拝啓、日本製品
不二家の不衛生騒動が喧しいですな。 工場でネズミがザクザク獲れたって? ネズミがいるようでは、その数百倍のゴキブリがいると見て間違いないでしょうな。 わはははは!
「ペコちゃんも泣いている」なんて見出しを書いていた新聞もありましたが、アホか、ペコちゃんは不二家の専属キャラなんだから、当然、会社側の立場でしょうが。 ペコちゃんも一緒になって土下座すべきなんですよ。 泣いてる場合か。
つまらんつっこみはさておき、食品会社だけでなく、パロマの湯沸かし器だの、ソニーのバッテリーだの、サンヨー洗濯機だのと、製造物責任法に抵触するような重大問題が続々と発覚し、「物作り日本の危機」などと騒がれています。 でもねえ、日本製品なんて、もう15年も前からその程度の品質ですぜ。 私も自動車工場で働いていますが、日本製品を代表する自動車ですら、「凄い品質管理だ」なんて思ったことは一度もありません。 というか、自分の勤めている工場で作った車だけは買いたくないとさえ思っています。 知っている連中がベタベタ触っているので、何となく汚らしいですし、何より、品質が信用できないからです。
「日本人は勤勉なので、物作りに適している」とかなんとか、日本人の耳には聞こえがいい言葉を口にする識者が多いので、日本人全員が漠然とそれを鵜呑みにしているようですが、そんなのは根本的な勘違いであり、完全な錯覚であると同時に、恥かしいまでの自意識過剰です。
日本人が勤勉? 一体、どの外国と比較してそんな事言ってるの? 週二日きっちり休んでいる人間がよくそんな事言うねえ? 世界には週休一日の国がたくさんあるんだよ。 実働時間だけ比べても、日本人が勤勉だなんて言えるわけないでしょうが。 悔しかったら、土曜に出て働いてみんさい。 どうだ、出来まい? サービス残業がどうのこうのと指摘する向きもあるでしょうが、仕事をし続けなければ精神に異常を来たすワーカー・ホリックというのはどこの国にもいるのであって、日本だけの特徴ではありません。
数年前に、家電業界で、≪日本製ラベル≫というのが流行りました。 「日本国内の工場で日本人が作った製品である」という事を示すラベルの事です。 これをビデオだのテレビだのにベタッと貼って店頭に並べると、「ああ、日本製なら品質が高いんだ」と思って、お客が安心して買うというのです。 あれには、大笑いしましたね。 いや、その時期が80年代の中頃だったなら、まだ分かるんですよ。 その頃の日本の電気製品は確かに品質が世界一でしたから。 でも、90年初頭には早くも韓国・台湾製品に抜かれ、2000年頃には中国製品に抜かれ、もはやトップでも何でもない雑魚レベルに堕ちてから、≪日本製ラベル≫を貼られたのでは、笑うなという方が無理です。
つまり、実力が落ちて、性能・品質・価格あらゆる面で外国製品に敵わなくなったので、ブランド・イメージで目くらましをかけようという発想だったのでしょうな。 また、買う方も馬鹿といえば馬鹿で、結構これに騙されて、わざわざ日本製を買った人が多かったんですよ。 その内、家電製品の工場が軒並み日本国内から撤退してしまい、日本製ラベルも姿を消しました。 しかし、今でもシャープあたりは≪亀山品質≫などと言って、亀山工場で作った製品を特別視させようと宣伝していますね。 だからさあ、亀山で作るとどうだっていうのよ? 特別、亀山近辺には勤勉で優秀な日本人が住んでいるとでも言うのかな?
どうも、みなさん、「工場に勤めている日本人は、みんな勤勉で真面目で優秀な人間だ」と錯覚しているようですな。 エコノミストのように、工場の現場を知らない者ほど、その傾向が強く見られます。 自分や家族や、身近な人々は、超が付くほどいい加減で、だらしがない生活をしているのに、なぜか「工員はみんなまじめ」と思うらしいのです。 そんな事あるわけないでしょ? 所詮みんな同じ日本人だって。 同じ社会で暮らしているんだから、人格レベルはみんな同じですよ。
ひきこもりで、風呂にも入らず、顔も洗わず、歯も磨かず、起き巻き寝巻きの垢だらけで暮らしているような薄汚い野郎が、ネット上では一人前の論客ぶって、「品質を世界に誇る日本の工場で、衛生管理が出来ないなど許されない」なんて怒ってるのを見ると、腹を抱えて笑わないわけにはいきませんな。 自分は不潔の権化で悪臭振り撒いて生きているくせに、食品工場の工員はみんな清潔で、真面目で、品質意識に溢れていると思ってるんですよ。 アホか? みんな、お前と同じだよ。 お前と同類の不潔人間が、日本の食品工場を動かしているんだよ。
私の勤め先の自動車工場ですが、30才以下の若い連中は、ほぼ半数が、茶髪・ピアスです。 そしてその中の少なからぬ数が、ずらしズボンでパンツ出して働いています。 ガムや飴をクチャクチャ・ピチャピチャやりながらね。 嘘みたいでしょ? でも、否定のしようがない事実なんですよ。 勤勉で真面目な工員? どこにいるの? 少なくとも、今の日本人でそんなのは存在しませんな。 ちなみに、工員が「新聞」といったらスポーツ新聞の事ですし、工員が「本」といったら雑誌の事です。 趣味はほとんどがパチンコ。 大体、どういう人種か想像できた? だからねえ、あんたら、工場や工員について、何にも知らないのよ。 (特に新聞記者ども! 手前勝手な想像で、工場・工員像をデッチ上げるなよ。 お前らが書いてるようなお上品な工場なんぞ、日本にゃ一箇所もありゃしねえぞ。 一度、派遣会社にでも登録して、工場で一ヶ月ばかり働いてみればいいだろう。 そうすりゃ、印象が180度変わるから)
それと、これもよく言われますが、「工場で問題が起きても、悪いのは一部の管理者であって、大部分の従業員は真面目に働いているのだ」というのも、見事な錯覚です。 組織というものの性質が分かっていない。 組織の腐敗というのは、不正を犯す者と不正を見過ごす者が揃った時に成立します。 たとえ、ネズミが出る食品工場に、「こんな状態はおかしい」と思う従業員がいても、それを「やむを得ない」として見て見ぬふりをしてしまえば、それは不正に加担しているのと同じ事です。 雪印や三菱ふそうの再生が思うように進まないのを見ても分かるように、組織の腐敗が表に出て来る時には、上から下まですべての人間が腐っているのだと考えるのが妥当です。
まあ、自分と同レベルの人間が作った製品なんか信用できないと思ったら、日本製品は買わない事ですな。 日本のメーカーというのは、現在すべて落ち目ですから、今後も品質が上がるという事はないです。 今いる人間が腐っている上に、入ってくる新入社員達が、それに輪をかけて人間のなりそこないみたいな連中ばかりなんですから、よくなるわけないでしょ? 外国製品なら常に信用できるというわけではありませんが、輸出品というのは国内向けよりも厳しい品質基準で作られますから、それだけでも日本製品よりはマシと考えていいでしょう。
「ペコちゃんも泣いている」なんて見出しを書いていた新聞もありましたが、アホか、ペコちゃんは不二家の専属キャラなんだから、当然、会社側の立場でしょうが。 ペコちゃんも一緒になって土下座すべきなんですよ。 泣いてる場合か。
つまらんつっこみはさておき、食品会社だけでなく、パロマの湯沸かし器だの、ソニーのバッテリーだの、サンヨー洗濯機だのと、製造物責任法に抵触するような重大問題が続々と発覚し、「物作り日本の危機」などと騒がれています。 でもねえ、日本製品なんて、もう15年も前からその程度の品質ですぜ。 私も自動車工場で働いていますが、日本製品を代表する自動車ですら、「凄い品質管理だ」なんて思ったことは一度もありません。 というか、自分の勤めている工場で作った車だけは買いたくないとさえ思っています。 知っている連中がベタベタ触っているので、何となく汚らしいですし、何より、品質が信用できないからです。
「日本人は勤勉なので、物作りに適している」とかなんとか、日本人の耳には聞こえがいい言葉を口にする識者が多いので、日本人全員が漠然とそれを鵜呑みにしているようですが、そんなのは根本的な勘違いであり、完全な錯覚であると同時に、恥かしいまでの自意識過剰です。
日本人が勤勉? 一体、どの外国と比較してそんな事言ってるの? 週二日きっちり休んでいる人間がよくそんな事言うねえ? 世界には週休一日の国がたくさんあるんだよ。 実働時間だけ比べても、日本人が勤勉だなんて言えるわけないでしょうが。 悔しかったら、土曜に出て働いてみんさい。 どうだ、出来まい? サービス残業がどうのこうのと指摘する向きもあるでしょうが、仕事をし続けなければ精神に異常を来たすワーカー・ホリックというのはどこの国にもいるのであって、日本だけの特徴ではありません。
数年前に、家電業界で、≪日本製ラベル≫というのが流行りました。 「日本国内の工場で日本人が作った製品である」という事を示すラベルの事です。 これをビデオだのテレビだのにベタッと貼って店頭に並べると、「ああ、日本製なら品質が高いんだ」と思って、お客が安心して買うというのです。 あれには、大笑いしましたね。 いや、その時期が80年代の中頃だったなら、まだ分かるんですよ。 その頃の日本の電気製品は確かに品質が世界一でしたから。 でも、90年初頭には早くも韓国・台湾製品に抜かれ、2000年頃には中国製品に抜かれ、もはやトップでも何でもない雑魚レベルに堕ちてから、≪日本製ラベル≫を貼られたのでは、笑うなという方が無理です。
つまり、実力が落ちて、性能・品質・価格あらゆる面で外国製品に敵わなくなったので、ブランド・イメージで目くらましをかけようという発想だったのでしょうな。 また、買う方も馬鹿といえば馬鹿で、結構これに騙されて、わざわざ日本製を買った人が多かったんですよ。 その内、家電製品の工場が軒並み日本国内から撤退してしまい、日本製ラベルも姿を消しました。 しかし、今でもシャープあたりは≪亀山品質≫などと言って、亀山工場で作った製品を特別視させようと宣伝していますね。 だからさあ、亀山で作るとどうだっていうのよ? 特別、亀山近辺には勤勉で優秀な日本人が住んでいるとでも言うのかな?
どうも、みなさん、「工場に勤めている日本人は、みんな勤勉で真面目で優秀な人間だ」と錯覚しているようですな。 エコノミストのように、工場の現場を知らない者ほど、その傾向が強く見られます。 自分や家族や、身近な人々は、超が付くほどいい加減で、だらしがない生活をしているのに、なぜか「工員はみんなまじめ」と思うらしいのです。 そんな事あるわけないでしょ? 所詮みんな同じ日本人だって。 同じ社会で暮らしているんだから、人格レベルはみんな同じですよ。
ひきこもりで、風呂にも入らず、顔も洗わず、歯も磨かず、起き巻き寝巻きの垢だらけで暮らしているような薄汚い野郎が、ネット上では一人前の論客ぶって、「品質を世界に誇る日本の工場で、衛生管理が出来ないなど許されない」なんて怒ってるのを見ると、腹を抱えて笑わないわけにはいきませんな。 自分は不潔の権化で悪臭振り撒いて生きているくせに、食品工場の工員はみんな清潔で、真面目で、品質意識に溢れていると思ってるんですよ。 アホか? みんな、お前と同じだよ。 お前と同類の不潔人間が、日本の食品工場を動かしているんだよ。
私の勤め先の自動車工場ですが、30才以下の若い連中は、ほぼ半数が、茶髪・ピアスです。 そしてその中の少なからぬ数が、ずらしズボンでパンツ出して働いています。 ガムや飴をクチャクチャ・ピチャピチャやりながらね。 嘘みたいでしょ? でも、否定のしようがない事実なんですよ。 勤勉で真面目な工員? どこにいるの? 少なくとも、今の日本人でそんなのは存在しませんな。 ちなみに、工員が「新聞」といったらスポーツ新聞の事ですし、工員が「本」といったら雑誌の事です。 趣味はほとんどがパチンコ。 大体、どういう人種か想像できた? だからねえ、あんたら、工場や工員について、何にも知らないのよ。 (特に新聞記者ども! 手前勝手な想像で、工場・工員像をデッチ上げるなよ。 お前らが書いてるようなお上品な工場なんぞ、日本にゃ一箇所もありゃしねえぞ。 一度、派遣会社にでも登録して、工場で一ヶ月ばかり働いてみればいいだろう。 そうすりゃ、印象が180度変わるから)
それと、これもよく言われますが、「工場で問題が起きても、悪いのは一部の管理者であって、大部分の従業員は真面目に働いているのだ」というのも、見事な錯覚です。 組織というものの性質が分かっていない。 組織の腐敗というのは、不正を犯す者と不正を見過ごす者が揃った時に成立します。 たとえ、ネズミが出る食品工場に、「こんな状態はおかしい」と思う従業員がいても、それを「やむを得ない」として見て見ぬふりをしてしまえば、それは不正に加担しているのと同じ事です。 雪印や三菱ふそうの再生が思うように進まないのを見ても分かるように、組織の腐敗が表に出て来る時には、上から下まですべての人間が腐っているのだと考えるのが妥当です。
まあ、自分と同レベルの人間が作った製品なんか信用できないと思ったら、日本製品は買わない事ですな。 日本のメーカーというのは、現在すべて落ち目ですから、今後も品質が上がるという事はないです。 今いる人間が腐っている上に、入ってくる新入社員達が、それに輪をかけて人間のなりそこないみたいな連中ばかりなんですから、よくなるわけないでしょ? 外国製品なら常に信用できるというわけではありませんが、輸出品というのは国内向けよりも厳しい品質基準で作られますから、それだけでも日本製品よりはマシと考えていいでしょう。