2015/11/08

パソコン処分と、HDD分解

  10月中旬以降、部屋の押入れや、天袋、天井裏にしまってあった物を処分する事に取り付かれて、今現在まで続いています。 集中して、断捨離を実行した事は、過去に2回あり、これが3回目になりますが、今回は、引退している身分なので、幾分、「終活」の色がついています。

  今回、物捨てを始めるきっかけになった、パソコンとワープロの処分から、個人情報保護の為にパソコンから取り出した、HDDを分解し、ディスクを取り出す所までを、日記から移植し、加筆修正しました。 並行して、他の物も捨てているのですが、一緒に書くと、ゴチャゴチャになってしまうので、パソコン・ワープロに関係あるものだけ抜き出した次第。




≪2015/10/11 (日)≫
  以前、古本を買った事がある、「ネットオフ」から、メールがあり、関連会社の、「リネット」というネット・リサイクル会社で、古いパソコンを無料で引き取るサービスを、10月18日までやっているとの事。 無料引き取りは、パソコン・ショップでもやってますが、リネットの場合、140サイズのダンボール箱に一緒に入るのなら、他の家電も引き取るというので、気を引かれました。 天井裏に、昔使っていた、ワープロがあるのですが、CRTが付いているタイプなので、ゴミに出せずに、困っていたのです。

  で、夕方になって、天井裏に上がり、コンパックのパソコンと、ワープロを、下ろして来ました。 天袋から、這い上がるのですが、太ったせいか、体を捩るのがつらい。 下りる時には、腕の力でぶら下がる事になり、体重が増えているせいで、二の腕の筋肉を傷めてしまいました。 こりゃ、本格的に、痩せた方が良さそうです。

  コンパックの「プレサリオ3200」は、私が、2001年に、インターネットを始めた時に、最初に買ったパソコンです。 OSは、ウインドウズ・Me。 8万円もしました。 1年半で、父に譲り、12年ちょっと、父の部屋にあって、2014年の3月頃、撤去して、その後、1年半、私の部屋の天井裏にしまってあったもの。 今でも使えると思いますが、基本性能が低過ぎて、リサイクル店に持って行っても、値段がつきますまい。

  ワープロは、ナショナルの「FW-K100」で、CRTモニター一体型です。 こちらは、もっと、思い出深く、そもそも、私がひきこもり生活を脱して、働き始めた理由は、このワープロを買いたかったから。 1986年の4月から、植木屋の見習いを始めたのですが、運転免許を取るのが条件だったので、そちらを優先し、更に、車を買わなければ、乗れるようにならないから、次に車を買い、10月頃になって、ようやく、念願のワープロが買えました。

  あの時は、嬉しかったなあ。 仕事が終わった後、買いに行って、街なかにあるパソコン店から、車を停めてあるホーム・センターの駐車場まで、重い箱を抱えて歩きましたっけ。 今では、そのパソコン店も、ホーム・センターも、私の車も、存在しません。 何もかも、時と共に去りぬ。 

  以来、2006年までの、20年間、私の部屋の中心に置かれて、専ら日記を書くのに使って来たのですが、いよいよ、反応しないキーが出て来たので、日記はパソコンで書く事にし、引退させて、天井裏にしまったのです。 それから数えても、もう、9年も経ちます。 思い出深いけれど、もう、使えないですから、いつかは、処分しなければなりません。 ちなみに、ワープロでつけていた日記は、紙に印刷して、保存してあります。

  パソコンは、中を開けて、HDDを取り出しました。 向こうで、データ消去サービスをしてくれるというので、それを頼もうかと思っていたのですが、調べてみたら、まさかの有料。 お金をかける気はないので、自分で処分する方を選んだ次第。 これから、回収を申し込むので、どうなるか分かりませんが、とにかく、処分計画は進めます。




≪2015/10/12 (月)≫
  昨日、パソコンとワープロを入れて梱包したダンボール箱に、クラフト・テープで封をしました。 底にも、抜けないように、二本、貼り渡しておきます。 まあ、元々、テレビが入っていた箱ですから、大丈夫だとは思いますけど。 この箱に入っていたシャープ製14型ブラウン管テレビは、ワープロを買う、少し前に買ったのですが、中身のテレビは、とっくに処分してしまって、箱だけ、天井裏でワープロを入れるのに使っていたのです。



≪2015/10/13 (火)≫
  今日は、処分するワープロとパソコンを、回収に来る日です。 指定した時間は、「12時~14時」でしたが、11時に、「ちょっと、早いですけど」と言いながら、佐川急便がやって来ました。 メジャーを出して、箱のサイズが、140以下になっているかだけ、確認。 他は、話が通っているようで、こちらは、伝票に書き込む事もなく、ハンコも押さず、受け取りの紙だけ渡されました。

  ワープロにも、パソコンにも、思い出はありますが、使えない機械や、使わない機械をとっておいても、邪魔なだけです。 処分し難いものは、自分が元気な内に、片付けてしまった方がいいに決まっています。 よく働いてくれた。 ご苦労だった。


  プリンターの詰め替えインクが、天袋にしまってあるのですが、それらを整理し、もう使わない物を捨てました。 まずは、機械部分が壊れてしまい、2010年8月に処分した、キャノンのプリンター、≪PIXUS 455i≫用に買った、詰め替えインク。 顔料インクです。 黒はエレコム製。 カラーは、ワゴン・セールで見つけた品で、「J-ink Actis」と書いてありますが、未だに知らない会社です。 詰め替えと言っても、カートリッジの上に孔を開けられず、下から、一滴ずつ浸み込ませるという、えらい手間がかかる方式でした。

  本体は、とっくに処分したのに、なぜ、インクだけ、5年間もとっておいたのかというと、どうやって、捨てればいいのか分からなかったからですが、紙に浸み込ませてしまえばいいという事に気づき、このほど、実行しました。

  もう一つは、hp複合機用の、エレコム製・詰め替えインク。 hpの複合機は、買った直後、大量に印刷する用事があり、詰め替えインクは、その時に買ったもので、かなり前に、使いきっていました。 こちらは、カートリッジの上に、注入口があって、太くて短い注射器で、インクを入れる方式でした。

  箱の中には、注射器や台など、いろいろと道具が入っており、インクを使い終わった後も、保存しておいたのですが、hp複合機も、もう、本体に残っているインクがなくなり次第、処分するつもりなので、詰め替え道具は用なしという事になり、先に処分しました。



  午後は、古いパソコンの箱に入っていた、2001年5月頃の、パソコンのカタログや、プロバイダーの申し込みCD、すでに、本体がないパソコンの説明書などを、天井裏にしまいました。 カタログや申し込みCDは、妙に懐かしいです。 モデルに使われている人達の中にも、今では、過去の人になってしまった顔があります。 そうですか、もう、あれから、14年も経ちますか・・・。

  ちなみに、申し込みCDは、当時、店頭で無料配布されていて、とりあえず、電話回線をパソコンに繋いで、このCDをパソコンに入れると、その会社にだけは接続できて、即時にプロバイダー契約ができるという仕組みでした。 ところが、それには、クレジット・カードが必要でして、持っていなかった私は、これを利用できず、同じく、店頭で無料配布していた、紙の申込書を郵送して、一週間かかって、ようやく、インターネット開通と相成りました。

  その間、パソコンは、何の役にも立たず、「スパイダー・ソリティア」なんぞやっていましたが、まー、つまんないゲームでしたねえ。 パソコンにも、インターネットにも、全く無知だったので、雑誌を読んで、俄か勉強し、自力で、ネットを始めたのですが、我ながら、虚仮の一念で、よくもやったものです。

  今回、これらも、捨ててしまおうかと思ったのですが、紙とプラスチックなら、いつでも捨てられるので、取っておく事にしました。 突然死した後、誰かに見られても、恥ずかしいという物でもないし。



  厄介なのは、パソコンから取り出したHDDでして、もう、3個になってしまいましたが、どう処分すべきか、悩むところです。 ネットで調べてみたところ、HDDのディスクには、ガラス製のと、アルミ製のがあるらしく、アルミは、曲げてしまえばいいのですが、ガラスは、割ると、微細な粉塵が飛ぶそうで、何だか、危なっかしいです。

  ネットで処分方法を調べていたら、「置き場所があるなら、捨てずに取っておいた方がいい」という、変わった意見があり、一理あると思ったので、とりあえず、取っておく事にしました。 USBケースを買って来て、外付HDDにするという手もありますが、必要ないですし、これ以上、電気製品を増やすのは、気が進みません。

  下の写真は、今までに処分したパソコンから取り出した、HDDです。 上は表面、下は裏面。 左から、順に、

40ギガ シンガポール製 (コンパック プレサリオ3200)
15ギガ マレーシア製 (ベスコ S1)
40ギガ 中国製 (イイヤマ KDV933RW) 

  製造国が、見事なまでに、バラバラ。 HDDというのは、あちこちで作っているんですなあ。




≪2015/10/14 (水)≫
  昨日、天井裏に、古いパソコンのカタログや申込CDを上げた時、代わりに、天井裏にしまってあった、感熱紙の束を下ろしました。

  2004年の事ですから、もう、11年前になりますが、それまで、ワープロで打っていた日記を、紙に印刷する作業をしました。 インク・リボンが生産中止になっていたので、感熱紙を使わざるを得なかったのですが、感熱紙のままだと、時間の経過に伴い、字が消えてしまうというので、複合機を買って、コピー用紙にコピーしました。 その時、感熱紙の方の原稿は、元の袋に入れて、保存しておいたのです。

  で、11年経って、昨日、それを見てみたら、見事に、字が消えて、白くなっていました。 印字した痕跡の凸凹はあるものの、字は限りなく薄くなって、もう、何が書いてあったのか、読み取れません。 消えるとは聞いていたけれど、こんなに綺麗に消えてしまうとは思いませんでした。

  未使用だった物も含めて、100枚入りが、9袋もあり、900枚の、ほぼ、白っ紙が、一気に手に入った事になります。 コピー用紙に比べると、薄っぺらいのですが、プリンターで普通に使えるようなので、試し刷りなどに使うつもりでいます。 コピー用紙の残りが少なくなっていたから、ちょうど良かったです。



≪2015/10/15 (木)≫
  アマゾンで、HDDケースについて調べてみたら、1000円くらいからある事が分かりました。 しかし、認識しない場合もあるらしく、そんな物に、一か八かで、お金を使うのは、あまりにもリスキーです。 それに、バック・アップ用の外付HDDは、一つあれば充分です。 パソコンと外付HDDが、同時に壊れる事など、確率的にありえないのですから。

  HDDの再利用など、考えるも愚かな事だと悟ると、3個のHDDを保存しておくのが、煩わしくなり、捨てる方法を検討し始めました。 とりあえず、分解して、ディスクを読めないようにしなければなりません。 蓋は、ビスで留まっていて、一つは、普通のプラス・ドライバーで外せるのですが、他の二つは、菊形のビスで、トルクス・ドライバーという特殊な工具が必要です。 そんなに高い物ではなく、ダイソーにもあるとの事。

  で、今日は、自転車で、清水町のダイソーに行って来たのですが、その店には置いてありませんでした。 運動を兼ねていたので、無駄足にはなりませんでしたが、手に入らないのは、困りました。 ネットだと、300円くらいで、各サイズが揃った、セットが買えますが、「捨てる物の為に、300円払うのも、どうかな・・・」と、迷っている次第。 とりあえず、父が持っていないか、明日にでも、訊いてみる事にします。



≪2015/10/16 (金)≫
  HDDの処分問題ですが、今朝、市役所ホーム・ページの、ゴミ関係のページを調べてみたら、私が持っている、「ゴミ出し便利帳」よりも、もっと詳しい分別索引が見つかり、その中に、HDDが載っていました。 資源ゴミの、金属類なのだそうです。 なんだ、正々堂々と、出せるわけだ。 もちろん、データを読まれないようにする処置は必要ですけど。

  それが分かったら、また、気が変わり、「いつでも出せるのなら、急ぐ必要もないか」と思えて来ました。 優柔不断の限りを尽くしている感あり。 父に、トルクス・ドライバーがあるか訊いてみたら、「見た事もない」という返事。 ないと分かれば、買うしかないわけですが、まあ、急ぐ必要はないわけだ。



≪2015/10/17 (土)≫
  懸案の、HDD処分計画。 「千円ちょいで、USB・HDDケースを買えば、外付HDDとして再利用できる」という当てが、なかなか、頭から離れなかったのですが、今日になって気づいたのが、「千円ちょい、あれば、32ギガの、USBフラッシュ・メモリーか、SDカードが買える」という事でした。 処分対象の3つのHDDの容量は、それぞれ、40、40、15ギガで、まったく、大した事はなく、32ギガのメモリーで、充分、代用できるはず。 そして、フラッシュ・メモリーや、SDカードの方が、処分は、断然、簡単です。 折って、紙に包んで、燃えるゴミに出してしまえばいいのですから。

  現在、使っている、外付HDDは、160ギガですが、買ったのが、2006年の6月11日でしたから、9年ちょっと使って、使用しているのは、14ギガくらいです。 ざっくり計算すると、32ギガのメモリーがあれば、20年くらいは、問題ないわけだ。 今すぐ、必要というわけではないので、あと、数年すれば、64ギガのメモリーが、同じくらいの価格まで下がると思われ、そうなれば、もう、再利用HDDの優位は、完全になくなります。

  どうせ、再利用するには、USBケースを買う為の出費が必要になり、タダではないわけですから、他のメモリーを買った場合に比べて、得をするという事は、現状でもありません。 前にも書いたように、バック・アップ用の外部記憶装置は、一時期に、一つあれば充分でして、たくさんあっても、データのコピーが面倒になるだけです。

  それに、たとえ、HDDを再利用できたところで、いつかは、壊れるわけで、結局、捨てる時が来ます。 処分を先延ばしにしているだけなんですな。 それならば、すぐに、やってしまってもいいと思うのです。 よし、これで、理論的な外堀は埋まったぞ。 あとは、壊す為の道具やノウハウが揃うかどうかと、実行する気になるかどうかだな。 まだまだ、先は長いです。



≪2015/10/18 (日)≫
  明日が、資源ゴミの回収日なので、天袋に入っていた、パソコン関係の不要物を、いくつか、処分しました。

  最初の自室パソコンと、最初の居間パソコンに後付けした、LANアダプターの空箱が二つ。 2001年と2002年に買った物。 当時のパソコンには、LANアダプターが付いていない物が多かったのです。 最初の自室パソコンなんて、まだ、買ったばかりだったのに、よく、LANアダプターの取り付けなんて、やったものです。 その時、取り外した、モデム・ボードが、空箱の中に入ってましたが、それも、捨てました。 たかが、LANアダプターなのに、フロッピーのドライバや、厚さ8ミリくらいある取説が入っていて、驚きました。 昔は、何かと面倒だったんですなあ。

  あと、2台目の自室パソコンに増設した、256メガ・メモリーの空箱。 買った時には、「これさえ付ければ、速くなるぞ」と、欣喜雀躍していたものですが、今にして思うと、速くなったと感じたのは、最初の頃だけで、すぐに、元の遅さに戻ってしまったような気がします。 8500円と、結構、高かったのですがね。 中身のメモリーは、3年前に、パソコンを処分した時に取り外し、リサイクル店に持って行きましたが、値段がつかず、ゴミとして引き取ってもらいました。

  それに、父の部屋のパソコンで使っていた、スピーカーも処分。 これは、元々は、2台目の自室パソコンのセットに入っていた物です。 まだ、使えますが、スピーカーは、未使用の物が、他に二つもあるので、今後とも、出番が見込めず、捨てる事にした次第。 分別区分が違うため、コードは取らなければならないのですが、まだ使える物のコードを、鋏で切るのは、嫌なものですな。


  あと、懸案のHDD、3個ですが、手持ちのマイナス精密ドライバーで、トルクス・ビスが回らないか試してみたのですが、大き過ぎたり、小さ過ぎたりで、駄目でした。 そんなんで回れば、誰も、トルクス・ドライバーを買ったりしないか・・・。


  午後、バイクを出して、トルクス・ドライバーを探しに、ホーム・センターや、ダイソー各店を回りました。 しかし、私が欲しいサイズは、全く見当たりませんでした。 疲れた。 「あるけど、高い」というのなら、まだ分かりますが、「そもそも、ない」というのは、話になりませんなあ。 ネットで買うしかないのか。

  今日、分解できないという事は、明日の資源ゴミには間に合わないわけで、次は、一ヵ月後という事になります。 急ぐ理由もないので、ボチボチ、進める事にします。



≪2015/10/19 (月)≫
  アマゾンで、トルクス・ドライバーのセットを注文しました。 送料込みで、323円。



≪2015/10/21 (水)≫
  ネットで注文した、トルクス・ドライバーですが、二日経っても届かないので、発送元がどこか調べたら、なんと、広東でした。 そりゃ、二三日では、届きませんわ。 気長に待つ事にします。 それにしても、外国からの買い物が、送料込みで、323円とは、流通の世界は、謎に満ちていますなあ。



≪2015/10/23 (金)≫
  最初のパソコンと、ワープロを処分した結果、フロッピー・ディスクを保存しておく理由がなくなったので、廃棄する為に、ラベルを剥がし、ディスクにカッターで、切込みを入れました。 フロッピーは柔らかいから、簡単に切れて、助かります。 切ってしまえば、もう、ドライブにかけられないので、中身を読み取られる心配は、まず、ありません。 公的機関にマークされているという人なら、別ですけど。 

  ついでに、CDも、いらない物を処分。 1・2・3台目までのパソコンに付いて来た、アプリケーション・ソフトが多いです。 古くて、今のパソコンでは、インストールできません。 私の個人情報は入っていないから、そのまま、捨てます。 自分で焼いた形跡のある、CD-Rは、念の為、シュレッダーにかけました。 傷がつくだけかと思ったら、バラバラになってしまいました。 手回しシュレッダーも、侮れんな。

  2003年に、1980円で買って来たソフト、「驚速ADSL」も、捨てました。 98SE機とMe機には有効でしたが、その時、自室で使っていた、XP機では、全く効果がありませんでした。 もはや、ADSLの時代ではないので、とっておいても、意味はありません。 いや、ADSLの技術自体は、光回線などより、ずっと、コスト・パフォーマンスが高いと思うんですがね。 光回線は、やめてみると分かりますが、過剰速度、過剰料金でしかありません。




≪2015/10/31 (土)≫
  午後3時半頃、天井裏に上がり、明後日の埋め立てゴミの日に捨てる物を、下ろしました。 ついでに、パソコンの・キーボードも捨てる事にしました。 使えるのですが、しまってあるのが、3台もあり、予備にしては多過ぎるので、古い方の2台を処分。



≪2015/11/01 (日)≫
  リネットからメールで、パソコンとワープロの処理が完了したとの事。 送る前に読んだ説明に、「もし、荷物の中に、パソコンが含まれていなかった場合、処理料金を請求します」といったような事が書かれていたので、パソコンは確かに入れてあったものの、何となく不安でした。 無事に片付いて良かったです。

  とりわけ、ワープロには、20年も世話になったので、すでに分解されたと思うと、少なからぬ感慨があります。 職場が、知性的会話があまりできない所だった関係で、長い事、ワープロは、私が独り言を書き込める、唯一の相手だったのです。 印刷も、よく利用しました。 規格外の紙に印刷する場合、ワープロは、パソコンのプリンターより、遥かに便利でした。



≪2015/11/02 (月)≫
  HDDを分解する為に、アマゾンで買った、トルクス・ドライバーが、今日、届きました。 発送メールが来たのが、10月19日(月)なので、ちょうど、2週間かかった事になります。 広東から、はるばる、船に揺られて来たわけですな。 もっとも、そんな事を言い出せば、大抵の輸入品は、船で運ばれて来るわけですが。 それにしても、本体と送料込みで、323円というのが、信じられません。



≪2015/11/03 (火)≫
  朝一で、昨日届いた、トルクス・ドライバーを開封しました。 発送元ですが、アマゾンの出品者情報では、広東でしたが、封筒に貼られたシールを見ると、北京からになっていました。 発送日は10月19日なのに、北京の消印は、10月25日になっているので、一度、北京に送られて、そこから、国際郵便になるのかも知れませんな。

  宛名ラベルには、「Small Packet By Air」という文字が見えます。 するってーと、航空便で来たんですかね? 2週間もかかって? 宛名の前には、「SHIP TO」と書いてありますが、これは、船便という意味とは限りますまい。 うーむ、国際郵便の仕組みは、分からんなあ。

  クッション封筒の中には、送り状のような物はなくて、品物だけが入っていました。 ドライバーの柄の部分と、各種ビットが、15本、プラスチック・ケースに入ったもの。 トルクス・ビットは、T5、T6、T8、T10、T15の、5本が入っています。


  早速、机の上に新聞紙を敷いて、HDD、3個の分解を開始。 トルクス・ビットは、T8と、T6を使いました。 ところが、3個の内、1個の内部に、T7のビスが使われていて、T7のビットは、セットの中になかったので、大いに焦りました。

  やむなく、ラジオ・ペンチで挟んで緩め、T6で回して、外しました。 「ラジペンで回るなら、トルクスは要らないのでは?」と思うかもしれませんが、作業効率を考えると、やはり、あった方がいいと思います。 それに、ラジペンが入れられない狭い所もありますから。


  3個とも、使われているビスは、径も、頭の形も、バラバラでした。 ディスクは、15ギガのが2枚、40ギガの方は、一つが2枚、もう一つは1枚で、軸受けの押さえだけ外せば、取れるものもあれば、針のストッパーまで外さなければ、取れないものもありました。 ディスクを抜いた後、全てのビスを元の孔に締め直しました。 念の為、「ディスク 取出済」と書いた紙ラベルを貼っておきます。 資源ゴミの金属類として、出す予定。

  取り出した、計5枚のディスクは、新聞紙に包み、庭に出して、金槌で叩いたのですが、割れた感じがしません。 恐る恐る、中を見てみたら、なんと、5枚すべて、アルミ製でした。 なんだ、それならそうと、書いてくれればいいのに。 書く所なんて、ないけれど。 金属ならばと、遠慮なく、凹凹に叩いておきました。 これも、資源ゴミの金属類ですな。

  やれやれ、ようやく、HDDが片付きました。 道具が揃い、やり方も分かったので、この後は、いくつでも、壊せます。




  以上です。 これで、押入れ・天袋・天井裏には、パソコン・ワープロ関係で、使っていない物が、だいぶ、減りました。 パソコンとワープロの本体を処分できたのは、大きかったです。 特に、ワープロは、どこへ捨てていいか分からない状態だったので、リネットのサービスは、渡りに舟でした。

  残っているのは、現在のメイン&サブ・パソコンに付いて来た、スピーカーが2組。 他に、XP機に入れていた、後付けの内蔵DVDドライブですが、これは、現在のメイン・サブ機にも使えるので、今後、出番があるかも知れないと思って、取ってあります。 あと、フレッツADSLで使っていた、ブロード・バンド・ルーターがあり、これはもう、出番がないと思うものの、なぜか、捨てられないでいます。

  ソフトでは、「エンカルタ百科事典」があるのですが、今のパソコンでは、インストールができず、ディスクを常に入れた状態でないと読めないので、何かと面倒で、使っていません。 捨ててしまってもいいんですが、使おうと思えば使えるという点が抵抗になって、なかなか実行できません。

  すでに本体を処分してしまったパソコンの説明書や、各OSの説明書なども取ってありますが、意味ないと言えば、意味ないですな。 だって、本体がもう、ないわけですから、説明を読む必要もないわけです。 なのに、なんで、捨てられないんだろう? 自分で自分の心が読めません。