2017/10/29

ゴミ奉行

  今回、気分の悪い話なので、今現在、気分があまり良くないという方は、御遠慮ください。 後日改めて、気分が良い時に読んでいただくのは、問題ありませんが、読んだ結果、せっかく良かった気分が悪くなったとしても、当方としては、責任を負いかねます。


  7月24日に、母自・前輪と、旧母自・後輪のタイヤ交換をした事は、前回、書きました。 外した古いタイヤは、とりあえず、物置に入れておいたのですが、8月7日の朝、家の外周りの掃除をする前に、物置に入ったら、その日がちょうど、埋め立てゴミの回収日だった事を思い出し、捨てに行きました。

  普通は、ゴミ出しの解禁日時である、前日の正午過ぎに、すぐに持って行くのですが、その日の前日は、父の一周忌で出かけており、ゴミ出しどころではなかったので、埋め立てゴミを出すのは、諦めていたのです。 翌日、たまたま、自転車の古タイヤ2本が目に入ったので、それだけでも、捨てて来ようと思い立った次第。 あくまで、「捨てて来よう」であって、「ステテコ用」ではありません。


  ところが、最寄のゴミ集積所まで行き、置く場所を決めようと、タイヤ2本を持ったまま、分類表示板を見て歩いていたら、近くにいた、40歳くらいの男が、ニコニコ笑顔で近づいて来ました。 そして、口にした言葉が、あーた、ビックリするじゃありませんか、

「すいません。 タイヤは、捨てられないと思うんですけど・・・」

  たぶん、ゴミの片付け当番に当たっている組長なのでしょう。 しかも、ゴミの分別が頭に入っていない、経験の浅い人間と見ました。

  私は、無表情で、「いや、車やバイクのタイヤは駄目だけど、自転車のは捨てられるんですよ」と答え、その男が持っていた、自治体発行の、ゴミ出し便利帳を開かせ、「タイヤ」の項を指してやったら、ちゃんと、「タイヤ 自転車 埋め立て①」と書いてあります。 それ見た事か。 言わんこっちゃない。

  私が、「埋め立て①ですね」と言って、①の場所にタイヤを置き、立ち去ろうとしたら、その男が、後ろで、「ありがとうございます」と言っていました。 ゴミを出して、礼を言われたのは初めてですが、恐らく、「教えてくれて、ありがとうございます」という意味なのでしょう。

  だけど、常識的に考えれば、この場面で、その男が発すべき言葉は、「どうも、すみません。 失礼しました」の方でしょう。 必要なのは、知らない事を教えてもらった「感謝」の言葉ではなく、間違えて、他人をルール違反者扱いした事に対する、「謝罪」の言葉です。

  「この場合の『感謝』は、『謝罪』を前提としているから、『謝罪』を含む」というつもりだったのかも知れませんが、それは、その男の頭の中で、一瞬の内に捏ね上げられた屁理屈に過ぎず、実際のところは、「謝罪すると、バツが悪いから、感謝でごまかした」というのが、正解なんじゃないでしょうか。 とにかく、他人に謝るのが、嫌なんだわ。 自分の間違いを認めるのが嫌なんだわ。 一方、感謝の言葉は、それらとは無関係だから、ホイホイ気軽に、口にできたんだわ。


  この一件、私には、何の非もないのであって、全て、その男の問題なのですが、どこが問題だったのかというと、自分が、ゴミの分別が完全に分かっていないのに、他人の出し方に文句をつけようとした、その性根でしょう。 最初、ニコニコ笑って話しかけてきたのは、別に、愛想がいいのではなく、「この馬鹿、タイヤなんて持って来やがって。 そんなもん、捨てられるわけがないだろう。 こういう、いい加減な奴には、やんわりと優しく指導してやらなきゃならんな」というつもりだったに違いないのです。 いかにも、そういう話しかけ方だったのですよ。 大人が子供に説教するようなつもりでね。

  ところが、私から逆に、「捨てられる」と指摘され、よりによって、自分が持っていた便利帳で、自分が間違っている事を証明されるや、形勢逆転、一瞬にして、自分の方が、「いい加減な奴」になってしまったのです。 「大人に説教される子供」になってしまったのです。 いや、私は、説教なんて、しませんでしたがね。 この男の中で、自尊心が崩壊したのは、想像に難くないです。 私が壊したんじゃありません。 自損自壊ですよ。

  だからねー。 便利帳なんて、膨大な項目数があって、市役所の担当者でもない限り、丸暗記なんて、とてもできないんだから、うろ覚えの知識で、デカい事を言うなってんだよ。 他人に駄目出しをする前に、まず、自分の能力を疑えと言うのよ。 自分に絶対の自信がなければ、全くの赤の他人に、こういう事を言えないと思うんですが、言ってしまったんですなあ、この男は。

  わざわざ、御丁寧に、便利帳を持って来ているんだから、もし、分別不詳のゴミを持って来た人がいたら、その場で、調べてみればいいんですよ。 自転車のタイヤなら、「自転車」か、「タイヤ」で引けば、10秒もかからずに、分かるんだから。 それを怠って、知りもしないくせに、自信満々で、他人のミスを指摘してやろうなんて考えるから、一生、記憶にこびりついて消えないような、大恥を掻いてしまうんですわ。

  私も、他の事で経験がありますが、こういう、他人にちょっかい出して、逆に、やり返されてしまった恥は、ほんとに、一生、記憶に残ります。 関連する事柄があるたびに、思い出して、恥ずかしさに、耳まで真っ赤になります。 他人を舐めてかかるのが、そもそもの間違いですな。

  他人事ながら、その男が掻いた大恥は、気の毒なようだねえ。 だけど、こちらも、最初、「ゴミの分別が分からない、いい加減な奴」という扱いをされたのだから、気分は良くないです。 向こうが悪いんですよ、全面的に。 同情するに足りませんな。 自業自得でしょう。 あれで、もし、私の事を逆恨みでもしていたら、呆れる話ですが、そういう可能性もなくはないです。 つくづく、他人は、怖いわ。


  たぶん、その男、自転車のタイヤ交換なんて、した事がないんでしょう。 古タイヤが出た事もないから、どうやって捨てるか、考えた事もなかったわけだ。 ところが、その一方で、車やバイクのタイヤを、自治体回収のゴミに出せない事だけは知っていて、そこから、類推して、「タイヤは、全て、駄目だ」と、決め付けておったのでしょう。

  そこまでは、仕方ないとしても、便利帳をよく読んでもいないくせに、他人を吊るし上げられると思ったのが、あまりにも軽率。 40歳前後になっても、他人の怖さが分かっていないんですわ。 今まで、そういう姿勢が許される、ぬるい人生を生きて来たんでしょうなあ。 学生時代も、社会人になってからも、周囲を、なあなあで通じる友人知人ばかりで固めて、防壁にして来たんじゃないでしょうか。 近所の人間が、自分の言葉一つで、敵になってしまう事など、想像した事もなかったに違いないです。


  そもそも、ゴミ奉行になろうなどという考え方が、間違っています。 感謝されるどころか、睨まれ、憎まれ、恨まれるのが関の山です。 たとえ、ゴミの分別を完璧に把握していたとしても、赤の他人が、ハイハイ素直に、指示なんて聞くもんですか。 近所に住んでいる住人は、互いの立場は対等なのであって、他人の命令を聞いてやる謂れなど、元より、ないからです。 まして、奉行側が、御定法を頭に入れていないようでは、不埒千万、切腹物の大失態ですな。

2017/10/22

母自前輪・旧母自後輪、同時タイヤ交換

  もう、だいぶ前の話で、恐縮ですが、久々に自転車関連の事を。

  7月20に、母が、珍しく、母自で買い物に行き、帰って来るなり、「タイヤの空気が少なくなっているから、入れてくれ」と言われました。 入れている時に、前輪タイヤが擦り切れているのを発見。 いかに、母が自転車に乗る機会が減ったとはいえ、繊維が出ている状態で、放っておくわけには生きません。 交換する以外ありませんな。

  ついでに、私が使っている旧母自を見たら、そちらの後輪タイヤも、繊維が出ているじゃありませんか。 2016年の10月に、保存してあった中古タイヤに交換したのですが、それを、9ヵ月間で、使いきったわけですな。 こちらも、換えざるを得ません。 やれやれ、次から次に、やる事が湧いて出る事よ。


  新しく買うタイヤですが、実店舗より、ネットの方が、確実に安いと思い、アマゾンで調べたら、タイヤ/チューブ/リムテープ2本分セットで、送料を入れても、2000円以下というのがあったので、7月21日の朝一で注文しました。 前回、タイヤを買ったのは、2016年初めのレストアの時で、その時は、一本で千円を切る品があったのですが、それは、値上げされた上に、品切れという、しょーもない状態になっていました。

  アマゾン直売ではなかったにも拘らず、翌22日の午後には、到着。 早いな。 買ったタイヤは、「COMPASS P1013(B003) 24×1 3/8 WO 24インチ 黒」という品。 チューブが、タイヤの中に入り、リム・テープは、折りたたんで、タイヤとチューブの間に入れられていました。


  しかし、天気が悪くて、タイヤ交換などという面倒な作業をする気にならず、丸一日以上、放置し。 24日の午後なって、ようやく、手を着けました。 今までにも、タイヤ交換に関しては、何度も記事を書いているので、細かい手順は書きません。 例によって、脚立を立て、紐で車体を吊ってから、車輪を外します。


  母自は、前輪です。 「前輪なんか、簡単だろう」と思うでしょうが、母自は電動アシスト車でして、前輪の車軸部分に、大きな、ハブ・ダイナモがついており、普通の自転車とは、まるで、印象が違います。 左側に、プラスチック・カバーがついているのですが、2016年3月に、前籠ステーを塗り替える為に、カバーを外そうとしたら、ボルトが回らなくて、諦めたという苦い経験あり。

  その時は、ドライバーでしたが、今回は、ラチェット・レンチに、+ビットをつけて、ボルトを回してみました。 ところが、やはり、駄目でした。 二ヵ所ある内、下側が、どうしても、回りません。 カバーを取らなければ、車軸が出せず、タイヤ交換ができません。 是非もないので、カバーの下側を、カッターで切り、ボルトをかわして、取り外しました。 てこずらせてくれよるのう。

  ボルトが回らなかった原因は、ナットの前にプラスチックの筒を通るようになっていて、それに締め付けられているからでした。 ロック・ボルトみたいな作用をしていたわけです。 なんで、こんなものを? カバーなんて、そんなに用心して、固定しなければならないほど、大事な部品でもありますまいに。

  とりあえず、カバーが外れたので、作業を進めます。 コネクターが2ヵ所あったのて、それらを抜き、車軸のナットを外したら、前輪が抜けました。 ハウツー・サイトによっては、前輪を外す時に、前ブレーキを開くように注意喚起している人がいますが、少なくとも、軽快車やシティー・サイクルでは、そんな心配をしなくても、スポッと抜けます。 戻す時も、同様。

  前輪を外してしまえば、あとは簡単です。 古いタイヤを外して、新しいのに付け替えるだけ。 私の場合、もう、だいぶ前から、タイヤ・レバーを使わずに、手だけで、交換しています。 レバーを使うと、噛み込んで、チューブに穴が開く恐れがあり、また外して、穴を塞いで、やり直すのが面倒臭いからです。 手だけでやれば、チューブを傷つける事は、まず、ありません。 絶対にない、とまでは言いませんが。

  チューブと・リム・テープは、今まで付いていたのを、そのまま使いました。 新しいチューブは、空気を抜いて、折り畳み、リム・テープとともに、プレハブ離屋の天袋にしまいました。 保存する場所が思いつかなくて、そこに入れたんですが、その内、存在を忘れてしまうかも知れませんな。 オマケに付いて来たものというのは、特に、忘れ易いような気がします。

  前輪を、フォークに戻し、車軸のナットを締め、コネクターを繋ぎ、カバーを取りつけました。 カッターで切った下側は、接着せずに、そのまま締めてしまいました。 ボルトは、十字部分をナメてしまっていたので、物置にあった、同じ径の、別のボルトで代用しました。

  母に、試し乗りしてもらって、電動アシストが作動する事を確認し、母自の方は、作業完了。


  続いて、旧母自の後輪です。 前回は、車輪を外さずに、車軸とフレーム端の隙間から、無理やり出し入れするという荒技を使いましたが、今回は、新品のタイヤを着ける事になるので、そういう雑な事はせず、チェーンをギアから外し ブレーキ・ワイヤーも外して、車輪を分離しました。

  タイヤを交換して、車輪を車体に戻します。 ところが、車軸ナットを締め付けた後になって、チェーン引きを調整していなかった事に気づき、思わず舌打ち。 しかし、車輪の向きは、もう真っ直ぐにしてあったので、今更、やり直すのが面倒臭い。 チェーン引き自体は、フレーム端にピッタリ挟み込まれていて、ナットが回って落ちる事もなさそうだし、まあ、良かろうという事で、そのまま、OKにしてしまいました。 どうも、この種の作業に慣れ過ぎて、やっつけ仕事になっている感じですな。



≪写真上≫
  ビフォー写真です。 左が、母自の前輪。 右が、旧母自の後輪。 普通、タイヤというのは、溝がなくなったら、交換するものですが、私の場合、繊維が出てからでないと、換える気になりません。 繊維が出たまま乗り続けると、完全に穴が開いてしまい、チューブにまで穴が開いて、パンクしてから気づきます。 恥ずかしながら、経験済み。

≪写真下≫
  アマゾンで買った、新品のタイヤ。 「COMPASS P1013(B003) 24×1 3/8 WO 24インチ 黒」。 チューブ、リム・テープ付き、2本分セットで、1330円。 送料が、648円。 計、1978円。

  左の写真は荷姿。 ラップで、ぐるぐる巻きにされています。 佐川急便で届きました。

  右上は、ラベル。 「コンパス」というのは、社名なのか、ブランド名なのか、分かりません。 「カスタムジャパン」という会社が扱っているようです。

  右下は、タイヤの中に、少し空気が入ったチューブと、畳んだリム・テープが収められている様子。



≪写真1≫
  左の写真は、母自前輪の左側車軸部分。 このカバーが、なかなか、取れなかったんだわ。 特に、下側のボルトが、手強くて、まるで回りません。 やむなく、カバーの底面をカッターで切って外しました。 その上で、プライヤーで、ボルトを挟んで回し、取り除きました。

  右の写真は、カバーを外した様子。 コネクターが二つあります。 一つは、ライトへ。 もう一つは、バッテリーに繋がっている線でしょう。 抜く前に、写真を撮っておくと、元に戻す時に、見本になります。

≪写真2≫
  いつもの事ですが、車輪を外す時には、脚立を使って、紐で吊り下げています。 前輪を外す時には、後輪側のスタンドが生きているので、安定しているんですが、後輪を外す時には、接地部分が前輪だけになって、よろけてしまうので、紐で吊るすより、タオルを巻いた棒をシート・ステーの下に通した方が、無難です。

≪写真3≫
  アフター写真。 左が、母自の前輪。 右が、旧母自の後輪。 どのくらい、もつかは、使ってみないと分かりませんが、外観は、綺麗なパターンのタイヤですな。

2017/10/15

セルボ・モード補修 ⑨

  今年の、セルボ・モード補修・整備の、四回目にして、ラストです。 「今年の、」と、限定してしまうと、来年は来年で、またやるかのように取れるかも知れませんが、補修に関しては、すでに完了しており、今のところ、これ以上、弄る予定はないです。 整備は、オイル交換は、毎年二回やりますし、来年は、否が応でも、オイル・フィルター交換をせねばならないので、それはやります。 そういや、来年は、車検もあるんだった。 まったく、車は、所有が面倒です。




【キー雨蓋修理 ②】

  運転席キー・ホール、雨蓋修理の続き。

≪写真1≫
  キー・シリンダーを分解していたら、突如として、ゲリラ豪雨に襲われ、カー・ポートの下まで、雨が吹き込んで来たので、急いで片付けました。 ドア・ノブは、締め直さず、テープを貼って、キー・シリンダーが抜けた穴を塞いでおきました。

≪写真2左≫
  自室に入って、作業続行。 これが、スプリングです。 大変、小さなものです。 正常なら、両端にツノが出て、真上から見た時、L字形になっているのですが、一端のツノが折れてしまっています。 雨蓋の裏に当たっている部分です。 何万回と開け閉めしている内に、金属疲労で折れてしまったのでしょう。

≪写真2右≫
  修理方法ですが、ラジオ・ペンチなどを使い、スプリングの、ツノが折れた方を、ひと巻き分、真っ直ぐに伸ばして、ツノを再生しました。 スプリングが少し短くなるわけですが、機能上の問題はありません。 新しいのを買って来るという手もありますが、同じサイズを見つけるのは骨ですし、わざわざ、お金をかけなくても、雨蓋が閉まるようになるのなら、この方法で、充分だと思います。

  スプリングに通してある黒い物は、糸です。 糸を通して、その両端を、セロテープで留めてあります。 これは、スプリングが小さいので、どこかへ飛んでしまっても、すぐに見つけられるように、用心した次第。 透明なビニールの中に、部品と手を入れて、作業するというやり方もあるらしいです。 とにかく、小さい部品は、なくしたら、大変なのです。

≪写真4≫
  直したスプリングと、雨蓋をセットし、組み立て直した、キー・シリンダーです。 雨蓋と、縦長長方形の穴があるカバーの間に、隙間が出来てしまったのですが、キーを斜めに挿し込んで、梃子の原理で、カバーの歪みを直したら、隙間がなくなりました。

≪写真5≫
  7月13日は、雨のせいで、それ以上の作業ができず、翌14日になって、ドア・ノブに、キーシリンダーを戻しました。

  うーむ! これですよ! これが、当たり前の姿なんですよ! あー、清々した。 よくも、一年近く、雨蓋なしで、乗って来たものだと、自分に呆れてしまいます。 「整備工場に頼めば、直してくれるだろう」とは思っていましたが、まさか、自力で、タダで直せるとは、思っていなかった。 有用なネット情報には、心から感謝しなければなりますまい。



【ペダル塗り替え・洗浄/シリコン・スプレー】

≪写真1≫
  ペダルですが、アクセルの方は、色が剥げて、金属色が出ており、ブレーキの方は、格子状の溝に、土が詰まっていました。 買って来た時、すでに、そういう状態だったのを、今まで、そのままにしておいたのですが、いよいよ、重い腰を上げて、綺麗にしました。

  アクセルは、濡れ雑巾で拭いてから、ペイントうすめ液で脱脂し、ワイパーにも塗った、艶消し黒の水性ペイントを塗りました。 写真は、光ってしまっていますが、ちゃんと、黒く塗れています。

  ブレーキは、洗面器に水を入れて、下に宛がい、束子でこすって、土を落としました。 こちらは、プラスチックが被せてあるから、水洗いするだけで、黒さが甦りました。 うーん、清々した。 もっとも、土足乗りなので、その内、また、汚れるでしょうけど。

≪写真2≫
  7月10日に、近所のホーム・センターで買って来た、SKプランニング社の、シリコン・スプレー、420ml。 税込み、178円。 思ったよりも、安いのが気に入りました。 本来の用途は、潤滑剤でして、キーの雨蓋に使う為に買って来たのですが、そちらは、原因が別でした。 内張りトリムを外したついでに、ロッドの結節点の回転軸に吹いておきましたけど。

≪写真3≫
  前々から、プラスチックや、ゴムの艶出しにも、効果があると聞いていたので、フロント・グリルに塗ってみる事にしました。 この写真が、ビフォー。 すっかり、白っぽくなってしまっています。 これでも、車を買って来た時には、苔が付いていたのを、割り箸にウエスを巻いて、こすり取ったのです。

≪写真4≫
  で、シリコン・スプレーを吹き付けたら、こんな感じになりました。 ウエスに着けて塗るというのは、やってみたけど、すぐに揮発してしまって、無理だと分かり、裏側に新聞紙を入れて、スプレーで吹き付けました。 元の黒さに戻ったというより、黒くなり過ぎてしまった観あり。

≪写真5≫
  バンパーのベース部分も、白っぽくなっていたので、スプレーしてみました。 ビフォー写真を撮り忘れてしまい、比較ができませんが、ここも、真っ黒になりました。 ただ、油なので、ルーバーのような狭い所に吹いてしまうと、後々、埃が着いて、取りにくくなります。

≪写真6≫
  他に、シリコン・スプレーを吹いた所というと・・・、

  左の写真は、ドア・サイド・プロテクター。 元々の色は、灰色で、まずまずのレベルに復元しました。 マスキングはせず、下にウエスを宛がっただけで、吹き付けましたが、シリコン・スプレーは、塗装面に着いても、塗面を侵す事はないようです。

  右の写真は、マット・ガード。 ここが一番、効果がはっきり出た所かも知れません。 車は、後ろから見られる事が最も多いので、後姿を綺麗にしておく事は大切です。


  4月から始めた、車の整備・修理は、これ以外に、車全体に、ワックスをかけ、ヘッド・ライトに、コンパウンドをかけて、7月末までには、終了しました。



【オイル・フィルター/同キャップ型レンチ】

≪写真1≫
  アルプス工業の、「オイルフィルター AO-801」、513円。 エア・フィルターを買った時に、640円かかる送料の負担を減らす為に、オイル・フィルターも一緒に買った次第。 適合確認のやりとりや、問屋から入荷する時間などがかかり、6月中旬に注文したのが、7月になって、ようやく届きました。 エア・フィルターは、すぐに交換しましたが、オイル・フィルターの方は、まだ、押入れにしまってあります。 来年の春に換える予定。

≪写真2左≫
  オイル・フィルターの適合品番が、自動車メーカーごとに記してあります。 軽自動車メーカーの、ダイハツとスズキで、互換性があるのは、ありがたいですな。 マツダ、日産に関しては、スズキから、OEM供給された車だと思います。   私のセルボ・モードの場合、「F6A」というエンジンなのですが、同じ形式のエンジンなら、大概、同じフィルターがつけられると思います。 ネット通販の出品ページに、「アルト用」や、「ワゴンR用」と書いてあっても、フィルターのサイズは同じなはずですから。

≪写真2右≫
  こちらは、アマゾンで買った、SODIALの、「65ミリ 14フルート オイルフィルター・キャップ レンチ」。 送料無料で、259円。 この安さを見てもわかるように、中国から直送された品で、注文から、届けられるまでに、12日間かかりました。 でも、急がなかったから、別に問題なし。

  荷物追跡で見ていたら、6日間、中国にあり、航空便で、日本に着いて、それから、5日間かかって、届いたという経過でした。 なんで、日本に来てから、そんなに日数がかかるのか、首を傾げてしまいますな。 ちなみに、日本国内の店で、普通に買うと、800円くらいの品です。

  「65ミリ」は、フィルター頭部の直径。  「14フルート」というのは、このレンチを引っ掛ける、フィルターの頭の部分が、14角形に整形してあるという意味です。 14角形の一つの角から、反対側の角までの長さが、「65ミリ」なわけです。 二面幅で計ると、当然の事ながら、もっと小さい数値になります。 

  ちなみに、「フルート」の綴りは、「flute」で、楽器のフルートと同じですが、「溝」とか、「襞(ひだ)」という意味もあるらしく、この場合のフルートはそちらの意味です。 ギリシャ建築の柱につけられている襞模様がありますが、あれが、フルート。 そう言われてみれば、そっくりだ。

≪写真3≫
  左の写真は、6月に買った、変換アダプターと並べた様子。 このアダプターは、12.7mmを、9.5mmに変換する為のものです。 フィルター・レンチの中心の穴が、12.7mmで、手持ちの、9.5mmラチェット・レンチでは、使えないので、アダプターが必要になるというわけ。 諸般の事情で、アダプター・セットの方を先に買いましたけど。

  右の写真は、セットした様子。 きっちり、入ります。 キャップ型レンチは、オイル・フィルターの上に被せて回す方式の工具なので、車によっては、フィルターの上側に空間が少なくて、使えない場合もあるようです。



【ダイソー ソケットアダプター&中継ジョイント】

≪写真左≫
  7月21日に、ダイソーで買って来た、9.5mmラチェット用の、「ソケットアダプター&中継ジョイント」という品。 欲しかったのは、中継ジョイントの方で、変換アダプター(9.5mm→6.5mm)は、すでに、同じ物を持っていました。 まあ、108円だから、ダブっても、どうという事はありません。

  中継ジョイントは、75ミリの長さがあります。 ちなみに、6.5mmラチェット用なら、100mmの長さのものが、ダイソーで売っていて、それは、もう持っています。

  出費を抑える為に、ダイソーの中継ジョイントを買ったのですが、お金に余裕があるのなら、「エクステンション・バー」という名前で探せば、250ミリとか、300ミリといった長さの品が売っています。

≪写真右≫
  9.5mmラチェットに、変換アダプター3個と、中継ジョイント2本を繋いで、21.5センチの長さを確保しました。 これだけあれば、前バンパー後ろの穴から、オイル・フィルターに被せたキャップ型レンチに届くのです。 ただし、まだ、試していないので、届くには届いても、本当に回ってくれるのかどうかは、分かりません。

  もし、回らなかったら、長いエクステンション・バーを買うか、バンパーを外すしかないです。 しかし、何度も書いているように、オイル・フィルターの交換は、まだ先の話です。



【セルボ・モード 後期型カタログ(5型) 1995年10月版】

  去年の内から、欲しいと思っていた、カタログですが、とうとう、買いました。 ややこしい事情があって、他の車のカタログ、8冊と合わせて、車のカタログ専門サイトで購入。 セルボ・モードのカタログだけだと、税込み、432円ですが、9冊纏めた分の宅配便送料が、別にかかりました。

  で、この、「セルボ・モード 後期型カタログ(5型) 1995年10月版」なんですが、私の車のドンピシャ版です。 自分が持っている車の情報が欲しいので、カタログを買うなら、ドンピシャ版でないと、意味がないと思っていました。

  セルボ・モードは、1990年から、1998年まで、足掛け、9年間も売られていて、1回のマイナー・チェンジと、数回の小改良を受けており、カタログも、そのつど、新たな版が作られています。 ヤフオクで、他の版なら、出ていたのですが、この版だけは、なかなか出て来なくて、捜し始めてから、10ヵ月くらい、気長に待ちました。

  1995年10月に、「5型」と呼ばれる後期型になり、フロント・グリルや、リヤ・コンビネーション・ランプといった外装だけでなく、内装にも、大幅なデザインの変更が施されました。 私の車は、初回登録が、1997年の7月になっていて、車を買って来て間もない頃は、最終の6型ではないかと思っていたのですが、ヤフオクに出ている6型カタログのサンプル写真と見比べると、あちこち違っていて、どうやら、5型のようでした。 で、5型のカタログを手に入れて、見てみたら、確かに、私の車と同じだったというわけ。

≪写真上≫
  表紙と裏表紙を合わせて、全36ページあります。 車のカタログは、フル・モデル・チェンジと、マイナー・チェンジの時に、「本カタログ」と呼ばれる、20~30ページある厚手の物が作られ、その間を埋める格好で、ページ数が本カタログの半分とか、一枚紙の、二つ折り4ページとか、三つ折り6ページといった、簡略版が作られます。 これは、本カタログです。

  織田裕二さんは、前期型の頃から、イメージ・キャラを務めていて、他にも、織田さんが写っている版は、多いです。 もう、23年も前の写真ですが、どこで撮影したんですかねえ。 中のページにも、5・6枚、織田さんが入った写真があります。 それにしても、織田さん、本当に、セルボ・モードに乗っていたのだろうか?

  右は、価格表。 二つ折りで、中のページには、アクセサリー類が掲載されています。 価格表は、生産・販売が終わってから、20年も経過している今となっては、あまり、意味がないですが、世相変遷の参考にはなります。

  私の車は、「Mセレクション、5ドア、2WD、3AT」で、96万2700円だったようです。 それに、諸経費を足して、100万ちょい、というところでしょうか。 今の軽自動車は、押し並べて高いので、それと比べると、低価格ですが、セルボ・モード自体が、アルトの上級車種という位置づけでしたし、Mセレクションは、中間グレードなので、決して、安物だったわけではありません。

  最も安いグレードは、「Bタイプ、3ドア、2WD、5MT」で、72万6600円です。 最も高いのは、「SR FOUR、3ドア、4WD、5MT」で、130万6300円ですが、それは、4駆だから特別で、普通のSRシリーズは、110万円台だったようです。 性能を考えると、割安ですな。 軽の場合、グレードによる価格差の幅は、そんなに大きくありません。 ちなみに、セルボ・モードは、乗用のみで、ボン・バンはないです。

≪写真中≫
  3ドアのグレード・ページ。 左上の「Loft」というのは、特別仕様車です。 3ドアでは、Mセレクションが、最上グレードだったんですな。 この頃、すでに、最低グレードでも、エアコンは標準装備になっていました。 Bタイプは、たぶん、「ベース・タイプ」の事で、ホイール・カバーがない、シルバー塗装の鉄ホイールを履いています。

  イメージ・キャラに、織田裕二さんを起用していた事からも分かるように、若い男性向けに売ろうとしていたので、3ドアのグレードが多く設定されていたのでしょう。 だけど、たとえ、前席にしか人が乗らないとしても、使い勝手は、5ドアに、遠く及びません。 また、同じメーカーに、もっと低い価格帯のアルトが存在していた事を考えると、多少、安いから、3ドアを選ぶというのも、奇妙な感じがします。

≪写真下≫
  5ドアと、SRシリーズのグレード・ページ。 5ドアの場合、Xタイプが、最上グレード。 Mセレクションが真ん中で、下が、Eタイプです。 Eタイプは、ホイールが、12インチになり、ホイール・カバーのデザインも違います。 ホイール・カバーから推測するなら、3ドアの、Cタイプに相当すると思われます。

  私の車が、確実に、Mセレクションだと断定できたのは、Xタイプほど、装備が良くなく、Eタイプには、外板色に、シルバーの設定がないからでした。 また、Eタイプは、後席ドアにパワー・ウインドウがついていません。 私のにはあります。

  SRシリーズには、「SR FOUR」と、「SR TURBO」の2種があり、どちらも、ターボ車なのですが、「SR FOUR」は、ツインカムの4気筒、「SR TURBO」は、3気筒という違いがあります。 もちろん、4気筒の方が高いのですが、価格差は、5MT車で、5万円程度だったようです。 「SR FOUR」は、5MTのみなので、SRシリーズで、ATが欲しかったら、「SR TURBO」を買うしかなかったわけだ。 ちなみに、SRシリーズではない、普通のタイプは、3気筒エンジンです。


  全般的に、外板色の種類が少ないのは、意外でした。 高いグレードでも、4色。 低いと、2色。 「SR FOUR」に至っては、黒1色しかありません。 色なんて、グレードに関係なく、選べると思っていたんですが、そうでもないんですな。 新車を買った事が一度もないから、知りませんでした。

  時代を感じさせる点というと、キーレス・エントリーが、上級グレード以外、オプションになっています。 それに、エア・バッグが、上級グレードですら、オプションになっています。 私の車には、確実に付いていません。 という事は、エア・バッグの破片で死ぬ事はないわけで、逆に安心しました。 カーナビは、まだ、設定がなくて、なぜか、液晶テレビが、オプションになっています。




  今年の、セルボ・モード補修・整備記事は、以上です。 前回の前文で書いたように、11月に、オイル交換を予定しているのですが、ただのオイル交換なので、それだけで、記事にする事はないと思います。

  カタログですが、他の車の8冊分というのは、かつて、我が家にあった、父・母・私の車のものです。 そのカタログに関しては、また、いずれ、紹介します。 送料を安く上げる為に、一遍に買ったけれど、ゆっくり楽しもうと思って、一ヵ月に一冊しか見ておらず、全て見終わるのは、遥か先になる予定。

2017/10/08

セルボ・モード補修 ⑧

  今年の、セルボ・モード補修・整備の、三回目です。 「今年の、」と、限定してしまうと、今年は、もう、これ以上、補修・整備をしないかのような書き方になってしまいますが、最低限、11月に、オイル交換は、する予定です。 エンジン・オイルは、走行距離に関係なく、半年に一回は換えるようにと、スズキの整備規定で決まっているから、仕方ありません。

  車が、早く壊れてもいいというのなら、その辺りは、テキトーでもいいと思うんですが、私の場合、とりあえず、母の存命中は、車が必要で、その間、極力、今のセルボ・モードに長持ちして貰いたいと思っているので、テキトーな扱いは、避けざるを得ないという次第です。




【カー・ステップ第2弾】

  車のエンジン下へ潜って作業できるように、前側を持ち上げる、手製カー・ステップですが、第一弾では、階段部分に使った煉瓦が、車の重さに耐えられず、割れてしまいそうになりました。 そこで、プラスチック製の敷石風パネルに変更しました。 このパネルは、かつて、柴犬のシュンが、庭の土を掘り返さないように、母が買って来て、敷いたもので、今でも、30枚くらい、敷いたままになっています。

≪写真上≫
  パネルの大きさは、縦横30センチ、厚さ2.5センチ。 1段目が1枚で、2.5センチ、2段目が2枚で、5センチ、3断面が3枚で、7.5センチ、4段目がブロックで、10センチと、均等に上がれるようになりました。

  脱輪対策のブロックは、第一弾の時より減らしてあります。 右前輪を見ながら上がるので、右側に落ちる事はありえず、左右ステップの幅が合っていれば、左側へ落ちる事もありえないのですが、ちょっと心配なので、左側には、まだ置いてあります。 このくらいの数なら、庭の奥から運ぶのも、苦にならないというのが、この数になった、大きな理由。

≪写真中≫
  第一弾と同じく、パネルとブロックをダンボールで作った枠で囲み、ズレないようにしてあります。 パネル部分一段分の長さが、30センチあるので、第一弾の時よりも、一段ずつ上がる感じが、はっきり分かるようになりました。

≪写真下≫
  例によって、前輪を載せた後、内側に置いてあった、半割れブロック2個を取り出し、後輪の後ろに置いて、輪止めにしました。


  パネルへの変更で、第一弾よりは、はるかに、安心感が高くなりました。 ところで、私の場合、たまたま、うちに、パネルがあったから、こんな物を作ったわけですが、買えば、何千円かすると思うので、もし、ゼロ状態からやるなら、専用のカー・スロープを買った方が、安いです。



【ベルト交換・調整に成功/L形ハンドル付ソケットレンチセット】

  6月15日に、エアコン・ベルトの交換に、再チャレンジしました。 今回は、作業性を上げる為に、前バンパーを外すつもりでいたんですが、ヘッド・ライト下のボルトが外せなくて、断念。 やむなく、バンパーはつけたまま、家にあるメガネ・レンチを全部使って取り組み、悪戦苦闘の末、何とか、コンプレッサーのボルトを緩める事に成功しました。 バンパーの締め付け箇所を、8割方、外しておいたお陰で、車体とバンパーの間に隙間が出来て、レンチを入れる空間を確保できた事も、勝因の一つです。

≪写真1≫
  左側は、新品のエアコン・ベルト。 右側が、外したものです。 内側に、亀裂がたくさん、入っていました。 さぞや伸びているだろうと思っていたんですが、重ね合わせてみると、長さは同じでした。 ゴムだから、テンションがかかっていなければ、元の長さに戻るんですな。 引っ張った状態では、新しい方が、長さは短いです。 取り付けたら、それまでいっぱいになっていたアジャスターが、7分目くらいになりました。

  外したベルトは、埋め立てゴミへ。 車の部品を自力交換する時は、自治体のゴミ回収に捨てられる物かどうか、確認してからでないと、後で、困る事になります。

≪写真2≫
  エアコン・コンプレッサーの写真は、前回出したので、割愛。 これは、ジェネレーターの方です。 分かり易く言うと、ダイナモ発電機ですな。 こちらも、ベルトがユルユルでしたが、アジャスターに余裕があったので、交換はせずに、張り調整だけしました。 矢印のボルトを緩めて、締め直したわけですが、ここも、狭くて、往生しました。 この角度から見ると、広そうですが、真上からメガネ・レンチを入れると、ほとんど、動かせるゆとりがないのです。

≪写真3左≫
  ジェネレーターを下から撮影した写真。 こちらは、障碍物がなかったので、簡単に回せました。 矢印で指してある、下側ボルトが軸になり、上側ボルトがアジャスター上を動いて、ベルトの張りを調整する仕組みです。 つまり、ジェネレーターの角度が変わるようになっているのです。 それは、エアコン・コンプレッサーの方も同じ。 もっと高い車だと、こういう構造ではなく、「ベルト・テンショナー」という装置で、ベルトの張りを調整するらしいです。

≪写真3右≫
  6月20日に、ダイソーで買って来た、「L型ハンドル付 ソケットレンチセット」。 ソケットは、6.35mラチェット・レンチ用のが、7、8、10、12ミリの4個、入っていますが、それは、もう持っていまして、目当ては、L型ハンドルの方です。 狭いエンジンルームでは、ラチェット・レンチを入れる空間がないケースが多いので、L型ハンドルなら、代用品として使えるのではないかと思い、買って来た次第。 ただ、すでに、ベルト交換は終わっていますから、当座、この工具の出番はありません。 もしかしたら、今後も、使わないかもしれませんが、108円だから、大きな損にはならないでしょう。


  エアコン・ベルトを交換し、ジェネレーター・ベルトを張り直したお陰で、エアコンは、驚くくらい、良く利くようになりました。 ただし、それだけ、エンジンに負担がかかるのか、燃費も悪くなりました。 でも、私が車を所有している理由は、専ら、母を乗せる為でして、ガソリン代は母もちだから、お金の方は問題はありません。 暑さに弱い年寄りですから、エアコンが利く方が優先されます。



【エア・フィルター交換】

≪写真1≫
  6月に、ジェネレーター・ベルトの張り直し作業をした時、エア・フィルターの蓋が邪魔で、取り外したのですが、外して、ビックリ! 中のフィルターが、えらい汚れていまして、「こーりゃ、換えなければならんなあ」と、否が応でも決心させられた次第。 ちなみに、エア・クリーナーの蓋は、形式に関係なく、金属のクランプで留められているだけなので、簡単に外せます。

≪写真2≫
  実店舗や、ネット上で吟味した結果、アマゾンで買う事にしました。 アルプス工業の、「エアフィルター AA-0229V」、864円。 送料が、640円かかったのですが、同じ会社の、オイル・フィルター(513円)と一緒に買って、送料を浮かせました。 適合確認のやりとりや、問屋から入荷する時間などがかかり、6月中旬に注文したのが、7月になって、ようやく届きました。

  左は、箱。 右は中身ですが、ビニールに入っているのは、過剰包装というわけではなく、湿式フィルターで、オイルを湿らせてあるので、ビニールに入れておかないと、オイルが箱まで浸みてしまうからです。

≪写真3≫
  新旧比較。 デザインが、だいぶ、違います。 たぶん、古い方は、車が売られていた当時のスズキ純正部品だと思いますが、今では、純正部品であっても、右のデザインのしかないようです。 外形が同じなので、互換性は完全にあります。

  こうして比べると、古い方の汚れ具合は、救いようがないレベルですな。 一度も交換していなかったのかも知れません。 スズキの規定では、軽自動車のエア・フィルター交換は、4万キロごとらしいですが、中古車の場合、前回、いつ換えたのか分からないので、汚れ具合で判断するしかありません。

  新しい方の中心部には、「清掃不可」の文字があります。 洗えば、復帰すると考える人がいるんでしょうなあ。 バイクのエア・フィルターには、スポンジにエンジン・オイルを含ませて使うタイプがあり、それならば、洗浄可能です。

≪写真4≫
  裏側。 表側から入った空気が、裏から出る格好になるので、裏の方が、幾分、汚れが薄いです。

≪写真5≫
  交換後。 フィルターは、嵌め込まれているだけなので、脱着は簡単です。 うーむ、フィルターだけ、新し過ぎて、なんだか、異様だ。 まあ、蓋をするから、分からなくなってしまいますけど。


  ベルト類の交換や調整は、劇的な変化を齎しましたが、エア・フィルターを換えたからと言って、目立って、エンジンの調子が良くなるわけではありません。 でも、新品なりの安心感は得られました。



【バンパー下修理/ホイール・カバー修理】

≪写真1≫
  6月15日にやった、エアコン・ベルト交換作業で、前バンパーを外そうと努力して、結局、外せなかったのですが、その時、バンパー下を留めているボルトを緩めようとして、折ってしまいました。 しかも、左右とも。

  やむなく、ドリルで、ブラケットに穴を開け、一方は、タップでネジを切って、ありあわせのボルトで留めました。 もう一方は、タップをかけられるような位置に穴を開ける事ができず、応急処置として、結束バンドで留めておきました。

≪写真2≫
  7月7日に、本格的に修理する事にし、ブラケットに、改めてドリルをかけて、穴を大きくしました。 手持ちのボルト・ナット・ワッシャーを組み合わせて、左右とも、六角形のボルトで留められるようにしました。 実は、見えない所に、いろいろと涙ぐましい工夫をしているのですが、位置的に、カメラを入れられず、写真が撮れないので、説明はしません。

  これなら、車検で、どうこう言われる事もないでしょう。 欲を言えば、ワッシャーを、各一枚にしたいところですが、買って来ると、また、出費になってしまうので、これで、良しとします。 ワッシャーには、外形と内径の組み合わせで、たくさんの種類があります。 プラスチックを挟んで締め付ける場合、外形の大きいワッシャーの方がいいのですが、内径まで大きいと、ボルトの頭との接触面が少なくなってしまうので、やむなく、もう一枚、内径・外形が小さいワッシャーを入れて、仲介させているというわけ。

  ちなみに、セルボ・モードの場合、バンパーを取り外す時には、このボルトを外すのではなく、ブラケットを車体に留めているボルトの方を外さなければならない事に、この日、気づきました。 次に、エアコン・ベルトの張り調整をする時には、バンパーを外して、やってみようと思います。

≪写真3≫
  左前輪のホイール・カバーが、一部浮いてしまい、押すとパカパカ言うので、7月13日に外してみたら、やはり、爪が折れていました。 しかも、3本も。 これでは、浮くわけだわ。

  ホイール・カバーの裏が、随分と汚れていますが、まあ、長く乗られている車だと、こんなものです。 いろいろと、道具や薬品を使えば、綺麗にできるのは分かっているんですが、どうせ、見えないところなので、そんなお金や手間をかける気になれません。

≪写真4≫
  折れた爪。 断面を脱脂した上で、ABS接着剤でくっつけ、更に、バンパー・パテで、付け根を補強しました。 3本の内、2本だけ、くっつけ、1本はつけないまま、ホイールに戻しました。 爪は、一本ない方が、脱着が容易だからです。 実は、右前輪のホイール・カバーも、一本欠けた状態で取り付けてあります。 荒っぽい運転をしなければ、落ちるような事はありません。

≪写真5≫
  左の写真は、ホイール・カバーを外した状態の、スチール・ホイール。 別名、「テッチン」とも言います。 アルミではなく、鉄製なわけだ。 これを直接、シルバーに塗ったホイールもあり、それは、ホイール・カバーが不要で、最も、扱いが簡単です。 ちなみに、最初からシルバーに塗られているテッチンの場合、ホイール・カバーを付ける事ができないような形になっています。

  右の写真は、ホイール・カバーを付けたところ。 カバーが付く、黒のテッチンは、大抵、肉抜きしてある穴が、カバーの隙間から見えてしまうのですが、このタイプでは、穴が見えないようなデザインになっています。 設計者が、拘ったんでしょうねえ。 気にしなければ、全然、気にならないような事ですけど、私は、こちらに慣れてしまったので、肉抜き穴が見えるカバーは、安っぽく見えてしまいます。



【キー雨蓋修理 ①】

  7月13日から、14日にかけて行なった、運転席ドアのキー・ホール雨蓋の修理の様子。

≪写真1左≫
  去年の7月末に、車を買って来た時から、運転席ドアのキー・ホールが、こんな有様でした。 普通、蓋があって、内側から閉まるようになっているんですが、その蓋が見えません。 この修理をする数日前まで、ずっと、蓋が落ちてなくなってしまったのだと思い込んでいました。

  ところが、針金を鉤にして、穴の中を弄ってみたら、蓋が中に倒れこんでいるだけである事が判明しました。 針金鉤で引っ張れば、途中まで起きて来るのですが、離すと、奥へ戻ってしまいます。 動きが悪いだけなのかと思って、シリコン・スプレーを買って来て、吹いてみましたが、効果なし。

  で、ネットで調べたら、蓋の裏に、スプリングが入っていて、その一端が折れていると、こんな状態になるとの事。 直す方法も出ていたので、俄然、修理する気になりました。

≪写真1右≫
  パワー・ウインドウ修理の時と同じように、ドアの内張りトリムを外しました。 防水ビニールは、ドア・ノブの裏の部分だけ剥がしました。 前にも書きましたが、ビニールを貼ってある、ブチル・テープは、何度でも貼り直しが利きます。

≪写真2≫
  ドア・ノブの裏側。 ノブは、左右2本のボルトで、ドア・パネルに留められています。 ロッドと呼ばれる、伝達棒を外せば、ノブが、ドアの外側に外れて来るのですが、ロッド2本の内、上側が外せなくて、やむなく、ノブを完全に外さないまま、キー・シリンダーだけ、外しました。 キー・シリンダーは、洗濯挟みのバネと似たようなバネで、固定されているだけだったので、それを開いてやったら、抜き取れました。

≪写真3左≫
  これが、キー・シリンダーです。 キーが車ごとに異なるように、キー・シリンダーも、車ごとに、異なります。 もし、交換するとしたら、車に付いているキー・シリンダー、全てを取り換えなければなりません。

≪写真3右上≫
  キー・シリンダーの穴側に被さっている、金属カバーを外しました。 側面の4箇所で、カシメてあります。 私は、マイナス・ドライバーとラジオ・ペンチで、強引に取ってしまいましたが、後で考えたら、細い六角レンチで、カシメてある部分を起こしていけば、もっとスマートに外せたかもしれません。

≪写真3右下左≫
  キー・ホールの、縦長長方形を形作っている、カバーを外したところ。 これは、持ち上げるだけで取れました。 画像が小さくて恐縮ですが、キー・シリンダーの方に、落ち込んだ蓋と、小さいスプリングが見えています。

≪写真3右下右≫
  蓋だけ取り出すと、こんな形をしています。 この蓋の名前は、「雨蓋」と言うらしいのですが、「あめぶた」と読むのか、「あまぶた」と読むのかは分かりません。

  【キー雨蓋修理 ②】に、続く。




   今回は、ここまで。 話が、キー雨蓋修理の途中ですが、別に、勿体つけているわけではなく、次回、組み写真5枚で、終わりになるので、切りのいい所で、切るわけにいかなかったのです。

  今思い返すと、カー・ステップを、段階的に改良していた頃が、懐かしいです。 一円も使わないで、家にある材料だけで作るというのが、私のような倹約家には、この上なく、心地よい事なんですわ。 ダンボール製の枠は、物置に保存してあるから、今でも、カー・ステップを組み立てる事は、簡単にできますが、オイル交換は、上抜きでやってしまうので、しばらく、使う予定がありません。

  エアコン・ベルトの交換と、ジェネレーター・ベルトの調整の結果、エアコンの利きが良くなったのは、画期的でした。 だけど、本格的に暑くなって来たら、エアコンが少々、復調したくらいでは、焼け石に水になってしまい、夏の間、「正午前後は、乗らない方が、無難」という状態が続きました。 実際、最も車の出番が多い、食料品の買い出しは、それより早い時間帯に行っていたから、正午前後に車を使う事は、稀でした。

2017/10/01

セルボ・モード補修 ⑦

  今年の、セルボ・モード補修・整備の、二回目です。 今年の春は、他に、これと言って、やる事がなかったので、車の整備に、どっぷり浸かっていた次第。 やる事があるのは、悪い事ではないですが、車の修理のように、お金がかかる作業の場合、常に、財布と相談して、ブレーキをかけながら進める必要があります。 車だけに。




【エアコン・ベルト 「三ツ星ベルト MPMF1290T」】

  車(セルボ・モード)のエアコンをかけると、キュルキュルという異音がするようになり、ネットで調べたら、ベルトが緩んでいるとの事。 エアコン・ベルトを押してみたら、緩んでいるどころの話ではなく、ふにゃふにゃでした。 しかも、すでに、アジャスターをいっぱいに引ききっていて、それ以上、強く張れません。 ベルト交換は不可避となりました。

≪写真左≫
  元から付いていたベルトを撮影しました。 エンジン・ルームは暗いので、ブレています。 三ツ星ベルト社製で、「95141-71B00」という数字が印刷されています。 この品番を元に、ネットで、同じベルトを探しました。

≪写真右≫
  どうやら、「95141-71B00」というのは、スズキの純正品番らしく、三ツ星ベルトの製品で、同じ品の品番は、「MPMF1290T」でした。 ヤフー・ショッピングの「関西パーツセンター」という店で、送料込み、805円というのが、一番安かったので、それを買いました。

  6月1日に注文して、翌2日に届きました。 支払いは、コンビニ決済。 クレジット・カード決済だと、面白くも何ともありませんが、コンビニ決済は、店に出向く形になり、店員と対面もするせいか、若干ながらも、支払いの手応えを感じます。 まー、んーなこたー、どーでもいーこってすけど。



【カー・ステップ第一弾】

  エアコン・ベルト交換作業の為には、エンジン・ルームの下に潜り込む必要があり、車の前側を持ち上げなければならないのですが、ジャッキ・アップだと、作業中に外れて、車の下敷きになる恐れがあります。 カー・スロープという、車をスロープの上に登らせる道具があるのですが、買うと、2・3千円します。 勿体ないので、家にある材料で、代用品を作りました。

≪写真1≫
  コンクリート・ブロックと、煉瓦を並べて、階段を作り、昇降の途中でズレてしまわないように、ダンボールで枠を作って、周りを囲みました。 煉瓦は、普通サイズのと、ハーフ厚のを組み合わせ、一ヵ所だけ、1×4の板も挟んでいます。 最終的に、車の前輪が載る事になるコンクリート・ブロックは、厚さ、つまり、高さが、10センチです。 段々なので、カー・スロープではなく、カー・ステップと呼ぶべきですな。

≪写真2≫
  車輪が左右に踏み外すと、車の下回りを壊してしまう恐れがあります。それを防止する為に、カー・ステップの周囲に、ブロックや煉瓦を並べました。

≪写真3≫
  前輪を載せたところ。 高さは、10センチあれば、仰向けになって、下に潜る事は可能です。 あまり高くなると、何となく、怖いですし。 カー・ステップの内側に置いてあったブロックは、作業の邪魔になるので、取り除けました。 取り出し易いように、内側には、半割れのブロックを置いてありました。

≪写真4左≫
  ブロックの半割れのを、後輪の後ろに当てて、輪止めの代わりにしました。 セレクト・レバーをパーキングに入れ、サイド・ブレーキを引いておけば、まず、車が動くような事はないと思いますが、念の為です。 車のような重量物の下に潜り込む時には、そのくらいの用心をしなければ。

≪写真4右≫
  これは、洗面所の壁に掛けている鏡を持って来て、木製の台に銅線で吊るしたもの。 車の前輪が、カー・ステップから外れないよう、見る為に用意したのですが、実際にやってみたら、運転席の窓を開け、首を出して、前輪を直接見た方が確実だと分かり、この鏡は使いませんでした。


  このカー・ステップ、一応、使えたのですが、車を下ろした後、見てみたら、煉瓦の方が重さに耐えられずに、剥離したり、ヒビが入ってしまう事が分かり、要改良という結論になりました。



【ベルト交換に失敗】

≪写真上≫
  車の、前側ナンバー・プレートを外すと、その裏に、穴が開いていて、そこから、整備ができるようになっています。 軽自動車の、前側ナンバー・プレートは、大抵、車の右側にズレて付けられていますが、それは、デザインの都合ではなく、この穴の位置を確保する為のようです。

  一番目立つ、青い色の丸い部品は、オイル・フィルターの頭です。 キャップ型のオイル・フィルター・レンチと、エキステンション・バー、そして、ラチェット・レンチがあれば、この穴から、脱着ができます。

  その、向かって左側にある、灰色の部品が、エアコン・コンプレッサー。 エンジンから、ベルトで動力を伝達して、コンプレッサーを回し、エアコンが作動するという仕組み。 上1本、下2本のボルトで留められています。 オイル・フィルターのすぐ左下に見えるボルトは、緩んだのですが、左奥のボルトが緩められませんでした。 ラチェット・レンチは、隙間が狭過ぎて入らず、メガネ・レンチは、噛むには噛んだんですが、回すだけの空間がありませんでした。

≪写真下≫
  真上から撮った写真。 矢印で示してある、コンプレッサーの上側ボルトが、アジャスターになっているのですが、見ての通り、ゴッチャゴチャでして、ラチェット・レンチも、メガネ・レンチも回すゆとりが、ほとんどありません。

  どーしょもないので、一旦諦めて、工具を買いに行く事にしました。



【ダイソー ソケットレンチ 【アダプター付】 6.35mm用】

  エアコン・コンプレッサーのボルトを回す為に、自転車で、ダイソーに行き、6.35mmラチェット用のソケット・レンチ・セットを買って来ました。 6個組の内、12ミリのソケットを使いました。 12ミリのソケットは、9.5mmラチェット用なら持っていたのですが、それでは、長過ぎて、入らなかったのです。

  で、帰って、すぐに、これで、やってみたのですが、6.35mmラチェットでは、作りが華奢過ぎて、思い切り締められた12ミリ・ボルトを回す事が出来ず、ラチェットが壊れそうになったので、中止しました。

  結局、エアコン・ベルトは、交換できないまま終わり、仕切り直しとなりました。 6月5日の事。



【4pcソケット変換アダプター・セット】

  ラチェット・レンチのサイズを変換する為の、継ぎ手です。 ラチェット・レンチには、取り付け基部のサイズの違いがあるのですが、6.35ミリ、9.5ミリ、12.7ミリの3種類のサイズを、このアダプターの組み合わせで、それぞれ、変換できるというもの。

  アマゾンの、「ミライ商店」という店で買った、「4pcソケット変換アダプターセット WHSDH0039 [並行輸入品]」。 送料込みで、450円という安さでした。 パッケージと言ったら、このビニールだけですが、使い方に説明が必要な道具でもないし、これで充分だと思います。 小綺麗なデザインのパッケージなんて、値段が高くなるだけで、何の価値もありません。

  エアコン・ベルトの交換作業に使えるかと思って買ったんですが、期待していたような出番がなくて、使わずじまいでした。 しかし、来年の春に予定している、オイル・フィルターの交換で、確実に使う事になるので、無駄にはなりません。




   今回は、ここまで。 話が、ベルト交換の途中ですが、まだまだ、紆余曲折するので、解決編は次回で。

  以前にも書いたかもしれませんが、私は、決して、機械弄りが好きなわけではないです。 むしろ、怪我をする危険性がある作業は嫌いでして、通勤していた頃に、足にしていたバイクを、自力整備していたのは、偏に、工賃をケチる為でした。 自動車の組み立て工場に、25年と5ヵ月も勤めていたものの、車なんて、最初の一ヵ月で、興味がなくなってしまい、後は、ただただ、給料の為に、働いていただけです。

  ただ、科学・技術に対する、漠然とした興味なら、人並み以上にあったので、ドブ泥の文系や、こってこての体育会系などよりは、機械弄りの知識があります。 だから、自分で直そうという気になるわけです。 好きではないが、能力的には、ある程度、できるという人間なのです。

  壊れていた物が直れば、それは、嬉しいですが、そもそも、壊れなければ、もっと、ありがたいと思っています。 壊れてもいない、車やバイクを、わざわざ分解して、「詳しくなった」とか言っている人達の気が知れません。 そういう人達にとって、車・バイクは、オモチャなんでしょうなあ。 私にとっては、あくまで、道具なのですが。