2020/02/23

EN125-2Aでプチ・ツーリング ②

  いきなりで、何ですが、パチンコ&スロットABCのテレビCMが、気に入っています。 若い女性が、一人旅で、有名な観光地や景勝地、温泉地などへ出かけて行き、現代風の短歌を詠むという内容。 今の所、8種類あるようです。 静岡、山梨、長野、愛知にしか店舗がないそうで、地方CMなのですが、ネット上でも、見る事ができます。

  私は、パチンコもスロットもやりませんが、テレビCMは、結構、流されているので、否が応でも目に入って来ます。 ちょっと見ただけでは、パチンコ屋のCMとは思えません。 このCMを見ても、パチンコをやりたいという気にはなりませんけど、私は、そもそもやらないから、それはどうでもよいこと。 なぜ、旅行会社が、こういうCMを作らないのか、不思議でならぬ。

  このCMを見ると、「旅は、いいなあ」と、つくづく思います。 明るく、未来に希望を感じさせる音楽もいいです。 実際には、女性の一人旅は少数派で、二人以上の場合が多いのですが、一人旅には、一人旅独特の、気楽さ、自由さがあるのは、大人の経験者なら、誰でも認めるところでしょう。

  というわけで、バイクによるプチ・ツーリング紀行の、第二回目です。




【長泉町森林公園】

  11月16日、バイクを出し、長泉町の山の方へ行って来ました。 駿河平の上から、更に、山奥へ入って行ったら、「長泉町森林公園」の案内標識があったので、そこへ向かいました。 愛鷹山の中腹です。

≪写真1≫
  駐車場に停めた、EN125-2A。 ガラガラだったのですが、念の為、車の邪魔にならないように、三角スペースに停めておきました。 一応、後輪に、ワイヤー・ロックをかけてあります。

  後ろの方に付いている黒のヘルメットは、白から塗り直したもの。 こういう所に、ヘルメットを付けたバイクを置いて、山に登って来るのは、不安がありますが、そもそも、人が少ない所なので、悪戯された事はないです。

≪写真2左≫
  駐車場。 20台くらいは、停められそうです。 ここが、一杯になる時があるんでしょうか。

≪写真2右≫
  駐車場の隅に、ちょっとした高台があり、人間の背丈くらいの櫓が建ててありました。 この写真は、その階段を上から撮ったもの。 中央に、棒が立っていて、大人では、かなり、通り難いです。 何の為に仕切ってあるのか、分かりません。

≪写真3≫
  森林公園の展望台は、上の方にあります。 そこまでは、こんな感じの杉・檜林の中を、登って行きます。 丸太階段の所もあって、登山コースというよりは、ハイキング・コースです。 20分くらい、歩きます。

≪写真4≫
  ここが、森林公園の展望台。 少し、林が切り開いてあります。

≪写真5≫
  ところが、櫓が低過ぎて、遠くが、ほとんど、見えませんでした。 辛うじて、木の間から見えたのが、この程度。 沼津市の西方、駿河湾、伊豆半島の北西部が見えます。



【池の平】

  地図を見たら、長泉町森林公園から、もう少し上がると、池の平に着くようだったので、そちらまで、足を延ばしました。 池の平には、2008年、位牌岳などに登った時に、来ています。 その時は、水神さんから登ったのですが、途中で、同じ道に合流しました。

≪写真1≫
  なだからかな、こんな道を、上がって行きます。 森林公園の展望台から、10分くらいです。

≪写真2左≫
  池の平に到着。 2008年の写真データを見ると、駐車場がある水神さんから、45分くらい、かかっています。 長泉町森林公園からだと、30分くらいですから、こちらの方が近かったんですな。

  この時点で、2時40分。 うちは、夕飯が早いので、ゆっくりしている時間はありません。

≪写真2右≫
  池の平から、愛鷹山の上へ向かう道。 2008年には、この深い森へ入って行きました。 これが、朝ならば、先へ行ってみたいという気持ちになるのですが、もう、日が傾き始めている時間だと、本能的に、怖さだけを感じます。

≪写真3≫
  池の平、全景。 そんなに広いわけではないですが、テーブルと椅子のセットが何基かあり、ハイキングで食事をするには、適当な場所です。 双眼鏡もあります。 この時は、一組、先客がいました。

  うちにある、古い地図では、近くに池らしきものが載っているので、それが、名前の由来ではないかと思うのですが、前回も今回も、池を見つける事ができませんでした。 案内標識も、なし。

≪写真4≫
  池の平は、眺めが抜群でした。 駿河湾の東側一帯が、一望できます。 2008年にも、ここへ来ているわけですが、その時は、霧が出ていて、眺望がこんなに良いとは知らずに、通り過ぎていました。 もう一度、来れて、良かったです。 バイク生活を復活させた甲斐があったというものです。


  予定外の登山で、1時間以上、費やしてしまい、家に戻ったのは、4時近くでした。 夕飯には、間に合いましたけど。



【早霧湖】

  12月20日に、午後からバイクを出し、前の週に辿り着けなかった、修善寺の早霧湖(さぎりこ)へ、再挑戦しました。 別の道を調べて行って、その通りに進んだら、何とか、到着しました。

≪写真1左≫
  案内標識がなくて、すぐ近くに来てから、ようやく、一枚見つけました。 ここまで来れば、もはや、案内は必要ないという距離です。 案内標識が少ないのは、釣り人が優先で、静かな環境を維持する為に、一般観光客は積極的に呼びたくないからではないかと思います。

≪写真1右≫
  早霧荘。 釣り人用の宿のようです。 駐車場がありますが、宿の客しか使えないのか、湖を見に来ただけの者も使えるのか、はっきり分かりません。

≪写真2≫
  釣り人用の桟橋。 結構、人がいました。 どうやって入って行くのか、分かりません。 早霧荘の釣り客しか入れないのかも。

≪写真3左≫
  折り悪く、堤防の工事をやっていて、早霧荘側は、眺望が悪かったので、対岸に見えた、水神社の方へ行ってみました。 一旦、上の道路に上がり、道路脇にバイクを停めて、そこから、遊歩道を歩いて行きました。

≪写真3右≫
  水神社の社。 祠と言うべきか。 天保年間に作られたようです。 山の中だけあって、もちがよいと見えます。

≪写真4≫
  水神社側からの眺め。 こちらも、全体を見渡せるほどではありませんでした。

≪写真5≫
  上の道路の脇に停めた、EN125-2A。 20分くらい、離れていましたが、悪戯されるような事はありませんでした。 そんなに人がいないのです。 道路を挟んで、反対側は、ゴルフ場になっています。

  早霧湖は、湖畔が少なくて、一般観光客がたくさん押しかけても、収容しきれないような所でした。 母の話によると、私が子供の頃に、父が運転する車で、2回来ているとの事。 しかし、湖に関しては、全く覚えていませんでした。




  今回は、ここまで。

  以前、書いたように、私は、バイクで出かける時には、専用のスニーカーを履いているのですが、行った先が山だと、登山になってしまい、スニーカーでは、ちと、無理があります。 いや、登れる事は登れますが、山歩きにスニーカーを使っていると、損耗が早くて、靴がもったいないのです。 さりとて、登山靴や、安全スニーカーだと、大抵、紐靴なので、バイクの運転には向きません。 痛し痒しですな。

  バイクで出かけても、登山なんかしないという人も多かろうと思いますが、そういう人は、そもそも、山を目的地にしないので、行き先が減ってしまうのではないかと思います。 せいぜい、3時間程度で帰ってくるプチ・ツーリングでは、行動半径が小さいせいで、行き先を探すのが、一苦労でして、山を除外するのは、つらいですなあ。

  靴下ですが、冬に入って以降、とらやで買った、裏起毛ハイソックスを穿いていて、暖かさ的には、充分です。 私が乗るのは、正午過ぎから、午後3時頃までなので、そんなに気温が低くないのです。 朝や夜、通勤にバイクを使っている人には、薦めません。 ブーツを買った方がいいです。

  乗っている間は良いのですが、行った先で、ある程度の歩数を歩くと、ズリ落ちて来ます。 再び乗って走り出すと、普通の靴下と変わらない部分しか覆えていないので、寒く感じます。 乗る前に、引き上げる癖を付ければいいのですが、なかなか、習慣にできないまま、何度か寒い思いをし、面倒臭くなって、靴下止めを買ってしまいました。 それに関しては、いずれ、紹介します。