2014/05/25

620キロ、15時間30分

  さて、岩手異動で、静岡県沼津市から、岩手県胆沢郡金ヶ崎町まで、バイクで一気に走破した時の事を書きましょう。 事前に、ポータブル・カーナビで計算したところでは、一般道オンリーで、「距離600キロ、所要時間12時間」という結果でした。 これに、休憩時間を加えて、15時間あれば、何とか着くだろうと予測しました。 引っ越し業者に運んでもらう荷物の受け取りに立ち会うために、5月3日の昼頃には、向こうに着いていたいので、逆算して、こちらを出発するのは、5月2日の午後9時という事になります。

  出発の3週間くらい前から、そういうつもりでいたんですが、5月2日に、引っ越し業者が荷物を取りに来た時、受け取りが翌3日だと思っていたのが、向こうの書類では、4日になっていて、計画が狂いました。 そもそも、業者が下見に来た時には、向こうの都合で、4日と決まったのが、その後、電話があり、「他にも、同じ所へ運ぶ荷物があるから、そちらに合わせて、3日にしてくれませんか」と言うので、OKして、3日のつもりでいたのです。 それが、書類上は、4日の侭になっていたというわけ。

  ややこしいでしょう? 書いている私ですら、混乱気味なのですから、読んでいるあなたが、もっと混乱するのは、無理も無い。 この上更に混乱させそうですが、そこを承知で、くどく書きますと、私のつもりとしては、最初、3日だったのが、向こうの都合で、4日になり、その後、向こうの都合で、3日に戻ったと思っていたら、またまた、向こうの都合で、4日になったわけですな。 まあ、簡単に言うと、私と引っ越し業者で、受取日の予定が、一日ズレていたと思ってくださいな。

  荷物を取りに来た作業員の人に、会社へ問い合わせてもらったところ、下見に来た人から電話が来て、「3日になったなんて、聞いていません」との事。 私が、「いやあ、あなたが見に来た後で、お宅の会社から電話があって、3日に変わったんですがね」と言ったら、「誰ですか、その電話をしたのは?」と、逆に、こちらが訊かれてしまいました。 名前まで覚えてねーよ。 こっちは、個人相手じゃなくて、会社と契約しているんだから。 昨今、電話でも、訪問でも、名乗ったり、名刺を渡したりすれば、それで、相手に自分の名前を覚えてもらえると思い込んでいる人が多いようですが、会社の看板で仕事をしている以上、客の方は、従業員個人の名前を覚えたりしませんよ。 自分達だって、私生活で業者を相手にする時は、同じでしょうに。

  で、結局、受け取りは、4日に決定。 その時点で、出発も1日遅らせて然るべきだったのですが、もう長い間、2日の夜に出発するつもりでいたので、今更、日付を変えるのに忍びず、「1日、早く着いても、向こうで、一晩くらいなら、荷物無しで、しのげるだろう」と思って、計画通り、2日の夜に、立つ事にしました。 最終的な結果を見ると、それで良かったという面もあり、悪かったという面もあったのですがね・・・。


  午後9時10分に、家を出発。 距離的には、国道1号で行くのが最短ですが、夜中に箱根を越えるのは怖いので、割と平坦な道で箱根を迂回できる、国道246号で行く事にしました。 小山町の辺りは、山の中を道路だけが貫いている感じで、昼間通っても、恐怖感があるのですが、夜だと尚更です。 こういう思いは、あまりしたくありませんなあ。

  厚木の大湾曲のすぐ先で左折し、国道129号で北上。 国道16号に入りました。 全て、一般道で行くつもりだったのが、八王子バイパスで、突如、料金所にぶち当たり、仰天! 車線が分離されていて、引き返す事もできません。 やむなく、260円払いました。 出費の痛みより、調べが足りなかった、自分の迂闊さに地団駄踏んだ次第。

  東京を迂回するために、16号に入ったんですが、これが間違いでした。 昼間だと、大渋滞を起こす道路も、夜なら空いているだろうと思った、そこまでは読み通りだったんですが、この道、信号が大変多いため、空いていても、赤信号で停まってばかりで、およそ、進みが悪いのです。 こうと知っていれば、もっと東京に近い迂回路を通ったものを・・・。 元々、カーナビの指示は、そういうコースだったのです。 無視して、自分の勘に頼ったのが、浅はかだったか。 

  春日部の庄和ICで左折し、国道4号線へ。 この辺の4号には、旧道とバイパスがあるのですが、私は、宇都宮を迂回するために、バイパスの方に入りました。 北へ曲がってすぐの所にあった、≪道の駅・庄和≫で、トイレ休憩。 草木も眠る時刻だというのに、停車している車が、たくさんいました。

  そこから先は、打って変わって、怖いくらいに速くなりました。 車もいないし、信号も、ほとんどありません。 道が単調になったせいで、眠気が襲って来て、一定間隔ごとにある高架部分を通り過ぎる時、何度も気が遠くなりそうになりました。 危険極まりない。 高架の端から落ちるのが怖くて、中央線近くを走るのですが、それでも怖い。

  同じ4号ですが、宇都宮バイパスから、奥州街道へ。 そこからは、果てしなく遠い旅になりました。 短時間に、一気に走破してしまったので、記憶がごっちゃになっていて、どこで何があったのか覚えていません。 で、ここから先は、時系列に関係なく、覚えている事だけを書きます。

  時折、カーナビで、現在地を確認しながら進みました。 バッテリー切れを避けるために、見る時だけ、電源を入れるのですが、そのやり方だと、現在地を自動で計測してくれないので、そのつど、ルート計算をやり直さなければなりませんでした。 不便な機械だのう。 まあ、無いよりはマシかもしれませんが。 本来、車に着けて使うものなので、バイクの運転者が、ポケットに入れて使う事など、想定していないんでしょう。

  2時から4時まで、恐ろしく寒くなりました。 道路沿いの気温計を見たら、6℃。 まさか、5月で、こんなに冷え込むとは思っていなかったので、完全冬装備はしてこなかったのです。 合羽の上を出して着ましたが、それでも、寒い。 手指の先がかじかんで、凍傷寸前。 ところが、日が高くなると、一転して暑くなり、23℃まで上がりました。 フルフェイスなので、熱がたまって仕方なかったです。 なんだ、この寒暖差は? 月面か?

  給油は、2回しました。 1回目は、16号の春日部付近でした。 スタンドがセルフばかりなので、やむなく、セルフに入り、面倒なので、1000円打ち切りで、6リットルくらい入れました。 ざっと計算して、250キロくらい走れると踏みましたが、リザーブに切り替えるまで、270キロでした。 ほぼ、正しかった事になります。 次の給油は、4号の白石で、同じく、セルフで、1000円分。 慣れてしまえば、セルフも、難しい事はないですな。 最初に入っていた分より、到着後、残っていた分の方が少ないですが、その差額を計算に入れても、沼津から、金ヶ崎まで、2500円あれば、行ける事になります。 これは、交通機関としては、最安でしょう。

  睡眠不足は否めず、気が遠くなりそうになると、停まってうずくまり、頭を休めて、しのぎました。 非常に危険。 本来なら、長距離移動は、出発前に、たっぷり眠っておかなければ、やってはいけない事なんですな。 事故を起こした後で、「引っ越しの興奮で、眠れなかったので・・・」などと、言い訳しても、通りません。 岩手に入ると、車の渋滞が増えて、車列の横をすりぬけなければなりませんでした。 山の中までずらりと並んでいるから、恐れ入る。 後で聞いた話では、東北自動車道で、通行止めになる事故があり、どうやら、そちらから下りた車が、一般道へ流れ込んで来ていた模様。

  仙台を越したら、すぐだと思っていたのですが、とんだ思い違いで、そこからが、えらい長かったです。 一関から岩手県なのですが、また、そこからが、また長い。  前沢で、次が、水沢で、ようやく、金ヶ崎。 3年半ぶりの再訪です。 ところが、道なりに進んだら、4号が、いつのまにか、県道になってしまい、金ヶ崎の商店街の方に出てしまいました。 私が、3年半前に、4号だと思っていたのは、バイパスだったようです。 あの頃は、南の方に行かなかったので、知らずじまいになっていたというわけ。 まあ、どちらの道を通っても、結局、着くんですがね。

  12時40分頃、会社の寮に到着。 家を出てから、15時間30分経っていました。 予定を超過する事、30分。 1日早く出ておいて良かったと書いたのは、この事を指したもの。 もし、引っ越し荷物の受け取りが、3日だったら、ぎりぎりになるところでした。 距離ですが、出発時、オドメーターの下三桁が、334キロだったのが、到着時、956キロくらいになっていました。 差し引き、約620キロで、カーナビの計算値より20キロ多かったわけですが、超過分のほとんどは、16号線を通ったせいでしょう。


  この寮も久しぶりですが、外観は全然変わってませんな。 3年半くらいじゃ、変われという方が無理か。 3年半前、応援に来た時には、奴隷同然に扱き使われたので、「二度と、ここには来るまい」と思って、後にしたんですが、また来てしまいました。 しかも、今度は、10年間も帰れません。 なんてこったい・・・。

  とりあえず、寮の玄関前にバイクを停め、受付で入寮手続きをしました。 バイクは、駐輪所の屋根の下に入れておくよう言われたので、そちらへ。 ご苦労だったな。 よく走ってくれた。 部屋の鍵を貰って、自室へ上がります。 前回住んでいた時と、同じ階ですが、部屋は違います。 中は同じ作りでしたが、壁はずっと綺麗で、どうやら、最近リフォームした模様。 そして、なんと、冷蔵庫がありました。 無いというから、新しいのを買ったのに・・・。 しかし、こちらのは、1ドアなので、なんぼも入りません。 受付に訊くと、備え付けだとの事。 要らないなら、下ろしてもいいと言われましたが、物入れとして使ってもいいので、とりあえず、保留にしておきました。

  上着を脱ぎ、身軽になって、近所の100円ショップとスーパーに買い物に出かけました。 バナナ、バター・ロールなどを買って、一晩しのぐ準備をする一方、サンダル、洗剤や調味料など、いずれ必要となるもので、腐らないものを買いました。

  寮に戻ると、とりあえず、眠りました。 3時から、4時半くらいまで、ごく短い時間でしたけど。 家に到着を知らせるために、電話しなければなりません。 寮の近くに電話ボックスがあるのですが、そこのテレカ不可は、3年半前と変わりませんでした。 あまつさえ、近所のスーパーの公衆電話まで、テレカ不可になっていました。 やむなく、レトルト食品を買って、お釣りに10円玉を貰い、家に電話。 長距離ですが、10円玉一枚で、何とか、着いた事を知らせられました。

  最初、買い物に行った時は、フラフラしていて、気が滅入って仕方なかったのですが、二度目は、少し眠ったおかげで、人心地が戻ってきました。 バターロールと水で、夕飯にし、7時頃には、眠りました。 ベッドのマットレスの上に直接寝て、ジャンパーを掛け布団にして。 この寮の部屋は暖かいので、風邪を引く事は、まずありません。 長い一日でした。 いや、前の日から、ほとんど眠っていなかったから、二日間ですか。 とりあえず、無事に着いたのを喜ぶべきか。 異動自体が災難なので、所詮、不幸中の幸いに過ぎませんけど。

  そうそう、1日早く出たせいで、悪かった面があったと書きましたが、その事は、次回に書きます。

2014/05/18

引っ越し荷物

  随分長い事、更新しませんでしたが、この間に、岩手に赴任してしまいました。 赴任前に、ゴールデン・ウイークの連休と足して、半月くらい、休みがあったので、記事を書く時間はあったのですが、結局、一回も書きませんでした。 忙しいから、更新しなかったというより、書く気にならなかったから、更新しなかったわけですが、やはり、自分が好んで行くわけではないので、気分が腐っていて、ブログの記事を書くような、精神的ゆとりが出なかったのです。


  半月の休みは、荷造りが半分、持って行く物や自宅自室の改良が半分で、過ぎ去りました。 荷造りに関しては、今までに経験した、3ヵ月程度の応援と違い、今度は、完全に移り住んでしまうので、荷物が多くなるのは致し方ないところ。 単純に考えれば、家にある物で、自分が使っていた物を、全て持って行ってしまえばいいわけですが、そうは問屋が卸しません。 なぜというに、移住先が会社の独身寮なので、部屋の広さに限界があり、一切合財、何でも持ち込むというわけにはいかないからです。 ちなみに、赴任時の引っ越しは、費用会社持ちで、引っ越し業者が運んでくれます。


  持って行く事が、瞬間的に確定したのは、テレビと、レコーダーでした。 応援であれば、テレビは、寮に備え付けの物が借りられるのですが、移住者には貸してくれないので、自分で持ち込むしかありません。 テレビを持って行くとなれば、レコーダーも当然、必須。 連休に家に帰って来た時に備えて、今まで、サブ・テレビにしていた白黒テレビと、サブ録画機にしていたビデオ・デッキを、自室に残して来ました。 どうせ、一年に、20日くらいしか戻らないから、それで充分です。

  パソコン、モニター、プリンターも、瞬間確定組です。 ネット環境を確保するために、モバイル契約に変えたのであって、パソコンを持って行かねば、意味が無い。 プリンターは、父の部屋にあった、hpの複合機が空いたので、それを持って行く事にしました。 コピーもできるから、何かと使い道があるでしょう。 この複合機、10年以上前に買ったのですが、買った後で、インテルのプロッセッサー搭載パソコンでしか動かない事が分かり、その時の私のパソコンは、VIA搭載機だったために、うんともすんとも言ってくれず、顔色真っ青・・・。 父に頼んで、キャノンのプリンターと交換してもらったという因縁があります。 今の私のパソコンは、AMD搭載機なので、「もしや、駄目かも・・」と思ったんですが、繋いでみたら、認識してくれました。 さすが、互換製品と言うべきか。

  インクは、黒は、買い置きがあったので、それを入れ、カラーは、新しく買いました。 リサイクル・インクをネットで注文して、1000円。 純正品に比べれば、安いですが、次からは、更に安い、詰め替えインクにしたいものです。 しかし、hpインクの詰め替え用は、100円ショップにゃ無かったかな? 基本的には、顔料か染料かの違いだけ気をつければいいとは分かっているものの、どこから補給するのかも分からんのが、現状。 ついでながら、つい今し方、思いついて、奥州市の観光マップを印刷してみたところ、カラーの色が変・・・。 もちろん、元のマップではなく、プリンターの方に問題があるに決まってますが、インクが悪いのか、調整をしなければならないのか、それすら、まだ分かりません。 まあ、それもこれも、追々、調べる事にしましょう。

  以上の5点は、元箱を取ってあったので、それに入れて、運んでもらう事にしました。 元箱が役に立つのは、こんな時くらいのものだのう。 テレビやモニターは、梱包の仕方が分からずに、四苦八苦しました。 液晶パネルというのは、開梱する時にも出し難くいものですが、より以上に入れ難いとは、今回初めて知った次第。


  次の確定組は、パソコン・デスクと椅子で、この二つは、居間パソコンを撤去した後、持って行く所が無かったので、岩手行きが決まって、好都合だったという、珍しいケースです。 どちらも、そのままの格好で、引っ越し業者に養生して貰って、運んで貰いました。 椅子は、160サイズに収まりますし、パソコン・デスクは、分解できるので、帰ってくる時には、宅配便で送り返せます。 もっとも、今書いた通り、送り返しても、使い道も、置く場所も無いわけですが・・・。

  それと、テレビとレコーダーを載せるために、自室にあった2段のカラーボックスを持って行く事にしました。 もう、30年も前に買った物で、ガタガタなんですが、同じ時期に買った3段の物と、マシな部品を寄せ集めて、どうにかこうにか、見てくれだけは、まともな物にして、運んで貰いました。 あんまり、ボロだと、わざわざ養生してもらうのも、気が引けますからのう・・・。 あと、引っ越しの前日になって、押入れに引退させてあった細身のカラーボックスを、一つ追加しました。 「どうせ、タダで運んでもらえるのだから、あるものは、極力持って行こう」という、セコ~い強迫観念に駆られての事です。

  だいぶ、あとの段階になって、決まったのが、自室の押入れに死蔵していた、ワゴン台車です。 私が買った物ではなく、元は、家のダイニング・キッチンで使っていたのが、もう何十年も前に、お役御免になっていたもの。 これを、寮の部屋で、食卓代わりにしようという算段です。 寮の部屋には、ミニ・キッチンが付いていて、自炊ができるのですが、パソコン・デスクで、食事をするのは、汁がはねるから、没。 で、ベッドを椅子にして、その前に置いたワゴン台車に料理を並べて、食べればいいではないかと考えたわけですな。 これは、大いに図に当たり、今、そうしているわけですが、キャスターが付いているので、食べ終わったら、ワゴンごと、ミニ・キッチンの近くまで動かして、食器を洗えるという、予期しなかった効能まで発揮しています。


  衣類は、私の場合、着道楽とは対極にいるような人間ですから、私生活用、会社用、夏用、冬用を、全着寄せ集めても、高が知れていて、大き目のダンボールに2箱くらい。 雑貨も入れて、ダンボールは、5箱もあれば充分だったわけですが、引っ越し業者に頼む時、何をどう勘違いしたのか、7箱と書き込んでしまったため、欲が出て、あれもこれも詰め込むという、惨憺たる事態になってしまいました。 雑貨の内、大物というと、炊飯器、米櫃、塩・砂糖入れ、電気スタンド、ヘルメット、角ハンガー、電気かき氷機、そんなところですか。 小物は、文房具から、工具、食器、パソコン周辺機器、アンテナ線、電気コードなど、有象無象が、うじゃうじゃ。

  ダンボールに詰める際、衣類は衣類、雑貨は雑貨と分けたいところですが、雑貨だけだと、運搬の衝撃で壊れてしまう恐れがあるので、衣類を緩衝材にせざるを得ず、ごちゃごちゃの混成になりました。 今回初めて知った事ですが、引越しのダンボールは、「大は小を兼ねる」と、単純には考えられないんですな。 大きなダンボールに、物を入れ過ぎると、重くて、持ち上がらなくなってしまうのです。

  スペースが余ったので、北海道応援の時に持って行った、IHクッキング・ヒーターも入れたんですが、これが、こちらに来てから、思わぬ活躍をする事になりました。 部屋のミニ・キッチンに備え付けのヒーターは、電熱式でして、熱伝導で鍋を温めるので、お湯を沸かすのにも、結構な時間がかかります。 その上、最高出力が、1250ワットと、どえらい数値。 その点、IHヒーターは、最大でも、800ワットで、ずっと省エネですし、沸騰も早いのです。 で、今は、電熱ヒーターの上に、IHヒーターを載せて、使っています。


  引っ越し業者が、自転車も運んでくれるというので、折り畳み自転車も、持って行く事にしました。 寮では、一人の寮生が、バイクと自転車を両方、駐輪所に置く事はできないので、部屋の中に置く事になりますが、なに、その方が、錆びないし、雨風も気にせずに済みますから、気が楽です。 どうせ、折り畳み自転車は、家に残しておいても、誰も乗りませんからのう。

  布団も、応援とは違い、自分で持ち込まなければなりませんが、私が行く寮には、ベッドが備え付けられているので、敷き布団は要りません。 敷きパッドと敷布、掛け布団と、そのカバー、あと、枕だけで、引っ越し業者から貰った布団袋は、容量の半分くらいしか埋まりませんでした。 敷きパッドと枕は、持っていなかったので、買って来ました。 敷きパッドは650円、枕は蕎麦殻ので、350円。 安いな。


  他に、自炊生活の必需品として、冷凍冷蔵庫を買いました。 当初は、リサイクル店で、中古を物色していたんですが、今まで、中古の電気製品を買って、まともに動いた例しが無かった事を思い出し、土壇場で方針変更して、新品にしました。 ところが、皮肉なもので、そう決断してから、ネットで一番安い値段をつけていたショップへ行ったら、まさかの売り切れ! そんなのありか? その前日までは、あったのに! とことん、運がありません。 やむなく、2000円高いものの、ポイントが付く、他のショップで買いました。 価格20000円で、ポイントが2000円分。

  この2000円で、扇風機を買い、帳尻を合わせようとしたんですが、ここでまた、まさかの事態が・・・。 そのショップでは、3000円以下の買い物だと、送料を500円取るというのです。 馬鹿抜かせ! そんなの払えるか! で、やむなく、USBメモリーと液晶モニターのブラシを足し、3000円以上にして、買いました。 損したんだが、得したんだか、分かりません。 うーむ、ネット・ショップのポイントには、魔物が棲んでおるのう。


  以上が、引っ越し荷物の全貌です。 これらは、5月1日の夜までに準備して、2日の昼前に、取りに来た引っ越し業者に持って行ってもらいました。 私自身は、バイクで、岩手まで自走して行く事になります。 その顛末に関しては、また、後日、書きましょう。 あー、疲れた。 久しぶりに長い文章を書いたので、エネルギーを消耗しました。 こちらでの仕事が、まだ、安定しておらず、体調次第では、来週、更新するとは限らないので、その場合は、悪しからず。