2015/09/06

サブ・パソコン計画 【漂流編】

  8月半ばから、末までの、約半月間、自室のテレビの横に、サブ・パソコンを設置して、ベッドに寝ながら、パソコンを使えるようにした、一連の作業の経過について、報告します。 元々は、メイン・パソコンに、「ウインドウズ10」を入れるかどうか、そこから始まったので、「サブ・パソコン計画」という呼び方は、後付けもいい所なのですが、途中で目的が変わってしまうのは良くある事です。

  迂闊な事に、作業開始前に、現状写真を撮っておくのを忘れてしまいました。 言い訳を許してもらえるならば、こんな大計画になるとは、思いもよらない、テキトーなノリで始めたから、ビフォー写真の撮影まで気が回らなかったのです。 やむなく、2月20日の撮影ですが、テレビ台付近の様子を撮った写真があったので、出しておきます。


  文庫本・みかん・折り畳んだティッシュが載っているのが、「空中台」です。 その下に、サブ・パソコンのモニターになる、19インチの液晶テレビがあります。 リモコンが置いてある台の下には、レコーダーがあり、更に、その下に、ビデオ・デッキがあります。 ビデオ・テープが置いてある所に、サブ・パソコンを設置する事になります。

  これだけでは、よく分からないと思うので、アフターの写真になりますが、メイン・パソコンがある机と、テレビ台、ベッドの位置関係を示しておきます。 基本的に、パソコンは、机の前の椅子に座って使い、テレビは、ベッドに横になって見ているのですが、椅子に座った状態でも、首か体の向きを変えれば、テレビを見る事ができます。


  6畳の洋間でして、「それにしては、ベッドから、テレビ台までの距離が近過ぎるのでは?」と思うかもしれませんが、このテレビ台と、その隣の箪笥は、その向こうの、プリンターが乗っているカラー・ボックスから連なって、部屋の中央に、半島状に突き出しているのです。 半島の向こう側は、ベランダに出る通路のようになっています。 「小さいテレビでも、近くで見れば、大きいテレビと変わらない」という考え方と、最初に買ったテレビに、リモコンが付いていなくて、手の届く所に、テレビを持って来たかったという事情があって、このレイアウトにしたのが、もう、30年近い昔。 以来ずっと、このままで、暮らしています。

  パソコンを始める前は、箪笥の上に、据え置き型ワープロを置いて、テレビを見ながら、日記などを書いていました。 箪笥の最上段の引き出しの、前板が取り外されているのは、ワープロのキーボードを置いていた名残です。 ワープロと、パソコンは、6年間くらい、併用していたので、ワープロを撤去して、パソコンを置くという事はできませんでした。 その間に、机に向かって、パソコンのキーボードを打つ事に、すっかり慣れてしまったせいで、ワープロを廃止した後、箪笥の上と最上段の引き出しは、ただの物置き場所になりました。

  岩手異動直前のどさくさで、箪笥の上に、数日間、サブ・パソコンと、17インチのスクエア・モニターを置いていた事がありますが、大き過ぎて、圧迫感が半端ではない上に、箪笥の最上段の引き出しが、キーボードは置けても、マウスを置くゆとりがなく、えらい使い難い思いをしたので、「サブ・パソコンを置くなら、箪笥の上は無理だ」と思っていました。

  それらの事情を踏まえた上で、以下の経過を読んで下さい。 日記から移植し、加筆・修正したものです。



≪2015/08/13 (木)≫
  さて、「ウインドウズ10」への対応を、如何にすべきか? 無料でダウンロードできるのは、一年間だけだそうで、その間に入れてしまえば、パソコンの延命ができるわけですが、古いアプリケーション・ソフトが動かなくなる恐れがあるとの事で、そちらは、いただけません。

  私の場合、年賀状印刷のフリー・ソフトと、画像加工ソフトだけで、たぶん、フリー・ソフトの方は、対応版が出ると思います。 一方、画像加工ソフトの方は、2001年に、最初に買ったパソコンに、オマケでくっついて来たソフトなので、あまりにも古く、今使っている、「7」のパソコンでも、辛うじて動いているような有様です。 「10」にして、動かなければ、買い直さなければならなくなるかもしれません。

  以前、居間に置いてあったパソコンで、自室で使っているのと、ほぼ同じ機種が、天井裏にしまってあり、それを引っ張り出して、「10」を入れ、ソフトが動くかどうか、使い勝手がいいかどうか、試してみようと思い立ったのですが、出すには出しても、置き場所がありません。 1台のモニターに、2台のパソコンを繋ぐ事はできませんから、出した方は、自室のテレビに繋ぐ事になるのですが、テレビの周辺に、パソコンを置くだけの場所がないのです。

  椅子か何か持って来て、その上に仮置きしてもいいんですが、「10」を入れる作業は、何日かかるか分からないですから、その間、生活の邪魔になりますし、また、どうせ、パソコンを出すなら、常時使えるようにしたいという気持ちもあり、できれば、ちゃんとした置き場所が欲しいところです。

  で、まず、置き場所を捻出する為に、テレビの横に置いてあった、11巻のビデオ・テープを撤去しました。 しかし、そこにパソコンを置くには、テレビの上に架けてある、「空中台」の脚が邪魔になるので、それを端に寄せなければなりません。 その為には、台の幅を、5センチ大きくする必要があるのですが、板はあるものの、元からある部分が、着色ニスを塗ってありまして、そのニスがありません。 どうせ、私しか見ないとはいえ、途中で色が変わるのは、何とも、不様です。

  そのニスは、高校の頃に買ったもので、自室にある自作した台や棚は、みんな、それで塗っていましたが、最後に使ったのが、もう、20年以上前です。 確か、まだ、中身が残っていたと思うのですが、その後、どこにしまったのかを、覚えていません。 ガラス・ビン入りでしたから、捨てたのなら、印象に残って、覚えているはず。 どこかに取ってあるとは思うものの、まず、それを探さなければなりません。

  なんだか、「ウインドウズ10」から、随分遠い所から始めなければならなくなってしまいました。 この計画は、うまく進むんでしょうか。 つまり、なんだ、引退者というのは、時間があり余っていて、何かしら、「やる事」を見つけようと、鵜の目鷹の目で暮らしているわけですな。 ただし、極力、お金を使わないように・・・。

  そのニスも、色の名前は分かっていますから、買って来れば、わけないんですが、やってもやらなくてもいい事の為に、お金を使うのには、抵抗があるのです。 考えてみれば、テレビにパソコンを繋いだって、寝ながら、マウスやキーボードを扱えるわけではないですから、ほとんど、使い道はないのですがね。


  と、↑ここまで書いたのが、まだ、朝の内だったんですが、その後、大車輪で働き、夜までかかって、「空中台」の拡幅工作を完成させました。 まず、物置の中を探したら、半分くらいの箱を開けたところで、昔懐かしい、ニスのビンを発見。 アサヒペンの「水性ステイン 【ウォルナット】」という製品。 やはり、捨てていなかったんですねえ。 容量は、300mlで、500円の値札が、そのまま付いています。 中身を見てみると、まだ、半分くらい残っていました。 充分、足りるでしょう。

  これで、俄然、やる気になり、今まであった空中台を外して、旧居間の濡れ縁に運び、分解しました。 父が持っていた電動鋸を借りて、一部、斜めになっていた板の端を真っ直ぐに切り、継ぎ足す分の板も切り揃えて、木工用ボンドで接着。

  ちなみに、この継ぎ足し分の板は、10年くらい前に、ハムスターを飼っていた頃、夏場、水を入れて凍らせたペットボトルを置く為に使っていたものです。 長らく、押入れで眠っていましたが、ここへ来て、第二のお勤めとなりました。 水のシミで汚れていたんですが、紙やすりをかけたら、そこそこ綺麗になりました。 上からニスを塗れば、汚れは見えなくなるはず。

  昼食後、接着が乾いたのを確認して、ニスを塗りました。 刷毛だけは、自室の道具入れに持っていたのです。 長い事、パソコン・モニターの埃を取るのに使っていましたが、20年ぶりに、本来の用途に戻った次第。 元は、このニスを塗る為に、買って来た物でしたから。 昔、水で薄めて塗って、気泡に悩まされたのが記憶に残っていて、今回は、原液のまま塗りました。 色が濃くなったものの、気泡は出ませんでした。

  表面だけ塗って、乾かしておき、その間に、ビスを買いに、ホーム・センターへ。 接合用の、L字型金具を締め付けるのに必要なのですが、今までは、本数が足りず、締めていない孔があったせいで、台全体がグラグラしていました。 よく、そんなんで、30年も使って来たものです。 径2ミリ×長さ8ミリのビス、30本入りを、110円で購入。 これだけあれば、全ての孔を締めても、楽に余ります。

  帰って、塗り残していた板の裏にニスを塗りました。 乾くのを待ち、買って来たビスで、脚を着けて行きます。 グラつかないように、補強の角材を一本追加。 それでも、まだ、安普請には変わりはないのですが、今までよりは、丈夫になりました。 これなら、5キロくらいの物を載せても、耐えられるかも知れません。 とりあえず、自室に運んでおきます。

  夕飯の後、テレビ台の上にセットして、完成。 ニスを塗ったのは、上の板だけで、脚の方は塗っていないので、何だか、色に違和感があります。 今後、どうしても、気になるようなら、脚の部分も塗る事にします。 ニスのビンは、自室に移しておいたので、塗るのは、いつでもできます。


  で、空中台の拡幅がなった結果、テレビ台の上に、パソコンを置く場所が出来ました。 めでたしめでたし。 できれば、ゼロ円出費で作りたかったものですが、ビスはどうしても必要だったから、110円くらいは、まあ、良しとします。 あ~、今日は、よく動いたなあ。



≪2015/08/14 (金)≫
  天井裏にしまってあった、もう一台のパソコンを出し、昨日作った、テレビ台上の空間に設置しました。 電源を入れたのは、1年2ヵ月ぶりです。 無事に起動したものの、自動アップデートが働きません。 タスク・バーに、「ウインドウズ10」のマークも出ません。 これは、どうした事か? 使っていれば、その内、出るんでしょうか?

  4月に、腰痛をやった時、「ベッドに寝ながら、キーボードが打てればいいのに」と、切に思いました。 さすがに、キーボードは無理としても、マウスさえ使えれば、スクリーン・キーボード機能を利用して、文字が打てるのではないかと考えていたのですが、実際にやってみると、駄目でした。 キーボードの文字配列を、横に見る事になるので、文字の場所が認識できないのです。 慣れの問題なのか、そもそも無理なのかは、分かりません。

  いずれにせよ、ワイヤレスの光学式マウスが必要になるのですが、使えるかどうかも分からないのに、出費は避けたいところです。 調べてみたら、ワイヤレス・マウスは、安いもので、500円、ちょっと高い品でも、1000円くらいでした。 大した金額ではないですが、使えなかったら、結局、ガラクタになってしまいます。

  もう一つ、問題が・・・。 机の上で見るモニターと比べて、ベッドからテレビまでの距離が遠いせいで、文字が見え難いのです。 テレビで見る文字と言ったら、字幕くらいのものですから、今まで、気づかなかったんですな。 画面の解像度を下げれば、大きな文字になりますが、写真などは、逆に、ボヤけて、見づらくなります。

  ウインドウズ10を入れられない上に、文字の打ち込みも駄目では、目的が何一つ達せられない事になってしまいます。 参ったな、こりゃ・・・。 どうしたもんでしょう。



≪2015/08/15 (土)≫
  昨日、設置したサブ・パソコンですが、更新プログラムのダウンロードとインストールができるようになったので、今日は、ずっと、その様子を見守っていました。 今日一日だけで、200件くらい更新しましたが、まだ終わりません。 「ウインドウズ10」のマークも、まだ出ません。 出たら、感動で涙を流すのではないかと思っています。 いやはや、パソコンというのは、「しまっておけば、いつかまたまた使える」といった単純な機械じゃなかったんですな。

  昼過ぎから、ワイヤレス光学マウスを買いに行こうかと思っていたのですが、暑過ぎて、断念。 なんで、こんなに暑いのか? マジ、命に関わります。 ちなみに、マウスは、店で買うと、1000円前後。 ネットだと、500円から、1000円までの間に、無数の品が犇いています。 ネットで買った方がいいんでしょうか。 暑さで死ぬ危険性もないし。 だけど、ネットで、製品を物色していると、なかなか、買う気にならず、「使えるかどうかも分からないし、別に買わなくてもいいかなあ」と思ってしまうのです。



≪2015/08/16 (日)≫
  サブ・パソコンは、今日も、更新プログラムの導入を続けました。 昨日に比べると、僅かな数ですが、時間は、同じくらいかかりました。 「Microsoft Security Essentials」の更新に時間がかかった模様。 しかし、昨日は、「危険」だったのが、何とか、「保護」状態になったので、一安心です。 もっとも、最新状態になったら、滅多に、ネット接続しなくなるのですが。

  相変わらず、「ウインドウズ10」のマークは出ません。 そこで、「一体、どんなものなんだろう?」と、メイン・パソコンの方で、初めて、10マークをクリックしてみたら、あろう事か、「このパソコンは、ディスプレイの互換性が確認されていないから、ウインドウズ10にアップ・グレードできません」と出ました。 え゛っ! モニターの問題ですか? パソコン本体ではなく?

  説明を読んで行くと、入れる事は入れられるけれど、その後のアップ・グレートの時に、一部の機能が使えなくなる恐れがあるのだとか。 だけどねえ、モニターなんて、最も互換性が高い周辺機器ですよ。 大抵のパソコンには、大抵のモニターを繋げられますからねえ。 何か、変なんじゃないですか? そんな繊細過ぎるOSは、それ自体が、OSとして、失格ではないの?

  これで、10に対する興味が、ドーンと下降しました。 別に、7でも、不便はないので、わざわざ、危険を冒して換えるまでもありません。 7が、いよいよ、使えなくなったら、10以降のOSが入った、最新パソコンに買い換えればいいだけの事です。 特定のOSが使えなくなる日が来るかどうかは、また、話が別でして、たとえば、98SEや、Meであっても、今、使えない事はないような気がします。 「アップ・デートのサービスが受けられなくなるから、セキュリティーが脆弱になる」というのは、よく聞きますが、ウィルスを作っている連中は、常に、最新のOSをターゲットにしているから、古いOSは、逆に、安全なのではないかと思います。

  90年代後半以降のパソコンには、まず、「インターネットができるかどうか」に、画期があり、次に、「動画が見れるかどうか」に、画期があったわけですが、今のところ、その次の画期となる機能が思い浮かびません。 「持ち運べる」などというのは、全然、次元の違う話でして、タブレットPCが、鳴り物入りで登場したけれど、スマホに客を持って行かれて、普及度が低いままなのを見れば、タッチ・パネル機能の有無が、画期を作れるとは、とても思えないではありませんか。

  マイクロソフトも、アップルも、独自にOSを作っている会社は、みんなそうですが、パソコンは、もう、成熟市場なのですから、新機能で勝負するより、使い易さの方を優先した方がいいと思いますよ。 モニターの互換性が問題になる新OSなんて、論外ですな。 誰が、そんな不便な新製品を歓迎するんですか? 



≪2015/08/17 (月)≫
  サブ・パソコンですが、設定をいろいろと調整し、メイン・パソコンと、ほぼ同じ見え方になるようにしました。 モニターが違うせいで、全く同じ解像度にはできなかったのですが、「コントロールパネル」→「デスクトップのカスタマイズ」→「ディスプレイ」と辿って、「画面上の文字を読みやすくします」のページを出し、「小(100%)」だったのを、「中(125%)」にしたら、大体、同じになりました。

  他に、サブ・パソコンのモニターにしているテレビ画面の左側に、黒い空白が出来ていたのですが、テレビの方の画面設定を弄ったら、なくす事ができました。 よしよし、だいぶ、使い易くなったぞ。 問題は、「ウインドウズ10」のテスト導入に使う用途がなくなってしまった以上、腰痛になるまで、サブ・パソコンの出番がないという事ですが・・・。



≪2015/08/18 (火)≫
  夕方から、夜にかけて、スーパーから貰って来た、野菜ジュースのダンボール箱を切り詰め、ビデオ・テープを収めるケースを作っていました。 サブ・パソコンを置く為に、テレビ台の上から、11巻のテープを撤去したのですが、テレビ台の下の方に、空間があったものの、起伏があって、そのまま置く事ができないので、入れる箱を作ったというわけ。

  ダンボール細工は、厚紙細工と違って、大雑把になるので、あまり、好きではありません。 ボンドで接着する為に、洗濯挟みで挟んだりすると、ダンボールの厚みが潰れてしまうから、始末が悪い。 今日のも、蓋の方の一部が潰れてしまったのですが、精密ドライバーを差して、一つ一つ、元に戻しましたよ。 最終的には、割とうまく出来ました。


  テープを入れてみると、10巻がすっぽり入ったものの、1巻だけ余ってしまい、それは、押入れの天袋に移しました。 とにかく、どこかへ収まればいいのです。 どうせ、滅多に見ませんし。 ビデオ・テープの収納箱は、100円ショップへ行けば、売っていると思うのですが、スーパーのダンボール箱はタダですから、それより安い物はありません。 よしよし、ゼロ円で出来て、頂上だった。



≪2015/08/19 (水)≫
  今日は、まるで、活力が湧かずに、ゴロゴロ寝て暮らしました。 終日、曇りで、気温が高くならなかったのに、出かけなかったのは、勿体ない事をしたと思います。

  唯一、やった事と言えば、昨夜完成させた、ビデオ・テープの収納箱を、テレビ台の下を掃除して、収めた事くらい。 ハンディー掃除機と、濡れ雑巾を使いましたが、10分もかかりませんでした。

  ダンボールの組み方が特殊なタイプだったせいで、表裏を引っ繰り返す事ができず、野菜ジュースの商品名が、もろに外に出ていたのですが、テレビ台の下に収めた時に見える部分にだけ、余ったダンボールで、目隠しを貼り付けたのが、うまく図に当たり、いざ、収めてみると、目障りな商品名は、完全に見えなくなりました。


  よしよし、計算通りだ。 これが、野菜ジュースの箱だとは、誰も気づくまい。 いや、私の部屋には、私以外、誰も入らないんですがね。 ビデオ・テープなんて、滅多に見ませんから、私自身が、忘れてしまうかも知れません。 「そんなに出番が少ない物なら、押入れにしまってしまえばいいのに」と言われれば、その通りなんですけど。



≪2015/08/21 (金)≫
  午後から、バイクで出かけ、家電量販店で、ここ最近の懸案だった、ワイヤレス・マウスを買って来ました。 エレコムの、「M-IR06DRシリーズ」の黒の奴です。 税込み、1058円。 積み立て貯金を解約した時に、UCカード3000円分を貰っていたのを思い出し、その内の一枚を使ったので、自腹は、58円のみ。 このカード、一年以上、使い道がないまま放置してあった事を思うと、まあまあ、マシな使い方だったのではないかと思います。 マウス自体は、まだ、開封してません。


  サブ・パソコンですが、更新プログラムの導入を続けていたら、昨日になって、タスク・バーに、「ウインドウズ10」マークが現れました。 しかし、10に対する熱が冷め切っていたので、さしたる感動は、なし。 早速、クリックしてみたところ、最初は、案内画面が出て、10を入れられるかと思ったのですが、二度目に、クリックしたら、メイン・パソコンの方と同様に、「ディスプレイの互換性が確認されていないから、駄目」と出ました。 そりゃ、そうだよね。 ASUSのモニターでも駄目なのに、液晶テレビが合格するとは思えません。 まあ、10は諦める事にしましょう。


  寝ながら、スクリーン・キーボードを使うのが無理と分かっても、ウインドウズ10の導入を諦めても、尚、ワイヤレス・マウスを買って来たのは、動画を見るのに、ベッドに横になって見れるサブ・パソコンが、使えるのではないかと思ったからです。 私は、そんなに動画をよく見るわけではないのですが、たまに、見たいものがあっても、10分を超える長さのものを、机に向かって見続けるのは苦痛でして、どうにかならんかと思ってはいたのです。

  ただ、そうなると、そのたびに、モバイル端末を、サブ・パソコンに差し替えなければならず、不便も不便な上に、USBをしょっちゅう差し替えていたのでは、コネクターを破損してしまうのが心配です。 で、「2台のパソコンで、1台のUSB機器を共有できる装置はないものか」と探したら、いとも容易に見つかりました。 「USB切替器」という名前で、周辺機器各社から出ていたのです。 大体、1500円くらい。

  更に探すと、2台のパソコンで、7台のUSB機器を共有できる装置というのが見つかりました。 2000円くらい。 そんなのがあるなら、外付HDDや、プリンターも共有してしまえば、ぐんと便利になりそうです。 いやいやいや、プリンターを、寝ながら使うのは無理かな? プリンターの準備をする為に、一度、起きなければならないのなら、メイン・パソコンで操作した方が、何かと使い勝手がいいです。

  更に、それ以前の問題として、引退者の身で、こういう、やらなくても生活に支障が出ない事に、2000円を出費する事が、許されるかどうかですな。 どうも、今年は、お金を使い過ぎているような気もするのです。 これで終わりならいいんですが、この計画が一段落したら、また、次に買いたい物が出て来る恐れがあり、自分で自分が信用できません。 1000円くらいなら、まだ目こぼしの範囲内ですが、1500円は、微妙。

  いやあ、だけど、買ってしまいそうですなあ。 サブ・パソコンを設置してからこっち、つくづく痛感したんですが、ネットに繋いでいないパソコンなんて、ほとんど、意味がないんですよ。 14年ぶりに、「ソリティア」なんて、やってしまいましたが、言うまでもなく、全然、面白くありませんでした。 パソコンとは言い条、実際には、インター・ネット・マシンなんですなあ。



≪2015/08/22 (土)≫
  サブ・パソコン用に買った、ワイヤレス・マウスを開封し、付属品の単3アルカリ電池1本を入れて、レシーバーという部品を、パソコンのUSBポートに挿したら、自動的にドライバが認識され、その後、ポインターが動くようになりました。 凄い反応性の良さ。 マウス・パッドなしで、布団の上で動かしても、動き過ぎるくらいに動きます。 仰向けになって、腹の上で動かすと、ポインターの動きは、より、しっかりするんですが、モニター画面と逆の向きに動かす事になるせいで、思った方向へ、ポインターが行ってくれません。 まあ、布団の上でもいいですけど。


  うーむ、テレビのリモコンと、レコーダーのリモコンが並んでいるのは、よく見られる光景ですが、リモコンとマウスが並んでいるのは、ちと、珍しい取り合わせでしょうなあ。 まあ、ワイヤレスですから、このマウスも、考えようによっては、リモコンと言えるわけです。 電波式で、障害物をものともしない点、赤外線リモコンよりも、リモコンらしいと言えないでもなし。

  これで、寝ながら、パソコンを使う事自体は可能になりました。 次は、モバイル端末の共用化計画です。 昨日書いた、2台のパソコンで、7台の周辺機器を共有できる装置ですが、よく考えてみたら、もっと単純な切替器に、USBハブを接続しても、ほぼ同じ機能になる事に気づきました。 道理で、類似商品が出ていない上に、生産中止になっていたわけだ。

  以前使っていた、USB・2ポート・ハブが使えないかと思って、押入れの天袋を引っ繰り返しましたが、見つかりません。 あと、ありそうな所と言ったら、天井裏ですが、暑さで、頭がクラクラして、とても、そんな所まで上がれないので、とりあえず、断念。 その後、よく考えたら、手持ちのUSBハブは、規格が1.1である可能性が高い事に思い至りました。 2002年6月に、家電量販店のワゴン・セールで買った品ですから、時期的に見て、2.0とは思えないのです。 それなら、苦労して探しても、使えません。

  夕方、シュンのお寺へ行った後、100円ショップのセリアに寄って、USBハブを見てみたら、ケーブルを使わない、スティック式のが、一種類ありました。 もちろん、2.0対応。 「バス・パワー専用」と書いてありますが、意味するところが、今一つ、分かりかねます。 たとえ、使えなくても、108円ですから、試してみる価値はあります。 他の系統の100円ショップも確認してから、買う事にします。

  最も安いUSB切替器、最も安いUSBケーブル、最も安いUSBハブで、何とか、1500円前後で収まらないものかと、品を物色中。 ちなみに、USB切替器というのは、単純に機械的な切り替えが出来るものの方が、誤作動がなくて、扱い易いらしいです。 一方のパソコンの電源を切ると、自動的に、もう一方に切り替わってしまうというタイプがあるらしいのですが、同じパソコンを、二回続けて使う場合、そのつど、スイッチを戻さなければならなくなるのだとか。

  まともに動作するのかどうか、どの程度の使い勝手になるのか、とにかく、やってみないと、分かりませんな。



  長くなったので、今回は、ここまでにします。 サブ・パソコンを設置する目的が、最初は、ウインドウズ10から始まったのに、なぜか、寝ながら、パソコンを使う方へ流れて行ってしまったのは、自分でも呆れるいい加減さですな。 とにかく、何かしら、部屋の中を弄りたくて仕方なかっただけなのかも知れません。 小人閑居して、改善を為す。 問題は、本当に改善なのか、単に改変しているだけで、何の益もない事をしているのか、判然としない事ですが・・・。