私の2017年
約一年前、「私の2016年」という文章を書きましたが、それは、諸般の事情で、年が明けてから、アップしました。 今回は、常識的に、年内に出そうと思います。 ちなみに、これを書いているのは、12月27日です。 同じ年の暮れでも、去年と今年で、決定的に違うのは、忙しさですかねえ。 去年は、父の遺品の整理が中途で、キリキリしていましたが、今年は、引退者らしく、暇な日々を送っています。
さて、2017年に起こった事を書くわけですが、面倒なので、個人年表の方から移植しますと、
「2017(H29)53歳 八畳石。遺品片付け。最後B管TV処分。漫画/本処分。守山西公園・明治資料館。沼川・興国寺城址。プレハブ軒下直す。車ドア窓直す。千貫樋。母の蔵書。車ACベルト/Aフィルター。CATVブースター。父の一周忌。世帯分離。車カタログ。郵銀カ。車額。歯科。村の駅。V.D。」
こんな感じになります。 一年分だけ取り出すと、「なんじゃ、こりゃ?」と思われるかもしれませんが、年表ですから、元のテキストでは、こういった記述が、年齢の分だけ並んでいるわけです。 私の場合、個人年表は、10年くらい前からつけ始めました。 それ以降の年に関しては、割と詳しい事が書いてあり、それ以前の年は、後から、日記や出納ノートなどを調べて書き入れたものなので、割と簡単。 ひきこもり時代以前は、日記がないので、スカスカです。
年齢も出てしまっていますが、もう、歳を隠す歳でもないので、そのままにしておきます。 ああ、私も、そういう歳になったのだなあ。 インター・ネットを始めた2001年には、まだ、30代後半で、ネット交流の際、年齢を書く事はしませんでしたが、今になってみると、なぜ、隠していたのかが、よく分かりません。 話をしていた相手も、そんなに若い人達ばかりではなかったと思うのですが。 そもそも、自分より若い人間と話しても、あまり、得るものが多くありませんわな。 まあ、そんな事は、どうでもいいか、今更。
話を、2017年の事に戻して、以下、個別に、触れて行きます。 そうそう、年表の方が、ほとんど、単語の羅列になっている上に、間隔も空けていないのは、一覧性を損なわないように、一年分の行数を抑えているからです。
【八畳石】
1月に、沼津市の愛鷹山麓にある、「八畳石公園」へ行きました。 前年の12月に、折り畳み自転車で行こうとして、道に迷って行けず、年が明けてから、再挑戦して、到着。 大きな岩があるのですが、公園とは名ばかりで、ただの山の中、沢の畔でした。
その後、今度は、母を車に乗せて、見せに行き、ついでに、新東名のサービス・エリア、「ネオパーサ駿河湾沼津」にも寄って来ました。 そちらは、2014年の10月に、バイクで行った事があり、私は二度目でした。
【遺品片付け】
前年の11月から始めた、父の遺品の片付けが、今年になっても続き、2月くらいまでは、終わらなかったと思います。 二日に一度、半日かけるというペースで、4ヵ月くらい、かかったでしょうか。 まあ、あの作業には、参りました。 疲れるわ、危険だわ、埃だ、黴だ、錆だ、なんでもアリだわ。 なんで、私が、あんな目に・・・。 また、母が、全く手伝わないのにも、呆れました。
私の父の場合、人生のほとんどを、同じ家で暮らしたから、特別、持ち物が多かったという事情もありますが、たとえ、少ない人の場合でも、1・2ヵ月はかかるんじゃないでしょうか。 実家から離れて暮らしている子が、親の死後、遺品の片付けに、休みの日だけ出かけて行って・・・、なんてペースでは、ゆうに、1年以上かかるでしょう。 だから、遺品整理業が成り立つんだわ。
父の遺品は、9割以上、捨てて、残りの1割の内、液晶テレビなど、使える物だけ残し、あとは、リサイクル店に売りました。 一番高かったのが、ブルーレイ・レコーダーで、6000円くらい。 次が、冷風扇で、1000円。 電動工具の、ブロワー、トリマー、ジグソーは、三点で500円にしかなりませんでした。 そのお金は、母が受け取らないので、車のガソリン代に回りました。
【最後B管TV処分】
我が家で最後の一台になった、ブラウン管テレビを、リサイクル・センターへ運び、処分しました。 29型なので、一人では持ち上げられず、母と二人で、車に積み、母も乗せて、センターへ行き、二人で下ろしました。 本当なら、5メートルくらい運ばなければならないところを、80歳の母が片棒担いでいるのを見た係の人が、不憫に思ったのか、2メートルくらいの所で、「そこでいい」と言ってくれたので、勿怪の幸い、すぐさま、そこで下ろして、引き揚げて来ました。
ところで、ブラウン管テレビや、壊れた洗濯機、冷蔵庫、エアコンが家にある人は、車を持っているなら、自分で、リサイクル・センターに運んでしまった方が、業者に頼むより、ずっと、安く上がります。 ネットで調べれば、詳しく出ていますが、それが面倒なら、とりあえず、捨てる家電のメーカー名と、テレビなら、インチ数を控えて、最寄の郵便局へ行き、「リサイクル券を下さい」といえば、説明してくれます。 センターの場所も教えてくれると思います。 お金を郵便局で支払えば、あとは、書類と捨てる物を車に積み、リサイクル・センターに行って、引き渡すだけです。
【漫画/本処分】
これに関しては、このブログに、記事を書いてあります。 子供の頃から、20代にかけて買った、漫画の単行本と、普通の本を、ごっそり、捨てました。 売りに行くと、買取拒否されそうな、古い本ばかりだったので、嫌な思いをするのを避けようと、街角のリサイクル・ボックスに入れて来ました。
【守山西公園・明治資料館】
4月に、母と車で、伊豆の国市・長岡の狩野川沿いにある、「守山西公園」という、桜の名所へ行きました。 ちょうど、満開で、人出も多かったです。 その帰りに、大回りして、沼津市街地の北の方にある、「明治資料館」にも行きましたが、以前、私が一人で見に来た時よりも、展示が縮小されていて、寂しい気分で帰って来ました。
【沼川・興国寺城址】
これも、4月に、沼津市の国道1号線沿いにある、沼川の桜並木を見に行ったもの。 もう、散り始めでしたが、桜吹雪が舞って、凄い景色になっていました。 車を停める所がないので、走りながら見たのですが、それでも、10分くらい、楽しむ事ができました。
西へ行ったついでに、「興国寺城址」にも寄りました。 私は、バイク・ツーリングの帰りなどに、何度も来ていますが、母は初めてだというので。 花見をしている一団がいて、アコーディオンの演奏をしていましたっけ。
【プレハブ軒下直す】
父が、かつて、機械設計の仕事場にしていた、6畳のプレハブ離屋が、庭にあるのですが、その軒下のベニヤ板が腐って、ベロンチョ状態になっていたのを、全部切り落とし、屋根と外壁の間に出来た隙間を、新しく買ってきたベニヤ板を短冊状に切って、釘で打ちつけ、塞ぎました。 外壁のベニヤも一部腐っていて、そこも、物置にあったベニヤ板で塞ぎました。
物置は、別にあるので、このプレハブは、もう、なくてもいいんですが、解体するとなると、とても、私の手には負えません。 しかし、解体業者に頼んだら、何十万かかるか分からないので、そのままにしてある次第。 固定資産税もかかっているはずですが、おそらく、そちらを30年払い続けるよりも、解体費用の方が高くつくと思います。
潰す気がないのなら、延命した方が得だという判断で、修理したわけです。 ちなみに、プレハブは、軽いので、基礎さえ、しっかりしていれば、よほど、古くなっても、地震で倒壊する恐れは、非常に低いです。
【車ドア窓直す】
この件も、このブログの記事で、詳しく書いています。 私の車、セルボ・モードの、運転席ドアのパワー・ウインドウが、下ろすには下ろせても、上げる時に、途中で止まって、ガッタンガッタン言っていたのを、直したという話。 去年の7月、車を買った時から壊れていて、上の方を3センチくらい開け閉めする以外に、使えませんでした。
去年の夏は、エアコンでしのぎ、秋冬は、窓を開けなかったので、気にならなかったのが、今年の春になったら、「エアコンを使うほどではないが、暑い」と感じるようになって、いよいよ、修理しようと決心したわけです。 当初、組み部品をヤフオクで買って、交換するしかないと思っていたのですが、中を見てみたら、何とか直せそうだったので、やってみたら、出来たという次第。 正常に動いた時は、嬉しかったなあ。 詳しくは、その記事で。
【千貫樋】
「月に一度は、折り畳み自転車を使う」という方針を成就すべく、4月末に、出かけて行ったのが、「千貫樋(せんがんどい)」という、三島市と清水町の境にある、用水史跡でした。 史跡と言っても、現役で水が流れています。 元は、戦国時代に造られたらしいですが、今残っているのは、近代になって造り変えられた、コンクリート製の樋です。 樋と言っても、幅が2メートルくらいあります。
観光地らしい整備はしておらず、住宅街の中にあります。 折自で行って正解で、車を停める所があるにはありますが、辿り着くまでが厄介で、道を知らない場合、車では、諦めてしまいたくなるような所でした。
【母の蔵書】
ディクスン・カーの本を、ほぼ、読破した後、しばらく、精神医学の本を読んでいたのですが、その後、図書館に通う気がなくなってしまい、5月くらいから、母の蔵書の推理小説を読み始めました。 ほとんどが、日本の作家のもの。 西村京太郎さんのが、一番、面白かったです。 他に、山村美紗さん、和久峻三さん、内田康夫さんなど。
【車ACベルト/Aフィルター】
車ですが、5月にオイル交換。 その後、エアコンをかけるようになったら、エンジンから、キュルキュル音がし始め、ネットで調べたら、ベルトの緩みだとの事。 見てみたら、緩い上に、アジャスターがいっぱいまで引かれていて、張り直しようがないので、ベルトの新品を買い、交換しました。 この件も、このブログの記事で、詳しく書いてあります。
ジェネレーター・ベルトの方は、緩んでいただけだったので、張り具合を調整しました。 どちらも、ボルトが回らなくて、えらい、苦労しました。
その後、看過できないくらい汚れていた、エア・フィルターも、ネットで新品を買って、交換。 今年最大のイベントは、これら、車の修理になりますかねえ。
【CATVブースター】
うちは、ケーブル・テレビで、地デジを見ているのですが、居間のテレビで、何局か、まともに映らなくなってしまい、前年に、ケーブル会社が点検に来た時、「ブースターが、もうすぐ、寿命」と言われていたので、それが原因だろうと思って、ネットで買い、交換しました。 全く同じのはなくて、後継機種を買いました。
交換自体は、簡単で、素人でもできます。 電源だけ切っておけば、危険もありません。 交換した当初は、全局、映ったのですが、その後、NHK総合だけ、また、映らなくなってしまい、現在に至ります。 うちでは、地デジは、ほとんど見ないので、母は、NHK総合が、再び映らなくなっている事に、まだ気づいていません。
【父の一周忌】
これは、私が何かをしたわけではなく、参加しただけです。 法事というのは、実に馬鹿馬鹿しい習慣である事を、再認識しました。 こんな事をやれと、あのゴータマ・ブッダが、言うわけないじゃありませんか。
【世帯分離】
私は引退者で、無所得なので、市・県民税はかからないのですが、国民年金と国民健康保険は、納めなければなりません。 年金の方は、人に関わらず金額が決まっているのに対し、健康保険の方は、その人の所得によって違い、更に、世帯主の収入によって、軽減率が変わります。 父が世帯主だった時は、半額になって、3万円くらいでした。 それが、父の死後、母が世帯主になったら、母の方が年金が多い関係で、私は軽減対象から外れ、6万円近く払う事になってしまいました。
調べたら、母の世帯員ではなく、自分で世帯主になれば、軽減率が最高になるとの事。 で、世帯分離の手続きをして、母とは、別世帯になりました。 同じ家に住んでいても、別世帯というのは、アリなわけですな。 これで、来年からは、健康保険料が、2万円くらいになるはず。 もっと早く知っていれば、何万円か得をしたはずですが、地団駄踏んでも、後悔先に立ちません。
ところで、払い過ぎの還付金があったのですが、その通知が、旧世帯主宛に送られてくるものだから、母が自分の還付金だと思って、自分の口座に振り込まれるように、手続きしてしまい、後になって、それが分かって、44000円くらい、返してもらいました。 無視できるような金額ではありませんから。
【車カタログ】
父の一周忌が終わったあと、これといって、やる事がなくなり、「セルボ・モードが売っていた頃の、カタログでも買おうか」と思ったら、ヤフオクの認証制限が突破できずに、買う事ができません。 いろいろ調べたら、出品者の中に、ネット・ショップを持っているカタログ業者がいて、そちらでも買えるというので、飛びつきました。
ところが、カタログ業者だけあって、品揃えが豊富で、他の車のカタログを見ている内に、かつて、我が家にあった車のカタログも欲しくなり、纏めて、9冊も買ってしまいました。 その後、ヤフオクの方で、認証制限をかけていない出品者から、2冊買って、今年買ったカタログは、11冊に。 それでも、まだ、コンプリート出来ず、来年まで、ズレ込みそうです。
買ったカタログは、一遍に見てしまうと、すぐ、お蔵入りにしかねないので、一ヵ月に一冊ずつ、見ています。 父の部屋の衣類箪笥の上に、広げて。 引退後の優雅な趣味なのか、ただ、後ろ向きなノスタルジーに浸っているだけなのか、分かりませんけど。
【郵銀カ】
これは、カタログを、業者から買う際に、ゆうちょ銀行の相手側の口座に代金を振り込んだのですが、それには、キャッシュ・カードが必要だというので、作ったもの。 それまでは、普通預金口座はあったものの、使っていませんでした。 カードがあれば、月に3件まで、無料で振り込みができるのだそうです。
【車額】
こんな熟語はないのであって、これは、自室の壁に掛けてあった、カレンダーや、ジグソー・パズルの額を、二階トイレや階段の額と入れ替え、自室の壁には、車の写真をプリントして、飾ろうと思い立ったところから始まります。 カレンダーを入れていた木製額の透明板が黄ばんでいて、写真を入れると、セピア色になってしまうので、漂白しようとしたのですが、敢えなく、失敗。 透明板だけ買おうとしても、高くて、買えません。
やむなく、ビニール・クロスを買って来て、代用したものの、ビニールが、半分、余ってしまい、今度は、それをどうするかで悩んだ挙句、もう一つ、額の枠を作る事にしました。 お金を使わないように、厚紙とダンボールが材料。 構造については、随分、頭を使いましたが、やれば何とか出来るものなんですなあ。
入れた写真は、木製枠の方が、「初代ファミリア800」、厚紙枠の方が、「2代目ファミリア1000」です。 ネットでダウンロードした写真ですが、額が大きいので、A4コピー用紙に、約4分の1ずつプリントしたものを、4枚接ぎ合わせて、1枚にしました。 どちらの車も、父が昔乗っていたもの。 実は、2代目ファミリアは、1200に乗っていたのですが、1200の写真が手に入らなかったので、1000で代わりにしました。
【歯科】
2013年の12月頃、北海道応援に行っている間に、奥歯の詰め物が取れて、応援が終わって帰って来た2014年1月の後半から、歯科に通い始め、結構、時間がかかったものの、冬の間に治してもらいました。 それ以来、ずっと、歯科には行っていなかったのですが、今年の10月に、同じ所の詰め物が取れてしまい、実に、3年半ぶりに、歯科へ行きました。
働いていた頃は、年に一度は、行っていたのですから、引退が、私の歯に良い影響を及ぼしたのは、疑いありません。 肉体労働でしたから、意識しなくても、歯を食い縛って、働いていたんでしょうねえ。
何回か通うのを覚悟していたのですが、ありがたい事に、取れたものを接着し直して、一回で終わりました。 2870円、とられましたけど、歯が治るのなら、その程度のお金は、どうという事はありません。
【村の駅】
10月末の事。 三島市の国道136号線沿いに、「伊豆・村の駅」という、道の駅の親戚みたいな施設があるのですが、まず、折自で下見に行き、道順を頭に入れた上で、日を改め、母を乗せて、車で出かけました。 詳しい事は、このブログに記事があるので、そちらを見てください。
夏の間、母と車で出かけた所は、スーパーと病院だけだったのですが、秋になって、ようやく、一ヵ所、ドライブに行ったというわけです。 ドライブへ行きたくても、近場は行き尽くしており、適当な目的地がないのです。 母の、外出意欲も萎む一方ですし・・・。 母は、まだ、自力で動いていて、たまには、自転車に乗って、買い物にも行きますが、その頻度は、一年前と比べると、がくんと減っており、衰えが進んでいるのは、明白です。
【V.D。】
1920年代に活躍した、アメリカの推理小説家、S.S.ヴァン・ダインの事。 12月に入ってから、沼津の図書館で、本を借りて来て、≪僧正殺人事件≫と、≪グリーン家殺人事件≫を読み、面白いとは思わなかったものの、暇潰しにはなりそうなので、他の作品も読もうかと 思っているところです。 ところが、沼津の図書館には、他の作品がなくて、三島へ行かねばならんのです。 この寒いのに。 いや、まあ、行きますけどね。
以上、2017年の出来事でした。 書いている内に、長くなってしまいました。 私以外の人間には、ちっとも興味が湧かない内容だったと思いますが、そういうブログだから、御容赦あれ。 それにしても、53年か・・・、よく、この歳まで、生きたと思いますわ。
さて、2017年に起こった事を書くわけですが、面倒なので、個人年表の方から移植しますと、
「2017(H29)53歳 八畳石。遺品片付け。最後B管TV処分。漫画/本処分。守山西公園・明治資料館。沼川・興国寺城址。プレハブ軒下直す。車ドア窓直す。千貫樋。母の蔵書。車ACベルト/Aフィルター。CATVブースター。父の一周忌。世帯分離。車カタログ。郵銀カ。車額。歯科。村の駅。V.D。」
こんな感じになります。 一年分だけ取り出すと、「なんじゃ、こりゃ?」と思われるかもしれませんが、年表ですから、元のテキストでは、こういった記述が、年齢の分だけ並んでいるわけです。 私の場合、個人年表は、10年くらい前からつけ始めました。 それ以降の年に関しては、割と詳しい事が書いてあり、それ以前の年は、後から、日記や出納ノートなどを調べて書き入れたものなので、割と簡単。 ひきこもり時代以前は、日記がないので、スカスカです。
年齢も出てしまっていますが、もう、歳を隠す歳でもないので、そのままにしておきます。 ああ、私も、そういう歳になったのだなあ。 インター・ネットを始めた2001年には、まだ、30代後半で、ネット交流の際、年齢を書く事はしませんでしたが、今になってみると、なぜ、隠していたのかが、よく分かりません。 話をしていた相手も、そんなに若い人達ばかりではなかったと思うのですが。 そもそも、自分より若い人間と話しても、あまり、得るものが多くありませんわな。 まあ、そんな事は、どうでもいいか、今更。
話を、2017年の事に戻して、以下、個別に、触れて行きます。 そうそう、年表の方が、ほとんど、単語の羅列になっている上に、間隔も空けていないのは、一覧性を損なわないように、一年分の行数を抑えているからです。
【八畳石】
1月に、沼津市の愛鷹山麓にある、「八畳石公園」へ行きました。 前年の12月に、折り畳み自転車で行こうとして、道に迷って行けず、年が明けてから、再挑戦して、到着。 大きな岩があるのですが、公園とは名ばかりで、ただの山の中、沢の畔でした。
その後、今度は、母を車に乗せて、見せに行き、ついでに、新東名のサービス・エリア、「ネオパーサ駿河湾沼津」にも寄って来ました。 そちらは、2014年の10月に、バイクで行った事があり、私は二度目でした。
【遺品片付け】
前年の11月から始めた、父の遺品の片付けが、今年になっても続き、2月くらいまでは、終わらなかったと思います。 二日に一度、半日かけるというペースで、4ヵ月くらい、かかったでしょうか。 まあ、あの作業には、参りました。 疲れるわ、危険だわ、埃だ、黴だ、錆だ、なんでもアリだわ。 なんで、私が、あんな目に・・・。 また、母が、全く手伝わないのにも、呆れました。
私の父の場合、人生のほとんどを、同じ家で暮らしたから、特別、持ち物が多かったという事情もありますが、たとえ、少ない人の場合でも、1・2ヵ月はかかるんじゃないでしょうか。 実家から離れて暮らしている子が、親の死後、遺品の片付けに、休みの日だけ出かけて行って・・・、なんてペースでは、ゆうに、1年以上かかるでしょう。 だから、遺品整理業が成り立つんだわ。
父の遺品は、9割以上、捨てて、残りの1割の内、液晶テレビなど、使える物だけ残し、あとは、リサイクル店に売りました。 一番高かったのが、ブルーレイ・レコーダーで、6000円くらい。 次が、冷風扇で、1000円。 電動工具の、ブロワー、トリマー、ジグソーは、三点で500円にしかなりませんでした。 そのお金は、母が受け取らないので、車のガソリン代に回りました。
【最後B管TV処分】
我が家で最後の一台になった、ブラウン管テレビを、リサイクル・センターへ運び、処分しました。 29型なので、一人では持ち上げられず、母と二人で、車に積み、母も乗せて、センターへ行き、二人で下ろしました。 本当なら、5メートルくらい運ばなければならないところを、80歳の母が片棒担いでいるのを見た係の人が、不憫に思ったのか、2メートルくらいの所で、「そこでいい」と言ってくれたので、勿怪の幸い、すぐさま、そこで下ろして、引き揚げて来ました。
ところで、ブラウン管テレビや、壊れた洗濯機、冷蔵庫、エアコンが家にある人は、車を持っているなら、自分で、リサイクル・センターに運んでしまった方が、業者に頼むより、ずっと、安く上がります。 ネットで調べれば、詳しく出ていますが、それが面倒なら、とりあえず、捨てる家電のメーカー名と、テレビなら、インチ数を控えて、最寄の郵便局へ行き、「リサイクル券を下さい」といえば、説明してくれます。 センターの場所も教えてくれると思います。 お金を郵便局で支払えば、あとは、書類と捨てる物を車に積み、リサイクル・センターに行って、引き渡すだけです。
【漫画/本処分】
これに関しては、このブログに、記事を書いてあります。 子供の頃から、20代にかけて買った、漫画の単行本と、普通の本を、ごっそり、捨てました。 売りに行くと、買取拒否されそうな、古い本ばかりだったので、嫌な思いをするのを避けようと、街角のリサイクル・ボックスに入れて来ました。
【守山西公園・明治資料館】
4月に、母と車で、伊豆の国市・長岡の狩野川沿いにある、「守山西公園」という、桜の名所へ行きました。 ちょうど、満開で、人出も多かったです。 その帰りに、大回りして、沼津市街地の北の方にある、「明治資料館」にも行きましたが、以前、私が一人で見に来た時よりも、展示が縮小されていて、寂しい気分で帰って来ました。
【沼川・興国寺城址】
これも、4月に、沼津市の国道1号線沿いにある、沼川の桜並木を見に行ったもの。 もう、散り始めでしたが、桜吹雪が舞って、凄い景色になっていました。 車を停める所がないので、走りながら見たのですが、それでも、10分くらい、楽しむ事ができました。
西へ行ったついでに、「興国寺城址」にも寄りました。 私は、バイク・ツーリングの帰りなどに、何度も来ていますが、母は初めてだというので。 花見をしている一団がいて、アコーディオンの演奏をしていましたっけ。
【プレハブ軒下直す】
父が、かつて、機械設計の仕事場にしていた、6畳のプレハブ離屋が、庭にあるのですが、その軒下のベニヤ板が腐って、ベロンチョ状態になっていたのを、全部切り落とし、屋根と外壁の間に出来た隙間を、新しく買ってきたベニヤ板を短冊状に切って、釘で打ちつけ、塞ぎました。 外壁のベニヤも一部腐っていて、そこも、物置にあったベニヤ板で塞ぎました。
物置は、別にあるので、このプレハブは、もう、なくてもいいんですが、解体するとなると、とても、私の手には負えません。 しかし、解体業者に頼んだら、何十万かかるか分からないので、そのままにしてある次第。 固定資産税もかかっているはずですが、おそらく、そちらを30年払い続けるよりも、解体費用の方が高くつくと思います。
潰す気がないのなら、延命した方が得だという判断で、修理したわけです。 ちなみに、プレハブは、軽いので、基礎さえ、しっかりしていれば、よほど、古くなっても、地震で倒壊する恐れは、非常に低いです。
【車ドア窓直す】
この件も、このブログの記事で、詳しく書いています。 私の車、セルボ・モードの、運転席ドアのパワー・ウインドウが、下ろすには下ろせても、上げる時に、途中で止まって、ガッタンガッタン言っていたのを、直したという話。 去年の7月、車を買った時から壊れていて、上の方を3センチくらい開け閉めする以外に、使えませんでした。
去年の夏は、エアコンでしのぎ、秋冬は、窓を開けなかったので、気にならなかったのが、今年の春になったら、「エアコンを使うほどではないが、暑い」と感じるようになって、いよいよ、修理しようと決心したわけです。 当初、組み部品をヤフオクで買って、交換するしかないと思っていたのですが、中を見てみたら、何とか直せそうだったので、やってみたら、出来たという次第。 正常に動いた時は、嬉しかったなあ。 詳しくは、その記事で。
【千貫樋】
「月に一度は、折り畳み自転車を使う」という方針を成就すべく、4月末に、出かけて行ったのが、「千貫樋(せんがんどい)」という、三島市と清水町の境にある、用水史跡でした。 史跡と言っても、現役で水が流れています。 元は、戦国時代に造られたらしいですが、今残っているのは、近代になって造り変えられた、コンクリート製の樋です。 樋と言っても、幅が2メートルくらいあります。
観光地らしい整備はしておらず、住宅街の中にあります。 折自で行って正解で、車を停める所があるにはありますが、辿り着くまでが厄介で、道を知らない場合、車では、諦めてしまいたくなるような所でした。
【母の蔵書】
ディクスン・カーの本を、ほぼ、読破した後、しばらく、精神医学の本を読んでいたのですが、その後、図書館に通う気がなくなってしまい、5月くらいから、母の蔵書の推理小説を読み始めました。 ほとんどが、日本の作家のもの。 西村京太郎さんのが、一番、面白かったです。 他に、山村美紗さん、和久峻三さん、内田康夫さんなど。
【車ACベルト/Aフィルター】
車ですが、5月にオイル交換。 その後、エアコンをかけるようになったら、エンジンから、キュルキュル音がし始め、ネットで調べたら、ベルトの緩みだとの事。 見てみたら、緩い上に、アジャスターがいっぱいまで引かれていて、張り直しようがないので、ベルトの新品を買い、交換しました。 この件も、このブログの記事で、詳しく書いてあります。
ジェネレーター・ベルトの方は、緩んでいただけだったので、張り具合を調整しました。 どちらも、ボルトが回らなくて、えらい、苦労しました。
その後、看過できないくらい汚れていた、エア・フィルターも、ネットで新品を買って、交換。 今年最大のイベントは、これら、車の修理になりますかねえ。
【CATVブースター】
うちは、ケーブル・テレビで、地デジを見ているのですが、居間のテレビで、何局か、まともに映らなくなってしまい、前年に、ケーブル会社が点検に来た時、「ブースターが、もうすぐ、寿命」と言われていたので、それが原因だろうと思って、ネットで買い、交換しました。 全く同じのはなくて、後継機種を買いました。
交換自体は、簡単で、素人でもできます。 電源だけ切っておけば、危険もありません。 交換した当初は、全局、映ったのですが、その後、NHK総合だけ、また、映らなくなってしまい、現在に至ります。 うちでは、地デジは、ほとんど見ないので、母は、NHK総合が、再び映らなくなっている事に、まだ気づいていません。
【父の一周忌】
これは、私が何かをしたわけではなく、参加しただけです。 法事というのは、実に馬鹿馬鹿しい習慣である事を、再認識しました。 こんな事をやれと、あのゴータマ・ブッダが、言うわけないじゃありませんか。
【世帯分離】
私は引退者で、無所得なので、市・県民税はかからないのですが、国民年金と国民健康保険は、納めなければなりません。 年金の方は、人に関わらず金額が決まっているのに対し、健康保険の方は、その人の所得によって違い、更に、世帯主の収入によって、軽減率が変わります。 父が世帯主だった時は、半額になって、3万円くらいでした。 それが、父の死後、母が世帯主になったら、母の方が年金が多い関係で、私は軽減対象から外れ、6万円近く払う事になってしまいました。
調べたら、母の世帯員ではなく、自分で世帯主になれば、軽減率が最高になるとの事。 で、世帯分離の手続きをして、母とは、別世帯になりました。 同じ家に住んでいても、別世帯というのは、アリなわけですな。 これで、来年からは、健康保険料が、2万円くらいになるはず。 もっと早く知っていれば、何万円か得をしたはずですが、地団駄踏んでも、後悔先に立ちません。
ところで、払い過ぎの還付金があったのですが、その通知が、旧世帯主宛に送られてくるものだから、母が自分の還付金だと思って、自分の口座に振り込まれるように、手続きしてしまい、後になって、それが分かって、44000円くらい、返してもらいました。 無視できるような金額ではありませんから。
【車カタログ】
父の一周忌が終わったあと、これといって、やる事がなくなり、「セルボ・モードが売っていた頃の、カタログでも買おうか」と思ったら、ヤフオクの認証制限が突破できずに、買う事ができません。 いろいろ調べたら、出品者の中に、ネット・ショップを持っているカタログ業者がいて、そちらでも買えるというので、飛びつきました。
ところが、カタログ業者だけあって、品揃えが豊富で、他の車のカタログを見ている内に、かつて、我が家にあった車のカタログも欲しくなり、纏めて、9冊も買ってしまいました。 その後、ヤフオクの方で、認証制限をかけていない出品者から、2冊買って、今年買ったカタログは、11冊に。 それでも、まだ、コンプリート出来ず、来年まで、ズレ込みそうです。
買ったカタログは、一遍に見てしまうと、すぐ、お蔵入りにしかねないので、一ヵ月に一冊ずつ、見ています。 父の部屋の衣類箪笥の上に、広げて。 引退後の優雅な趣味なのか、ただ、後ろ向きなノスタルジーに浸っているだけなのか、分かりませんけど。
【郵銀カ】
これは、カタログを、業者から買う際に、ゆうちょ銀行の相手側の口座に代金を振り込んだのですが、それには、キャッシュ・カードが必要だというので、作ったもの。 それまでは、普通預金口座はあったものの、使っていませんでした。 カードがあれば、月に3件まで、無料で振り込みができるのだそうです。
【車額】
こんな熟語はないのであって、これは、自室の壁に掛けてあった、カレンダーや、ジグソー・パズルの額を、二階トイレや階段の額と入れ替え、自室の壁には、車の写真をプリントして、飾ろうと思い立ったところから始まります。 カレンダーを入れていた木製額の透明板が黄ばんでいて、写真を入れると、セピア色になってしまうので、漂白しようとしたのですが、敢えなく、失敗。 透明板だけ買おうとしても、高くて、買えません。
やむなく、ビニール・クロスを買って来て、代用したものの、ビニールが、半分、余ってしまい、今度は、それをどうするかで悩んだ挙句、もう一つ、額の枠を作る事にしました。 お金を使わないように、厚紙とダンボールが材料。 構造については、随分、頭を使いましたが、やれば何とか出来るものなんですなあ。
入れた写真は、木製枠の方が、「初代ファミリア800」、厚紙枠の方が、「2代目ファミリア1000」です。 ネットでダウンロードした写真ですが、額が大きいので、A4コピー用紙に、約4分の1ずつプリントしたものを、4枚接ぎ合わせて、1枚にしました。 どちらの車も、父が昔乗っていたもの。 実は、2代目ファミリアは、1200に乗っていたのですが、1200の写真が手に入らなかったので、1000で代わりにしました。
【歯科】
2013年の12月頃、北海道応援に行っている間に、奥歯の詰め物が取れて、応援が終わって帰って来た2014年1月の後半から、歯科に通い始め、結構、時間がかかったものの、冬の間に治してもらいました。 それ以来、ずっと、歯科には行っていなかったのですが、今年の10月に、同じ所の詰め物が取れてしまい、実に、3年半ぶりに、歯科へ行きました。
働いていた頃は、年に一度は、行っていたのですから、引退が、私の歯に良い影響を及ぼしたのは、疑いありません。 肉体労働でしたから、意識しなくても、歯を食い縛って、働いていたんでしょうねえ。
何回か通うのを覚悟していたのですが、ありがたい事に、取れたものを接着し直して、一回で終わりました。 2870円、とられましたけど、歯が治るのなら、その程度のお金は、どうという事はありません。
【村の駅】
10月末の事。 三島市の国道136号線沿いに、「伊豆・村の駅」という、道の駅の親戚みたいな施設があるのですが、まず、折自で下見に行き、道順を頭に入れた上で、日を改め、母を乗せて、車で出かけました。 詳しい事は、このブログに記事があるので、そちらを見てください。
夏の間、母と車で出かけた所は、スーパーと病院だけだったのですが、秋になって、ようやく、一ヵ所、ドライブに行ったというわけです。 ドライブへ行きたくても、近場は行き尽くしており、適当な目的地がないのです。 母の、外出意欲も萎む一方ですし・・・。 母は、まだ、自力で動いていて、たまには、自転車に乗って、買い物にも行きますが、その頻度は、一年前と比べると、がくんと減っており、衰えが進んでいるのは、明白です。
【V.D。】
1920年代に活躍した、アメリカの推理小説家、S.S.ヴァン・ダインの事。 12月に入ってから、沼津の図書館で、本を借りて来て、≪僧正殺人事件≫と、≪グリーン家殺人事件≫を読み、面白いとは思わなかったものの、暇潰しにはなりそうなので、他の作品も読もうかと 思っているところです。 ところが、沼津の図書館には、他の作品がなくて、三島へ行かねばならんのです。 この寒いのに。 いや、まあ、行きますけどね。
以上、2017年の出来事でした。 書いている内に、長くなってしまいました。 私以外の人間には、ちっとも興味が湧かない内容だったと思いますが、そういうブログだから、御容赦あれ。 それにしても、53年か・・・、よく、この歳まで、生きたと思いますわ。