古い車のカタログ蒐集計画 ⑥
古い車のカタログ蒐集に関するシリーズ。 調べてみたところ、カタログ蒐集に関する記事は、残り8件でした。 今回と、次回分まであるわけだ。 思ったより多かった。
【ゆうメールで、初代クラウンのカタログ】
ヤフオクで、2000円スタートだった、「初代クラウン1900・後期型・スタンダード」のカタログを、5月10日の夜に、競った末、3200円で落札しました。 1961年か、62年の物。 今までに買った車のカタログの中では、飛び抜けて高かったです。 送料を足すと、3380円。
≪写真上≫
5月11日に、コンビニで払い込んだら、その日の内に発送され、翌12日の昼過ぎには、届きました。 確か、出品者は、浜松の人だったと思いますが、県内だから、早く届いたのかも知れません。
ゆうメールの最低サイズで、送料は、180円。 封筒は、ただの茶封筒ですが、新品でした。 封筒に差出人の名前はなく、中に送り状もなし。 事務的で、いかにも、発送慣れしている感じ。 丁寧な人は丁寧な人で、人情味に好感が持てますが、こういうドライなやり方も、合理的で良いと思います。
≪写真下≫
これが、中身。 サイズは、A4です。 実質12ページしかなくて、かなり、簡単なカタログでした。 しかし、これは、クラウン・スタンダードの本カタログであって、簡易カタログではありません。 状態は、新品だとしたら、「悪い」。 56・7年も前の物である事を考慮すれば、「良い」と言ったところ。
この車は、当時まだ同居していた、父の末弟が買った、我が家で初めての車で、1967年頃まで、うちにあったのですが、私は、赤ん坊だったので、全く覚えていません。 そういう事や、中身のページについては、いずれ、詳しく紹介します。
【定形外郵便で、初代ジョグのカタログ】
ヤフオクに、スタート価格100円で出ていた、「初代ジョグのカタログ 同じ物5冊セット」を、5月16日の夜に、競らずに落札しました。 17日の朝に、送料込み、350円をコンビニで支払ったところ、その日の夜に、大阪から発送され、翌18日の正午前に届きました。
≪写真上≫
カタログは何回か買っていますが、定形外郵便で届いたのは、初めて。 普通の切手を貼るんですね。 サイズは、A4ですが、重量が重いので、最低送料にはなりません。
この封筒は、使い回しのようです。 中身が無事に届くなら、封筒がどんなものでも、文句はありません。 差出人の住所・氏名がスタンプで押してありました。 中に、送り状は、なし。 それも、ヤフオク取引では、普通の事です。
≪写真下≫
本当に、同じ物が、5冊入っていました。 ヤフオクの相場的には、一冊500円くらいでしょうか。 300円なら、すぐに入札があると思います。 それを、5冊100円で手放したのですから、太っ腹な人ですな。
だけど、売る側の事情は、人それぞれでして、お金云々より、手っ取り早く処分したいとか、「欲しい人が持っているのが一番」と思っているとか、いろいろな考え方があるから、100円で譲ってもらえた事を、素直に感謝しようと思います。 むしろ、発送の手間をかけてしまったのが、申し訳ないくらいです。
このカタログは、1983年4月版で、初代ジョグの最初のカタログです。 カタログの中身に関しては、いずれまた、別に紹介します。
【ホンダ・4代目ライフのカタログ 2004年10月版】
去年(2017年)の8月末に、纏めて買ったカタログの一冊です。 ホンダの、「4代目ライフ 2004年10月版」。 これ単独の値段は、税込み、540円でした。
4代目ライフが登場したのは、2003年9月ですが、約一年経った、2004年10月に、母が、初代トゥデイから乗り換える形で、この車を買いました。 つまり、このカタログは、ドンピシャ版になります。 どうも、登場した時から、この版が続いていたようです。
≪写真1≫
サイズは、ほぼ、A4で、車のカタログとしては、最小クラスです。 ただ、ページ数は、表紙・裏表紙含めて、32ページあり、確実に、本カタログです。 ちなみに、裏表紙は、白地に文章で、一般的な運転時の注意が書かれているだけです。
≪写真2≫
イメージ写真のページが、ほんのちょっとありますが、スタジオ撮影である上に、背景を差し替えてあって、屋外の景色が写されていないので、イメージ写真から、時代を感じ取るのは、不可能です。 こういうのは、小奇麗だけど、つまらんですなあ。
≪写真3≫
シート・レイアウトに、大変、拘った車だったらしく、その説明だけで、6ページも使われています。 車をよく知らない人なら、「こんな、いろいろな使い方ができますよ」と言われれば、それで欲しくなるケースもあるかもしれませんな。 買った後、しばらく経ってから、全然使わない事に気づくと思いますけど。
私の母が買った車には、そういう機能はなかったのですが、後席の背凭れを畳み易くする為なのか、座面のクッションが、ぺったんこに薄くて、とても、乗っていられなかったのを覚えています。 私も、母も、停まった状態で、一度座ってみて、二度と座らず、犬専用の席になりました。
このカタログは、シート・レイアウト以外にも、やたらと、機能・性能説明のページが多いです。 文章が主体で、読んでいて、疲れます。 デザインが変わっている車だから、デザインだけで判断されないように、機能・性能の説明に力を入れたら、こんなカタログになったのかも知れません。 およそ、面白みに欠けますけど。
≪写真4≫
ボディー・カラーのページ。 12種類は、多い方ですねえ。 私の母が買ったのは、「サテン・シルバー・メタリック」という明るいシルバーでした。 シルバーの車は、汚れが目立たないし、水垢がついても、水拭きすれば、すぐとれるので、扱いは楽でした。
この後のページは、グレード、オプション、装備・諸元表と続きますが、どうせ、写真を見ても分からない情報なので、割愛します。
グレードですが、上から順に、D、F、Cとある内、母が買ったのは、ハンドルやコンソールのデザインから見て、たぶん、最も安い、Cタイプだったと思います。 一台目の、初代トゥデイの時には、普通免許を取ったばかりの高揚感から、奮発して、最高グレードを買ったのですが、18年後に買い換えたこのライフでは、もう、すっかり、車熱が冷めていて、高いグレードに拘る気がなかったのでしょう。
2004年から、2009年まで乗って、売却しました。 最後の一年間は、母は免許を返してしまって、全く乗らず、私が任意保険代だけ払って、乗りました。 車検が一年残っていたからですが、その一年を乗ったせいで、査定額が、30万円から、15万円に落ちてしまいました。 車検が切れたからというより、ライフが、フル・モデル・チェンジして、5代目が出たせいで、型落ちになってしまったからだと思います。
この型は、今でも、いくらでも走っていて、むしろ、この後の、5代目よりも、多く見かけるくらいです。 かなりの数が売れたんでしょうな。 一見、奇抜なデザインですが、見慣れれば、大変、優れたデザインである事が分かります。 オリジナリティーだけなら、軽トール・ワゴン随一と言ってもいいです。
惜しいのは、やはり、後席シートの座面ですかねえ。 あと、登り坂になると、アクセル・ベタ踏みでも、のそのそとしか走らなかったのには、参りました。 トゥデイより、エンジンが良くなっているのに、力が出ないのは、車体が重いからでしょう。 たぶん、他のトール・ワゴンも、大差ないと思いますけど。
この車で行った、一番遠い所というと、南箱根の十国峠ですかね。 次は、沼津市・西浦の、河内の大杉。 あと、2008年から2009年にかけて、私が、愛鷹山登山をした時にも、登り口まで、この車で行きました。 他は、週に一回、柴犬シュンを、御用邸や我入道の海岸に連れて行くのが主な役目でした。 あの車、今もどこかで走っているだろうか・・・。
【トヨタ・5代目カリーナ前期型の簡易カタログ 1988年5月版】
去年(2017年)の8月末に、纏めて買ったカタログの内の一冊。 5代目カリーナ前期型の簡易カタログです。 1988年5月の発行ですから、車がデビューした時のもの。 値段は、もう一冊、前期型の本カタログとセットで、432円でした。
5代目カリーナは、1988年から、1992年まで、生産販売されていた車で、折しも、バブルの真っ只中、そして、私の青春時代の真っ只中に売られていた車でした。 私自身は、この車を所有した事もなければ、乗せてもらった事さえないのですが、テレビCMが、強烈に印象に残っていた上に、デザインも私好みだったので、カタログを纏めて買う時に、中に入れたのです。
≪写真上≫
表紙。 前期型のイメージ・キャラクターは、松本孝美さんと、瀬川博さん。 松本孝美さんは、当時、CM女王と呼ばれていた人です。 ネット上で、テレビCMを見る事ができますが、輝くばかりに美しいです。 特に、気取らない笑顔が。
買った時には、二冊とも本カタログだと思っていて、もう一冊のカタログが、1989年1月版だったので、発行年月の早い、こちらを先に見始めたのですが、中を見たら、全16ページの簡易カタログであった事が分かりました。 もう一冊の方は、本カタログで、全38ページあります。 当然の事ながら、本カタログにも、88年5月のデビュー版が存在し、同じ内容のものを、89年1月に増刷したのでしょう。
≪写真中≫
表紙の写真も含めて、簡易カタログの写真は、ほとんどが、本カタログの写真から抜粋したものです。 結婚を間近に控えた恋人同士、もしくは、新婚夫婦の設定で、幸せの絶頂、キャッチ・コピーの、「生きる歓び」を、これでもかというくらい、全開で表出しています。
≪写真下≫
このページの写真は、本カタログにはなくて、簡易カタログだけで使われています。 写真はどれも、大変に良いのですが、文章は、だいぶ落ちて、はっきり言って、くどいです。 下手なコピー・ライターが、大活躍した模様。
機能・性能説明も、くどい。 1990年前後というのは、日本車が、デザイン的にも、性能的にも、ヨーロッパ車に追いついた時期でして、機能・性能説明が多いのは、メーカーの自信の表れだと思いますが、買う側からすると、逆に、機能・性能は、どの車も似たり寄ったりになって、いちいち説明されても、鬱陶しいだけという時代になっていました。
今回は、ここまで。 カタログを買ったのは、5月半ばの、「初代ジョグのカタログ」が最新で、それ以降は、買っていません。 この夏は、ヤフオクで、いろんな物を買ったと思っていたのですが、ほとんどが、車の部品で、カタログはなかった模様。
車弄りの方は、10月で一段落したので、11月に入ったら、また、ぼちぼちと、カタログを買って行こうと思います。 どうしても欲しい物と、欲しいには欲しいが、どうしてもというわけではないという物があって、前者は、なかなか出て来ないのですが、後者は、数件出ているので、そちらの方を、一ヵ月に一件くらいのペースで買おうと思っています。
【ゆうメールで、初代クラウンのカタログ】
ヤフオクで、2000円スタートだった、「初代クラウン1900・後期型・スタンダード」のカタログを、5月10日の夜に、競った末、3200円で落札しました。 1961年か、62年の物。 今までに買った車のカタログの中では、飛び抜けて高かったです。 送料を足すと、3380円。
≪写真上≫
5月11日に、コンビニで払い込んだら、その日の内に発送され、翌12日の昼過ぎには、届きました。 確か、出品者は、浜松の人だったと思いますが、県内だから、早く届いたのかも知れません。
ゆうメールの最低サイズで、送料は、180円。 封筒は、ただの茶封筒ですが、新品でした。 封筒に差出人の名前はなく、中に送り状もなし。 事務的で、いかにも、発送慣れしている感じ。 丁寧な人は丁寧な人で、人情味に好感が持てますが、こういうドライなやり方も、合理的で良いと思います。
≪写真下≫
これが、中身。 サイズは、A4です。 実質12ページしかなくて、かなり、簡単なカタログでした。 しかし、これは、クラウン・スタンダードの本カタログであって、簡易カタログではありません。 状態は、新品だとしたら、「悪い」。 56・7年も前の物である事を考慮すれば、「良い」と言ったところ。
この車は、当時まだ同居していた、父の末弟が買った、我が家で初めての車で、1967年頃まで、うちにあったのですが、私は、赤ん坊だったので、全く覚えていません。 そういう事や、中身のページについては、いずれ、詳しく紹介します。
【定形外郵便で、初代ジョグのカタログ】
ヤフオクに、スタート価格100円で出ていた、「初代ジョグのカタログ 同じ物5冊セット」を、5月16日の夜に、競らずに落札しました。 17日の朝に、送料込み、350円をコンビニで支払ったところ、その日の夜に、大阪から発送され、翌18日の正午前に届きました。
≪写真上≫
カタログは何回か買っていますが、定形外郵便で届いたのは、初めて。 普通の切手を貼るんですね。 サイズは、A4ですが、重量が重いので、最低送料にはなりません。
この封筒は、使い回しのようです。 中身が無事に届くなら、封筒がどんなものでも、文句はありません。 差出人の住所・氏名がスタンプで押してありました。 中に、送り状は、なし。 それも、ヤフオク取引では、普通の事です。
≪写真下≫
本当に、同じ物が、5冊入っていました。 ヤフオクの相場的には、一冊500円くらいでしょうか。 300円なら、すぐに入札があると思います。 それを、5冊100円で手放したのですから、太っ腹な人ですな。
だけど、売る側の事情は、人それぞれでして、お金云々より、手っ取り早く処分したいとか、「欲しい人が持っているのが一番」と思っているとか、いろいろな考え方があるから、100円で譲ってもらえた事を、素直に感謝しようと思います。 むしろ、発送の手間をかけてしまったのが、申し訳ないくらいです。
このカタログは、1983年4月版で、初代ジョグの最初のカタログです。 カタログの中身に関しては、いずれまた、別に紹介します。
【ホンダ・4代目ライフのカタログ 2004年10月版】
去年(2017年)の8月末に、纏めて買ったカタログの一冊です。 ホンダの、「4代目ライフ 2004年10月版」。 これ単独の値段は、税込み、540円でした。
4代目ライフが登場したのは、2003年9月ですが、約一年経った、2004年10月に、母が、初代トゥデイから乗り換える形で、この車を買いました。 つまり、このカタログは、ドンピシャ版になります。 どうも、登場した時から、この版が続いていたようです。
≪写真1≫
サイズは、ほぼ、A4で、車のカタログとしては、最小クラスです。 ただ、ページ数は、表紙・裏表紙含めて、32ページあり、確実に、本カタログです。 ちなみに、裏表紙は、白地に文章で、一般的な運転時の注意が書かれているだけです。
≪写真2≫
イメージ写真のページが、ほんのちょっとありますが、スタジオ撮影である上に、背景を差し替えてあって、屋外の景色が写されていないので、イメージ写真から、時代を感じ取るのは、不可能です。 こういうのは、小奇麗だけど、つまらんですなあ。
≪写真3≫
シート・レイアウトに、大変、拘った車だったらしく、その説明だけで、6ページも使われています。 車をよく知らない人なら、「こんな、いろいろな使い方ができますよ」と言われれば、それで欲しくなるケースもあるかもしれませんな。 買った後、しばらく経ってから、全然使わない事に気づくと思いますけど。
私の母が買った車には、そういう機能はなかったのですが、後席の背凭れを畳み易くする為なのか、座面のクッションが、ぺったんこに薄くて、とても、乗っていられなかったのを覚えています。 私も、母も、停まった状態で、一度座ってみて、二度と座らず、犬専用の席になりました。
このカタログは、シート・レイアウト以外にも、やたらと、機能・性能説明のページが多いです。 文章が主体で、読んでいて、疲れます。 デザインが変わっている車だから、デザインだけで判断されないように、機能・性能の説明に力を入れたら、こんなカタログになったのかも知れません。 およそ、面白みに欠けますけど。
≪写真4≫
ボディー・カラーのページ。 12種類は、多い方ですねえ。 私の母が買ったのは、「サテン・シルバー・メタリック」という明るいシルバーでした。 シルバーの車は、汚れが目立たないし、水垢がついても、水拭きすれば、すぐとれるので、扱いは楽でした。
この後のページは、グレード、オプション、装備・諸元表と続きますが、どうせ、写真を見ても分からない情報なので、割愛します。
グレードですが、上から順に、D、F、Cとある内、母が買ったのは、ハンドルやコンソールのデザインから見て、たぶん、最も安い、Cタイプだったと思います。 一台目の、初代トゥデイの時には、普通免許を取ったばかりの高揚感から、奮発して、最高グレードを買ったのですが、18年後に買い換えたこのライフでは、もう、すっかり、車熱が冷めていて、高いグレードに拘る気がなかったのでしょう。
2004年から、2009年まで乗って、売却しました。 最後の一年間は、母は免許を返してしまって、全く乗らず、私が任意保険代だけ払って、乗りました。 車検が一年残っていたからですが、その一年を乗ったせいで、査定額が、30万円から、15万円に落ちてしまいました。 車検が切れたからというより、ライフが、フル・モデル・チェンジして、5代目が出たせいで、型落ちになってしまったからだと思います。
この型は、今でも、いくらでも走っていて、むしろ、この後の、5代目よりも、多く見かけるくらいです。 かなりの数が売れたんでしょうな。 一見、奇抜なデザインですが、見慣れれば、大変、優れたデザインである事が分かります。 オリジナリティーだけなら、軽トール・ワゴン随一と言ってもいいです。
惜しいのは、やはり、後席シートの座面ですかねえ。 あと、登り坂になると、アクセル・ベタ踏みでも、のそのそとしか走らなかったのには、参りました。 トゥデイより、エンジンが良くなっているのに、力が出ないのは、車体が重いからでしょう。 たぶん、他のトール・ワゴンも、大差ないと思いますけど。
この車で行った、一番遠い所というと、南箱根の十国峠ですかね。 次は、沼津市・西浦の、河内の大杉。 あと、2008年から2009年にかけて、私が、愛鷹山登山をした時にも、登り口まで、この車で行きました。 他は、週に一回、柴犬シュンを、御用邸や我入道の海岸に連れて行くのが主な役目でした。 あの車、今もどこかで走っているだろうか・・・。
【トヨタ・5代目カリーナ前期型の簡易カタログ 1988年5月版】
去年(2017年)の8月末に、纏めて買ったカタログの内の一冊。 5代目カリーナ前期型の簡易カタログです。 1988年5月の発行ですから、車がデビューした時のもの。 値段は、もう一冊、前期型の本カタログとセットで、432円でした。
5代目カリーナは、1988年から、1992年まで、生産販売されていた車で、折しも、バブルの真っ只中、そして、私の青春時代の真っ只中に売られていた車でした。 私自身は、この車を所有した事もなければ、乗せてもらった事さえないのですが、テレビCMが、強烈に印象に残っていた上に、デザインも私好みだったので、カタログを纏めて買う時に、中に入れたのです。
≪写真上≫
表紙。 前期型のイメージ・キャラクターは、松本孝美さんと、瀬川博さん。 松本孝美さんは、当時、CM女王と呼ばれていた人です。 ネット上で、テレビCMを見る事ができますが、輝くばかりに美しいです。 特に、気取らない笑顔が。
買った時には、二冊とも本カタログだと思っていて、もう一冊のカタログが、1989年1月版だったので、発行年月の早い、こちらを先に見始めたのですが、中を見たら、全16ページの簡易カタログであった事が分かりました。 もう一冊の方は、本カタログで、全38ページあります。 当然の事ながら、本カタログにも、88年5月のデビュー版が存在し、同じ内容のものを、89年1月に増刷したのでしょう。
≪写真中≫
表紙の写真も含めて、簡易カタログの写真は、ほとんどが、本カタログの写真から抜粋したものです。 結婚を間近に控えた恋人同士、もしくは、新婚夫婦の設定で、幸せの絶頂、キャッチ・コピーの、「生きる歓び」を、これでもかというくらい、全開で表出しています。
≪写真下≫
このページの写真は、本カタログにはなくて、簡易カタログだけで使われています。 写真はどれも、大変に良いのですが、文章は、だいぶ落ちて、はっきり言って、くどいです。 下手なコピー・ライターが、大活躍した模様。
機能・性能説明も、くどい。 1990年前後というのは、日本車が、デザイン的にも、性能的にも、ヨーロッパ車に追いついた時期でして、機能・性能説明が多いのは、メーカーの自信の表れだと思いますが、買う側からすると、逆に、機能・性能は、どの車も似たり寄ったりになって、いちいち説明されても、鬱陶しいだけという時代になっていました。
今回は、ここまで。 カタログを買ったのは、5月半ばの、「初代ジョグのカタログ」が最新で、それ以降は、買っていません。 この夏は、ヤフオクで、いろんな物を買ったと思っていたのですが、ほとんどが、車の部品で、カタログはなかった模様。
車弄りの方は、10月で一段落したので、11月に入ったら、また、ぼちぼちと、カタログを買って行こうと思います。 どうしても欲しい物と、欲しいには欲しいが、どうしてもというわけではないという物があって、前者は、なかなか出て来ないのですが、後者は、数件出ているので、そちらの方を、一ヵ月に一件くらいのペースで買おうと思っています。