ダイソーのブレーキ・ワイヤー
私は、根っからの合理主義者ではなく、未だに、神の存在を完全には否定できていないようなところもあるのですが、表面的には、合理主義者を装って暮らしています。 他人に対して装うだけでなく、自分自身に対しても、不合理な考え方を戒めながら、日々を過ごしているわけです。
私が買い物の足にしている軽快車、「旧母自」は、母が、2004年8月に買いました。 2010年4月に、母が電動アシスト車に乗り換えたせいで、一旦、引退。 約2年間、放置された後、2012年5月に、私が、シート・ポストを長いのに換えて、サドル・ポジションを出し、買い物用として、復活させました。 メーカーは、日本最後の廉価自転車メーカーだった、「出来鉄工所」で、母がこの自転車を買う2ヵ月前に倒産していました。
その事は、過去記事の、≪軽快車で運動≫の中で書いたのですが、なぜ、改めて書き直したかというと、旧母自が、すでに、購入されてから、11年と4ヵ月も経っている事を、強調したかったからです。 そのくらいの歳月を経ると、ブレーキ・ワイヤーは、↓こんな風になるわけだ。
ボロボロ・・・。 今時、こんな状態の自転車に乗ってる人なんて、いないんじゃないの? でも、ブレーキ・ワイヤーとしての機能には支障なくて、ちゃんと、かかります。 で、冒頭の段落に戻るわけですが、私は、合理主義を重んじているので、「機能上、問題なく使える物を、交換する必要はない」と考えて、そのままにして来ました。 別に、換えるお金がないとか、自分ではできないとか、そういう理由で、ボロを我慢してきたわけではないのです。
思い起こせば、私が、旧母自を復活させた時には、すでに、被覆のプラスチックが皹割れだらけになっていました。 この3年半の間に、荷物に接触したり、走行時の振動に耐えられなかったりで、かけらがポロポロと落ち始め、次第に、被覆の失われた部分が多くなって、錆びたアウターが目立つようになってしまったのです。 さすがに、ここに至って、恥ずかしくなり、「合理主義かぶれも、程々にせい」と、自分に言い渡す事になりました。
しめしめ、やっと、新しくできるぞ。 ・・・・、あれ? 「しめしめ」は、もう、死語かな? だけど、「しめしめ」と思う事は、世界中のどこでも、誰でも、どんな時代でも、なくなる事はないわけで、現代日本語で、「しめしめ」が使われなくなったという事は、それに代わる言葉が出て来ているはずなのですが、ちょっと、思い当たりません。 まあ、そんな事は、どうでもいいか。
ダイソーで、ブレーキ・ワイヤーが売っている事は、前々から知っていて、ネット上で、交換体験記も読んだ事がありました。 自分自身、過去に、ブレーキ・ワイヤーの太鼓を外した事は、何度かあったので、「やってしまえば、わけないだろう」と思っていました。 で、12月24日、図書館へ行ったついでに、ダイソーまで足を延ばし、前ブレーキ・ワイヤーを買いました。 108円。 初めて、この商品を見つけて、「いつか、買おう」と思っていた頃には、まだ、105円だったのですがねえ。
とりあえず、前だけにしたのは、本当に自分で交換できるかどうか、試してみるためです。 長さは、62センチ。 ちなみに、この長さは、アウターの長さを指しています。 プラスチックで覆われている、チューブ状の部分ですな。 ブレーキ・ワイヤーの長さは、各種あって、ホーム・センターに行くと、長さ別に、並んでいたりします。 長過ぎる場合は、切ればいいわけですが、短過ぎると、足すわけには行きません。
しかし、まだ、この時点では、古いワイヤーを外してなかったので、正確な長さが分かりませんでした。 ダイソーには、前用より、ずっと長い、後ろ用も売っていまして、もし、62センチで足りない場合、後ろ用を買えば、切って合わせられます。 その事に気づいたのは、前用を買った後でした。 だけど、開封しなければ、交換が利きますから、とりあえず、家に帰って、古いワイヤーを外し、長さを測ってみてから、どうするか決める事にしました。
その日は、買って来ただけで、エネルギーを使い尽くし、終了。 翌12月25日の朝から、交換作業にかかりました。 まずは、古いワイヤーを外します。 10ミリのスパナで、キャリパー横のワイヤー留めナットを緩めるだけですから、全く大した事ではありません。 インナー・ワイヤーの端に被せてあるアルミ・キャップは、プライヤーで軽く挟んで引き抜けば、外せます。 このキャップは、再利用するので、とっておきます。
キャリパーに付いている、ワイヤー留めボルトとアジャスターから、ワイヤーを抜き取り、ブレーキ・レバーの取り付け部分から、アウター・ワイヤーを外すと、下方向に、ワイヤーを下ろせるので、太鼓部分を、ハンドルの内側へ抜いて、取り外しは完了。 文章で書くと、伝え難いですが、現物でやってみれば、初めての人でも、悩むような構造ではないです。 パンクの修理などより、遥かに簡単。
外したワイヤーの長さを測ってみたら、まさかの、65.5センチ。 やっちまったか・・・。 予定していた通り、買って来た前用ワイヤーを、後ろ用のに交換してもらいに行こうと思ったのですが、その前に、ふと思いつき、62センチだと、駄目なのかどうか、試してみる事にしました。 買って来た物を開封するわけには行きませんが、古い方のアウターを、3.5センチ切って、着けてみれば、分かるわけだ。
で、インナーを抜き取った上で、「アウター・ワイヤーは、金属だから」と思って、まず、金鋸で引いてみたんですが、なんとまあ、まるで、刃が立ちません。 どういう材質やねんな? で、ワイヤー・カッターを使ったら、難なく切れました。 筒状になっているから、ワイヤー・カッターで挟むと、潰れてしまうかと恐れていたんですが、そうはならず、断面は、円形を保っていました。 異様に強い。
試しに当ててみるだけなので、インナーの長さは、元のままです。 インナーをアウターに戻して、自転車に装着。 見てみると、65.5センチを、62センチにしても、外観に大差がありません。 軽快車の場合、ブレーキ・ワイヤーは、ハンドルの前で、弧を描いて、交差しているわけですが、その弧のお陰で、多少の長さの差は、目立たなくなるんですな。 試し乗りして、左右にハンドルを切ってみましたが、別に、突っ張ったり、引っかかったりはしませんでした。
「おお、これなら、62センチでいいじゃん。 つけちゃえ、つけちゃえ」という事で、買って来た方を開封し、取り付けました。 小さく丸めた状態でパッケージに入っていたせいで、古いのに比べて、カクカクしていますが、乗って、ブレーキをかけてみたところ、機能上は、何の問題もない様子。 よしよし。
前ブレーキが、うまく行ったのに味を占め、その日の内に、後ろもやってしまおうと思い、午後、ダイソーに行って、後ろ用のワイヤーを買って来ました。 二日連続で、同じ店に行くと、妙に疲れるな。 今将に修理中の自転車で出かけて行かなければならないところが、また、疲れる。 一旦、走れる状態に戻さなければなりませんからして。
長さは、前が62センチに対し、後ろが150センチで、2倍以上違うのですが、値段は同じ、108円です。 つまり、ワイヤーの材料費の差は無視できる程でしかなく、太鼓を着けたり、アウターにインナーを入れたり、丸めてパッケージに収めたりする手間の方に、お金がかかるという事なんでしょうなあ。
帰って、早速、交換。 後ろも、ワイヤー端のアルミ・キャップを抜き、ワイヤー留めナットを緩めるだけで抜ける点は、前と同じです。 旧母自の場合、後ろのブレーキ・ワイヤーは、ボトム・ブラケットの下に、1ヵ所、ダウン・チューブの下に、3ヵ所、取り回し用のガイドが設けてありますが、そこは、ただ、通してあるだけなので、抜くだけです。
古いのを外して、アウターの長さを測ったら、ぴったり、150センチでした。 おお、ありがたい偶然。 あくまで、偶然でして、他の自転車だと、違うかも知れません。 でも、前側のところで書いたように、長くても短くても、3センチ程度の差なら、外観上も、機能上も、問題ないと思います。 当人が気にするかどうかの世界ですな。 他人は、そんなところまで見やしません。
そこまでは、円滑に進んだのですが、ワイヤー端のアルミ・キャップの、穴を元に戻すところで、手間取りました。 アルミ・キャップは、横腹を潰す事で、固定してあるのですが、一旦外した物を、再利用しようとすると、一度、潰されているせいで、ワイヤーが途中で引っかかって、奥まで入らないのです。
やむなく、父が持っていたドリル・セットから、同じくらいの太さのを探して来て、それをキャップに挿し込み、金槌で軽く叩いて、元に戻しました。 潰す時に、奥の方ではなく、入り口の方を潰してくれれば、千枚通しで、簡単に戻せるんですがねえ。 今回、着け直した時には、そうしましたけど。 アルミ・キャップは、それだけでも、売っていますが、数本で、100円くらいするので、再利用できるのに、そんな物を買う気にはなりません。
ネットの、ハウツー・サイトによると、キャップを被せずに、ワイヤー端をハンダで固めておけば、タイヤ交換などで、ブレーキ・ワイヤーを抜かなければならない時に、簡単に外せるとの事。 「なるほどなあ」と思いました。 私も、過去に、タイヤ交換をした時、このキャップを取るのが面倒なばかりに、ブレーキ・ワイヤーを繋いだまま、作業した事があります。 ただし、見てくれは、キャップの方が、いいです。
以上で、前後とも、交換作業は終わりました。 カクカクしているものの、錆が見えなくなったのは、大変、気分が宜しいです。 このカクカクは、いつか、直るんでしょうかね? まあ、このままでも、いいですけど。 ちなみに、ダイソー製品に限らず、交換用に売っているブレーキ・ワイヤーは、みんな、小さく丸めてあるので、やはり、カクカクになると思います。 組立工場では、ワイヤー類は、真っ直ぐのままか、せいぜい、U字型に一度曲げる程度の荷姿で納入されるので、カクカクになる事はないです。
ダイソーのブレーキ・ワイヤー。 前用、62センチ。 後ろ用、150センチ。 パッケージ台紙の裏面には、取り付け方法が、図説してあります。 外し方は書いてありませんが、取り付け方から類推する事はできます。
私が買い物の足にしている軽快車、「旧母自」は、母が、2004年8月に買いました。 2010年4月に、母が電動アシスト車に乗り換えたせいで、一旦、引退。 約2年間、放置された後、2012年5月に、私が、シート・ポストを長いのに換えて、サドル・ポジションを出し、買い物用として、復活させました。 メーカーは、日本最後の廉価自転車メーカーだった、「出来鉄工所」で、母がこの自転車を買う2ヵ月前に倒産していました。
その事は、過去記事の、≪軽快車で運動≫の中で書いたのですが、なぜ、改めて書き直したかというと、旧母自が、すでに、購入されてから、11年と4ヵ月も経っている事を、強調したかったからです。 そのくらいの歳月を経ると、ブレーキ・ワイヤーは、↓こんな風になるわけだ。
ボロボロ・・・。 今時、こんな状態の自転車に乗ってる人なんて、いないんじゃないの? でも、ブレーキ・ワイヤーとしての機能には支障なくて、ちゃんと、かかります。 で、冒頭の段落に戻るわけですが、私は、合理主義を重んじているので、「機能上、問題なく使える物を、交換する必要はない」と考えて、そのままにして来ました。 別に、換えるお金がないとか、自分ではできないとか、そういう理由で、ボロを我慢してきたわけではないのです。
思い起こせば、私が、旧母自を復活させた時には、すでに、被覆のプラスチックが皹割れだらけになっていました。 この3年半の間に、荷物に接触したり、走行時の振動に耐えられなかったりで、かけらがポロポロと落ち始め、次第に、被覆の失われた部分が多くなって、錆びたアウターが目立つようになってしまったのです。 さすがに、ここに至って、恥ずかしくなり、「合理主義かぶれも、程々にせい」と、自分に言い渡す事になりました。
しめしめ、やっと、新しくできるぞ。 ・・・・、あれ? 「しめしめ」は、もう、死語かな? だけど、「しめしめ」と思う事は、世界中のどこでも、誰でも、どんな時代でも、なくなる事はないわけで、現代日本語で、「しめしめ」が使われなくなったという事は、それに代わる言葉が出て来ているはずなのですが、ちょっと、思い当たりません。 まあ、そんな事は、どうでもいいか。
ダイソーで、ブレーキ・ワイヤーが売っている事は、前々から知っていて、ネット上で、交換体験記も読んだ事がありました。 自分自身、過去に、ブレーキ・ワイヤーの太鼓を外した事は、何度かあったので、「やってしまえば、わけないだろう」と思っていました。 で、12月24日、図書館へ行ったついでに、ダイソーまで足を延ばし、前ブレーキ・ワイヤーを買いました。 108円。 初めて、この商品を見つけて、「いつか、買おう」と思っていた頃には、まだ、105円だったのですがねえ。
とりあえず、前だけにしたのは、本当に自分で交換できるかどうか、試してみるためです。 長さは、62センチ。 ちなみに、この長さは、アウターの長さを指しています。 プラスチックで覆われている、チューブ状の部分ですな。 ブレーキ・ワイヤーの長さは、各種あって、ホーム・センターに行くと、長さ別に、並んでいたりします。 長過ぎる場合は、切ればいいわけですが、短過ぎると、足すわけには行きません。
しかし、まだ、この時点では、古いワイヤーを外してなかったので、正確な長さが分かりませんでした。 ダイソーには、前用より、ずっと長い、後ろ用も売っていまして、もし、62センチで足りない場合、後ろ用を買えば、切って合わせられます。 その事に気づいたのは、前用を買った後でした。 だけど、開封しなければ、交換が利きますから、とりあえず、家に帰って、古いワイヤーを外し、長さを測ってみてから、どうするか決める事にしました。
その日は、買って来ただけで、エネルギーを使い尽くし、終了。 翌12月25日の朝から、交換作業にかかりました。 まずは、古いワイヤーを外します。 10ミリのスパナで、キャリパー横のワイヤー留めナットを緩めるだけですから、全く大した事ではありません。 インナー・ワイヤーの端に被せてあるアルミ・キャップは、プライヤーで軽く挟んで引き抜けば、外せます。 このキャップは、再利用するので、とっておきます。
キャリパーに付いている、ワイヤー留めボルトとアジャスターから、ワイヤーを抜き取り、ブレーキ・レバーの取り付け部分から、アウター・ワイヤーを外すと、下方向に、ワイヤーを下ろせるので、太鼓部分を、ハンドルの内側へ抜いて、取り外しは完了。 文章で書くと、伝え難いですが、現物でやってみれば、初めての人でも、悩むような構造ではないです。 パンクの修理などより、遥かに簡単。
外したワイヤーの長さを測ってみたら、まさかの、65.5センチ。 やっちまったか・・・。 予定していた通り、買って来た前用ワイヤーを、後ろ用のに交換してもらいに行こうと思ったのですが、その前に、ふと思いつき、62センチだと、駄目なのかどうか、試してみる事にしました。 買って来た物を開封するわけには行きませんが、古い方のアウターを、3.5センチ切って、着けてみれば、分かるわけだ。
で、インナーを抜き取った上で、「アウター・ワイヤーは、金属だから」と思って、まず、金鋸で引いてみたんですが、なんとまあ、まるで、刃が立ちません。 どういう材質やねんな? で、ワイヤー・カッターを使ったら、難なく切れました。 筒状になっているから、ワイヤー・カッターで挟むと、潰れてしまうかと恐れていたんですが、そうはならず、断面は、円形を保っていました。 異様に強い。
試しに当ててみるだけなので、インナーの長さは、元のままです。 インナーをアウターに戻して、自転車に装着。 見てみると、65.5センチを、62センチにしても、外観に大差がありません。 軽快車の場合、ブレーキ・ワイヤーは、ハンドルの前で、弧を描いて、交差しているわけですが、その弧のお陰で、多少の長さの差は、目立たなくなるんですな。 試し乗りして、左右にハンドルを切ってみましたが、別に、突っ張ったり、引っかかったりはしませんでした。
「おお、これなら、62センチでいいじゃん。 つけちゃえ、つけちゃえ」という事で、買って来た方を開封し、取り付けました。 小さく丸めた状態でパッケージに入っていたせいで、古いのに比べて、カクカクしていますが、乗って、ブレーキをかけてみたところ、機能上は、何の問題もない様子。 よしよし。
前ブレーキが、うまく行ったのに味を占め、その日の内に、後ろもやってしまおうと思い、午後、ダイソーに行って、後ろ用のワイヤーを買って来ました。 二日連続で、同じ店に行くと、妙に疲れるな。 今将に修理中の自転車で出かけて行かなければならないところが、また、疲れる。 一旦、走れる状態に戻さなければなりませんからして。
長さは、前が62センチに対し、後ろが150センチで、2倍以上違うのですが、値段は同じ、108円です。 つまり、ワイヤーの材料費の差は無視できる程でしかなく、太鼓を着けたり、アウターにインナーを入れたり、丸めてパッケージに収めたりする手間の方に、お金がかかるという事なんでしょうなあ。
帰って、早速、交換。 後ろも、ワイヤー端のアルミ・キャップを抜き、ワイヤー留めナットを緩めるだけで抜ける点は、前と同じです。 旧母自の場合、後ろのブレーキ・ワイヤーは、ボトム・ブラケットの下に、1ヵ所、ダウン・チューブの下に、3ヵ所、取り回し用のガイドが設けてありますが、そこは、ただ、通してあるだけなので、抜くだけです。
古いのを外して、アウターの長さを測ったら、ぴったり、150センチでした。 おお、ありがたい偶然。 あくまで、偶然でして、他の自転車だと、違うかも知れません。 でも、前側のところで書いたように、長くても短くても、3センチ程度の差なら、外観上も、機能上も、問題ないと思います。 当人が気にするかどうかの世界ですな。 他人は、そんなところまで見やしません。
そこまでは、円滑に進んだのですが、ワイヤー端のアルミ・キャップの、穴を元に戻すところで、手間取りました。 アルミ・キャップは、横腹を潰す事で、固定してあるのですが、一旦外した物を、再利用しようとすると、一度、潰されているせいで、ワイヤーが途中で引っかかって、奥まで入らないのです。
やむなく、父が持っていたドリル・セットから、同じくらいの太さのを探して来て、それをキャップに挿し込み、金槌で軽く叩いて、元に戻しました。 潰す時に、奥の方ではなく、入り口の方を潰してくれれば、千枚通しで、簡単に戻せるんですがねえ。 今回、着け直した時には、そうしましたけど。 アルミ・キャップは、それだけでも、売っていますが、数本で、100円くらいするので、再利用できるのに、そんな物を買う気にはなりません。
ネットの、ハウツー・サイトによると、キャップを被せずに、ワイヤー端をハンダで固めておけば、タイヤ交換などで、ブレーキ・ワイヤーを抜かなければならない時に、簡単に外せるとの事。 「なるほどなあ」と思いました。 私も、過去に、タイヤ交換をした時、このキャップを取るのが面倒なばかりに、ブレーキ・ワイヤーを繋いだまま、作業した事があります。 ただし、見てくれは、キャップの方が、いいです。
以上で、前後とも、交換作業は終わりました。 カクカクしているものの、錆が見えなくなったのは、大変、気分が宜しいです。 このカクカクは、いつか、直るんでしょうかね? まあ、このままでも、いいですけど。 ちなみに、ダイソー製品に限らず、交換用に売っているブレーキ・ワイヤーは、みんな、小さく丸めてあるので、やはり、カクカクになると思います。 組立工場では、ワイヤー類は、真っ直ぐのままか、せいぜい、U字型に一度曲げる程度の荷姿で納入されるので、カクカクになる事はないです。
ダイソーのブレーキ・ワイヤー。 前用、62センチ。 後ろ用、150センチ。 パッケージ台紙の裏面には、取り付け方法が、図説してあります。 外し方は書いてありませんが、取り付け方から類推する事はできます。
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