 だけど、それは、心理学で言うところの、「認知的不協和」への反応に過ぎません。 「自分は流行の最先端にいて、世間の注目を浴びているはずだ」という願望と、「ブームは、すでに終わりつつある」という認識の間にあるギャップを、脳が埋めようとして、無意識に、「ブームは、まだ続いている」という、虚偽の認識を作り上げてしまっているのです。
私の経験から言わせて貰いますと、実用性がない物が、一時期に、爆発的に売れると、それは、必ず、ブームなのであって、実用性がないが故に、流用が利かず、ブームが去った途端に、潮が引くように消えて行きます。
オートバイの世界で、1980年代に、「レーサー・レプリカ・ブーム」というのがありました。 サーキットで、レースに使うバイクを、公道仕様にして、そのまま売り出したような、フル・カウル、ど派手カラーリングのバイクです。 当時は、まあ、猫も杓子も、そんなのに乗ってましたよ。 もちろん、乗り手の大半は、レースなんかしやしません。 せいぜい、峠を攻める程度なので、完全にオーバー・スペックなのですが、当人は、「カッコをつけたい」という意識だけではなく、「どうせ乗るなら、最高性能の物を」というつもりで、買っていたわけです。 なんだか、そっくりでしょう、ロードに乗り始める人の心理に。
で、その後、レーサー・レプリカがどうなったかと言いますと、バブルが弾けた辺りから、スポーツ・バイク自体が売れなくなりまして、レーサー・レプリカなんて、前傾姿勢がきつ過ぎて乗り難いわ、荷台が付けられなくて実用性は全くないわ、ど派手で恥ずかしいわで、よーく嫌われてしまい、いの一番に、姿を消して行きました。 一部のメーカーは、律儀に、モデルを残していたんですが、買う人がいないんじゃ、話になりませんわな。
ちなみに、最近、フル・カウルのスポーツ・バイクが人気になっていますが、あれは、レーサー・レプリカではなくて、ツアラーと呼ばれるカテゴリーのバイクを、フル・カウル化したもので、ハンドルが高く、ずっと乗り易いです。 だけど、フル・カウルは、空力のメリットより、整備性が悪いデメリットの方が勝ってしまっているので、結局、ブームに過ぎず、やはり、その内、萎むと思います。
かくのごとく、ブームになる物の特徴は、実用性がないところなのですが、逆に考えれば、実用性とは全く違った特徴が評価されるから、ブームが起こるのだとも言えます。 昨今、スポ自以上に、急激に普及したというと、電動アシスト自転車がありますが、それに関しては、どんなに売れても、ブームとは言いませんでした。 なぜかと問えば、答えは簡単、電動アシスト自転車は、もろ、ど真ん中直球の、「実用品」だからです。
「ロードが、本当に好き」という人達は、ブームに関係なく、以前から乗っていたし、ブームが去った後も乗り続けるわけですが、それは、ごくごく少数派です。 そういう人達は、むしろ、ブームが去れば、清々すると思います。 かつて、ロードに乗っていたのは、プロや、大学の自転車部員のような、ごく一部の人達で、車道を車に伍して走っている姿を見ると、「いやあ、この人、凄いなあ」と、敬意を抱いたものです。 こちらが、車やバイクを運転している時には、ロードの人に恐怖感を与えないように、気遣ったものでした。 たまーにしか見ないから、そういう、ゆとりある対応ができたんですな。
ところが、スポ自ブームで、一般人のロード乗りが、どっと増えた結果、そんな気遣いは、消し飛んでしまいました。 数が増えただけで、こんな変わるものか。 正直に言わせて貰うと、ただただ、邪魔。 特に、何台か連なって走られると、片側一車線の道路では、抜くに抜けず、迷惑千万。 「頼むから、分散して走ってくれ」と、泣きたい気分になります。
一番、頭に来るのは、苦労して、ようやく抜いた後、信号で停まると、また、ロードの一団が、前に行くのです。 車が延々と渋滞している時なら、いざ知らず、せいぜい、5・6台しかいないのに、どうして、わざわざ、前に出るのかね? まーた、怖い思いをして、抜き直さなければならんではないですか。 いや、法定速度で、巡航してくれるのなら、前を走っていても、文句は言いませんがね。
車だけでなく、スポ自以外の自転車からも、疎ましいと思われています。 土手道や、防波堤の上で、ロードが近づいてくると、ぞーっとします。 自転車専用道でも、事情は同じでしょう。 スピードが違うのだから、同じ場所を走っていたら、危険なのは当たり前。 「憎まれている」と言っても、さほど、大袈裟な表現にはなりますまい。
「自転車ブームで、ロードは、市民権を得た」と思っている人もいるでしょうが、それは、完全な錯覚です。 むしろ逆に、数が増えたせいで、好感度が下がったのです。 ロード乗りで、それ以外の自転車に対して、単純に、優越感だけを抱いている人は、注意した方がいいと思います。 相手の表情を、よく観察すれば、羨ましがっている顔と、迷惑がっている顔の区別は容易につくはず。 正直なところ、怖いから、近づいて欲しくないのですよ。
ブームに乗って、ロードを買ったけれど、すっかり飽きてしまって、遠出なんぞ、全くしなくなったものの、他に足がないので、とりあえずの対策として、普段着・ノーヘルで、日常の足に使っている人もいると思いますが、似合わないですから、早急にやめた方がいいです。 そういうのは、ロード乗りから見ても、一般人から見ても、中途半端に見えるのですよ。 大体、足に使うったって、荷台もスタンドもないんじゃ、困るでしょうに。 駐輪場に横に置かれたりすると、ありゃ、また、迷惑なんだわ。
後付けで、荷台を付けて、実用性を付加するという手もありますが、それも、あんまり、見栄えがいいもんじゃないですねえ。 何と言っても、元々、そういう目的で作られた自転車じゃないですから。 車で譬えると、ポルシェに冷蔵庫を積んで走っているような、惨めさがあるのです。 「買い物の時だけ、荷台を着ける」なんて企んでも、無理無理。 その内、外すのが面倒臭くなって、着けっ放しになるのが、オチです。 そして、ある時、「これは、ものすごく、カッコ悪い事をやっているぞ」と、気づいてしまうわけだ。 結局、フェラーリに、洗濯機なのよ。
もし、ネット・オークションで処分するなら、ブームの残照がある内に売った方がいいです。 それでなくても、型落ちなのに、ブームが完全に去ってしまったら、買い手がつかなくなりますから。 バブル崩壊の株価暴落過程と同じでして、早く決断して、早く売った者だけが、得をするわけですな。 ちなみに、「思い出の品」として残すには、自転車は、明らかに大き過ぎます。
「ロードを売った後、足がない」という方ですが、クロスに乗り換えれば、ぐっと使い易くなると思いますが、行動半径は、ロードよりも狭くなるわけで、同じ方向性で、新たな楽しみは見出せないでしょう。 また、実用性がないという点では、クロスだって、ロードに、一歩も譲りません。 スポ自そのものに飽きたのなら、いっそ、シティー・サイクルや小径車にして、実用重視にシフトした方が、利口ですな。
思い起こせば、私も、ブームに振り回されて、ロードか、ロードに近いクロスを買おうと、何ヵ月も悩んだ経歴を持つわけですが、置き場所を確保できずに、断念した事が、今となっては、幸運だったとしか言いようがありません。 私が、折自のシート・ポストを長くするのに使ったお金は、パイプとジョイントで、計500円程度ですが、たった、それだけの出費で、自転車ブームの荒波を乗り切れたのですから。
「自転車ブーム」と言っても、厳密に言うと、「スポーツ自転車ブーム」だったんですな。 小径車と折り畳み自転車は含みません。 量的に言うと、中心になったのは、クロスバイクで、その一部が、ロードまで手を出したわけですが、ロード乗りの実数は、ロード乗り達が思っているほど、多くはないと思います。 ブームの前に比べると、何倍かに増えたのは確実ですが、元が少ないので、何倍かしても、知れているという計算です。 というわけで、以下、主に、ロードを対象にして、書きます。
何と言っても、ブームの影響で乗り始めた人が多いので、ブームが去ると、乗り続けるのは厳しいです。 クロスなら、普段着で乗れるから、まだ、さりげなく、乗り続ける事ができますが、ロードは、なーまら、きついっしょ。 生来、真面目な性格であるが故に、「極力、正統派で行こう」と志して、ヘルメットから、ウエア、シューズ、グローブと、一通り揃え、とても、一般人とは思えない、超ど派手な出で立ちで、ロードに乗っていた人達が、ブームが去った今、姿見に我が身を写して、「この格好を、如何にせん?」と、日々煩悶しているのは、容易に想像できるところです。
中高年よりも、むしろ、若い人間の方が、世の中の変化に敏感なだけに、自分が陥ってしまった、「ズレ」に耐えられないのではありますまいか? 歳を取ると、その点、面の皮が厚くなって、ブームに関係なく、「一度始めたからには、我が道を行く」で、押し通してしまう傾向が強くなります。 そして、そういうのを若者の目から見ると、頗る、みっともないんだわ。 目を背けたくなるんだわ。
「いやいや、そんな事はない! むしろ、ロードは、これから、着実に、増えて行くんだよ!」
そう思いたい気持ちはわかります。 大枚注ぎ込んでしまった人なら、尚の事、自分が、ブームに振り回された事を認めたくないでしょう。 だけど、それは、心理学で言うところの、「認知的不協和」への反応に過ぎません。 「自分は流行の最先端にいて、世間の注目を浴びているはずだ」という願望と、「ブームは、すでに終わりつつある」という認識の間にあるギャップを、脳が埋めようとして、無意識に、「ブームは、まだ続いている」という、虚偽の認識を作り上げてしまっているのです。
私の経験から言わせて貰いますと、実用性がない物が、一時期に、爆発的に売れると、それは、必ず、ブームなのであって、実用性がないが故に、流用が利かず、ブームが去った途端に、潮が引くように消えて行きます。
オートバイの世界で、1980年代に、「レーサー・レプリカ・ブーム」というのがありました。 サーキットで、レースに使うバイクを、公道仕様にして、そのまま売り出したような、フル・カウル、ど派手カラーリングのバイクです。 当時は、まあ、猫も杓子も、そんなのに乗ってましたよ。 もちろん、乗り手の大半は、レースなんかしやしません。 せいぜい、峠を攻める程度なので、完全にオーバー・スペックなのですが、当人は、「カッコをつけたい」という意識だけではなく、「どうせ乗るなら、最高性能の物を」というつもりで、買っていたわけです。 なんだか、そっくりでしょう、ロードに乗り始める人の心理に。
で、その後、レーサー・レプリカがどうなったかと言いますと、バブルが弾けた辺りから、スポーツ・バイク自体が売れなくなりまして、レーサー・レプリカなんて、前傾姿勢がきつ過ぎて乗り難いわ、荷台が付けられなくて実用性は全くないわ、ど派手で恥ずかしいわで、よーく嫌われてしまい、いの一番に、姿を消して行きました。 一部のメーカーは、律儀に、モデルを残していたんですが、買う人がいないんじゃ、話になりませんわな。
ちなみに、最近、フル・カウルのスポーツ・バイクが人気になっていますが、あれは、レーサー・レプリカではなくて、ツアラーと呼ばれるカテゴリーのバイクを、フル・カウル化したもので、ハンドルが高く、ずっと乗り易いです。 だけど、フル・カウルは、空力のメリットより、整備性が悪いデメリットの方が勝ってしまっているので、結局、ブームに過ぎず、やはり、その内、萎むと思います。
かくのごとく、ブームになる物の特徴は、実用性がないところなのですが、逆に考えれば、実用性とは全く違った特徴が評価されるから、ブームが起こるのだとも言えます。 昨今、スポ自以上に、急激に普及したというと、電動アシスト自転車がありますが、それに関しては、どんなに売れても、ブームとは言いませんでした。 なぜかと問えば、答えは簡単、電動アシスト自転車は、もろ、ど真ん中直球の、「実用品」だからです。
「ロードが、本当に好き」という人達は、ブームに関係なく、以前から乗っていたし、ブームが去った後も乗り続けるわけですが、それは、ごくごく少数派です。 そういう人達は、むしろ、ブームが去れば、清々すると思います。 かつて、ロードに乗っていたのは、プロや、大学の自転車部員のような、ごく一部の人達で、車道を車に伍して走っている姿を見ると、「いやあ、この人、凄いなあ」と、敬意を抱いたものです。 こちらが、車やバイクを運転している時には、ロードの人に恐怖感を与えないように、気遣ったものでした。 たまーにしか見ないから、そういう、ゆとりある対応ができたんですな。
ところが、スポ自ブームで、一般人のロード乗りが、どっと増えた結果、そんな気遣いは、消し飛んでしまいました。 数が増えただけで、こんな変わるものか。 正直に言わせて貰うと、ただただ、邪魔。 特に、何台か連なって走られると、片側一車線の道路では、抜くに抜けず、迷惑千万。 「頼むから、分散して走ってくれ」と、泣きたい気分になります。
一番、頭に来るのは、苦労して、ようやく抜いた後、信号で停まると、また、ロードの一団が、前に行くのです。 車が延々と渋滞している時なら、いざ知らず、せいぜい、5・6台しかいないのに、どうして、わざわざ、前に出るのかね? まーた、怖い思いをして、抜き直さなければならんではないですか。 いや、法定速度で、巡航してくれるのなら、前を走っていても、文句は言いませんがね。
車だけでなく、スポ自以外の自転車からも、疎ましいと思われています。 土手道や、防波堤の上で、ロードが近づいてくると、ぞーっとします。 自転車専用道でも、事情は同じでしょう。 スピードが違うのだから、同じ場所を走っていたら、危険なのは当たり前。 「憎まれている」と言っても、さほど、大袈裟な表現にはなりますまい。
「自転車ブームで、ロードは、市民権を得た」と思っている人もいるでしょうが、それは、完全な錯覚です。 むしろ逆に、数が増えたせいで、好感度が下がったのです。 ロード乗りで、それ以外の自転車に対して、単純に、優越感だけを抱いている人は、注意した方がいいと思います。 相手の表情を、よく観察すれば、羨ましがっている顔と、迷惑がっている顔の区別は容易につくはず。 正直なところ、怖いから、近づいて欲しくないのですよ。
ブームに乗って、ロードを買ったけれど、すっかり飽きてしまって、遠出なんぞ、全くしなくなったものの、他に足がないので、とりあえずの対策として、普段着・ノーヘルで、日常の足に使っている人もいると思いますが、似合わないですから、早急にやめた方がいいです。 そういうのは、ロード乗りから見ても、一般人から見ても、中途半端に見えるのですよ。 大体、足に使うったって、荷台もスタンドもないんじゃ、困るでしょうに。 駐輪場に横に置かれたりすると、ありゃ、また、迷惑なんだわ。
後付けで、荷台を付けて、実用性を付加するという手もありますが、それも、あんまり、見栄えがいいもんじゃないですねえ。 何と言っても、元々、そういう目的で作られた自転車じゃないですから。 車で譬えると、ポルシェに冷蔵庫を積んで走っているような、惨めさがあるのです。 「買い物の時だけ、荷台を着ける」なんて企んでも、無理無理。 その内、外すのが面倒臭くなって、着けっ放しになるのが、オチです。 そして、ある時、「これは、ものすごく、カッコ悪い事をやっているぞ」と、気づいてしまうわけだ。 結局、フェラーリに、洗濯機なのよ。
もし、ネット・オークションで処分するなら、ブームの残照がある内に売った方がいいです。 それでなくても、型落ちなのに、ブームが完全に去ってしまったら、買い手がつかなくなりますから。 バブル崩壊の株価暴落過程と同じでして、早く決断して、早く売った者だけが、得をするわけですな。 ちなみに、「思い出の品」として残すには、自転車は、明らかに大き過ぎます。
「ロードを売った後、足がない」という方ですが、クロスに乗り換えれば、ぐっと使い易くなると思いますが、行動半径は、ロードよりも狭くなるわけで、同じ方向性で、新たな楽しみは見出せないでしょう。 また、実用性がないという点では、クロスだって、ロードに、一歩も譲りません。 スポ自そのものに飽きたのなら、いっそ、シティー・サイクルや小径車にして、実用重視にシフトした方が、利口ですな。
思い起こせば、私も、ブームに振り回されて、ロードか、ロードに近いクロスを買おうと、何ヵ月も悩んだ経歴を持つわけですが、置き場所を確保できずに、断念した事が、今となっては、幸運だったとしか言いようがありません。 私が、折自のシート・ポストを長くするのに使ったお金は、パイプとジョイントで、計500円程度ですが、たった、それだけの出費で、自転車ブームの荒波を乗り切れたのですから。
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