サブ・パソコン計画 【決着編】
8月末に、完了したはずの、サブ・パソコン計画ですが、その直後から、モバイル端末の不調に悩まされ始めました。 ネット接続までの時間や通信速度が遅くなった上に、長く接続していると、通信が切れてしまいます。 そうなってしまうと、USB切替器を一旦、切り替えるか、パソコンを再起動しなければ、再接続できません。 メイン・パソコンに、モバイル端末を直結していた時には、こんな事は一度もありませんでした。
専ら、メイン・パソコンの方で、そういう症状が発生するので、「USB切替器までの、ケーブルの距離が長過ぎるのではないか?」と思っていたのですが、もし、そうなら、解決のしようがない事でして、騙し騙し使っていたのです。 ケーブルの質を良くすれば、改善するかと思って、「フェライト・コア付き」というのを、ネットで物色していたのが、9月10日の夜中の事。
とりあえず、候補商品を決め、もう寝ようと思って、横になったのですが、ちょっとだけ、サブ・パソコンをやろうと思ったら、パソコンが、モバイル端末を認識しません。 「サブ・パソコンの方まで、同じになってしまったか!」と、顔色真っ青です。 ところが、見ていると、画面に、「モバイル端末の電力が足りません。 パソコンに直結して下さい」という表示が出ました。 これで分かったのは、障碍が起こっているのは、ケーブルではなく、USBハブの方だいう事でした。
モバイル端末は、バス・パワーで動いているのですが、その電力が、ハブを介すると、足りなくなってしまうようなのです。 試しに、ハブを介さず、切替器に、モバイル端末を直結したら、どちらのパソコンでも、中途切断は、全くなくなりました。 パソコンから、切替器までの間は、問題ないわけだ。 ハブが悪さをしている。 しかし、ハブを外したら、外付HDDの方を共有できなくなってしまいます。
この4ポート・ハブは、ダイソーの324円商品ですが、とりあえず、USB機器が動作する事が分かり、喜んでいたのは、束の間の事で、三日天下にもなりませんでした。 ハブ自体が使えないというわけではなくて、たぶん、バス・パワーではなく、セルフ電源を持つUSB機器だけを繋ぐのなら、問題なく、動作すると思います。 しかし、モバイル端末は、今持っている物しかありませんから、いかんともし難し。 セルフ電源のモバイル端末に買い換えるとなると、3万円くらい、かかってしまいます。 冗談はよせ。
ハブに付いている、ケーブルの長さが短ければいいのかと思って、ネットで、そういうハブを探してみました。 値段ピンキリで、あるにはあります。 レビューが1000件も付いている、売れ筋商品があったので、読んでみたら、驚いた事に、半分以上が、ボロクソに貶していました。 結構、有名な会社の製品であるにも拘らず、こんなに不具合が出るものかと、呆れた次第。
しかし、レビューも、これだけ多いと、参考になる事があります。 多くのレビューに共通していたのは、ハブに繋ぐ機器に、バス・パワー・タイプとセルフ電源タイプが混じっていると、正常に動作しないらしいという事です。 その製品だけでなく、USBハブ全般に、そういう傾向があるようです。 中には、ベタ誉めしている人もいるわけですが、そういう人は、混用をしていないのではないかと思います。 繋ぐ機器の種類が、人それぞれなので、うまく動作する場合と、そうでない場合があるのでしょう。
そもそも、データと電力を、同時に送るというのが、技術的に、欲の張り過ぎの感があります。 とりわけ、バス・パワー機器は、パソコン直結なら、問題ないものの、ハブで分けると、いろいろと問題が起こって、苦情の嵐という事になるわけですな。 「最初から、壊れていた」なんてーのも多かったですが、品質チェックしてから、工場を出ているのに、そんなのばかり発生するのは、工業の常識からして、ちょっと考えられません。
やはり、繋ぎ方に問題があると思うのです。 ただ、人によって、使い方が異なり過ぎているせいで、どういう繋ぎ方なら、正常に動作するかが、誰にも言い切れないだけで・・・。 ハブの説明文を読むと、必ず、「どんなUSB機器にも使えるわけではありません」と書いてあるのですが、それ即ち、USBという規格自体に、根本的欠陥がある証拠でしょう。 パソコン直結なら、問題ないのだから、セルフ電源を持たないハブを、販売中止にすれば、いいのでは?
それに気づいた後が大変で、セルフ電源のハブを探したのですが、あるにはあるものの、私がリーズナブルと感じる価格帯の製品だと、「パソコンの電源を切っても、ハブのスイッチを切らなければ、電力が供給され続ける」とか、面倒臭い物ばかり。 もう、うんざりだ。 2時過ぎに眠ったのですが、あれこれ考え過ぎたせいで、知恵熱が出て、よく眠れず、朝5時には起きてしまいました。
翌、9月11日の朝方も、ネットで、いろいろと調べていましたが、いい加減、振り回される事の虚しさを悟り、思い切って、外付HDDの共有を諦めてしまう事にしました。 それなら、切替器は、モバイル端末を直結にして、正常に使えます。 そもそも、外付HDDの方は、サブ・パソコン計画完了後、一度も、サブ・パソコンの方で、使っていませんでした。 そんなに、保存しておきたいものはないのです。
そこまで決めてから、ダイソーに行って、改良に必要になった、ケーブル一本を買って帰って来ました。 ちなみに、100円ショップでは、USBケーブルがあったとしても、長さは、1メートルが限界です。 延長ケーブルも、1メートル。 ネットでは、2メートルのを、216円では買えませんから、この組み合わせは、価格的には得ですが、二本繋ぐと、データ的にも、電力的にも、よくないのは、容易に想像できるところ。
午後になってから、本格的に作業にかかり、サブ・パソコン計画で、苦労して張り巡らせたケーブルを、非情にも取り払って、役割と場所を変え、繋ぎ直しました。 ダイソーの4ポート・ハブは撤去して、パッケージに戻し、お蔵入り。 縁があれば、また使う時もあるでしょう。 ふと、「返品できないものか・・・」と思いましたが、一度使った物を、未開封に見せかけようと、こせこせとパッケージに戻している自分の浅ましい姿が目に浮かんで、やめておきました。
それまで、ハブに挿していた、モバイル端末を、切替器の方に移したのですが、直結してしまうと、その後ろにある、目覚まし時計の台と干渉する上に、向きの関係で、表示ランプが見え難くなってしまいます。 そこで、一度、お蔵入りさせていた、セリアのUSB延長ケーブルを引っ張り出し、それを介して繋いでみたところ、別に問題なく、動作するようなので、そのケーブルで、位置と方向を案配して、切替器の固定枠の上に、モバイル端末を載せるような配置にしました。
簡単に書いていますが、これが、なかなか、面倒な工作だったのです。 ベニヤ板と、細い角材をカッターで切って、ボンドで着けて行くのですが、ベニヤというのは、なぜ、ああと、切りにくいのか・・・。 木目が邪魔で、真っ直ぐ切れないのです。 いや、カッタ-で切れるだけ、普通の板よりは、マシなんですがね。
モバイル端末の固定方法を説明しますと、ベニヤと細い角材で、小さな角筒を作り、それを横にして、切替器固定枠の上に接着。 筒の後ろからは、延長ケーブルを挿し、前からは、モバイル端末を挿して、両者を結合する事で、固定されるように工夫しました。 外す時は、両者を抜けばいいだけ。 泥縄にしては、いいアイデアだと思います。
サブ・パソコンで、外付HDDを全く使えないというのも、勿体ないので、配線を工夫し、ケーブルを挿し替えれば、繋げられるようにしました。 普段は、メイン・パソコンから来ているケーブルを繋いでおいて、サブ・パソコンで使いたい時だけ、挿し替えるわけですな。 モバイル端末に比べて、外付HDDを、サブ・パソコンで使う機会は、桁違いに少ないですから、これでも、ほとんど、支障がないはずです。
USBのコネクターは、Aタイプよりも、Bタイプの方が緩いですから、ちょこちょこ挿し替えても、壊れる恐れは、かなり低いです。 それでも、心配だという人は、Bタイプ・コネクターの、延長ケーブルというのが売っているので、短いのを買って、その先に繋ぎ替えるようにすれば、外付HDD本体のポートで、直接、抜き挿ししなくて済むと思います。 私は、そこまで、挿し替え頻度が高くないから、やりませんけど。
結果的には、まずまず、綺麗に仕上がりました。 サブ・パソコンと、切替器、モバイル端末が、同じ所に集中したお陰で、他の所がすっきりしたのです。 とりわけ、ハブを置いてあった、カラー・ボックス天板上の、キャノン・プリンターの手前が、何もなくなって、以前のように、自由に使えるようになったのが、ありがたい。 ケーブルのルートは、基本的に変わっていません。
ダイソーで新たに買って来た、1メートルの、USBケーブルは、キャノン・プリンターと、メイン・パソコンを繋ぐのに使用しました。 それまでは、2メートルので繋いでいたのを、1メートルにしたのだから、かなり、無理あり。 メイン・パソコンのUSBポートを、背面から、前面に変えて、30センチくらい稼いだものの、長さは、ギリギリでした。 別に、問題なく、動作します。
USBケーブルは、家電量販店や、パソコン店はもちろん、ネットでさえも、結構、値が張ります。 ダイソーで、1メートルのが108円で売れるのなら、2メートルのを216円で、3メートルのを、324円で売れば、確実に歓迎されるのでは? コネクター部分は1メートルのと変わらないわけで、ケーブルだけ長くすればいいわけですから、長くなるほど、儲けが増えると思うのですが。
上の写真は、サブ・パソコンの背面です。 USBポートは、背面に4ヵ所あり、内3ヵ所を、「USB切替器」、「外付HDD」、「ワイヤレス・マウス」で、使っています。 前面には、5ヵ所ありますが、そちらは、使わない事にして、埃が入らないように、吸着ビニールで塞いでしまいました。 そういや、このパソコンが居間に置いてあった頃にも、そうしてましたっけ。
前にも書きましたが、液晶テレビとの間を繋いでいる、モニター・ケーブルは、2014年の初めに、応援先の北海道・苫小牧のハードオフで、315円で買ったもの。 上の、細くて黒いケーブルは、100円ショップで買って来た、オーディオ・ケーブルです。 こういう、ごちゃごちゃした所の掃除は、雑巾など使わず、静電ブラシを使うのが一番だと、最近になって気づきました。
以上が、9月11日までにやった事。 それから、一ヵ月経ちますが、モバイル端末は、問題なく、使えています。 サブ・パソコンの出番は、二日に一度くらいでしょうか。 寝ている状態で、ちょっと、ネットを調べたいと思った時に、使うパターンが、ほとんどです。 切替器を、ベッドから手が届く所に設置したのは、正解でした。
外付HDDの方は、まだ、3回くらいしか、使っていません。 ケーブルの挿し替えが面倒な上に、スイッチも入れなければならないので、そこまでして、サブ・パソコンで使う用事がないんですな。 まあ、それは、想定していた事だから、問題ないです。 なぜ、ハブを買う前に、その事に気づかなかったのか、我ながら、血の巡りが悪い事よ。 いや、地団駄踏むほど、大きな損失ではありませんでしたが。
サブ・パソコン計画と直接の関係はありませんが、以下は、オマケです。
≪写真上≫
うちで一番古株のプリンター、キャノンの「BJ F860」です。 12年間、居間に置いてあったのですが、去年の岩手異動の前に、居間のパソコン・セットを片付けた結果、行き場がなくなり、私の自室に引き取って、机横のカラーボックスに上に置きました。
岩手には、hpの複合機、≪PSC1315≫を持って行き、こちらは、帰省した時にだけ使う事にしようと思い、留守中、給紙口に埃が入らないように、カバーを作って行きました。 今にして思うと、嘘みたいな話ですが、引越しの当日になって、大急ぎで作ったもの。 材料がなくて、コピー用紙を切り貼りしたのですが、どうやって作ったのか、全然、覚えていません。
岩手から帰って来てからも、そのまま、埃避けカバーとして使い続けていましたが、軽いので、窓を開けていると、風で飛んでしまう事が、よくありました。 厚紙で作り直そうと何度も思いながら、なかなか、その気にならず、一年以上、放ってあったというわけです。
≪写真中≫
それが、8月の末頃になり、サブ・パソコン計画のついでに、ようやく、作る気になりました。 材料は、手持ちの厚紙と、糊です。 コピー用紙で作ったカバーから採寸したので、作る事自体は簡単でしたが、材料が硬くなったせいか、ぴったり被さるというわけには行かず、「ただ、載せてあるだけ」みたいな感じになりました。 やはり、現物で採寸し直した方が確実だったか・・・。 もはや、手遅れ。
前端に付いている取っ手は、三角柱を長短二本作って、貼り合わせたもの。 トラス構造なので、丈夫で、指で抓んでも、潰れません。
≪写真下≫
後ろ側。 取っ手を除く、本体部分は、二枚の厚紙を折り曲げて、張り合わせただけです。 後ろの方が、複雑な形になり、何やら、カッコ良さを感じますが、偶然こうなったに過ぎません。
専ら、メイン・パソコンの方で、そういう症状が発生するので、「USB切替器までの、ケーブルの距離が長過ぎるのではないか?」と思っていたのですが、もし、そうなら、解決のしようがない事でして、騙し騙し使っていたのです。 ケーブルの質を良くすれば、改善するかと思って、「フェライト・コア付き」というのを、ネットで物色していたのが、9月10日の夜中の事。
とりあえず、候補商品を決め、もう寝ようと思って、横になったのですが、ちょっとだけ、サブ・パソコンをやろうと思ったら、パソコンが、モバイル端末を認識しません。 「サブ・パソコンの方まで、同じになってしまったか!」と、顔色真っ青です。 ところが、見ていると、画面に、「モバイル端末の電力が足りません。 パソコンに直結して下さい」という表示が出ました。 これで分かったのは、障碍が起こっているのは、ケーブルではなく、USBハブの方だいう事でした。
モバイル端末は、バス・パワーで動いているのですが、その電力が、ハブを介すると、足りなくなってしまうようなのです。 試しに、ハブを介さず、切替器に、モバイル端末を直結したら、どちらのパソコンでも、中途切断は、全くなくなりました。 パソコンから、切替器までの間は、問題ないわけだ。 ハブが悪さをしている。 しかし、ハブを外したら、外付HDDの方を共有できなくなってしまいます。
この4ポート・ハブは、ダイソーの324円商品ですが、とりあえず、USB機器が動作する事が分かり、喜んでいたのは、束の間の事で、三日天下にもなりませんでした。 ハブ自体が使えないというわけではなくて、たぶん、バス・パワーではなく、セルフ電源を持つUSB機器だけを繋ぐのなら、問題なく、動作すると思います。 しかし、モバイル端末は、今持っている物しかありませんから、いかんともし難し。 セルフ電源のモバイル端末に買い換えるとなると、3万円くらい、かかってしまいます。 冗談はよせ。
ハブに付いている、ケーブルの長さが短ければいいのかと思って、ネットで、そういうハブを探してみました。 値段ピンキリで、あるにはあります。 レビューが1000件も付いている、売れ筋商品があったので、読んでみたら、驚いた事に、半分以上が、ボロクソに貶していました。 結構、有名な会社の製品であるにも拘らず、こんなに不具合が出るものかと、呆れた次第。
しかし、レビューも、これだけ多いと、参考になる事があります。 多くのレビューに共通していたのは、ハブに繋ぐ機器に、バス・パワー・タイプとセルフ電源タイプが混じっていると、正常に動作しないらしいという事です。 その製品だけでなく、USBハブ全般に、そういう傾向があるようです。 中には、ベタ誉めしている人もいるわけですが、そういう人は、混用をしていないのではないかと思います。 繋ぐ機器の種類が、人それぞれなので、うまく動作する場合と、そうでない場合があるのでしょう。
そもそも、データと電力を、同時に送るというのが、技術的に、欲の張り過ぎの感があります。 とりわけ、バス・パワー機器は、パソコン直結なら、問題ないものの、ハブで分けると、いろいろと問題が起こって、苦情の嵐という事になるわけですな。 「最初から、壊れていた」なんてーのも多かったですが、品質チェックしてから、工場を出ているのに、そんなのばかり発生するのは、工業の常識からして、ちょっと考えられません。
やはり、繋ぎ方に問題があると思うのです。 ただ、人によって、使い方が異なり過ぎているせいで、どういう繋ぎ方なら、正常に動作するかが、誰にも言い切れないだけで・・・。 ハブの説明文を読むと、必ず、「どんなUSB機器にも使えるわけではありません」と書いてあるのですが、それ即ち、USBという規格自体に、根本的欠陥がある証拠でしょう。 パソコン直結なら、問題ないのだから、セルフ電源を持たないハブを、販売中止にすれば、いいのでは?
それに気づいた後が大変で、セルフ電源のハブを探したのですが、あるにはあるものの、私がリーズナブルと感じる価格帯の製品だと、「パソコンの電源を切っても、ハブのスイッチを切らなければ、電力が供給され続ける」とか、面倒臭い物ばかり。 もう、うんざりだ。 2時過ぎに眠ったのですが、あれこれ考え過ぎたせいで、知恵熱が出て、よく眠れず、朝5時には起きてしまいました。
翌、9月11日の朝方も、ネットで、いろいろと調べていましたが、いい加減、振り回される事の虚しさを悟り、思い切って、外付HDDの共有を諦めてしまう事にしました。 それなら、切替器は、モバイル端末を直結にして、正常に使えます。 そもそも、外付HDDの方は、サブ・パソコン計画完了後、一度も、サブ・パソコンの方で、使っていませんでした。 そんなに、保存しておきたいものはないのです。
そこまで決めてから、ダイソーに行って、改良に必要になった、ケーブル一本を買って帰って来ました。 ちなみに、100円ショップでは、USBケーブルがあったとしても、長さは、1メートルが限界です。 延長ケーブルも、1メートル。 ネットでは、2メートルのを、216円では買えませんから、この組み合わせは、価格的には得ですが、二本繋ぐと、データ的にも、電力的にも、よくないのは、容易に想像できるところ。
午後になってから、本格的に作業にかかり、サブ・パソコン計画で、苦労して張り巡らせたケーブルを、非情にも取り払って、役割と場所を変え、繋ぎ直しました。 ダイソーの4ポート・ハブは撤去して、パッケージに戻し、お蔵入り。 縁があれば、また使う時もあるでしょう。 ふと、「返品できないものか・・・」と思いましたが、一度使った物を、未開封に見せかけようと、こせこせとパッケージに戻している自分の浅ましい姿が目に浮かんで、やめておきました。
それまで、ハブに挿していた、モバイル端末を、切替器の方に移したのですが、直結してしまうと、その後ろにある、目覚まし時計の台と干渉する上に、向きの関係で、表示ランプが見え難くなってしまいます。 そこで、一度、お蔵入りさせていた、セリアのUSB延長ケーブルを引っ張り出し、それを介して繋いでみたところ、別に問題なく、動作するようなので、そのケーブルで、位置と方向を案配して、切替器の固定枠の上に、モバイル端末を載せるような配置にしました。
簡単に書いていますが、これが、なかなか、面倒な工作だったのです。 ベニヤ板と、細い角材をカッターで切って、ボンドで着けて行くのですが、ベニヤというのは、なぜ、ああと、切りにくいのか・・・。 木目が邪魔で、真っ直ぐ切れないのです。 いや、カッタ-で切れるだけ、普通の板よりは、マシなんですがね。
モバイル端末の固定方法を説明しますと、ベニヤと細い角材で、小さな角筒を作り、それを横にして、切替器固定枠の上に接着。 筒の後ろからは、延長ケーブルを挿し、前からは、モバイル端末を挿して、両者を結合する事で、固定されるように工夫しました。 外す時は、両者を抜けばいいだけ。 泥縄にしては、いいアイデアだと思います。
サブ・パソコンで、外付HDDを全く使えないというのも、勿体ないので、配線を工夫し、ケーブルを挿し替えれば、繋げられるようにしました。 普段は、メイン・パソコンから来ているケーブルを繋いでおいて、サブ・パソコンで使いたい時だけ、挿し替えるわけですな。 モバイル端末に比べて、外付HDDを、サブ・パソコンで使う機会は、桁違いに少ないですから、これでも、ほとんど、支障がないはずです。
USBのコネクターは、Aタイプよりも、Bタイプの方が緩いですから、ちょこちょこ挿し替えても、壊れる恐れは、かなり低いです。 それでも、心配だという人は、Bタイプ・コネクターの、延長ケーブルというのが売っているので、短いのを買って、その先に繋ぎ替えるようにすれば、外付HDD本体のポートで、直接、抜き挿ししなくて済むと思います。 私は、そこまで、挿し替え頻度が高くないから、やりませんけど。
結果的には、まずまず、綺麗に仕上がりました。 サブ・パソコンと、切替器、モバイル端末が、同じ所に集中したお陰で、他の所がすっきりしたのです。 とりわけ、ハブを置いてあった、カラー・ボックス天板上の、キャノン・プリンターの手前が、何もなくなって、以前のように、自由に使えるようになったのが、ありがたい。 ケーブルのルートは、基本的に変わっていません。
ダイソーで新たに買って来た、1メートルの、USBケーブルは、キャノン・プリンターと、メイン・パソコンを繋ぐのに使用しました。 それまでは、2メートルので繋いでいたのを、1メートルにしたのだから、かなり、無理あり。 メイン・パソコンのUSBポートを、背面から、前面に変えて、30センチくらい稼いだものの、長さは、ギリギリでした。 別に、問題なく、動作します。
USBケーブルは、家電量販店や、パソコン店はもちろん、ネットでさえも、結構、値が張ります。 ダイソーで、1メートルのが108円で売れるのなら、2メートルのを216円で、3メートルのを、324円で売れば、確実に歓迎されるのでは? コネクター部分は1メートルのと変わらないわけで、ケーブルだけ長くすればいいわけですから、長くなるほど、儲けが増えると思うのですが。
上の写真は、サブ・パソコンの背面です。 USBポートは、背面に4ヵ所あり、内3ヵ所を、「USB切替器」、「外付HDD」、「ワイヤレス・マウス」で、使っています。 前面には、5ヵ所ありますが、そちらは、使わない事にして、埃が入らないように、吸着ビニールで塞いでしまいました。 そういや、このパソコンが居間に置いてあった頃にも、そうしてましたっけ。
前にも書きましたが、液晶テレビとの間を繋いでいる、モニター・ケーブルは、2014年の初めに、応援先の北海道・苫小牧のハードオフで、315円で買ったもの。 上の、細くて黒いケーブルは、100円ショップで買って来た、オーディオ・ケーブルです。 こういう、ごちゃごちゃした所の掃除は、雑巾など使わず、静電ブラシを使うのが一番だと、最近になって気づきました。
以上が、9月11日までにやった事。 それから、一ヵ月経ちますが、モバイル端末は、問題なく、使えています。 サブ・パソコンの出番は、二日に一度くらいでしょうか。 寝ている状態で、ちょっと、ネットを調べたいと思った時に、使うパターンが、ほとんどです。 切替器を、ベッドから手が届く所に設置したのは、正解でした。
外付HDDの方は、まだ、3回くらいしか、使っていません。 ケーブルの挿し替えが面倒な上に、スイッチも入れなければならないので、そこまでして、サブ・パソコンで使う用事がないんですな。 まあ、それは、想定していた事だから、問題ないです。 なぜ、ハブを買う前に、その事に気づかなかったのか、我ながら、血の巡りが悪い事よ。 いや、地団駄踏むほど、大きな損失ではありませんでしたが。
サブ・パソコン計画と直接の関係はありませんが、以下は、オマケです。
≪写真上≫
うちで一番古株のプリンター、キャノンの「BJ F860」です。 12年間、居間に置いてあったのですが、去年の岩手異動の前に、居間のパソコン・セットを片付けた結果、行き場がなくなり、私の自室に引き取って、机横のカラーボックスに上に置きました。
岩手には、hpの複合機、≪PSC1315≫を持って行き、こちらは、帰省した時にだけ使う事にしようと思い、留守中、給紙口に埃が入らないように、カバーを作って行きました。 今にして思うと、嘘みたいな話ですが、引越しの当日になって、大急ぎで作ったもの。 材料がなくて、コピー用紙を切り貼りしたのですが、どうやって作ったのか、全然、覚えていません。
岩手から帰って来てからも、そのまま、埃避けカバーとして使い続けていましたが、軽いので、窓を開けていると、風で飛んでしまう事が、よくありました。 厚紙で作り直そうと何度も思いながら、なかなか、その気にならず、一年以上、放ってあったというわけです。
≪写真中≫
それが、8月の末頃になり、サブ・パソコン計画のついでに、ようやく、作る気になりました。 材料は、手持ちの厚紙と、糊です。 コピー用紙で作ったカバーから採寸したので、作る事自体は簡単でしたが、材料が硬くなったせいか、ぴったり被さるというわけには行かず、「ただ、載せてあるだけ」みたいな感じになりました。 やはり、現物で採寸し直した方が確実だったか・・・。 もはや、手遅れ。
前端に付いている取っ手は、三角柱を長短二本作って、貼り合わせたもの。 トラス構造なので、丈夫で、指で抓んでも、潰れません。
≪写真下≫
後ろ側。 取っ手を除く、本体部分は、二枚の厚紙を折り曲げて、張り合わせただけです。 後ろの方が、複雑な形になり、何やら、カッコ良さを感じますが、偶然こうなったに過ぎません。
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