2020/09/27

セルボ・モード補修 (28)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 今回は、主に車検の記事です。 車検そのものは、中古車ディーラーに任せっきりなので、写真はありません。 ちなみに、ディーラーの社長、車をもって行った時も、取りに行った時も、マスクをしていませんでした。 屋内がないような店なので、感染しないと思っているのでしょう。 こちらは、して行きましたが、感染のリスクを高める事もないと思い、今回は、必要最小限の会話だけしかしませんでした。





【非常信号灯・発炎筒とホルダー】

≪写真上≫
  車検の時だけ積む、非常信号灯。 2年前に、近所のホーム・センターで、998円で買ったものです。 電池を別にして、2年間、保存してあったのですが、今回、その電池を入れてみたら、ちゃんと、点きました。 赤いライトが点滅します。 ちなみに、前方に、白い光を照射できるようになっていて、懐中電灯としても使えるタイプも存在しますが、これよりも、値段が高いです。

  この写真では、グリップを細くしてありますが、透明プラスチックの筒があって、太くする事もできます。 2種類のホルダーの大きさに対応しているわけです。 黒い部分には、磁石が入っていて、車体に立てる事ができます。

≪写真下≫
  これは、車検から戻った後の撮影。 普段は、期限切れの発炎筒を積んでいます。 発炎筒は、積んでさえあれば良くて、期限が切れていても、車検は通るらしいのですが、ディーラーや整備工場によっては、客が知らないのをいい事に、勝手に新しい物に換えて、代金を請求する所があるとの事。 で、用心して、車検の時だけ、期限が関係ない、電池式の非常信号灯に積み換えているのです。

  ホルダーですが、今までは、横にしてありました。 横にすると、非常信号灯の頭が邪魔で、斜めになってしまいます。 今回、縦にしてみたら、そちらの方が、すっきり収まったので、発炎筒に戻した後も、縦にしてあります。




【セルボ・モードの車検】

  7月6日から、8日まで、車検に出しました。 車を買った中古車ディーラーに頼みました。 排気ガスが駄目で、キャブ調整とプラグ交換をし、下回りのブーツも駄目で、それも交換と、前回2年前と全く同じ処置で通りました。 代金は、前回より、5千円高くなって、75000円。

  かかった日数が、持って行った日から、終わったという電話があった日まで、前回は4日間だったのが、今回は、2日間だったのは、車検場に持って行く前に、整備工場へ直行して、直したからではないかと思います。

  お金は、母が出すというので、ありがたく、受け取っておきました。 とにかく、車検に通ってよかった。 これで、あと、2年間は、乗れるわけですから。

≪写真上≫
  戻って来た後の撮影。 梅雨時の日射しなので、コントラストがきつい。

≪写真中≫
  今回は、予め、自分で修理する箇所がなかったので、車検の準備で、一番手間がかかったのは、ホイール・カバーを外す事でした。 付けたままでも出せますが、ハブ・ナットの締まり具合の検査はするから、結局、ディーラーで外す事になります。 私の車は、ホイール・カバーが古くなっていて、慎重に外さないと、割れたり、爪が折れたりしてしまうので、用心して、自分で外しているのです。

  鉄ホイールが剥き出しになると、錆や、ブレーキ・パッドのカスで、斑に赤くなっているのが目立ちます。 カスと言っても、束子でこすったくらいでは、落ちません。 車検が来る度に、アルミ・ホイールを買いたくなりますが、2年に一回、ほんの数日の為に、そんな物を買うのは、馬鹿げた話です。

  今回は、このまま出しましたが、2年後には、車検に出す前に、鉄ホイールの表面全体を、艶消し黒のスプレーで、塗ろうかと思っています。

≪写真下≫
  外した、ホイール・カバー。 プレハブ離屋に入れておきました。 手入れをしているので、綺麗なものです。

  1枚、外す時に、裏側の爪を1本、折ってしまいました。 自分で折っていれば、世話はない。 ブリキ板で修理できるんですが、敢えてやらず、1本欠けたままで、車に付け直しました。 爪が全部あると、外す時も、着ける時も、抵抗が大き過ぎて、ホイール・カバーを壊してしまう恐れがあるからです。 他の1枚で、以前から爪が1本欠けているのがあるのですが、脱落するような事はないので、1枚が、2枚になっても大丈夫だろうと踏んだ次第。




【代車 日産・初代モコ】

  7月6日から、8日まで、代車として借りた、日産の、初代モコです。 スズキの、初代MRワゴンの相手先ブランド供給車。 2002年から、2006年まで、生産・販売されていた型。

≪写真上≫
  セルボ・モードは、1998年までですから、4年しか開いていないわけで、機構的には、そんなに進化しているわけではないです。 この車は、キー・レスも付いていませんでした。

  元がスズキ車ですから、エンジンは、同系統だと思うのですが、重いだけあって、アクセルの踏み具合が違います。 燃費は、セルボ・モードより、かなり落ちるのではないでしょうか。

  車体とバンパーで、色の違いがはっきり分ります。 ソリッド系の色は、歳月が経つと、致し方ないところか。 

≪写真中左≫
  バック・ドア・オープナーはなくて、運転席のドアを、キーで解除すると、4枚のドアと一緒に、バック・ドアのロックも、電子的に解除されるタイプでした。 だから、他のドアと同じように、ガチャッと、機械的にロックを外すノブが付いています。 フューエル・リッド・オープナーはありました。

  バック・ドアに、高齢者マークを剥がした痕がありました。 高齢者が乗っていたんでしょうな。 濡れタオルで拭いたら、綺麗に取れました。

≪写真中右≫
  アルミ・ホイールを履いています。 アルミは、新しい時には、高級感がありますが、汚れがつくと、却って、みすぼらしく見えますな。 特に、ハブ・ナットの穴が汚れると、始末が悪い。 しょっちゅう、外して掃除するわけにも行きませんから。 そういう点は、ホイール・カバーの方が、綺麗に維持できます。

≪写真下≫
  車内。 乗車姿勢は、立っていて、トール・ワゴンというよりは、ハイト・ワゴンと呼ぶべき。 コラム・シフトのオートマでしたが、操作法が分かれば、どうという事はないです。 走っている時には、ドライブに入れっ放しですから。 ダッシュ・ボードの色が明るいのは、気分が沈む事がなくて、宜しいですな。 汚れには、気をつけなくてはなりませんが。

  運転席のシートが横に広くて、助手席とくっついています。 運転席と助手席の間に、折り畳み式のアーム・レストがありました。 横方向には、ウォーク・スルーですが、普通は、使わないだろうと思われる狭さ。


  市街地だけ走るのなら、何の文句もなし。 ただ、こういう乗車姿勢が立った車で、長時間の遠出は、厳しそうです。 もっとも、そもそも、そういう使い方をしない人達が、買っていたんでしょうけど。

  この代車で、出かける事はなく、中一日、置きっ放しで、三日目に、2リットルだけ給油して、返しました。




【空気入れ】

  家にある空気入れが、ことごとく壊れて行き、支障を来すようになったので、近所のホーム・センターで、一番安いのを買って来ました。 税込み、828円。 安い。

  空気入れが壊れると、壊れた部品だけ買って直したくなるものですが、新品でさえ、この程度の値段である事を考えると、壊れた物を惜しまずに、どんどん新しい物に買い換えて行った方が、人生トータルでは、得になると思います。 たとえば、口金や、ホースだけ買っても、それぞれ、300円、400円くらいはするわけですから。

≪写真左≫
  タンクなし。 そのせいか、入れる時に、重く感じられますが、ちゃんと入ります。 英式・米式対応で、自転車にも、車・バイクにも使えます。

≪写真右≫
  取扱説明文。 英式と米式で、口金が異なるので、その説明が書いてあるのですが、描き込んであるバルブ側の一部を、付属部品だと思ってしまい、部品が足りないのではないかと、恐れました。 勘違いである事に気づいたのは、開封して、現物を観察してから。




  今回は、以上です。

  「自転車用の空気入れなんて、車と関係ないだろう」と思うと思いますが、これまでにも、ちょこちょこと書いているように、自転車用でも、車・バイクのタイヤに入れられます。 家庭電源や、バッテリー電源で使う、電気式エア・コンプレッサーなどとは、比較にならないくらい、空気の入りは良いです。 足踏み式空気入れと比べても、自転車用の方が優れている。

  結局、ピストン・シリンダーのポンプで送り込むわけですから、ボア・ストロークの容積が大きい方が強力なのは、理の当然。 口金が、米式バルブ対応にできるかどうかだけが、注意点です。

2020/09/20

セルボ・モード補修 (27)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 まだ、続きます。 今回で、ようやく、車検の準備に引っ掛かります。 前にも書きましたが、車検が近づくと、あちこち、壊れ始めます。 それでも、まだ、名車の旧車と比較すれば、整備・修理にお金はかかりません。 名車の旧車並みに手がかかるようになったら、もはや、私が保有する車ではなくなるという事ですな。 




【セルボ・モード補修 パワー・ウインドウ・スイッチ洗浄】

  6月12日、セルボ・モードの運転席スイッチ・ベースを洗浄しました。

≪写真1≫
  ビフォー。 茶色いものが、こびりついているのが分かります。 買った時から、こんな状態でした。 前の持ち主が、再塗装して、失敗したのかと思っていましたが、考えてみれば、こんな部品を再塗装するとは思えません。 で、汚れならば、漂白剤で落ちるだろうと考えたのです。

≪写真2≫
  まず、外さなければ。 ドア・トリムを外す覚悟をしていましたが、その必要はなく、後ろにある、ポケットを外したら、スイッチ・ベースのバネに、指が届きました。 バネを押しながら、上へ引っ張ったら、抜けて来たので、コネクターを外して、取り出しました。

≪写真3≫
  表面部品と分解した、本体。 スイッチも汚れていたので、うすめ液で拭きました。 汚れは落ちたものの、白っぽくなってしまったので、シリコン・スプレーを布に吹いて、塗ったら、元の色に戻りました。

  分解した時に、爪を折ってしまいました。 6本ある内の1本です。 本来、分解するように出来ていないんですな。 やむなく、針金で補強しました。 セットしてしまえば、見えません。 また、フェイク修理箇所が増えてしまった。

≪写真4≫
  表面部品。 漂白剤溶液に浸けたのですが、汚れは綺麗に溶けてはくれませんでした。 束子でこすっても、白っぽい部分が残ります。 で、中性洗剤をつけた毛糸束子でこすったら、綺麗にはなったものの、色がうっすらと斑っぽくなりました。 どうやら、塗装してあった色が落ちて、地のプラスチックの色が出てしまった模様。

≪写真5≫
  しかし、地色も、塗装色も、非常に近い同系色で、そんなに目立ちはしないので、それで良しとしました。 汚れがついているよりは、遥かにマシになった観あり。

  前側のスイッチには、「AUTO」の文字がプリントしてあるのですが、薄くなって、ほとんど、見えなくなっています。 これは、復元できないので、諦めています。 下手に、手書きしたりすると、ろくな結果になりません。



【セルボ・モード補修 ジェネレーター・ベルト調整】

  6月16日、車で買い出しに行った帰り、アクセルを踏むたびに、エンジン・ルームから、キュルキュル音がするようになりました。 これは、間違いなく、エンジンのベルトです。 エアコン・ベルトか、ジェネレーター・ベルトが緩んでいるのでしょう。 前に交換・調整したのは、2017年の6月ですから、3年間、もった事になります。

≪写真上≫
  6月18日に、調整作業をしました。 結構、力を入れる作業なので、ジャッキ・アップでは、振動でジャッキが外れる恐れがあり、怖いです。 で、カー・ステップを組んで、車を上げたのですが、それには、かなり、時間と手間を喰いました。

≪写真中≫
  ジェネレーター・ベルトの方は、前回、手が入らなくて手こずりましたが、今回は、エア・クリーナーの蓋を外すだけでなく、本体もズラしたので、割と楽に作業できました。 「邪魔なものは、外してしまえ」というのは、≪名車再生 クラシックカー・ディーラーズ≫で学んだ事です。

≪写真下≫
  中央に見えている、ベルトがかかっているのが、ジェネレーター(オルタネーター)です。 オルタネーターというのは、交流発電機ですな。 自転車に付いているのは、ダイナモで、直流発電機。 ジェネレーターは、総称です。

  ベルトを指で押してみたところ、それほど、緩んでいる感触はなかったのですが、更に強く張り直しました。 上下に、1本ずつ、ボルトがあり、上が、アジャスターになっています。 調整する時には、まず、2本とも緩めます。 下のボルトは、車の下に潜って緩めます。 次に、上に戻って、ジェネレーターを押して、ベルトを張った状態を保ったまま、上のアジャスター・ボルトを先に締めます。 最後に、下に潜って、下のボルトを締めます。

  ボルトが回し易い所にあれば、簡単な作業ですが、どうしても、車の下に潜らなければならないので、危険を伴います。 車を持ち上げる手段が、ジャッキしかないというのなら、勧めません。



【セルボ・モード補修 エアコン・ベルト調整】

  エアコン・ベルトも、そんなに緩んでいるような感触がなかったのですが、とにかく、キュルキュル音の原因は、どちらかのベルト以外に考えられないので、両方、張り直しました。

≪写真上≫
  エアコン・ベルトの方も、前回は、うんざりするほど手こずったので、今回は、楽にやろうと、前バンパーを外しました。 セルボ・モードは、バンパーを外す事自体は、そんなに難しくないのです。 エンジン・アンダー・カバーがない事が大きいですが、ナンバーを外した後、ボルト5本、ビス2本、プッシュ・リベット3本を抜くだけで、外す事ができます。 車体側に、四角断面の鉄製の芯がないのは、軽自動車ならではでしょうか。

  こういう姿になると、もはや、何の車種なのか、全く分かりませんな。 ウインカーのコネクターを外すのが面倒なので、そのままにし、バンパーは、ハーネスで、吊り下がった状態です。 予め、バンパーの下に新聞紙を貼り付けて、養生し、木製踏み台の上に載せました。

≪写真中≫
  しかし、バンパーを外しても、調整ボルトを回し難い事に変わりはありませんでした。 エアコン・コンプレッサーは、下2本、上1本、ボルトがあり、上が、アジャスターになっています。 この上側のボルトに、スパナが入らないんだわ。 ボックス・レンチでは、もっと入りません。 設計ミスというわけではなく、たぶん、このボルトを回す為の、特殊な工具があるのだと思います。

  やむなく、メガネ・レンチを3本使って、少しずつ緩め、ベルトを張って、絞め直しました。 それでも、バンパーを外さないでやるよりは、下2本のボルトに煩わされなかっただけ、手際よく、作業が進みました。

≪写真下≫
  バンパー一体グリルの、上辺を留めていた、プッシュ・リベット。 本来、6ミリのを使う孔に、7ミリのを、無理やり、入れてあったので、折れたり、変形したりしています。 この時は、同じ物の新しいのを付け直しましたが、アマゾンで、6ミリのが売っている事が分かり、注文しておきました。


  ベルト調整の作業は、全部で、4時間くらいかかったでしょうか。 ボルトが回し難い点を除けば、難易度は、5段階で、2、10段階で、3くらいです。 今の車は、アジャスターに、もう一本、張りを調整するボルトが付いていて、ジェネレーターやコンプレッサーを押しながら、ボルトを締めるという、曲芸的な事をやらなくてもいいようになっているらしいです。

  とにかく、エンジンから、キュルキュルという音がし始めたら、原因はベルトに決まっていますから、張り調整するか、伸びきっていたら、交換するかしかありません。 ベルトの鳴き止めスプレーというのがありますが、一時的に収まっても、また、すぐに、鳴き始めると思います。 張り調整をしてしまった方が、根本的解決になります。

  とりあえず、エンジン内を覗き込み、ベルトがどこにあるか、アジャスターがどこにあるか、ボルトを回せるかを確認し、ネットで、同じ車種や近い車種のベルト調整のやり方を調べ、自分でできるようなら、やってみる。 駄目なようなら、ディーラーなり、整備工場に頼むという段取りですな。 頼めば、当然、工賃がかかりますが、嫌な音に煩わされるのに比べたら、そんなに高いとは思わない程度の金額だと思います。



【セルボ・モード補修 バキューム・ホース交換 / プッシュ・リベット交換】

≪写真1≫
  ジェネレター・ベルトを張り調整する為に、エア・クリーナーの蓋を外した時に、下に隠れていたバキューム・ホースの両端が、切れている事に気づきました。 手前側は、ビニール・テープを巻いて、簡易補修されていました。 かなり、年月が経っている模様。 奥側は、私が、同じように、ビニール・テープを巻いたものです。

  しかし、両端共に、切れ目が深くなって、接合部分を超えてしまっており、隙間が出来て、気体が漏れてるわけで、ビニール・テープでは、直した事になりません。 これは、交換すべきでしょう。 パーツ・リストで、品番を調べ、アマゾンで検索したら、売っていました。 6月18日に、注文。

≪写真2左≫
  22日に発送され、23日に届きました。 アマゾン本体からの発送ですが、発送までに日数がかかったところを見ると、取り寄せ品だったようです。 中身に比べると、大きめの箱でした。

≪写真2右≫
  緩衝材のプチプチ・ビニールで、包まれていました。 ゴム製品なのに、律儀な梱包です。

≪写真3左≫
  これが、純正部品としての保存状態。  ラベルには、品番と個数が書かれています。 1764円。 セルボ・モードは、1998年に生産中止になった車種ですが、エンジンやトランスミッションは、後の代の車種と共通部品があるから、必ずしも、22年前に作られた部品とは限りません。

≪写真3右≫
  古いのと並べてみました。 明らかに、同じ品です。 それにしても、ビニール・テープを巻いて、修理完了にしてしまった人間の、いい加減な事よ。 素人では、そもそも、隠れた所にある部品が切れている事に気づかないので、犯人は整備士なのだと思いますが、なぜ、新しい部品を取り寄せて、交換しなかったのでしょう? 仕事を、ナメているのでは?

≪写真4≫
  新しいのを、取り付けました。 そのままでも入りそうでしたが、大事を取って、シリコン・スプレーを吹いてから、入れました。 クランプは、なし。 パーツ・リストにも載っていないから、元から、ないのでしょう。

  漏れがなくなってから、排気ガスの変なニオイがしなくなりました。 バキューム・ホースについて調べてみたところ、インテーク・マニホールドのセンサーが、負圧で空気量を測っているそうで、バキューム・ホースが破れていると、正確な測定ができず、不調が起こるとの事。 それなら、燃焼と大いに関係あるわけで、変なニオイがなくなっても、不思議はないです。 バキューム・ホースの交換は、想定以上の効果を齎した事になります。

≪写真5左≫
  バキューム・ホースと一緒に、6月18日に、エンジン・グリル上辺を留める、プッシュ・リベットを注文しました。 こちらは、すぐに発送され、20日は届きました。 緩衝材を内側に張った封筒に入っていました。 473円。 バキューム・ホースと合わせて、2000円を超えさせ、送料無料にしました。

≪写真5右≫
  店頭吊るし用の、プラ・ケースに入っていました。 本体は、更に、ビニール袋に入っているという凝りようです。 10個入りで、473円。 径は、6ミリ。 スズキの純正品ではありませんが、ほとんど、同じ形状・サイズの品です。

≪写真6左≫
  左が、新しく買った、6ミリ。 中央は、今まで、無理やり叩き込んでいた、7ミリの新品。 右は、叩き込んだ結果、変形してしまった、7ミリです。

≪写真6右≫
  グリルに取り付けた様子。 正確に言うと、この部品で、グリルを車体に留めているわけです。 径が合っているから、すんなり、取り付けられました。

  新しいのは、正確に言うと、「プッシュ・ターン・リベット」と言いまして、芯の中心の「+」を、ドライバーで、反時計回りに回すと、芯が飛び出して来て、簡単に外せるようになっています。 ただのプッシュ・リベットは、芯を押し込む事で、抜けるようになっています。 径が合っていればの話ですが。 無理やり叩き込んであると、芯が奥で引っ掛かって、抜けなくなってしまいます。



【ダイソーでA4茶封筒】

  7月3日に、近所のダイソーで買って来た、A4の茶封筒。 この封筒が、A4サイズなのではなく、A4サイズの書類が入る大きさという意味。 10枚入り、110円。 これ以上、枚数が多いのは、ありませんでした。

  車検の時、書類を入れて、渡す為の物。 前回2年前は、封筒が、なぜか、返却されませんでした。 返らないとなれば、母が買い置きしている物を使うのは悪いと思い、自分で買って来た次第。

  しかし、今回は、なぜか、戻って来ました。 今回使った封筒は、この二年間、書類を入れて、車に積んであった物だったので、結局、新たに買って来たこの10枚は、手付かずでした。 マーフィーの法則に絡め取られておるなあ。




  今回は、以上です。

  「茶封筒なんて、車と関係ないだろう」と思うでしょうが、車検がなければ、このサイズの封筒を買う事はなかったので、やはり、車関係なのです。 結局、今回は使わず、目に付かない所へ、しまったのですが、次回以降、買ってある事を忘れて、また買いに行ってしまう恐れがなきにしもあらず。 その時に、この記事を読み返せば、その恐れはなくなるわけだ。

2020/09/13

セルボ・モード補修 (26)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 しばらく、続きます。 今現在は、車検の後、タイヤ交換や、エアコン・ガスの追加充填も終え、一段落して、これといって、補修が必要なところはなくなっています。




【後輪タイヤ・バルブ交換③】

  車のタイヤのバルブが切れてしまい、3月中に、古いバルブの除去だけしてあった件ですが、4月になって、注文してあったバルブが届いたので、取り付けました。

≪写真上左≫
  普通の茶封筒で、郵便受けに届きました。 時節柄、手渡しより、郵便受けの方がありがたいです。

≪写真上右≫
  中身と、送り状。 送り状がついているのは、今では珍しい。 ちなみに、4個セットで、400円のところ、キャッシュレス決済割引5パーセントで、380円でした。 安い。

≪写真中左≫
  バルブのキャップを外し、虫を取り出しました。 右側の赤い柄の器具は、「虫回し」です。 「虫ドライバー」とも言います。 2000年9月に、セロー225Wを整備する為に、近所のホーム・センターで、320円で買ったもの。 一度買ったら、一生使えます。 車もバイクも自転車も、米式バルブは全部、これで、虫を出し入れします。

  写真中央上の黒いのは、キャップ。 写真中央下が、米式バルブの虫。 英式バルブと違って、虫ゴムは、交換できません。

≪写真中右≫
  シリコン・スプレー。 タイヤのビードを上げる時に、滑りを良くする為に、これを吹きました。 しかし、石鹸水や、中性洗剤溶液を使うのが普通です。

≪写真下≫
  タイヤを足で踏んで、隙間を作り、裏からバルブを入れます。 この後、バルブを表から引っ張って、ホイールに嵌めるのですが、物置へプライヤーを取りに行っている間に、バルブが、タイヤの中に落ちてしまいました。 顔色真っ青!

  あれこれ、悪戦苦闘した挙句、タイヤを持ち上げて、縦に回し、何とか、バルブを見える所に転がり出させて、プライヤーで挟み、取り出しました。 やれやれ、一時はどうなる事かと思った。



【後輪タイヤ・バルブ交換④】

≪写真上≫
  通りがいいように、バルブの根元に、シリコン・スプレーを吹いておきます。 バルブの外ネジを直接挟むと、キズが付いてしまうので、自転車の英式バルブの根元ナットを、外ネジにかけ、そのナットをプライヤーで挟んで、引っ張り、バルブを嵌め込みました。

  ナットや、バルブの筒が歪んでしまう恐れがあるので、プライヤーで挟む力は、弱めにしておいた方がいいです。 「エア・バルブ・インサーター」という専用の器具があるようですが、タイヤ店ならともかく、一般人では、わざわざ買うほどのものではないと思います。

≪写真中≫
  バルブの取り付けはできたのですが、ビードを上げるのに、また、大苦労しました。 左端の赤い色の、足踏み式空気入れを使ったのですが、何百回踏んでも、まったく、気圧が上がりません。

  やむなく、父の自転車(米式バルブだった)用に、父が買った、真ん中の、小型空気入れを使ったら、何回も押さない内に、「パン!」という音がして、あっさり、ビードが上がりました。 つまり、足踏み式のが壊れていたわけですな。

  で、今度は、自転車用の空気入れを持って来て、米式対応の口金に換え、空気を入れて行ったら、いとも容易に、規定値の、1.8kgf/cm2になりました。 考えてみれば、足踏み式より、こちらの方が、ストロークが大きいわけで、ずっと、効率がいいんですな。 自転車用というイメージがあったから、今まで、気づきませんでした。

  赤色の足踏み式空気入れは、最初にバイクを買った年、1993年か、翌94年に、今はなき沼津駅北のマキヤというホーム・センターで買ったもの。 随分、長もちしました。 台湾製で、確か、300円台という、驚くような安さだったと思います。 ゲージが付いていて、大体、どのくらい入ったか分かる点が、重宝しました。

≪写真下≫
  修理なった、左後輪。 距離を乗らないから、まだ、溝はあるんですが、生産年を見ると、2006年第12週の品でして、経年劣化で、ヒビだらけです。 もう、寿命なんでしょう。 車に付け直して、その後、一ヵ月くらい乗っていますが、空気が漏れる事もなく、無事に使えています。

  ちなみに、サイズは、155/65R13で、「ダンロップ DSX」という、スタッドレス・タイヤです。 沼津は、雪が降りませんが、車を中古で買った時に付いていたタイヤを、そのまま使っているのです。 スタッドレスを、夏に履いていても、別に不都合はありません。 いざという時には、雪道も走れるわけですが、私の場合、たぶん、そんな機会はないでしょう。



【車内に仕切り】

  5月5日に、車の後席足下に、仕切りを入れました。 形を加工したダンボール箱、6個を積み、猫柄のビニール・クロスをかけて、完了。 エアコンの効きがいいように、冷気のダムを作るわけです。 透明ビニールで、天井まで仕切ってしまえば、もっと冷えると思いますが、加工が面倒なので、やる気はないです。

  去年までは、後席座面の上にも、ダンボールを5箱入れて、室内容積そのものを小さくしていたのですが、出し入れが面倒だから、今年はやめようと思います。 仕切りだけでも、結構涼しくなるのが分かったので。

  撮影しているカメラが、写ってしまっていますな。 カメラは、ペンタックスの、X70です。 2009年に買ったので、もう、10年以上になりますが、外に持ち出さないせいか、壊れません。 性能的に、家で使うだけでは、宝の持ち腐れですけど。



【ワックス / マット漂白 / オイル交換】

  5月23日に、車、セルボ・モードの手入れをしました。 半年に一度、定期的にやっている事がメインです。 ちなみに、走行キロ数は、112107キロ。 私が買ってからは、年間、600キロも行きません。

≪写真1左≫
  ワックス、「シュワラスター・インペリアル」。 1987年の夏から暮れまで、派遣社員として、コピー機工場で働いていたのですが、その時、一緒に働いていた正社員の人が薦めるので、半分、話の種にする為に買って来て、当時乗っていた、初代ミラ中期型(ピュアホワイト)にかけていたもの。 これをかけた後、雨が降ると、屋根に、綺麗な水玉が並びます。

  1992年に、車を廃車にしてから、ずっと、物置にしまって、存在すら忘れていたのですが、2016年に、セルボ・モードを買ってから、発掘し、使ってみたら、まだ使えたという経緯。 でも、もう、ほんの僅かしか残っていません。 これがなくなっても、他に、父の遺したワックスが、いくつもあるので、買い換える事はないです。 今でも売っているけれど、全く同じ製品はない模様。

≪写真1右≫
  「1880円」の値札シールが残っていました。 当時は、消費税はなかったと思います。 どこで買ったのか、覚えていません。 1989年4月以前は、日記をつけていないから、調べようもなし。 今はなき、マキヤというホーム・センターのカー用品コーナーか、オートバックスかの、どちらかだとは思うのですが。

≪写真2≫
  フロア・マットを漂白しました。 漂白剤溶液に浸けて、時々、上下を入れ替え、半日くらい、おきました。 車を買った時から、助手席側に茶色いシミがついていて、それを除去するのが目的でしたが、ついでなので、運転席側もやりました。

≪写真3左≫
  助手席側のアフター。 浸けただけでは、シミがとれず、漂白剤の説明書きに従って、原液を直接かけて揉み、すぐに洗い流したら、とれました。 ビフォー写真を撮り忘れたので、比較ができませんが、パッと見では、全く分からないくらい、綺麗になりました。 とっくに、やれば良かった。

  長い事、油ジミだと思っていたのですが、助手席で、どんな整備作業をするにしても、油が垂れるような事はありえないと気づき、コーラかコーヒーなら、漂白剤で落ちるはずと考えて、やってみたら、果たして、その通りだったという次第。

≪写真3右≫
  運転席側。 こちらは、劣化が進んでおり、あまり、綺麗になりませんでした。 もしかしたら、こちらも、原液をかけて揉めば、元の色が復活するかも知れませんが、面積が広くて、漂白剤がもったいないから、やめておきます。 ちなみに、どちらも、純正品で、「SUZUKI」のロゴが入っています。

≪写真4≫
  午後から、オイル交換もしました。 例によって、カー・ステップを組み、前輪を上に載せて作業したのですが、毎回、写真を出しているので、今回は、割愛します。 オイル交換自体は、何の危なげもなく済みました。

  エンジン下周りを観察したところ、ディファレンシャルにオイルのにじみがある以外は、別に、問題なし。 ちなみに、各部オイルは、漏れて垂れて、地面に溜まるようなら、要修理ですが、滲む程度なら、慌てて直す事はないです。 車検も通ります。

≪写真5≫
  オイル交換に使ったもの。 「父の遺品のオイル・バット」、「父手作りのブリキ製漏斗」、「テクノパワーのオイル」、「ウエス」、あと、「廃油を紙オムツに浸み込ませて処理したゴミ」。

  オイルは、前回買った物の残りで、間に合いました。 紙オムツは、父が要介護状態だった時に、ごっそり買った物が、まだ、残っています。 普通は、ホーム・センターのカー用品コーナーに売っている、「廃油ポイ」を使います。



【グリルSマーク塗り直し / マフラー磨き】

  車の、エンジン・グリル中央に付いている、「Sマーク」ですが、シルバーに塗ってあったものが、劣化して、薄くなり、ヒビも入っていました。 汚れているだけかと思い、5月25日に、コンパウンドをかけてみたら、おっと、しまった! 消えてしまいました。

≪写真1≫
  一こすりしただけで、下地の黒いプラスチックが露出。 やむなく、塗り直す事にし、シルバーを全部落としました。

≪写真2左≫
  ちまちまと、文字の周囲や隙間をマスキングしてから、新聞紙の中央に穴を開け、被せて、隙間をマスキング・テープで埋めました。

≪写真2右≫
  文字部分のアップ。 これはこれで、くっきりしていて、いいですが、あくまで、中途段階。

≪写真3≫
  ペイントうすめ液で脱脂してから、プラサフを吹き、家にあったダイソーのアクリル・シルバー・スプレーで塗り直しました。 しかし、マスキングを剥がしたら、端が剥がれてしまって、見るに耐えない有様。 やむなく、トタン・シルバーを面相筆で手塗りし、修正したのですが、所詮、手塗りは手塗りでして、近づいて見ると、ひどい出来です。 遠くからなら、まあ、分かりませんけど。

≪写真4≫
  三日間かけて、ちょこちょこと、塗装を修正。 筆で塗ったり、うすめ液をつけたウエスで拭き取ったりを繰り返し、いい加減、飽きて、終わりにしました。

  Sマークが付いているグリルの格子ですが、実は、新品の部品がまだ売っています。 送料を入れて、3千円ちょい。 ところが、格子部品は一つではなく、左右にもあって、真ん中だけ換えたのでは、色が変わってしまいます。 3点換えるとなると、合計で、5千円くらい。

  馬鹿馬鹿しい。 たかが、手塗り塗装の出来が気に入らないくらいで、そんなに出費はできません。 どうせ、他もボロで、フェイク修理だらけの車なんだし。

≪写真5≫
  ペイントうすめ液を使ったついでに、マフラーのメッキ部品に付いた汚れを落としました。 下の方に、黒いタールのようなものが、こびりついていたのです。 ここが、綺麗になっていると、だいぶ、印象が違います。




  今回は、以上です。

  左後輪のエア・バルブを交換した後は、まだまだ、そのタイヤで乗るつもりでいたのですが、車検後になって、ヒビが、尋常でないほど、ひどくなっている事に気づき、結局、タイヤを新しくする事になります。 この夏、最大のイベントは、車検になると思っていたのですが、タイヤ交換の方が、遥かな大ごとになりました。 先に交換したエア・バルブは、そのまま使ったので、無駄にはなりませんでした。

  エア・バルブ交換の時に使った、体重式のビード・ブレーカーですが、外れ易くなっているビードだったから、落とせたのであって、普通の状態のビードには、全く無力である事が、後に分かりました。 バラバラになってしまい、そのまま、物置にしまってあります。

2020/09/06

セルボ・モード補修 (25)

  車の修理・整備記録のシリーズ。 このシリーズ、前回出したのが、去年、2019年の7月7日でして、一年以上、ブランクが出来てしまいました。 だいぶ、記事が溜まっています。 オイル交換など、定期的にやっている事は、ほとんど、同じ内容になってしまうのですが、律儀に、全部、拾って行こうと思います。




【セルボ・モード オイル交換】

  2019年11月20日に、セルボ・モードのオイル交換をしました。 メーカーの規定通り、半年に一度、やっています。

≪写真1≫
  エンジンを暖める為に、食料品の買い物に行き、帰ってすぐに、カー・ステップを組みました。 プラスチック・タイル、12枚。 コンクリート・ブロックが、完全品4個と、半割れ4個。 それらを、ダンボールの枠で、組んであります。

  車を載せる時には、運転席の窓を開けて、右前輪を見ながら、一段ずつ、登って行きます。

≪写真2≫
  車を載せた後、上の写真で、内側に置いてある、ブロックの半割れ2個を取り出し、後輪の後ろに置いて、輪止めにします。 以前、父が使っていた、木製の輪止めがあったのですが、父の遺品片付けの時に、よく考えずに、捨ててしまったのです。 勿体ない事をしました。

≪写真3≫
  エンジンの下に、ダンボール板を敷き、潜り込む時に、その上に仰向けになります。 新聞紙の下には、大きなビニール袋を敷いてあります。 その上に、オイル・バットを置き、ドレン・ボルトを外して、古いオイルを抜きます。 この車のエンジンは、ドレン・ボルトが後ろから水平についているので、抜くと、油が、後方に勢いよく飛び出します。 それを受け止める為に、畳んだ新聞紙を吊るして、壁にしてあるのですが、今回は、少し、こぼしてしまいました。 ビニールを敷いてあったから、コンクリート地面は、無事でしたけど。

≪写真4≫
  古い油が抜け切ったら、ドレン・ボルトを締めて、上のオイル補給口から、新しいオイルを入れます。 オイルは、ホーム・センターで売っている、最も安い製品で、エンパイヤ自動車製の、「テクノ・パワー 10W-30」。 4リットル入り。 2017年の5月、最初に買った時には、998円でしたが、段階的に値上がりして、今回は、1480円になっていました。 それでも、まだ、最安です。

  オイル補給口に挿してある、青緑色のブリキ製漏斗は、父が作ったもの。 こんな物があるという事は、父は、自分でオイル交換をしていたわけですな。 私は、その姿を、一度も見た事がありませんが。 ちなみに、オイル・バットも、父の遺品。 私も、100円ショップのバットを持っているんですが、バイク用なので、車では、小さ過ぎて使えず、今では、工具入れにしています。

  新しいオイルを入れるまで、車は、カー・ステップから下ろしません。 当然でして、オイルなしで、エンジンをかけるわけには行かないからです。 車が前後に傾いた状態では、精確なオイルの量が分からないので、少なめに入れて、車を下ろしてから、量り直し、足す事になります。 どうせ、交換後は、1分エンジンをかけ、その後、10分置いて、落ち着くのを待ち、量り直さなければなりませんから、手間的には、同じです。


  ところで、2019年の5月に、30枚入りを買ってしまった、ドレン・ワッシャーですが、どうも、EN125-2Aでも、同じ物が使えるような感じです。 それならば、生きている間に使いきれるかも知れません。 さすが、同じスズキ製だ。 といっても、バイクの方は、3000キロごとが交換の規定で、年に一回も換えない可能性が高いですけど。



【車置き場に反射テープ】

  2019年12月12日に、カー・ポートの、隙間塞ぎにしているビニール掛け軸のブラケットと、朝顔の網を縛ってあった、ビニール紐を外し、棕櫚縄で結び直しました。 ビニール紐は、屋外で使っていると、2年くらいで、ボロボロになってしまいます。 その点、園芸用の棕櫚縄なら、数倍、長もちします。

  その結果、支柱が黒尽くめになったので、車を入れる時に、目印になるものが、なくなってしまいました。

≪写真左≫
  で、15日にダイソーで買って来たのが、この、シールで貼る反射テープです。 16枚入り。

≪写真右≫
  翌16日に、作業。 支柱が4本ある内、車が当たる恐れがある、前側の3本だけ、1本当たり、3枚ずつ。 まず、メジャーで高さを測って、下から、60センチ、90センチ、120センチの所を、テープでバミり、次に、濡れ雑巾で拭いて、埃を取ってから、ペイントうすめ液で脱脂し、最後に、反射テープを貼りました。

  さすが、反射テープだけあって、よく見えます。 とっくに、やれば良かった。



【ガラスのうろことり】

  旧居間の壁掛け時計のガラスを綺麗にした事で、コンパウンドの力を再認識し、セルボ・モードのガラスについた「うろこ」もとれないものかと、挑戦してみました。 2020年の、2月4日、5日、とんで、12日と、3回に分けて、取り組み、ほぼ、綺麗になりました。

≪写真上≫
  助手席・窓ガラスの、ビフォー。 凄い、うろこ。 こびりついている感じです。 2016年7月、車を買って来た時から、こんな状態でした。 過去に一度、ほんの一部だけ、コンパウンドを試した事があったのですが、ガラスにキズがつく事を恐れて、力を入れなかったので、全く効果が見られず、以来、そのままにして来ました。

≪写真中≫
  これが、今回使った、コンパウンド。 ピカール社の、「ラビング・コンパウンド」。 茶色をしています。 2014年9月に、ホーム・センターで、213円で買ったもの。

  これを、ウエスにつけて、ゴシゴシこすりました。 ガラスは、どんなに強く、何度繰り返して、コンパウンドをかけても、キズがつかない事が分かりました。

  コンパウンドは、元はペースト状ですが、こすっている内に、乾いてきます。 乾いてしまったら、噴霧スプレーで水を吹き、ウエスについたコンパウンドを濡らしてやると、削る力が復活する事が分かりました。 明らかに、手応えが変わります。 で、12日には、全てのガラスに、かけ直しました。

≪写真下≫
  助手席・窓ガラスのアフター。 撮影した場所や、光の加減の違いがありますが、ほぼ、うろこがとれました。 車内が、大変、明るくなりました。 とっくに、やれば良かった。



【後輪タイヤ・バルブ交換①】

  3月27日、母を眼科医院に送迎した時、セルボ・モードの左側後輪タイヤから、空気が抜けてしまいました。 テンパー・タイヤに交換して、その日は何とか凌ぎました。

≪写真1≫
  空気が抜けた原因を調べてみたら、パンクではなく、エア・バルブの側面がパックリ切れていました。 このホイールは、最初から車に付いていた物と思われるので、今年で、23年も経っており、経年劣化なのでしょう。 他の3本も、同程度だと思いますが、とりあえず、壊れた1本だけ直します。

  バルブを交換するわけですが、まず、壊れた物を外さなければなりません。 ネットで調べたところ、最低限、表側のビードを落とさなければならないとの事。

≪写真2≫
  手動でビードを落とすには、ビード・ブレーカーという器具が必要ですが、ネット通販で、3000円台。 買ってもいいんですが、とりあえず、家にある材料で作れないか、考えてみました。

  当初、梃子を利用する大きな物を作るつもりでいたのですが、たったタイヤ一本の、しかも、表側だけなので、面倒になり、体重式の、最もシンプルな物を作ってみました。 この作業をしたのは、28日です。

≪写真3≫
  こんな風に、タイヤにかけます。

≪写真4≫
  左右に、コンクリート・ブロックを載せます。 これは、ビード・ブレーカーが倒れないようにする、ガイドです。 タイヤやホイールを傷つけないように、新聞紙を挟んであります。



【後輪タイヤ・バルブ交換②】

≪写真上≫
  ビード・ブレーカーの刃がある側に踵を載せ、上に乗って、全体重をかけます。 自分が倒れないように、手を置いて支えられる場所で行ないました。 なかなか、手強かったですが、ホイールが少し変形している所へかけ直してやったら、ビードを落とせました。

≪写真中≫
  ビードが外れた状態で、隙間を開けると、バルブの下側が見えました。 隙間から、ニッパーを入れて、バルブの下の部分を切ってから、上側をプライヤーで挟んで、引っこ抜きました。

≪写真下左≫
  バルブを抜いた、ホイール。 ただの穴です。 この穴の下は、タイヤの中なので、バルブの破片が落ちてしまわないように、気を使いました。 落ちたら、取り出すのは、容易ではありません。

≪写真下右≫
  これが、外したバルブ。 全破片が揃っています。 バルブの中に入っている虫は、まだ使えるかもしれませんが、やはり、ゴムが経年劣化していると思われ、積極的には使わない方が良さそうです。

  とりあえず、3月内にやったのは、ここまで。 アマゾンに注文した新しいバルブが届かず、ここから先は、4月にズレ込みました。 テンパー・タイヤのままで、一度、買い出しに行きましたが、ごく近くでした。




  今回は、以上です。 エア・バルブ交換は、まだ途中なので、次は、その続きからになります。 毎度、車検が近づくと、いろいろと不具合が起こって来ます。 車に魂があって、「おい、ここも悪いぞ。 ついでに、直してくれよ」と訴えかけているかのように・・・。